さいたまさんのクチコミ(68ページ)全2,813件

パタヤのバイクタクシーは、ソンテウに比し、高いので、あまり利用しないのですが。
ぱたやでは、ソンテウが安くて、とても便利です。
行き先に応じて、乗る場所を変えれば、いろいろな場所に行けますので、最大限、活用しています。
乗車料金は、原則、１０バーツです。国道３号線沿いの郊外で、ちょっと遠距離になっても２０バーツくらいで、３０バーツ以上になることは、少ないです。
パタヤのバイクタクシーは、安くても５０バーツで、高いです。
バイクタクシーは、ソンテウが行かない場所に行く際は、仕方がないので利用しますが、極力避けるようにしています。
バイクタクシーのドライバーも、その気持ちを知っていますので、ボッテいるのではないことを主張したり、明朗な料金表を掲示したりしていますが、やはり、敬遠してしまいます。
今回、パタヤのバイクタクシーでびっくりするような、親切なドライバーに、別個に２回にわたり、逢いました。
往路に利用したバイクタクシーが、帰り道を歩いていると、後ろからやって来て、無料で
乗せてくれたのです。
最初、後ろから来たバイクタクシーが、追い越し際に、乗れというのです。
断りますと、｢No Money! No Money!｣と言い、ヘルメットを取ると、往路に利用したバイクタクシーだと判りました。お礼を言い、無料で乗せてもらいました。
そんな親切なバイクタクシーもいるのです。
ありがたいことです。他のバイクタクシードライバーは、どうでしょうか？

南バスターミナルは、多方面に発着するバスターミナルですが、交通の便が悪いのが、最大の欠点です。
サイタイの東バスターミナルはＢＴＳが使えます。北ターミナルも、何とかＭＲＴかＢＴＳが使えます。
けれども、南バスターミナルは、交通の便が悪いのです。
以前は、５ｋｍほど市内に近い東側の場所にあったのですが、現在の場所に移動して、さらに不便になったのです。
市内からタクシーを使えば、良いのでしょうが、渋滞の時は、困ります。しかもタクシーは、高いのです。
今回、スクウィンヴィット通りからカンチャナブリに行く際、どうしたら南バスターミナルに、渋滞に合わずに、安心して行くことができるか悩みました。
５１１番のバスで、終点の南バスターミナルに行くか、モーチットの北バスターミナルから、南バスターミナル経由で、カンチャナブリに行く案が候補になりました。
結果として、北バスターミナルから、南バスターミナルを経由することとしました。
今後も、チュンポーンやラノーンに行く計画があったからです。
つまり、タイの南側方面へのバス移動の際には、サイタイの南バスターミナルを利用することが多くなるとの予測に基づいて、決めました。

カンチャナブリのクウェー川鉄橋の近傍にＪＥＡＴＨ博物館があります。
第二次世界大戦中、泰緬鉄道建設に携わった日本軍の捕虜収容所の様子を中心として、各種の資料や関係する遺品等を展示しています。
ＪＥＡＴＨとは、J ＝Japan、E ＝England、A ＝Australia、T＝Thailand、H＝Hollandの頭文字を並べたものとなっています。
中国は、別の大きな施設で扱っています。
当時の建築物が展示されていて、竹等が使われています。
また、泰緬鉄道の建設に従事した捕虜や労務者と言われていた人達等の生活の様子や、兵士たちが残したスケッチ、日本軍が使っていた銃や剣などが展示されています。
第二次世界大戦中、泰緬鉄道建設に関連する状況を知ることができる博物館です。
現地の環境が、観光目的を主眼に整備されていることもあり、事前に勉強していくことが正しい理解に役立つものと考えています。

地下鉄ＭＲＴのカムペーンペット駅は、ウィークエンドマーケットへの最寄り駅です。
カムペーンペット駅は、チャトチャック公園やウィークエンドマーケット等、バンコクの有名な観光スポットに近いため、多くの観光客に利用されています。
北バスターミナル、ＢＴＳのモーチット駅と国鉄と地下鉄バンスー駅の間にあって、バスやミニバスの発着地点としても、利用客が多い駅です。
特に、ウィークエンドマーケットは、カムペーンペット駅の北側にありますのでとても便利です。
その他、チャトチャックプラザやＪＪモールがすぐ近くであり、ショッピングの際には、欠かせない役割を担っています。
近年、外国人観光客の他、タイ国内の各地からの利用客が増加しているようです。
ショッピングに疲れた時は、チャトチャック公園内を散歩することも良いでしょう。
バンコクにおける新たな観光地として注目されています。
ＭＲＴカムペーンペット駅の利便性が高まってきています。

ラーマ３世の銅像が立てられている記念公園が、サッタヒープにあります。
パタヤの南にある海軍の都市サッタヒープからラヨーンに向かう国道３号線沿いに、ラーマ３世の銅像が見られます。
空母チャクリー・ナルエベトに向かう道路との交差点の傍です。

現在のチャクリー王朝の治世であるタイが、シャムと呼ばれていた時代、ラーマ３世の時期に、シャムは、インドシナ半島において、最大の支配地域を有するようになりました。
まさに、チャクリー王朝シャムの絶頂期という時期だったのかもしれません。
特に、カンボジアを巡って、ベトナムとの間に、永い間、軍事的な拮抗状態のもと、版図を拡大していった時期に、あたります。
その間の軍事的衝突の中で、シャムの戦力として、参加海軍１００隻とか４００隻の水軍との記述が出てきます。
ラーマ５世の水軍の統合、そして海軍の創設に先立つ、水軍の活動に連携して、サッタヒープの地にラーマ３世の銅像が立てられている理由と推測できます。
資料として明確なものは見つけることができませんが、タイ海軍の核心都市サッタヒープにラーマ３世の銅像が立てられている理由を、引き続き、調べていきたいと考えています。

ワットマンコン駅は、現在建設中ですが、外観は、一昨年に比べ、かなり出来上がってきています。
一昨年にも、建設状況を、確認したのですが、かなり進捗しているようです。
ワットマンコン駅は、地下鉄ＭＲＴブルーラインが延長されている部分の駅で、ファランポーン駅の次の駅にあたります。
近くには、ワットマンコン寺院があります。
ラーマ４世道路というとても交通量が多い道路沿いですので、工事期間は、渋滞が激しかったのですが、地上部分の工事の山が過ぎたためか、円滑に流れています。
ワットマンコン駅自体は、工事がかなり進んでいて、外観は出来上がっているような感じですが、肝心なのは、地下鉄ですので、地下部分が気になります。
一昨年も、現地に行って確認して来た時点でも、地下部分は確認できません。
タイの公共事業は、計画通りに進むことは、まずありませんので、遅れているのかもしれません。(一昨年の段階で、５０％の進捗状況と言われていましたが、どうでしょうか。)
ファランポーン駅からのＭＲＴブルーラインの延長工事全体としては、進んでいるようですが、当初の計画と比べると遅れているようです。

ワット・アルンは、バンコクの三つの主要な寺院に数えられ、三島由紀夫の暁の寺としても有名です。
ワット・プラケオ、ワット・ポーと並ぶバンコクの三大寺院に数えられていますが、かつては、ワット・マコークと呼ばれるごく小さな寺に過ぎませんでした。
アユタヤ王朝が、ビルマとの戦いで、敗北した後、アユタヤからチャオプラヤー川を下りバンコクに辿り着いたタークシン将軍が、トンブリー王朝を創設、わっと・マコークを王室寺院としました。
タークシン将軍がたどり着いたのが夜明けの頃だったことから、「夜明けの寺」という意味のワット・チェーンと呼ばれるようになり、チャクリー王朝になったことで、ワット・アルンと呼ばれるようになりました。
歴史を紐解けば、いろいろな経緯があったことが解ります。
現在は、白色の景観で、観光客の人気の的です。

陸続きの国境が多いタイおいて、国境周辺地域での交通は、バスが主役です。
特に、バンコクの間はもとより、地方都市間の交通は、ロットトォーと呼ばれるミニバスの役割が多いです。
鉄道の運行本数が少ない等の理由で、十分機能していないため、ミニバスの重要性が高いのです。
もちろん長距離の移動については、大型バスの果たす役割は、少なくないのですが、運行する都市数と運行本数の面では、ミニバスにはかないません。
ミニバスは、早く、安く、各都市への頻繁な運行の面で、中長距離の移動では、独壇場でしょう。
その証拠には、バンコクのバスターミナルの状況を見れば、その特性が、歴然として判ります。
長距離の都市へのバスが多く、大型バスが多いはずのバンコク発のターミナルで、乗客が多く利用するのは、ミニバスの方が多いのです。

ドルフィンサークルの一角に、ターミナル２１パタヤ(？)の建物が建てられています。
ドルフィンサークルは、５本の道路の交差点にありますが、セカンドロードとパタヤノースロードの交差区域付近に、大規模工事が進められています。
大型ジェット機の現物が、置かれていて、大きな工事だと判ります。
地図等による説明によると、ターミナル２１パタヤとの名称だとの説明があります。
そうだとすると、バンコクのスクウィンヴィット通りの大型ショッピングモールのターミナル２１の姉妹店かもしれません。
いずれにしましても、大規模工事が、ドルフィンサークルの交差点で実施されているのはまごうこと無き事実です。
かなり工事が進んでいますので、２０１８年の秋あたりには、開店するかもしれません。
セカンドロードには、高級ホテルがあり、かつセントラルフェスティバルも近い関係で、ショッピング界に大きな影響があるものと思われます。
とりあえずの情報です。

チャオプラヤー川には、ワットアルンの他にも、渡し船がいろいろあります。いずれも庶民の足として重要です。
市民は勿論ですが、観光客としても、ワットアルンに行くには、他の寺院、王宮等を併せ廻ることが多いので、渡し船を使うのが、便利で安いです。
渡し船は、フェリーボートと称され、スピードはそれほど速くありませんが、チャオプラヤー川の横断という単一目標のため、頻繁な運行が特徴で、とても便利です。
乗船料も、３バーツとか５バーツとかとても安価です。

ワットアルンの渡し船には、一昨年に引き続き、２回目ですが、エクスプレスボートと言われる観光用の水上バスと間違わないようにしなくてはなりません。
ワットアルンの渡し船の東側の船着場は、ターティアンで、エクスプレスボートと船着き場が共用になってますので、間違いやすいのです。
ワットアルン側の船着場は、３ケ所ほどあるようですが、エクスプレスボートとは、別々になっています。
一昨年、行ったときは、ワットアルンは、工事中でした。今回は、きれいな白色になっていました。

センセープ運河から、西側のチァオプラヤー川を結ぶ水路が、バンランプ―運河です。
トンブリからバンコクに都を移したラーマI世は、トンブリ朝が開削したバンコク最初のロート運河を、改修するとともに、東側にバンランプー・オンアン運河を新たに開削しました。
それが、現在のバンランプ―運河になっています。
このため、バンランプー運河の周辺は、バンコクの旧市街と呼ばれています。
バンランプー運河の西側の内側には、城壁を築かれました。
バンランプ運河とロート運河の二重の運河とチャオプラヤ川に挟まれた川の中になる島には、バンコクの環濠城壁都市が発達しました
このように、バンコクでは、次々と運河が開削されていきました。
しかしバンコクの交通渋滞が深刻化する中、近年、運河が埋め立てられ、道路に変わっていきました。
幸いなことに、バンランプー運河は、昔の面影を残しています。

スワンナプーム空港のスーパーリッチ両替え店の前には、朝早く６時前から人だかりができていました。
両替比率のより高い両替店で、バーツや日本円を両替しようとして、観光客が集まっているのです。スーパーリッチは、２階到着階や４階出発階及び出入国審査区域内の銀行より、はるかに両替え利率が良いです。買売ともにです。
しかしながら、最高だとまでは言えないと思います。
スーパーリッチよりも良い両替比率で両替サービスを提供する場所は、少なくありません。
ただし、さらに良い両替比率を提供する店舗を探すのが大変です。
探す時間や探してもそこまでの交通費がバカにならないのです。
両替する合計金額が多額になるのでしたら、歩き回るのも必要かもしれませんが、短期的な滞在の観光客は、そんなに両替する現金を持ちません。
便利な場所で、時間をかけずに、両替すべきでしょう。
そのような考え方に基づけば、スーパーリッチは、推奨に値します。

写真は、日本円の例で、スワンナプーム空港内の両替比率の比較です。
スーパーリッチの店頭両替比率の表示板の上に比較店の比率を載せています。
下側の銀行の比率は、比較にならないような低い利率です。止めた方が良いです。
各行の左側の日本円「１円」を買い、バーツに交換(ＢＵＹ)、右側がバーツを売り、「１円」を得るための必要バーツ(ＳＥＬＬ)の表示です。
両替店舗選定の際の最も重要な比較要素です。

泉鏡花の旧居跡の標識が、文人通りから入った路地にあります。
泉鏡花は、恩師である尾崎紅葉を、心底から崇拝していたとのことです。
泉鏡花の旧居跡の標識には、愛妻すずとともに、文人通りの旧居に住んでいたとあります。
尾崎紅葉は、泉鏡花とすずとの結婚を許しませんでした。
泉鏡花は、大恩ある尾崎紅葉の言に、心底、悩んだことでしょう。
尾崎紅葉死後、その煩脳が、大人気小説となた婦系図を生む原動力になったのではないでしょうか。
泉鏡花は、生涯の幕を閉じるまで、この地において過ごしたとのことです。

尾崎紅葉の金色夜叉、泉鏡花の婦系図のともに、当時の社会環境が、男女の悲しい想いを許さなかったことを背景を理解しつつも、その境遇に共感を覚える読者が多数おり、大人気を博した事実を直視すべきでしょう。

なんとなく悲しい気持ちにさせられるとともに、愛を貫いた気持ちに共感を覚える当時の読者の気持ちに想いを巡す、泉鏡花旧居跡訪問でした。

有島武郎･有島生馬･里見とんの旧居跡の標識が、番町６丁目にあります。
有島武郎･有島生馬･里見とんの一家が住んでいた旧居跡には、日本テレビ通りと番町文人通りの交差点から西側に進むと、マンションの石垣に標識が付けられています。
周囲には、泉鏡花や菊池寛の旧居跡がありますし、文人通り沿いには、多くの文人に係る住居等が見られます。
有島武郎･有島生馬･里見とんの父親が、明治２９年に、この地を購入し､自邸としたとのことです｡
有島武郎は、学習院卒業後、農学者を志して札幌農学校に進学、キリスト教の洗礼を受け、渡米、ハーバード大学で歴史・経済学を学んでいます。
帰国後、志賀直哉や武者小路実篤らとともに同人「白樺」に参加しますが、のちに亡くなります。
北海道の地にも、居住跡があります。
人間の生涯というものは、いろいろあり、まさに多様です。
生涯とは、成功等、成果の出ている面もありますが、苦しみ、挫折、迷い等の連続の部分もかなりあります。
それらを理解するかは、難しいことですが、それらがあったということは、なんとなく推測が付くのかもしれません。

与謝野鉄幹　晶子旧居跡の標識が、武蔵野大学サテライト校の隣にあります。
日本テレビの北側、番町文人通りの東側にあります。
マンションと大学敷地の間の塀の植え込みの中ですので、判らないと思います。
一見して、何の標識であるか判る人は、まず、いないと思います。注意する必要があります。
恥ずかしながら、２回目の探索で判りました。近くに住んでいる人に聞いてもほとんど知られていません。
与謝野鉄幹と晶子は、１９１１年(明治44年)から４年間、この地に住んでいたようです。
晶子が、日露戦争に参戦していた弟に熱き思いを送った後の時期です。
与謝野夫妻は、飯田橋の逓信病院横にも、８年間住んでいました。
関東大震災の後、西荻窪に引っ越しました。
与謝野鉄幹晶子の居住跡は、少なくとも３ケ所は、あることになります。
フォートラベルの場所区分が明確でないうえに、誤記がありますので、混乱が生じます。
いずれにしても、歴史や文学の世界にあっては、受け取り方や評価の着目点により、大きく見方が異なりますが、その中でも、成果を取り上げられるということは、優れている面が多かったことの証左なのでしょう。
大変、勉強になります。

時之栖　須走温泉　天恵は、昔、温泉だけでしたが、宿泊も可能となりました。
温泉は、露天風呂があり、ジャグジー、サウナ、各種の温泉等、種類的にもレベル的にも評価が高いものがありました。
食事は、あまり種類は無かったのですが、それなりに楽しむことができました。
その後、名前から推測すると、御殿場の時之栖のホテルの資本が入ったのでしょうか、現在の長ったらしい名前に変わりました。
全体的な施設は、変わりませんが、宴会場を宿泊区画に模様替えされています。
改修工事が終わってからあまり年月が経っていないので、宿泊区画は、きれいです。
トイレもきれいになっています。
夏の登山シーズンは、かなり利用客が多いのですが、冬場は、登山をすることができないため、利用客は、あまり多いような感じはしません。
食堂は、混んでいて、なかなか料理が出てきません。
調理の手間が簡単な、冷やし中華を頼んだのですか人手不足なのでしょう、注文して、約４５分も待たされました。
フロントの接客もあまり好ましいものではありませんでした。
再び、利用することは無いでしょう。

道の駅　すばしりは、須走口登山道、高速道路、一般国道の交点に位置する要衝です。
富士山を背にした、交通の要衝で、観光にも利用されています。
特に、富士五湖道路の開通により、交通量が増え、利用客が増加しています。
近くには、温泉もあり、富士登山を控えた利用客そして富士登山を終えた利用客の利用が増えています。
広大な敷地を利用した駐車場が、利用できるためサイクリングを楽しむ観光客も多いです。
注意しなくてはならない点が２点あります。
第一は、渋滞を考慮した余裕ある行動です。
便利になり利用客が多くなった反面、渋滞がまま、発生します。時間的余裕を持ちましょう。
第二点目は、食堂等が混雑します。食事時間帯を考慮した柔軟な休憩や食事を考えましょう。
便利になった半面の注意です。

須走口登山道は、東側から富士山に登るための登山道です。
富士山に登る登山口は、富士宮、御殿場、富士吉田の各登山口がありますが、須走口登山道は、それらの中で最も東側にあります。
登り口としては、須走の富士浅間神社からになります。
須走口登山道の入口は、路線バスが頻繁に停車するため、自家用車や鉄道、高速バスとの連接が容易で、大変人気があります。
近年、道の駅ができたため、広い駐車場に自家用車を駐車させたまま富士登山を、軽易に楽しむ一般客が増えています。
どの登山口も共通していますが、シーズンともなれば、渋滞が発生するため、注意が必要です。
また、利用客が多くなることにより、食堂が混み合い、注文するのにも混み合うととなり、食事時間帯を考慮する等の工夫が不可欠でしょう。

８月１５日に、英霊に参拝するため、九段の靖国神社におもむきました。
靖国神社の祀られている祭神としては、幕末から明治維新にかけての英霊を祀ることから始まったようです。
現在、２４６柱にも及ぶとのことです。
祭神は、当初、忠霊や忠魂と称されていたが、明治後半から、新らたに英霊と称されるようになっています。
この語は、直接的には幕末の藤田東湖の漢詩の英霊いまだかつて泯（ほろ）びず、とこしえに天地の間にありとの句が志士に愛唱されていたことに由来しています。
靖国神社の表記は、國神社であり、春秋左氏伝の、吾以靖國也（吾以つて国を靖んずるなり）を典拠として、明治天皇が命名したものだそうです。
名前一つについても、いろいろな経緯があるようで、とても興味を覚えます。
外国の思惑や主張により、いろいろな議論がありますが、日本の神社として、伝統や文化を継承する面において、その精神や考え方を大事にしていきたいものです。
８月１５日を契機に、いろいろ考えてみました。
大変有意義な、靖国神社訪問でした。

靖国神社の創設に尽力した大村益次郎の銅像が、靖国神社の参道に置かれています。
大村益次郎は、当初、医者、蘭学者として世に出ていましたが、第２次長州征伐時に、幕府軍を打ち破り、戦略家として名を挙げました。
その後、戊辰の戦役で成果を挙げ、近代軍制への改革を推し進めました。
しかしながら攘夷不満分子の凶刃により、任半ばにして、倒れした。
この間、靖国神社(当初は、東京招魂社と称した。)の創設に貢献しました。
特に、招魂社の構想の策定、設置場所の選定、設立資金の調達等に奔走しました。
大村益次郎の銅像は、陣羽織に身を包み、左手に双眼鏡を持ち、東北の方角を注視しています。焦点は、上野山に当てられているようです。
明治政府の要人たちは、大村益次郎の靖国神社創立に係る功績を顕彰するため、靖国神社の参道に銅像を建てました。
銅像や記念碑を見る際は、その時代的背景や当時の状況や関係する人間関係を把握することが大事であり、今回も、背景が重要なカギとなっていることを学びました。
今回の大村益次郎の銅像見学は、その意味からとてもためになり、有意義なものでした。