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殉難の慰霊碑と、白虎隊士を模した像がありました。この像が実にリアルで怖かった。この位置からは件の鶴ヶ城を見ることができます。訪問した日は曇り空で視界が悪く、カメラの望遠レンズで最大ズームにして、やっとお城が確認できました。

気持ちが明るくなる場所ではないですね。

歩道の片側が山の斜面になっていて、少し小高い所に飯沼貞雄の墓はありました。大きな墓石(祈念碑？)で目立っています。解説には戊辰戦役90年祭りの時、1957年に飯沼貞雄の遺髪などをこの地に移したと書かれている。（骨の場所ではないってことですかね）

白虎隊士の墓の整備が終わったのが1890年。飯沼貞雄の没年は1931年。没後46年後にようやく仲間と同じ場所に眠ることができたということだ。

きっといろんな人がここを訪れ、いろんな妄想を繰り広げて去っていくんだろうなあ

松平家の墓の近くの旅館に泊まっていて、朝早く出発しましたが、入るところを間違えて山の中をさまようことになりました。1時間ほどさまよって、ようやく松平家の墓に到着。曇り空で、霧も出ていて、ちょっと怖かったです。

松平容保之墓もお参りしてきましたが、意外と墓石は新しい感じで、時代を感じませんでした。山の中なので、線香は置いてはいけないそうです。

白虎隊士19人の墓の敷地内に弔歌の碑があります。藩主が藩士を労わっている図を示しているように感じますね。弔歌が刻まれている碑が変わった形をしています。わざとこの形にしたのか興味がわきました。

土地柄、湿気が多いからでしょうか、碑のところどころが斑点状になっていて、時代の流れを感じさせてくれます。

お詣りした時、まだ新しい線香が煙を上げていたのが印象的でした。真新しいお花も供えられていて、地元の人が手入れをしているのか、観光客が備えているのか不思議です。

今のお墓の形になるまでに二度ほど墓域が拡張されているようで、1人1人の墓石は小さいですが、綺麗に整備されていて、人情が感じられました。

飯盛山入口から階段をずっと登ってきて墓前広場まで来ました。階段から登ってきたら、すぐ左手側に烈婦の碑があります。戊辰戦争で命を落とした婦女子230名の霊を弔うための大きな石碑でした。そばには淡々とした解説版があります。

墓前広場には烈婦の碑以外にも19志士の墓などがあって、そちらはお花や線香などでお詣りされていましたが、烈婦の碑は何もなくて寂しい感じだった。

さざえ堂の隣にあったので、覗いてみました。お堂の中は白虎隊士と思われる19人(？)を模した人形が祀られています。人形が古風すぎてちょっと怖い。

お堂のわきにはかなり古びたおみくじの機械があって時代を感じた。木でできたおみくじの機械を初めてみた。レアだと思います。

飯盛山を階段で上ってくると、戸ノ口堰洞穴にたどり着きます。江戸時代に完成した用水堰で、戸ノ口から会津盆地へ水を引くためのものらしい。

ここも白虎隊士ゆかりの地で、この洞窟の部分に隊士20名が潜ったとある。昔はわからないけど、今見た時はそんなに綺麗な水に見えないし、洞窟の穴の部分はすごく小さい。どんなふうに20人も入るのか想像がつきなくなる。

小さな神社で見かけは古そうです。広島の厳島神社と同じく、宗像三女神の一人、一杵島姫を主人しています。御由緒には、明治初期にこの神社を厳島神社と改めたって書いてあるけど、それ以前のことはあんまり詳しく書かれてない。

本当なら見逃してしまいそうな神社だけど、拝殿に置かれているしゃもじのお札が気になって近づいてしまった。

近藤勇が使ったいた鉢巻とか、松平容保の姉の着物など、かなり貴重な展示がされていますが、保存状態が大分悪い。ショーケースの中に手当たりしだい並べてみましたという感じで、空調管理とかも全然してなかった。これじゃ、貴重な展示品が劣化していくだけになってしまう。改装構想があるという張り紙があったので、今後の展開に期待したい。

館内寒いです。暖房なしです。

お堂の中は坂道になっていて、中央の柱をぐるぐる回る感じで頂上まで行きます。頂上に何があるというわけではなく、今度は坂道をぐるぐる回って降りていきます。道は狭いですが、一方通行なので、危険じゃありません。さざえ堂の看板に「世界唯一さざえ堂」と書かれていました。面白いなと思い、世界史の教員をされてる方ににさざえ堂の話をしたら、中国にも似たようなのがあると言われてしまいました。

そんなに高い山ではありませんが、エスカレーターがありました。自分は階段で白虎隊士自刃の地まで歩きましたが、並みの体力がある方なら余裕だと思います。飯盛山の見どころは、やはり、白虎隊士自刃の地。そこから鶴ヶ丘城を見ることができます。

幕末に関係ないところだと、さざえ堂が必見です。

幕末好きには外せない場所です。戊申の役の際、松平容保がこの場所に陣を敷き、白虎隊士はここで出陣の命を受けました。本陣内は見学することができ、弾痕の痕や刀傷など、当時の激戦の様子が伺えます。大人300円と破格なので、見学するのがおすすめです。

福島の観光をして、咲花温泉に宿泊しました。宿泊したのは碧水荘という旅館で貸切風呂まで堪能しました。エメラルドグリーンのお湯は金属カチオンという物質が関係しているそう。ちょっとトロリとした湯触りも美肌効果がありそうで好感度大でした。温泉街ですが、観光地化はされてない感じでした。

ランチタイムに訪問。田舎の中華屋さんといった雰囲気で、常連客っぽいお客さんがチラホラいました。今回は牛乳ラーメンを注文。でてきたラーメンは確かにミルキーカラー。食べてみると、コーンスープ味のラーメンでした。好きな味で、するする食べました。

3000円くらいの鳥コースを注文しました。お通し、鳥のたたきに、鳥鍋、ミニ親子丼と鳥尽くし。味は濃いめだけど、どれも美味しかったです。訪問した日は1月連休最後の夜でしたが、店内は自分たち1組だけ。店員さんに感謝されてしまった。

帰り際に大門前に行って写真を撮りました。暗くなってきていたので、すでに大門の細部は見ることができませんでした。霧に囲まれた大門は雰囲気があって、幻想的でした。本来なら大門の位置から、海や淡路島などが眺望できるらしい。まったくわからなかった。今度は晴れている日中に見に来たいです。

弘法大師の御廟があります。ネットで探すと地下がどんなふうになっているのかが書かれていたりします。本当のところは地下を見てみないとわからないので、弘法大師の御廟の謎は一生解明されることはないですね。

そんなことより、弘法大師の御廟に行くまでの大杉や様々な墓石や慰霊塔などが興味深いです。お墓の集合地みたいな場所なので、独特な雰囲気があります。

言われなかったらきっとわからなかったけど、国宝の不動堂です。鎌倉時代後期の建造物なんだそうです。

普段は拝観することができませんが、特別拝観などが行われているようです。ネットで調べると、特別拝観の様子が写真で出てくるのでお勧めです。訪問した時は、外側から眺めただけでした。

孔雀堂に着くころには高野山を歩きまわってクタクタでした。寒いし。この孔雀堂にもともと納められていた孔雀明王は霊宝館にて見ることができます。自分の場合は、ここに来る前に本尊を霊宝館で見てしまっていた。

本尊がない状態なので、孔雀堂と言われてもピンとこないけど、建物自体は古く、歴史を感じます。