しそまきりんごさんのクチコミ(34ページ)全849件

中島公園の敷地内にあるお社です。護国神社などがある南側のエリアにあり、公園の東側の通りからお参りします。地下鉄南北線幌平橋駅の出口からすぐのところです。
授与所ではお札やお守を販売していました。ツインスター守という古くて今では少し珍しいお守りもありました。誕生月守というきれいな花をあしらったお守りや、大きな鈴の縁起物など、周辺ではあまり見かけない縁起物がありました。

個人宅です。おじゃましてはいけません。
建物は、1930年築で札幌景観資産に指定されています。
札幌のステイタス、円山の住宅街にありますが、近くを通ると、その円形に張り出した建物は明らかに周囲の建物とは異なり、ひときわ目を引きます。
いかにもお金持ちが住んでいるような…。
はーっとため息がもれそうですが、このような建物を見ると住宅地巡りの楽しさが分かるような気もします。
しかもこれがもうすぐ築90年を迎える建物とは思えないモダンな造りです。
景観資産ですが、特にそれを示す看板などは立っていません。
場所も住宅街の一角で分かりにくい場所です。
西20丁目の通りからコンビニのサンクスの横の道を円山の方へ進んだところにあります。

星置の市街地から割合すぐのところにある滝です。ただ、市街地と手稲山の森が接する境界付近のため、木々が生い茂り、深く切れ込んだ谷に流れ落ちる深山幽谷の雰囲気のある滝です。星置川の小川を遡ると、岩のカーテンの隙間からやがて2段に分かれた見事な滝が現れます。水がしっかり岩から離れ、滝壺を形成している滝らしい滝です。
滝を見るには、バスも通る手稲西小・中学校の前の道路から沢へ下る細道を星置川まで下り、再び岩の壁を登ったところから眺めます。道路から150ｍとのことです。もう少し近くから見てみたい気もしますが、本当に岩が切れ込んだ崖になっていて、それ以上進むのは大変危険です。川を遡上するにも、切れ込んだ崖がそのまま深い淵になっていて、肩ぐらいまである長いつなぎでも着ないと、濡れずにたどり着くのは不可能です。
とは言え、滝は落差も適当で、水量も小川程度。修行僧が打たれていたらさまになりそうな雰囲気です。実際、すぐ下流に宗教施設があり、修行も行われているようです。
冬は深々と雪が積もっていますが、長靴があれば見晴らし台まで行けないこともありません。ただし、滑落には要注意です。
アクセスは札幌駅から手稲鉱山行きのバスが、地下鉄宮の沢駅や手稲駅南口を経由して1時間に1～2本ほど出ています。終点の手稲鉱山の1つ手前の「星置の滝」バス停から200ｍほど。高速を越えたところで、「星置の滝↓150ｍ」の看板があるので、細道を沢へと下っていったところです。

札幌オリンピックのアイススケート会場となった広大な真駒内公園は米軍のゴルフ場、自衛隊駐屯地は米軍基地、公営住宅が並ぶ一帯は米軍家族住宅、そしてオリンピックの選手村となったところです。そしてそのいずれもが、昔はエドウィン・ダンが礎を築いた試験牧場でした。記念館に展示してある写真を見てみてください。ここが真駒内とは思えない広大な草原が広がっています。今からはとても想像できない一面の草原の真駒内を見ることができます。
地下鉄南北線、真駒内駅からも比較的近い入場無料の施設です。札幌南郵便局のすぐ隣です。学芸員さんが常駐しているので、ぜひお話しを伺ってみるとよいです。特に冬場はお客さんがほとんどいないので、丁寧に説明してくれます。冬期は金・土・日のみの開館です。館内はちょっと寒いですが、ダン一家の写真など、より詳しい資料がある部屋は暖房が効いていて暖かいです。
記念館には、エドウィン・ダンの生涯を紹介する事物が展示してあります。東洋の異世界、日本に来て、天覧農作業を行い、燕尾服、シルクハットなどの正装に、「こんな格好で農作業をしたのは世界で自分だけだろう」と語ったエピソードの紹介や、夫人や家族の写真などの展示がありました。見学後、昔の真駒内、ダンに出会ってきたような気分になりました。
外にはイチイの木の途中から桜が生えた珍しい木があります。記念館の裏手のエドウィン・ダン記念公園ももっと歩きやすくなっているので、桜の開花のころ訪れてみてもよいと思います。

氷の造形、アイスホテルのイメージを膨らませすぎました。期待していくと、その分の落差が大きいです。ゴルフクラブの前庭に大きな半ビニールハウスのような氷のドームが4連並んでいます。規模も思ったほどでなく、また、レクサンド記念公園のように、石狩平野や遠くに札幌の街並みが見える視界の開けた場所でもありません。アイスホテルというよりは、むしろスノーモービルや雪上マウンテンバイク、スノーチューブなどが楽しめる思います。普段、できない憧れのウィンタースポーツを手軽にチャレンジできるのが良いです。そのため、訪れるのは昼間です。なお、日が暮れるとライトアップがきれいです。可能なら夕焼けがきれいな晴れた日に訪れると良いです。
車で訪れるならともかく、公共交通機関は不便な場所です。クロスホテル札幌と合わせた宿泊プランを利用してもよいかもしれません。宿泊者以外でも、予約の上、クロスホテルからの有料（往復￥3,500円）の送迎バスが利用できます。また、JR学園都市線石狩太美駅とは1日に数本の無料巡回バスが出ているようです。それ以外に、当別町の当別ふれあいバス（あいの里金沢線・一律￥200円）を利用した場合は、最寄りの「レクサンド記念公園」バス停からは1.5ｋｍほど離れています。街灯のほとんどない真っ暗な道です。

船山馨氏は、札幌出身の小説家だそうです。生誕地を示す看板がビルの脇の道路沿いに建っています。
場所は、西8丁目のところで大通公園の南側の通りを渡った先です。
しかし、オフィスビルの横にあり、小さな看板なので、ビルの何かの掲示板として見過ごしがちです。
札幌の中心部には札幌ゆかりの小説家のモニュメントが幾つかあります。同じ大通公園には、「生まれ出づる悩み」の有島武郎、創成川を越えた南1条東4丁目には随筆家、森田たまの説明板、そして函館本線ガード近くの偕楽園緑地には石川啄木の歌碑があります。

ここが空港のままだったら、大変便利です。札幌駅からは地下鉄の駅で3つ目。2ｋｍちょっとの距離です。新千歳空港と比べたら格段に便利。北海道内の路線の多い丘珠空港に比べても半分の距離です。なので、存在に気づくと残念な気持ちになります。ただ、今では古い門石に小さなモニュメントや説明板が立っているのみで、交通量の多い宮の森北24条通りに面していても、門石だけでその存在に気づく人はいないと思います。広かったはずの飛行場の敷地には家などが建て込んでいて、門石は近くの民家の一部のように景色に溶け込んでいます。
しかし、無くなるのもやむを得ないようなお粗末な飛行場だったようです。太平洋戦争中の物資不足で滑走路は木の板張りだったというのを聞いたことがあります。そして最後は米軍によって全て焼かれてしまったそうです。空襲ではなく、戦後の進駐軍によってだそうです。
お粗末でもよいからここが空港だったらと、ここを訪れたなら感慨にふけるでしょう。

北海道大学構内のポプラ並木の近くにあります。ポプラ並木から南へ細い路地を行った建物裏です。
ポプラ並木観光からの帰りなど、たまたま寄り道した際に近くを通ると思うのですが、建物に近接していて、一見すると建物のオブジェのようで、気づきにくいです。
解説板が立っていて、小麦の研究についてその功績の説明が書かれていましたが、学術に疎く、文章が簡潔なこどもあり、どれほど価値があるのか、いまいちピンと来ませんでした。日本は外国産小麦に押されていますが、最近ではハルユタカなど国産の新品種もがんばっています。碑は建物裏の目立たない場所にありますが、ぜひその威力を発揮して脚光を浴びることを祈ります（構内にあるクラーク像ほどは無理かもしれませんが）。
付近は、ビニールハウスや農園、畑などの農地があり、札幌の中心部に近い場所とは思えない環境です。

東京などの澄んだ空気の中で煌めくイルミもきれいですが、雪の中のイルミは札幌ならでは。一面の白銀に包まれた都市で、周囲の白い雪を明るく照らす雪明りのイルミネーションを眺めるのも味があって楽しいです。
最近は札幌も雪が積もるのが遅い年もあるので、ホワイトイルミを見るなら12月半ばころがよいです。ただ、気持ちもはやるところですが、12月からは同場所でミュンヘンクリスマス市も立つので、それまで待って賑やかな雰囲気でイルミを楽しむとよいです。
クリスマス市では、ウィンナープレートや温かいグリューワインなどの料理を食べ歩き、おサルなどのかわいいマトリョーシカの屋台もあります。ときどき出没するサンタさんとの記念撮影や抽選会などのイベントも楽しめます。
長い時間楽しんで体が冷えてしまったら、あちこちに地下街に下りていく通路があります。中はとても温かいです。2015年には地下鉄南北線大通駅のところに地下空間広場ができ、数は少ないですが無料で休める椅子も設置されました。椅子は近くの商業ビル、大通ビッセの地下にも少しあります。また、ビッセの1階にはビッセスイーツという、きのとや、あまとう、町村農場などが入ったスイーツのフードコートがあるので、甘いスイーツを食べながら休憩もできます。三越のデパチカにもカフェがあります。

大通ビアガーデン、オータムフェストなどの際、ここSTV前でもよくイベントが開かれます。オータムフェストの期間中に訪れた時には、風土＆FOODフェスティバルというのが開かれ、大通の会場に引けをとらない、道内各所の美味しい産品を使った料理が販売されていました。十勝の豚丼、松前の本マグロ、それに北海道アイス食べ比べコーナーというなかなか魅力的な屋台が並んでいました。テーブル席が用意され、その場で食べていくことができます。

広大な北海道大学構内の奥の方にあります。構内は他の大学では考えられないような、公園のような広々とした空間があります。なんと建物と建物の間に広場があります。密接はしていません。そして奥の方には森もあります。ちょっと分かりにくい場所ですが、有名なポプラ並木や、イチョウ並木よりも更に奥です。
大学には一般の車は入れないようですが、ジョギングや散歩している人もおり、研究機関の建物の中でなければ観光客も入れるようです。正門から入って300ｍほど進むとクラーク博士の胸像があり、大学を南北に貫くメインストリートに出ます。そこから北上し、800ｍほど行きます。博物館やイチョウ並木よりも更に先です。左側に北図書館という看板があるので、左折し、建物と建物の間の道を入っていくと、やがて森になります。
碑はそんな森の中の道沿いにあります。観光客はあまり来ない場所ですが、散歩には良い場所です。札幌の街中なのに、うっそうとした森があるのです。街中に同じくこの大学の植物園がありますが、そこほど整備されてはいません。ただ森の中をつっきる道路は舗装されています。
訪れた時は、雪が降り積もる白銀の世界。碑は道沿いなのですが、樹林に隠れるようにひっそりと立っていました。緑の時期も良さそうですが、白い雪に覆われた木々の中を行くのも雪国でない人間には新鮮です。おつな散歩を楽しむ旅人を、静かに雪片舞う樹林から碑が眺めていました。

毎年8月上～中旬に開催されるすすきの祭りのおいらん道中の出発点になります。2014年は祭り初日の8月6日20時から行われました。豊川稲荷を出発して地下鉄南北線すすきの駅があるススキノラフィラまでの300ｍを、露払いやかむろを従えて独特の外八文字で練り歩きます。
豊川稲荷付近は、出発点のため特に人垣ができて大変でしたが、関係者の記念撮影などをした後、さっそうと通りへと出ていきました。境内ではまだ外八文字では歩いていませんでしたが、お寺の建物を背景に雰囲気がとても似合っていました。
なお、2014年はその後、降り出した急な大雨のため、外八文字は中止、普通のパレードになってしまいました。

裏をJR学園都市線が通る篠路駅近くの街中の神社です。札幌開拓期からの古くからの神社ですが、今では変哲のない札幌近郊の街中の神社です。老成した幹が痛々しい、神社創建当時から残るシダレヤナギの老木があります。
冬は参道など、よく除雪されていますが、何もありません。たまに参拝の方も訪れていますが、訪れた時には特に縁起物などの販売はされていませんでした。
訪れるなら9月8日前後の例祭の日が良いです。神輿渡御のほか、明治から続く篠路獅子舞が奉納されます。

札幌駅前から大通公園まで、600ｍほどの通り沿いには、金融機関や居酒屋、商業施設が並んでいます。通りの下には、地下鉄南北線や地下歩行空間「チカホ」があり、同区間は、地下鉄では￥200円かかります。チカホの場合は、雨、風、雪を避けられ、信号もなくスムーズに歩けますが、元々、地下通路として建設の許可をもらっているらしく、最寄りの店は限られます。
地上の駅前通りも冬でもロードヒーティングがしてあり、歩きやすいです。札幌駅から行くと、通り左側200ｍほどのところに雪印パーラーがあります。ウィンドウには様々なパフェが飾られています。大の男でも1人では食べるのが大変な特大パフェもあり、若い女性に限らず、老若男女、様々な人が訪れています。通りを大通まで行くと、大型商業ビルの大通ビッセがあり、きのとや、あまとうなどの入るスイーツのフードコートがあります。
また、400ｍ行った北一条通りのところには、本屋の丸善があります。
銀行は、札幌駅から地上を行くと、まず左側、駅前に北海道銀行、100ｍほどのところにみずほ銀行、200ｍほどに札幌北三条郵便局があります。
通り右側、駅前には北洋銀行、100ｍほどのところにあおぞら銀行、300ｍほどのところにシティーバンク、400ｍほどのところに三井住友銀行とりそな銀行があります。
東京三菱UFJ銀行は1丁東の大通西3丁目にありますが、駅前通りから北2条通りを右側に曲がったグランドホテルの向いにATMのみの支店があります。
りそな銀行ではトラベレックスが入っていて外貨両替ができます。ほか、札幌駅正面の北5条通りを右側に200ｍほど行ったアスティ45の1階にもトラベレックスがあります。大通まで行けば北海道銀行の外貨プラザで基本通貨が割安レートで両替できます。しかし、成田空港のNAAの両替所が一番レートが安く、手続きも簡単な気がします。

札幌雪まつりの期間に合わせて定山渓温泉で行われるイベントです。会場は定山渓神社。2015年は2月2日～8日の18時～21時に行われました。
20時からはアトラクション、21時からは冬花火（グランドホテル瑞苑前）も行われ、訪れるなら定山渓温泉で宿泊した方がよいです。
会場は、薄暗い定山渓神社の境内にアイスキャンドルが灯され、神秘的なBGMが流れるなど、とても情緒がありました。小樽の雪あかりの道に比べて規模は小さいですが、人混みはマシです。
ハート型のアイスキャンドルに囲まれての記念撮影や定山渓温泉のゆるキャラ、かっぽんとのツーショット（小樽の運がっぱと間違えないように！）も楽しめます。
20時からは、それまでの静かな雰囲気が一転、「焔楽舞（カグラマイ）」というとても迫力のある和のファイヤーアトラクションが行われました。静と動の二つの雰囲気が楽しめるイベントです。
会場は、章月グランドホテルからは近いですが、一方、グランドホテル瑞苑や第一ホテル（翠山亭）からは離れています。各ホテルの近くを巡回する無料バスが約20分おきに出ているので、利用すると良いと思います。「雪灯路会場」と表示されたじょうてつの臨時バスが巡回します。
21時からはグランドホテル瑞苑の前で冬花火が行われました。下の階では少し見えにくいですが、それでも温かい部屋の中から見る花火は良かったです（可能なら最上階の6階が良く、建物の真ん中あたりが正面に見えます）。少し設備の古いところもあるホテルですが、冬灯路ではグランドホテル瑞苑での宿泊が良いです。花火は10分弱で終了しました。その後は混んでいますが、大浴場（露天風呂）でゆったり体を温めるとよいです。

札幌雪まつりの期間に合わせて定山渓温泉で行われる雪灯路の会場になっていました。
2015年は2月2日～8日。18時～21時に行われています。
薄暗い境内にアイスキャンドルが灯され、神秘的なBGMも流れ、人混みはありますが、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
20時からは「焔楽舞（カグラマイ）」というファイヤーアトラクションも行われ、とてもすばらしかったです。入場制限をしていて、10分前くらいに神社の入口のところでクローズしてしまうので、会場入りは早めに。
境内では温かい飲み物やグッズの販売が少しではありますが、ありました。
神社では、定山渓のゆるキャラ、かっぽんが待っていて、お願いすると記念撮影もしてくれます。そのほか、ハート型のアイスキャンドルでの記念撮影なども楽しめました。
夜遅い時間なので、皆、ホテルから会場に向かうと思いますが、定山渓温泉の各ホテル近くを回り会場まで向かう無料の循環バスが約20分おきに出ているので、便利です。グランドホテル瑞苑や第一ホテル（翠山亭）からだと、離れていて、使い勝手が良いと思いますが、バスが出たばかりの場合は歩いた方が早いです。

1～3月の大倉山は、国内外の大会が毎週のように開催されます。
2015年1月24・25日にはFISワールドカップが開かれ、レジェンド、葛西紀明選手や伊藤大貴選手などが出場しました。
通常、シャンツェに入るのはリフトに乗ったり、ウィンターミュージアムに入ったりしなければ無料ですが、大きな大会が開かれる日は、入場するだけで有料な場合もあります。
ワールドカップはその中でも最高額、大人1日￥1600円(前売り券)です。当日券（￥2000円）も入場の所で買えます。
売り切れるということはなさそうですし、列もできてはいませんでしたが、皆さん大体は前売券を予め購入してきます。前日まで（2015年の場合、1月24日まで）コンビニ端末（ローソン）で購入することもできますし、その場合、クレジットカードも使えます。
大倉山シャンツェまでは、通常、バスの路線がありません（夏期（6～9月）のみ、ぶらり札幌観光バス運行）。山の上の方なので車などでないと、行くのがちょっと面倒です。
しかし、ワールドカップの時はシャンツェの駐車場（通常無料）は使えず、円山公園の第一駐車場ということで、全く最寄りではありません（円山動物園入口バス停から臨時バス利用）。
そこで、地下鉄東西線、円山公園駅のバスターミナルからバスの臨時便が出ています。時間を気にしないでも良いほどぞくぞくと出ています。
￥210円。SapicaやSuicaなどのICカードも使えますが、円山公園駅まで地下鉄を利用する方は、札幌市内の地下鉄、バス、市電が1日利用できる共通1dayカード（平成27年3月31日で廃止）を購入しても良いと思います（ワールドカップの臨時バスは利用できました）。
1日目は開始14時のナイター試合でしたが、2日目は9時から予選、10時から本戦でした。当日は放送では6000人の人出とのこと。しかし、本戦開始30分前到着でもかなり前の方で見ることができます（最前列は人垣ですが）。
ジャンプ台横の観覧通路まで上がると、より迫力のある姿が見えますが、ツルツルの雪・氷の坂道を上がるのでしっかりとした靴を履いてこないといけません。選手と同じ風を感じることができます。第1戦、第2戦とあるのでいろいろな場所で応援してみるとよいです。
入口のところで応援用の笛を配っているので、応援の雰囲気が盛り上がります。会場では更に大倉山シャンツェのロゴの入ったものも、別に販売していました。
訪れた日は0℃より上のプラスの気温で、日差しもあり比較的暖かでしたが、服などの防寒対策、それにカイロがあると良いと思います。雪の上で長時間居るので足も冷たくなります。どうしても寒くなってしまったら、スポーツミュージアムのカフェやクリスタルハウスに入って観戦することになります。少し距離感がありますが、大きなガラス張りの窓から外がよく見えますし、競技の様子も室内モニターに映し出されています。

標高225ｍの円山山頂まで続く巡礼の道。ただ、今では円山の登山道として休日など、にわか巡礼者？の家族連れなどで賑わっています。小さな子ども達もたくさん登っています。登山道の脇に石仏が並んでいます。登山道の道標になるばかりか、石仏に記されている、何ヵ所目という数字が頂上までの距離の目安になります。
周囲は円山原生林に覆われ、自然豊かなハイキングコースです。リスや小鳥が近くまで寄ってきます。エサのひまわりの種を持って登ることをおすすめします。特にシマリスは、小樽天狗山のシマリス園ほどでないにしろ、エサを与えると、手の間近まで寄ってきて食べてくれます。とても愛くるしい様子を間近で眺めることができます。
登山道は原生林のため、ほとんど日陰を行きます。夏はありがたいですが、水場は無いので、飲み物を持って登ります。
途中、馬の背のような場所と、頂上からは札幌の中心部の街並みが見渡せます。

札幌の街中にありながら、朝日さす雪原を横目に、雪のポプラ並木を散歩できます。北海道大学のポプラ並木は有名ですが、平成ポプラ並木は同じく大学の敷地内にある、平成に入って新しくできたポプラ並木です。
通常のポプラ並木が立ち入れないのと違って、こちらは堂々と並木の真ん中を歩くことができます。大学の西側の門に通ずる車道ですが、門は閉鎖され、広い道を人（または自転車）しか通りません。冬はきれいに除雪されています。
通常のポプラ並木は、農道の両側に背の高いポプラの木が植わり、奥に農場が広がる情緒的な雰囲気がありますが、冬であれば、平成ポプラ並木も負けてはいないと思います。寒いですが、特に朝がおすすめです。長く続いた吹雪が明け、一面銀世界となった雪の道。整然と並ぶ木々を、雪原の向こうから昇った朝日が横から照らします。凜とした空気の中を行く朝の散歩は爽快です（要厚着）。
それに、平成ポプラ並木から白銀の森を抜け、大学のメインストリートまで来ると大学の食堂（北部食堂）があります（700ｍほどの距離）。平日であれば、朝の8時から開いていて、温かい室内で温かい朝ご飯をいただくこともできます。
平成ポプラ並木は、札幌駅から北海道大学構内を歩いて行くとかなり離れていますが、大学の敷地の西側にあるバス停、北14条西15丁目または北18条西15丁目を利用すると2～300ｍほどの距離です。両バス停とも、札幌駅と地下鉄北24条駅とを結ぶバスなどが停車します。また、JR桑園駅からは700ｍほどの距離があります。

元北海道大学長の杉野目晴貞氏の居宅です。昭和8年築です。
現在もそのご家族が住む一般の住宅で、観光名所とは言い難いです。
ただ、札幌市の景観資産に指定されています。
友達やお知り合いなどでない限り、中には入れませんが、外観もあまりじろじろ見るのはいかがなものかと思います。
山鼻地区の住宅街の一角にあって、杉野目邸だけは高い針葉樹の木が庭に生えています。
藻岩山を仰ぎ見る落ち着いた環境の住宅街です。
近辺では、元北海道大学教授、永井一夫氏の永井邸（南2条西12丁目）、同じく元北海道大学教授の小熊捍氏の旧小熊邸（伏見5丁目）があり、札幌景観資産に指定されています。
永井邸も個人宅ですが、旧小熊邸の方はロイズ珈琲の店舗となっていて、お客として入店することができます。
ただ、いずれも札幌の歴史や建築に造詣のある人向けの散策場所だと思いました。