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東鴻臚館（ひがしこうろかん）址

かつての京都の花街・島原に、そっと石碑が立っています。

その石碑によると、時は平安時代、京の都を南北に貫く朱雀大路の左右に、二つの鴻臚館が設けられていたそうで、渤海国（ぼっかいこく）の使節をもてなす場として利用されたそうです。

俳人・与謝蕪村が 後に詠んだ歌も、石碑に記されています。

大きな木造の建物には、独特の格子窓が施されており、とにかく目を引きます。
江戸時代からの花街・島原が開設された当初、１６００年代から維持されている建物は「江戸期の揚屋建築・唯一の遺構」として、昭和２７年に国の重要文化財に指定されています。
現在は、その建物と併せて、中では所蔵美術品などを展示・公開しています

京都水族館の最寄り駅である「ＪＲ梅小路京都西駅」から歩いて数分。かつての花街・島原にある「置屋 兼 お茶屋」は、元禄元年・創業ながら、現在も営業中。
行った日は8月1日で、芸子さん、舞妓さんの「あいさつ回り」の様子を写真に収めようと、ちらほら人がいました。

江戸時代以来、公に認められてきた「花街（かがい）」である「島原」の入口に立つ この大門。
花街の移転騒動が、九州で起きた「島原の乱」に似ていることから、この一帯を「島原」と呼ぶようになったんだとか。
「令和」の時代にも 門は残っていますが、周囲は住宅街に代わっており、当時の面影は、数軒の置屋さん以外、ほとんど残っていません。

厳島神社商店街のガイドブックに載っている有名店は、午後３時くらいになると「店じまい」してしまいますが、この店は喫茶店の要素もあるらしく、夕方も絶賛営業中！
おかげで美味しい「あなご重」をいただけました。
宮島名物は 決して有名店で食べなくても、美味しいのです！

厳島神社から ゆるやかな坂道を上ること約１０分。
大聖院・境内の一番奥に「遍照窟」があります。
天井に吊るされた「無数の灯篭」には圧倒されます！！
その灯篭の下には「四国八十八か所霊場」の砂が埋められている仏像群があり、一体ずつ拝むことで「短時間で八十八か所」を回れるとのことです。
ご利益ありますように・・・。

世界遺産・厳島神社のシンボルでもある「海に立つ大鳥居」
フェリーで向かう途中見つからなかったのも当たり前・・・。
修復工事のため、全体がカバーで覆われており、まったく見えませんでした。
まあ むしろ「この光景を見られたことが幸運」と思います。
また来よう。

広島・宮島の商店街にある「もみじ饅頭」の有名店。
店頭販売に行列が出来ているのが、近年 人気の「揚げもみじ饅頭」
オーソドックスな「あんこ」以外に、「抹茶」や「クリームチーズ」など味も複数あり、食べ比べも楽しめます。
「抹茶」うまし！！

フェリーを降りて５分ほど歩くと、賑わう商店街に到着。
店頭で販売している「もみじ饅頭」「焼きガキ」「穴子めし」などの良いニオイが、そこかしこから漂ってきて、食欲をそそられましたが、厳島神社までの道中は「缶ビール」で我慢し、帰りに堪能しましょう。

広島を代表する観光スポット「厳島神社」へと向かう宮島フェリー。
ＪＲと民間汽船と２社が運航していますが、料金は同じで、船の形もほぼ同じ、乗り場も隣接しているので、出航時間と、その時の気分で乗り分けるのが良いかと。
私はＪＲ西日本の「広島観光プラン」で行ったので、もちろんＪＲ船に乗船。
船窓に島が近づいてくると、ワクワクしますよ。

広島の繁華街・薬研堀にある大衆居酒屋。
この店には「焼きガキ」はなく、殻付きの「蒸しガキ」が看板メニュー。
トロトロのミルクがこぼれそうなカキは絶品でした。
ほかにも「カキフライ」「カキ入りクリームコロッケ」なども堪能。
ビールが進みました。

日本海軍の港「呉」は今、海上自衛隊の港。
このクルーズでは、海自の広報官がマイクで解説しながら、自衛隊の艦艇を間近で見られるとあって毎回大人気。
おススメされた「夕暮れ」に出航するコースに乗船しましたが、夕焼けに映える艦船は美しく、また、各艦に掲げられた海上自衛隊の「旗を降ろす」場面も見られ、大満足でした。
乗るなら「夕暮れ」コースです！！

帝国海軍の象徴である超巨大戦艦「大和」
その建造から沈没までの歴史を学ぶことで、戦争の悲惨さを後世に伝える施設、と解釈しております。
館内に展示されている「大和」の模型は、10分の1スケールながらも迫力満点。
ほかにも「零戦」など、貴重な戦争資料が展示されています。

広島駅から南東へと延びる「JR呉線」
広島から呉までは地図で見るより意外と遠く、各駅停車で約５０分くらいかかったでしょうか。
都会を抜け、のどかな山間を走り、やがて「瀬戸内海が車窓に広がる」風景は、見ごたえありです。

お好み村で食した後、２軒目に立ち寄りました。
通された２階席は照明が薄暗く、食事処としてはイマイチな雰囲気。
しかも、バイトの男性店員が入店したてなのか接客に慣れておらず、なかなか注文を取りにこないわ、融通が利かないわで困ったもんです。年末年始の臨時採用だったかな・・・？

この店には「ケンミンショー」で有名になった広島・ウラ名物「こうね」があったので注文してみましたが、尋常ではないアブラの感じはクセがありすぎ、中年にはキツい味でした。
味付けは美味しいんですけどね。

広島の観光スポットにもなっている「お好み村」に入っている店舗。
エレベーター４階の出入り口の目の前にあり、客の入れ替わりが激しい店でした。
そば、豚肉、ねぎ、玉子が入った「オーソドックス」なやつを食べました。
ビールとともに流し込み、あっという間に完食。満足です。

広島名物といえば「お好み焼き」
でも「どの店で食べたらいいのか分からない・・・」という状況になったので、この有名スポットに行ってきました。
２～４階まで多くの店が入っており、逆に「どの店に入れば・・・」と迷いましたが、その時間もまた楽しく、気さくに話しかけてくれた店主の店でいただきましたが、美味しく満足です。

しょうゆスープを一口含んだ瞬間、こう感じました。
「これは、うまい！！」
広島出身の同僚から紹介され訪問しましたが、昼時の店内は混雑しており人気の高さが伺える状況。
同僚から勧められた「オーソドックスなしょうゆラーメン」を注文しましたが、前述のスープはもちろん、麺も美味しく、とにかく当たりでした。

広島市民の交通の足は、バスと、この「ひろでん」
駅前を起点に「平和公園」や「原爆ドーム」周辺をはじめ、南は「広島港」方面、西は「宮島」まで伸びており、主要観光施設のどこへ行くにも「ひろでん」を活用させてもらいました。
安くて、雰囲気もあり、良い乗り物です。

広島駅からもそんなに遠くない、繁華街・銀山の中にあるホテル。
まだオープンから日も浅く、館内はとてもきれいでした。
部屋もまずまず広いので過ごしやすく、何といっても「天然温泉」があるのは、旅の疲れを癒すのにありがたい限りでした。
夜になるとロビーで無料の「バー」を開設。その後、これまた無料の「夜泣きうどん」もサービスされます。