TTukomiさんのクチコミ(60ページ)全2,291件

二面三線のJRの豊川駅は、駅舎が高架になった地方都市の中心駅のたたずまいの様な駅であった。
改札口を出ると豊川稲荷の狐がお出迎え。
コンコースを出ると右手に、平屋の名鉄の駅、豊川稲荷駅として駅があったが、田舎の終着駅感が漂う侘しい寂しい駅であった。

飯田線牛久保駅から徒歩5分程の線路沿いの大聖寺にある。

戦国大大名今川義元の現在の墓の状況は、住宅街の路地裏にあり、荒れ果てたところに葬られたとしか思われない場所にひっそりと、今川義元の墓とは思えなかった。
墓の近くには一色城跡があり、一色城主一色刑部の墓も傍にあった。

＊一色城跡は住宅街の駐車場にあったが、見事に土塁跡が残っており、驚いた。

飯田線牛久保駅から徒歩5分程の場所にある長谷寺（ちょうこくじ）の境内に山本勘助の墓がある。　

山本勘助の出生地は諸説あるが、川中島の戦いで討死した勘助が、遠く離れたこの地に墓があることに関して疑問を抱き訪れた。
生前、長谷寺の和尚と親交があった為に、遺髪を納めた五輪塔が山本勘助の墓としてあった。

牛久保城跡へは、改札口から線路を跨いだ場所にある駅前の城跡。
城跡の遺構はなく、牛久保城跡の碑と周辺の地名が、城があったことを思わせるのみである。
城跡の前の坂道を下ると扇状台地上の端に位置することがわかり、防御的な面での立地は確認できた。

二面二線の牛久保駅。山本勘助ゆかりの地という看板に惹きつけられて下車。
駅周辺は戦国時代の歴史めぐりウォーキングコースが設けられ、山本勘助の墓・今川義元の墓や駅前に牛久保城跡等があり、なかなか面白い駅であった。

山岡町は全国シェア8割を占める細寒天の産地。駅前の建物が山岡駅かんてんかん。
山岡駅かんてんかんは、かんてん資料館・寒天カフェレストランと列車の待合室が併設された建物。
かんてん資料館は入館料無料で、資料館の奥にレストランがある。

営業時間は、
夏（4月1日～10月31日）8:30～17:00
冬（11月1日～3月31日）8:30～16:00
と、入口に表示している。

にも関わらず、15:50頃（閉店前ぎりぎりだったが）に行くと、従業員が早く帰りたいのか、厨房を後片付け中で「食事は終わりました」と断られ、「寒天ラーメン」なる物を食べられなかった。

普通は考えられないことだ！

明智鉄道花山温泉駅の目の前、ホームを出ると温泉施設。立派な外観、立地は最高の場所。
入浴料金は、明智鉄道全線フリーきっぷの特典を利用して100円引の450円。
浴室に行くまでは最高の気分。

しかし、浴室に一歩踏み込むと、
更衣室の空調機吹き出し口は埃まみれ。
浴室はカビがかなり目立つ。
2槽ある浴槽も、両浴槽共に4人入浴できるかどうかの狭さ。
加水加温循環消毒された湯は塩素臭く、ゆけむりは塩素臭のキツさ。
塩素温泉かと思う程の温泉だった。

＜参加＞
湧出温泉：17.1度
PH値：9.6
泉質：ラドン放射能泉

伝統的建造物群保存地区の岩村本通りの一角にある。約260年前に染物屋を営んでいた商家の建物で、入館料は無料。
「工芸の館土佐屋」としてオープン。染物に関する博物館のような感があり、染物に関する展示物は当時の染物の工程や歴史を学べた。

伝統的建造物群保存地区の岩村本通りの一角にある。江戸時代中期から末期に栄えた問屋で江戸時代の町屋としての様式をよくとどめた建物で、入館料は無料。
2階建ての建物は、屋根の明かり窓から差し込む、1階を照らす明かりに、建物の古さを感じた。

岩村本通り沿いにある勝川家は、入館料無料。
江戸末期に台頭した商家を見る事ができた。

奥行きが広く、書院、茶室、使用人部屋などがを見ることができ、岩村城の遺構もある。座敷に通じ縁が岩村城の遺構の一部である。
城の一部を楽しめ、中庭の美しさも堪能できた。

伝統的建造物群保存地区の岩村本通り沿いにあり、建物は旧銀行のレトロを開放した岩村の観光案内所。
町並みに溶け込んだ古い洋館なので、人混みが無ければ、見落として通り過ぎてしまいそうな建物だった。
観光情報（パンフレット等）とお土産の販売がある。

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された江戸時代の町並みが残る、岩村城跡の山並みを眺めながら岩村城跡へ続く緩やか坂を登る道なりは、あちらこちらに目が行き、足が止まる、興味が湧く通りだった。
木造建築物の中を歩く静かな城下町の通りは、清々しいさを感じる。

岩村城跡の麓の岩村城跡への登り口にあたる岩村藩藩主邸跡に正門が移設されている。
藩主邸跡は、歴史資料館・太鼓櫓・知新館と駐車場がある。
正面からは、太鼓櫓と併設されて建物があるので、岩村城跡の復興・復元された城の門のように見える。
藩主邸跡の内部からは、駐車場のそばにあるので、歴史的な価値が薄れる。

岩村城跡の登り口にあたる麓に藩主邸跡があり、藩主邸跡に復元された太鼓櫓。
歩いて来た道から見ると、ここが城跡の中心部であるかの如くの建物であった。
藩主邸跡内から眺めると、駐車場の中に建っている櫓は、価値を見出せない観光建築物だった。

岩村駅から見える岩村城跡の山並みは、標高721mという高さを感じない低山。
日本三大山城と呼ばる城跡とは思われない、楽な登りの山城だった。
追手門を過ぎると山頂部とは思えない程の平坦感があり、山城跡を登城・探索する醍醐味は全くなかった。本丸の六段壁の石垣しか、見応えはなかった。

隣接して営業している喫茶天久から入館する。何処にでも見かける喫茶店の扉が入館入口だったので戸惑いを感じた。入館料は有料で300円。
大正の名の通り、館内は大正天皇に関する資料を中心に、大正時代の新聞やポスター、生活関連用具等が展示され、大正時代の雰囲気を感じる事ができる場所だった。

通称は「銀行蔵」と言い、農家から預かったり買いとった繭を保存していた蔵を、大正資料館として開館している。入館料は有料で300円。
館内は元は蔵とは思われず、明治時代から大正時代の教科書や蓄音機が展示されていた。
お土産も併設されていた。

明治8年の開局の郵便局で、明治30年に電信業務を兼ねたこの地方の郵便業務の草分けの建物。
現在館内は電信・電話の資料館として無料開放されていた。
所狭しと多数の電信の機材や電話が展示されていて、歴史の流れを感じることができる資料館だった。

石畳の坂道大正路地の突き当たりの元小学校の洋館建物で、大正村役場の傍ら・裏手には大正ロマン館があり、入口から振り返ると町並を見下ろす高台にある。
入館料は無料。企画展示され、絵画や書物が展示されている。

入口に日本大正村役場の表札、訪問日の日付が大正108年11月9日と看板が掲げられていて、横には赤い郵便ポストがあった。ドラマや映画で見る時代の趣きを感じる面白さがあった。
大正108年には感激。
入館料は無料。