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<2006年5月:“ドイツ ライン・モーゼル周遊の旅”><br /><br />ドイツの最も豊かで繁栄してきた諸都市;エッセン・デュッセルドルフ・ケルン、そして古きローマ時代からの世界遺産の町々を訪ね、ドイツワインで有名なラインガウ・モーゼル・アール等のワイン産地の町々を巡る・・・“ワイン街道”をたどる旅でもある。<br />この旅は中・下ライン川とモーゼル川流域巡りが中心になるが、更にはルール川、アール川、ザール川、ラーン川流域巡り等もあって、“川の旅”とも言えましょう。<br /><br />期間 : 2006年5月5日(金)?5月19日(金)15日間<br />総走行距離1,975km<br /><br />2006.05.08.  【Kleveクレーフェ “Schwanenburg白鳥の砦”】<br />クレーフェはライン川の下流、オランダ国境近くの町。<br /><br /> ≪白鳥の騎士伝説・Die Schwanenrittersage≫<br />千年以上も昔々、Kleveクレーフェの亡き城主の美しい姫Beatrixベアトリックスは父の死後、絶望して、毎日悲しんでいました。<br /><br />ある晴れた日、ラインの川辺を眺めていると、純白の白鳥が黄金の鎖で一隻の船を引いてくるのが見えます。その船には立派な若き騎士が乗っていました。<br />白鳥は川岸に船を着け、騎士が下りて来て、姫にこう言いました。“私は姫の邪悪な敵対者を征伐し、領地を守る為、姫を助けに参りました。” ・・・彼は姫を守って戦います。<br />姫はやがて、騎士を愛し、結婚を希望します。騎士は結婚する際、“今後、私の名前も家柄・由来を尋ねてはいけません。”と姫に約束させました。<br />何年もの幸せな結婚生活が続き、二人は三人の男の子に恵まれます。<br /><br />息子三人が大きくなったある時、母に父が禁じた問いをするようにせがみます。<br />母がつい夫に訊ねてしまうと、騎士はたいへん悲しみながら、“我が名はEliasエリアス、天が使わした者。”と応えると、一瞬にして一匹の白鳥に姿を変え、飛んでいってしまいました。<br />悲しみのあまり、ベアトリックスもまもなく亡くなられたと・・・云われています。<br /><br />(白鳥の砦・博物館の資料から)<br /><br />写真はKleve:Schwanenburg白鳥の砦・伝説のシンボル白鳥の噴水

白鳥の騎士伝説・Die Schwanenrittersage

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2006/05/05 - 2006/05/19

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旅行記グループ ドイツの伝説・民話

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jijidaruma

jijidarumaさん

<2006年5月:“ドイツ ライン・モーゼル周遊の旅”>

ドイツの最も豊かで繁栄してきた諸都市;エッセン・デュッセルドルフ・ケルン、そして古きローマ時代からの世界遺産の町々を訪ね、ドイツワインで有名なラインガウ・モーゼル・アール等のワイン産地の町々を巡る・・・“ワイン街道”をたどる旅でもある。
この旅は中・下ライン川とモーゼル川流域巡りが中心になるが、更にはルール川、アール川、ザール川、ラーン川流域巡り等もあって、“川の旅”とも言えましょう。

期間 : 2006年5月5日(金)?5月19日(金)15日間
総走行距離1,975km

2006.05.08.  【Kleveクレーフェ “Schwanenburg白鳥の砦”】
クレーフェはライン川の下流、オランダ国境近くの町。

 ≪白鳥の騎士伝説・Die Schwanenrittersage≫
千年以上も昔々、Kleveクレーフェの亡き城主の美しい姫Beatrixベアトリックスは父の死後、絶望して、毎日悲しんでいました。

ある晴れた日、ラインの川辺を眺めていると、純白の白鳥が黄金の鎖で一隻の船を引いてくるのが見えます。その船には立派な若き騎士が乗っていました。
白鳥は川岸に船を着け、騎士が下りて来て、姫にこう言いました。“私は姫の邪悪な敵対者を征伐し、領地を守る為、姫を助けに参りました。” ・・・彼は姫を守って戦います。
姫はやがて、騎士を愛し、結婚を希望します。騎士は結婚する際、“今後、私の名前も家柄・由来を尋ねてはいけません。”と姫に約束させました。
何年もの幸せな結婚生活が続き、二人は三人の男の子に恵まれます。

息子三人が大きくなったある時、母に父が禁じた問いをするようにせがみます。
母がつい夫に訊ねてしまうと、騎士はたいへん悲しみながら、“我が名はEliasエリアス、天が使わした者。”と応えると、一瞬にして一匹の白鳥に姿を変え、飛んでいってしまいました。
悲しみのあまり、ベアトリックスもまもなく亡くなられたと・・・云われています。

(白鳥の砦・博物館の資料から)

写真はKleve:Schwanenburg白鳥の砦・伝説のシンボル白鳥の噴水

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • Schloss Hugenpoetフーゲンポエト城の歴史は778年にまで遡る。Hugenpoetフーゲンポエトとは“ヒキガエルの水溜り”という意味で、この古城ホテルは大変珍しい名前がついています。Ruhrルール川に沿った沼地に建てられた水城でした。現在の城館は1650年の頃に建てられたもので、1955年にホテル・レストランに改築されて、昨年はちょうど、50周年の区切りの年を迎え、現在に至る。<br />ルール工業地帯の繁栄を背景に、ドイツを代表するスノビィッシュな高級古城ホテルとなっている。<br /><br />写真は左手にフーゲンポエト城内、右手にKleveクレーフェの白鳥の砦<br />

    Schloss Hugenpoetフーゲンポエト城の歴史は778年にまで遡る。Hugenpoetフーゲンポエトとは“ヒキガエルの水溜り”という意味で、この古城ホテルは大変珍しい名前がついています。Ruhrルール川に沿った沼地に建てられた水城でした。現在の城館は1650年の頃に建てられたもので、1955年にホテル・レストランに改築されて、昨年はちょうど、50周年の区切りの年を迎え、現在に至る。
    ルール工業地帯の繁栄を背景に、ドイツを代表するスノビィッシュな高級古城ホテルとなっている。

    写真は左手にフーゲンポエト城内、右手にKleveクレーフェの白鳥の砦

  • 朝食後、フーゲンポエト城をスタートする。<br />ライン川はボンから下流370kmを“Der Niderrhein下ライン”と呼んでいる。<br />その下ラインの右側を走るA3・E35をオランダ国境へ向かう。80kmを走るとReesの出口に至る。ここからラインに架かる長い橋を渡り、B67-&gt;14km、B57-&gt;16kmで、11:12初めての町、Kleveクレーフェに到着となる。<br /><br />写真はKleveクレーフェ:ライン川の下流、オランダ国境近くの町。<br /><br />

    朝食後、フーゲンポエト城をスタートする。
    ライン川はボンから下流370kmを“Der Niderrhein下ライン”と呼んでいる。
    その下ラインの右側を走るA3・E35をオランダ国境へ向かう。80kmを走るとReesの出口に至る。ここからラインに架かる長い橋を渡り、B67->14km、B57->16kmで、11:12初めての町、Kleveクレーフェに到着となる。

    写真はKleveクレーフェ:ライン川の下流、オランダ国境近くの町。

  • クレーフェは遠くからも良く見える。<br />この町の城塞は、“ワーグナーのLohengrinローエングリンの舞台”と言われ、“Schwanenburgシュバネンブルグ・白鳥の砦”と呼ばれている。<br />

    クレーフェは遠くからも良く見える。
    この町の城塞は、“ワーグナーのLohengrinローエングリンの舞台”と言われ、“Schwanenburgシュバネンブルグ・白鳥の砦”と呼ばれている。

  • 白鳥の砦の下の駐車場に停め、城への坂道を登る。緩やかな右手の道を上がると、城門や建物が出てくる。<br /><br />今はこの地域の裁判所、警察などが、城の建物の大部分を占め、内庭の中心には白鳥の騎士伝説のシンボル“白鳥の噴水”があり、水を吹き上げている。<br /><br />白鳥が嘴を伸ばすような形の塔(Schwanenturm白鳥の塔)がこの城の見所で、現在は歴史・地質博物館(6Euro)になっている。

    白鳥の砦の下の駐車場に停め、城への坂道を登る。緩やかな右手の道を上がると、城門や建物が出てくる。

    今はこの地域の裁判所、警察などが、城の建物の大部分を占め、内庭の中心には白鳥の騎士伝説のシンボル“白鳥の噴水”があり、水を吹き上げている。

    白鳥が嘴を伸ばすような形の塔(Schwanenturm白鳥の塔)がこの城の見所で、現在は歴史・地質博物館(6Euro)になっている。

  • クレーフェの旧市街に至る菩提樹の並木道は見事に美しく、ベルリンのウンター・デン・リンデン通りはここの通りを真似たと云われている。<br />

    クレーフェの旧市街に至る菩提樹の並木道は見事に美しく、ベルリンのウンター・デン・リンデン通りはここの通りを真似たと云われている。

  • Kleveクレーフェ:Gartenanlagen庭園の様子・俯瞰

    Kleveクレーフェ:Gartenanlagen庭園の様子・俯瞰

  • シーザーも立ったと言う、この地には古くからローマ軍団の城塞が置かれ、1439年にはこの塔が建設された。17~20世紀の300年間、ブランデンブルグ・プロイセン家(選帝候・・・Kurfuerst皇帝選出権を得た7人。マインツ、トリアー、ケルンの3大司教、ベーメン王(ボヘミア)、ザクセン伯、ファルツ伯に、ブランデンブルグ伯を加えたもの)の領地でもあった。<br /><br />白鳥の塔の最上階に登ると、塔に吹きあたる風の音が激しく、恐いほどでしたが、オランダ方向や、ライン川が造った平野を一望できました。<br /><br />今のライン川はこの町からは数キロ遠くを流れ、支流のKermisdahlケルミスダール川がこの町を流れ、Spoykanalスポイ運河で数キロ先のAlter Rhein古ラインにつながり、オランダ国境近くで、ライン本流に流れ込んでいる。

    シーザーも立ったと言う、この地には古くからローマ軍団の城塞が置かれ、1439年にはこの塔が建設された。17~20世紀の300年間、ブランデンブルグ・プロイセン家(選帝候・・・Kurfuerst皇帝選出権を得た7人。マインツ、トリアー、ケルンの3大司教、ベーメン王(ボヘミア)、ザクセン伯、ファルツ伯に、ブランデンブルグ伯を加えたもの)の領地でもあった。

    白鳥の塔の最上階に登ると、塔に吹きあたる風の音が激しく、恐いほどでしたが、オランダ方向や、ライン川が造った平野を一望できました。

    今のライン川はこの町からは数キロ遠くを流れ、支流のKermisdahlケルミスダール川がこの町を流れ、Spoykanalスポイ運河で数キロ先のAlter Rhein古ラインにつながり、オランダ国境近くで、ライン本流に流れ込んでいる。

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