市街地に隣接して深山幽谷の滝

4.0
旅行時期：2015/03（約11年前）

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星置の市街地から割合すぐのところにある滝です。ただ、市街地と手稲山の森が接する境界付近のため、木々が生い茂り、深く切れ込んだ谷に流れ落ちる深山幽谷の雰囲気のある滝です。星置川の小川を遡ると、岩のカーテンの隙間からやがて2段に分かれた見事な滝が現れます。水がしっかり岩から離れ、滝壺を形成している滝らしい滝です。
滝を見るには、バスも通る手稲西小・中学校の前の道路から沢へ下る細道を星置川まで下り、再び岩の壁を登ったところから眺めます。道路から150ｍとのことです。もう少し近くから見てみたい気もしますが、本当に岩が切れ込んだ崖になっていて、それ以上進むのは大変危険です。川を遡上するにも、切れ込んだ崖がそのまま深い淵になっていて、肩ぐらいまである長いつなぎでも着ないと、濡れずにたどり着くのは不可能です。
とは言え、滝は落差も適当で、水量も小川程度。修行僧が打たれていたらさまになりそうな雰囲気です。実際、すぐ下流に宗教施設があり、修行も行われているようです。
冬は深々と雪が積もっていますが、長靴があれば見晴らし台まで行けないこともありません。ただし、滑落には要注意です。
アクセスは札幌駅から手稲鉱山行きのバスが、地下鉄宮の沢駅や手稲駅南口を経由して1時間に1～2本ほど出ています。終点の手稲鉱山の1つ手前の「星置の滝」バス停から200ｍほど。高速を越えたところで、「星置の滝↓150ｍ」の看板があるので、細道を沢へと下っていったところです。