2013/10/14 - 2013/10/28
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ドイツ・メルヘン街道、ミュンスターラントの水城と、オランダ、ベルギー・ルクセンブルクのアルデンヌ地方の古城を巡る旅
期間 :2013年10月14日(月)〜10月28日(月)15日間の旅:10月15日(火)〜17日(木)
かつて一度立ち寄った事がある古城ホテル ヴァルデック城はヘッセン州カッセルから南西に60km程の距離、フランクフルトからは160kmの距離にあり、この旅で2泊する予定になっている。
ここはドイツでも最古の1906年創業の古城ホテルである。
ヴァルデックの町は自然保護区(Kellerwald-Ederseeケラーの森・エーデル湖)の北部にある。森に囲まれ、Ederseeエーデル湖を目の前にする保養地として、ドイツ国内でも人気も高い。
写真は古城ホテル ヴァルデック城の俯瞰
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
エーデル湖は1908〜14年に川を堰き止めて造られた人造湖であり、湖面から425mに立つ山城のヴァルデック城は巨大で、すごい。
この4星Sの古城ホテルである山城には築城についての伝説が残っている。
写真は1655年、ヴァルデック城 -
≪山上に勇壮な姿を見せるヴァルデック城の築城伝説
Die Sage von der Gruendung der Burg Waldeck≫
何時のことだったやら、もうはっきりしない昔々のことです。
或る時、部下の騎士たちを引き連れて、ある伯爵がエーデル谷にやってきました。
彼らは築城するに最も要害の地を探していたのでした。
丁度、現在のHemfurthヘムフルトの町の上手にある狭い道を騎行してくると、一人のSchaefer羊飼いに出会いました。
彼は正午ごろの太陽を避けて、日陰で一休みしていたところでした。
伯爵達一行は彼に近づき、城を建設するのに相応しい土地は何処にあるか?と尋ねました。
写真は雲上のヴァルデック城 -
羊飼いは自分の足をあげ、その足で向こう側の山上の岩だらけの場所を差した。
そして、“dort oben an der Waldeckeあの森の角にあたる岩の上だよ!”と言ったと云う。
写真はエーデル湖から見上げる山城・ヴァルデック城 -
伯爵達一行は羊飼いの言葉に感謝し、途中、騎行するには厄介な道が続いていたが、言われた場所に向かった。
その場に着いて、そこから辺りを見渡してみると、広々とした視界が開け、羊飼いが最も良い場所を教えてくれたと、納得したのでした。
そして直ちに、その場所に城の建設を開始しました。
この城の名前は羊飼いが言った言葉から、伯爵は"Waldeckヴァルデック"と命名したのでした。
写真は山城・Schlos Waldeckヴァルデック城 -
数年すると、このヴァルデック城はGrafen von Schwalenbergシュヴァレンベルク伯爵家の領地となり、その居城になりました。
そして、ヴァルデック城の名前から、Graf zu Waldeckヴァルデック伯と称し、das Geschlecht der Herren von Waldeckヴァルデック家の一門が確立されて行きました。
写真はBad Arolsenバート・アロルゼン:Residenzschloss宮殿 -
その後、ヴァルデック伯がその居城を現在のBad Arolsenバート・アロルゼンに移した後、1712年に皇帝カール6世により、ヴァルデック伯はFuerst von Waldeck-Pyrmontヴァルデック・ピルモント侯爵に叙任された。
1710~28年にかけてアロルゼンの城をヴェルサイユ風の宮殿に改築・増築した。
Fuerstliches Residenzschloss Arolsenアロルゼン侯爵家の宮殿には侯爵家の子孫、ヴァルデック・ピルモント侯爵の未亡人の子供が、いまだに住んでいます。
(2013.10.08. 訳・編集)
写真は切手・アロルゼン侯爵家の宮殿 -
10月15日(火);218km 、曇り時々シャワー、10〜12.5℃と寒い。
6時起床。朝食は7:30~8:00、朝食後Buedingenビューディンゲンの旧市街を散歩。9:30にビューディンゲンをスタート。
−>L?・(Gedern)B275(木組み建築街道・メルヘン街道)(Herbstein)・L? 74km Eisenbach・Schloss Eisenbachアイゼンバッハ城 −>L?・B254 (Lauterbach)・(Schwalmstadt)A49・B253・450・L? 89km Fritzlarフリッツラー −>L?・B450・253・L? 37km Bad Wildungenバート・ヴィルドゥンゲン −>L?・B485・L? 18km Waldeck・Schloss Waldeckヴァルデック城に到着。
写真は廃墟のような古城 ヴァルデック城・1930年 -
白雪姫の伝説が残るバート・ヴィルドゥンゲンの町から18kmでWaldeckヴァルデックの町に入り、高台の古城ホテル ヴァルデック城の道は直ぐ分った。坂を登り、16時40分に到着した。
まだ、4台ほどの車が駐車していただけだったが、夕食時には駐車場はいっぱいになった。結構値段の高い古城ホテルだが、人気があるようだ。
この地の要害さは格別で、中世の戦いの攻防を前提にすると、ベストな場所にあると思う。ヴァルデック城の築城伝説が今に残されているのも尤もな事と思われる。
写真は古城ホテル ヴァルデック城の俯瞰 -
時代も経ると、日本の城もそうですが、山上から平野部に降りて、宮殿のような豪華な住居を設営するという風になっていきますが、古城好きでしたら、是非、ここの眺望を楽しんで頂きたいものだ。
ここには車で来るのがベストで、日本人観光客には無理があるようですが・・・。
写真はヴァルデック城からエーデル湖を望む -
(2泊)②③ Hotel Schloss Waldeck古城ホテル ヴァルデック城
D-34513 Waldeck 、Schloss Waldeck 1
Tel. : +49 (0)5623 - 589-0、Fax : +49 (0)5623 - 589-289
http://www.schloss-hotel-waldeck.de/
http://www.waldeck-stadt.de/
Komfort DZ mit Seeblick湖の眺望可の520号室(5階)。室料はEuro198x2(朝食込み)=Euro396 +Kurta保養地税x4総計Euro 400(54,462円)
夕食は19時に予約済みでHalbpensionハルプペンジョン方式(朝・夕食付き)を利用した。
15日は3品、Euro30x2=60、16日は4品、Euro40x2=80。これにKurtaxがEuro1x2人x2泊=4を加え、総計Euro540となる。
写真はヴァルデック城からエーデル湖を望む -
古城ホテル自体は以前とは大きく変って、大改装によって、5階の部屋の中はとてもモダンなものになっていた。
かつての古城ホテルのイメージが強かった私共には、少し違和感を覚えたものです。
写真は古城ホテルのモダンな寝室 -
古城ホテル ヴァルデック城は4星S・全42室と、中規模である。その昔、一度立ち寄り、城内博物館見学をした事があるが、宿泊は初めてなのだ。
漸く、念願の古城ホテルに2日間滞在する。唯、思っていた以上に数年前の改装は大々的だったようで、そこかしこがモダンになっていた。
部屋は湖側であったものの、スイートとは違って、その眺望は完璧なものではなかった。室内はCity-Hotelのように立派なものでした。
写真はTVもあります! -
5星ホテルのように立派なロビー、モダンなレストラン、浴衣ガウン・スリッパと実に良く配慮されたものでしたが、古めかしい古城ホテルの興趣を喜ぶ立場からすると、私には少々納得できないものでした。
写真はテラスの砲台・エーデル湖に向いている。 -
ヘッセン州カッセルから南西に60km程の距離、フランクフルトからの距離は160kmと車で来るには適度な距離である。
ヴァルデックの町は自然保護区(Kellerwald-Ederseeケラーの森・エーデル湖)の北部にある。森に囲まれ、エーデル湖を目の前にする保養地として、ドイツ国内でも人気も高いと云う。
エーデル湖は1908〜14年に川を堰き止めて造られた人造湖であり、湖面から425mに立つ山城のヴァルデック城は巨大で、すごい。
山上に勇壮な姿を見せる強固な石造りの古城はドイツでも最古の1906年創業の古城ホテルである。
逆に古城ホテルから眼下に見下ろす景観も素晴しく、広大なエーデル湖、周辺は森、森と緑いっぱいの景観は実に見事で、秋の訪れ、冬の雪景色も想像するに見事なものであろう。
写真は博物館前の土産店で・魔女達と -
中庭を取り囲む古城の外観や中世当時に使用した120mの井戸、魔女の地下牢、城内博物館があり、Alte Turmuhrアルテ・ツルムウーア(古い塔の時計)と言うメインレストランも立派だ。
朝食・喫茶用のCafe & Restaurant Altaneアルターネ、テラスレストランがある。
写真は城内のテラスとレストラン・ホテル棟 -
<ヴァルデック城の歴史>
この山城について歴史資料で初めて言及されたのは1120年であるが、ヴァルデック城は1178年にGrafen von Waldeckヴァルデック伯の居城として築城され、1650年までヴァルデック伯家が所有した。
その後は城主が交代する毎に度々改築・増築を繰り返した。ヴァルデック伯がその居城をBad Arolsenバート・アロルゼンに移した後、城は要塞となって、城塞司令官の居城となる。
更には1734〜1868年の間、女性刑務所に使用された。
1906年、古城ホテルを開業。
2009年に新装なった古城ホテルが再開した。
写真は古城から見る秋の景色 -
10月16日(水);280km 、昨日と同じように曇り時々シャワー、10℃前後の一日。
5時起床。資料整理して、朝食は8:00〜8:20。9:15にWaldeckをスタート。−>L?・B253・450・A49・(Kassel)B3・(Hann. Muenden)−> B80・83 150km Fuerstenbergフュルステンベルク −>L?・B83(Karlshafen-Helmarshausen)−>L?・B83・L? 31km Trendelburgトレンデルブルク −>L? 12km Sababurgザバブルク(Hofgeismar)−>L?・B83・7(Calden)・(Ahntal)−>L?・B251・L?(Wa-Netze)−>L? 87km Waldeck・Schloss Waldeckに17:36に到着。
写真は古城から見る秋の景色 -
朝食後、ホテル周辺を散策し、写真も撮る。家内は蔦が城壁にはって、まっ赤に紅葉した葉っぱを押し花にすると、拾い集めていた。
今日はWeserberglandヴェーザーベルクラントを走る。ヴェーザーベルクラントはドイツの中央部の北にあたり、なだらかな丘陵地帯である。
古くからWeserヴェーザー川に沿って発展した地域で、アルプス以北でルネサンスの建築物が多くみられる地域はここを置いてないと云われる。
この地域で見られる様式をヴェーザー・ルネサンス様式と称している。
写真は古城玄関前に並ぶ車と秋の景色 -
(中略)
≪夕食:古城ホテル ヴァルデック城Alte Turmuhrアルテ・ツルムウーア(古い塔の時計)≫
19:20〜21:30
少し時間をずらして行く。
昨夜よりはお客は少ないものの、まずまずの入りである。
写真は2日目の夕食:最初にシェフのご挨拶 -
今夜の夕食メニューも決まっている。レストランも同じアルテ・ツルムウーア(古い塔の時計)である。
昨夜より1品多い、4品料理を食べた。
飲み物は地ビールのKoenigspils 0.25LX2、Waldecker Gourmet水0.5L。
写真は2日目の夕食:①前菜:鮭のマリネ、タルタルソース -
写真は2日目の夕食:②スープ:カボチャのスープ
・・・この時期は美味しいカボチャのスープが申し合わせたように出る。 -
写真は2日目の夕食:③メイン:
軽く炙ったツナのフィレ料理。グリーンアスパラ(もうシュパーゲルつまり白アスパラの季節ではないので)とジャガイモ添え。 -
写真は2日目の夕食:④デザートと事前に用意されたメニュー
:チョコレート、自家製卵リキュールアイスのセット。
本日は満足した郷土料理だった。
4品メニューの値段はEuro40X2+飲み物19=99(13,310円) -
写真はレストラン・アルテ・ツルムウーア(古い塔の時計)
午後11時半に就寝。 -
明日は森林地帯のSauerlandザワーラントを走る。
写真はBad Pyrmontバート・ピルモント:
Schloss Pyrmontピルモント城の正面・ヴァルデック・ピルモント侯爵家が所有していた古城群の一つ
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