城megrist KAZさんのクチコミ(15ページ)全1,151件

鳥羽ー賢島の往復に、ここの普通列車に乗りました。　２両編成でトコトコ走ります。
ほとんどの駅で、先頭のドアから運転士に定期など見せて降りるワンマンカーです。
のんびりした車窓を楽しみますが、海が見えるのはわずかな区間でした。こういった超ローカル線に乗る機会はめったにないので楽しめましたよ。

人が多く、座るスペースはいっぱいです。　最初手前の列に並んでいましたが、こちらはお土産の購入専用の列でした。　奥の列に並び直し、先払いで番号札を頂き、座席が空くのを待ちます。空いた！と思って座ろうとすると先に座られて苦笑い。遠慮していると座れませんね。何とか座席を確保して、美味しい赤福２個とお茶を頂きました。美味しかった！

神楽殿で御祈祷を受けました。個人では５千円以上、７千円以上、１万円以上だったか？３種に分かれていましたが、祈祷の内容は一緒です。賜るものがわずかに違うのみのようです。
何をお願いするかは選べません。申込書には最初から祈祷内容が記載されています。ほかの神社と違うところですね。神楽殿内は参拝者でぎっしりです。深々と頭を下げるスペースはありませんでした。

正宮側から木橋を渡って参拝します。荘厳な雰囲気を感じつつお参りできますので、こちらの参拝もお忘れなきようお勧めします。正宮側と違って嘘のように人が少なかったです。風の神様との説明ですが、「日」に字も入ってますので天候を操る神様だったのではないでしょうか。

伊勢神宮では感謝と国家・皇室の安寧のみを祈念するところと聞いていました。こちらでは個人的なお願いも良いそうです。同じ神様をお祀りしているのに、どうしてなのかは勉強不足で分かりません。ということで個人的なお願いをするはずでしたが、個人的なお願いも日本の安全、安寧があってこそなので、どうしてもそちらがお願いの主体になってしまいました。

奈良時代前から、この地に20年ごとに建て替え続け1300年以上経っている事実を考えると、本当に奇跡としか思えません。ほかの国ではありえないでしょう。戦争や災害のどさくさに宝物が奪われたり、焼かれたりするに違いありません。飢饉の続く時代でも日本人は何とか資金を集めて遷宮を続けたわけですから、日本の先人達の努力・精神力にひたすら感謝するしかありません。それとともに今後もこの伝統・日本人の精神性が続くよう強く祈ります。微力ながら協力を続けさせていただきたいと思いました。

内宮の神域と下界とを隔てる美しい川です。倭姫宮はよくぞここを選んでくださいました。清らかな流れで身も心も清められます。
しかし、「お金を川に入れないで」と掲示されているのに、川底はコインでいっぱいです。日本語が読めない外国の方々仕業でしょうか？　だとすると、パンフレットにしっかり注意書きをしておく必要がありますね。掲示にも英語・中国語・韓国語は必要かな？

この橋も２０年ごとに架け替えられて１３００年以上経つわけですね。２０年ごとですから前回造った職人たちが生きていて、次の遷宮に当たる職人たちに技術を伝え続けてこれたのでしょう。飛鳥時代の構造・技法がそのまま現代に伝わっていると考えられますから、これは本当に貴重だと思います。　これを発案した天皇の偉大さを感じます。どれだけ日本の文化に貢献したことでしょうか。日本人の勤勉さ、器用さ、技術力の高さは、ここから来ているかもしれませんね。

伊勢神宮は、日本人の精神性の本質を現していると思います。奈良時代以前から１３００年以上２０年ごとにすべての社殿・宝物などが新しく造り代えられていることの意味を考えさせられます。戦いに明け暮れていた時代も、飢饉が続いた時期も、絶えることなく続いてきています。　莫大な資金が必要なはずです。苦しい時代もその当時の日本人が何とか調達してきたのでしょう。
自然を征服するのではなく、自然と調和し、再生し、感謝し、文化を次世代に伝承し続けてきた日本人の精神性の象徴が伊勢神宮だと思うと、正宮前に立でば本当に感謝の気持ちしか湧いてきませんでした。

森林に囲まれた参道を進んでいるうちに、心身ともに清められるような気がしますので、西側からの参拝をお勧めします。　南側からの参道は短いので足の悪い方はそちらをお勧めしますが。社は４つ、仲良く横一列に並んでいます。内宮の天照大神の両親神と弟神なので、神宮参拝の際は外せません。

左右を森林に囲まれた谷を進む参道がとても良いです。厳かで、なんだか気に満ちているような雰囲気です。社の近く、東側からも参れるのですが、こちらから参拝されることをお勧めします。もっとも最後に石段がありますので足の悪い方は東側からにされてください。
８時過ぎでしたが１月の連休だというのに、他に人影はほとんどありませんでした。御朱印は宿営屋でいただけます。

ビックリするほどの立派な駅舎です。今の時代、これだけ重厚な駅舎を造ることはないでしょう、コスト優先でしょうから。ここから賢島へ向かいましたが、特急でも普通でも時間があまり変わりません。その為か、ホームの駅員さんも「次の普通がいいですよ。」でした。
内宮行のバスはここが始発です。早朝は本数が少ないので調べてからお出かけください。

のぞみ１３号が名古屋着９：３１、快速みえ３号の名古屋発９：３７で乗り換え時間は６分。のんびりしていると乗り遅れるかも知れません。のぞみの下車時は早めに並んで最初に下りて階段へ急ぎました。階段を降りるとすぐに在来線への乗り換え改札口が見えますので迷いはしません。快速みえ号のホームは新幹線ホームに一番近いホームなので乗り換え時間６分でも間に合いましたが余裕はありません。ご注意ください。
指定席の端は、なんと椅子の方向が変えられないボックス構造です。これにはびっくり！

建物の構造、部屋の構造・内装は素敵です。窓から望む英虞湾の風景も良いです。ルームサービスで利用した朝食は見た目素敵でしたが、甘いものばかりでちょっとうんざりしました。一番楽しみにしていた夕食（洋のコース）は、がっかりでした。宿泊のみでの利用をお勧めします。
　オーシャンウイング　ツイン25,000円×２名　50,000円

建物はちょっと古めですが、清掃は行き届いており、接客も良好です。
夕食の和食コースは、極めて質が高いです。伊勢海老のお造りをのぞくと見た目の派手さはありませんが、素材、出汁の良さが際立っています。大変美味しく頂きました。
スンタンダードツイン　朝夕食付　17496円×２名　34,992円
　外宮へは徒歩１５分　宇治山田駅徒歩５分　近鉄宇治駅徒歩３分　
　ホテルオリジナルの散歩マップあり、便利です。

外宮正宮では、私的お願いはできません。私的お願いはこちら多賀宮でならＯＫだそうです。私は、どこの神社に参っても、殆ど感謝の意を表してくるのみなのですが、今回は息子が無事試験に合格できますようにとお願いするつもりで行ったのですが、「ありがとうございます。」で帰ってきてしまったような気がします。次回はゆっくり1日がかりで外宮を回りたいと思います。

　正宮では自分のお願いはできません。感謝と、国家や皇室の安寧をお願いするのみです。では自分のお願いは？というと別宮の多賀宮なら可能だとのことですよ。同じ神様をお祀りしてあるのにちょっと不思議です。
　正宮から多賀宮に向かう途中にこの土宮と風宮があります。外宮の別宮の一つですので、素通りは出来ませんね。　外宮がここに出来る前から、この地の鎮守様だったそうです。

せっかく伊勢神宮に詣でるなら、１２５社全て回りたいところですが、そうもいきません。しかし、内宮、外宮と１４の別宮は全て回らないと心残りとなるでしょう。そう考えてせっせと別宮も巡りました。どこも同じような質素な造りをしています。自宅にある神棚もほぼ同じ形態なので、なんだか嬉しく感じました。
外宮の社の鰹木の数は奇数だそうで、外宮正宮は９本、ここには５本ありますね。

　お伊勢参りはここからとの話は聞いていたのですが、当日の朝に千葉を出発して、午前中に外宮を参拝したかったので、ここの参拝は予定していませんでした。しかし、正月の３連休だというのに外宮はスムーズに参拝できて時間が余ったため、急遽こちらも参拝することになりました。
　伊勢市駅からＪＲ参宮線で鳥羽駅に移動し、ここから路線バスに乗り夫婦岩東で下車しましたが、途中の二見浦駅で下車して歩いた方が圧倒的に早かったはずです。外宮とその周辺で既にだいぶ歩いていたのでそちらを選びました。
　神社自体は鉄筋構造で趣は今一つでしたが、絵馬に夫婦いつまでも仲良く元気でとの願いを書き納めてきましたので、良い思い出になりました。

二見興玉神社の境内にある社です。二見興玉神社参拝に向かう参道の左側にこの神社があります。この存在は知りませんでしたが、神社があれば素通りできませんのでこの地にお招きいただいた感謝を申し上げました。後ほど調べましたら海の守護をされる綿津見大神をお祀りした社だそうです。ここで朝日の夫婦岩をデザインした素敵な御朱印帳袋を購入しました。