観光客はあまり訪れないが、散歩には良い森の中にある

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旅行時期：2014/12（約11年前）

札幌クチコミ：1139件

広大な北海道大学構内の奥の方にあります。構内は他の大学では考えられないような、公園のような広々とした空間があります。なんと建物と建物の間に広場があります。密接はしていません。そして奥の方には森もあります。ちょっと分かりにくい場所ですが、有名なポプラ並木や、イチョウ並木よりも更に奥です。
大学には一般の車は入れないようですが、ジョギングや散歩している人もおり、研究機関の建物の中でなければ観光客も入れるようです。正門から入って300ｍほど進むとクラーク博士の胸像があり、大学を南北に貫くメインストリートに出ます。そこから北上し、800ｍほど行きます。博物館やイチョウ並木よりも更に先です。左側に北図書館という看板があるので、左折し、建物と建物の間の道を入っていくと、やがて森になります。
碑はそんな森の中の道沿いにあります。観光客はあまり来ない場所ですが、散歩には良い場所です。札幌の街中なのに、うっそうとした森があるのです。街中に同じくこの大学の植物園がありますが、そこほど整備されてはいません。ただ森の中をつっきる道路は舗装されています。
訪れた時は、雪が降り積もる白銀の世界。碑は道沿いなのですが、樹林に隠れるようにひっそりと立っていました。緑の時期も良さそうですが、白い雪に覆われた木々の中を行くのも雪国でない人間には新鮮です。おつな散歩を楽しむ旅人を、静かに雪片舞う樹林から碑が眺めていました。