さいたまさんのクチコミ(64ページ)全2,813件

東京都新宿区早稲田の漱石公園は、新宿区の史蹟指定公園です。
漱石公園には、漱石が亡くなるまで過ごした漱石山房があります。
夏目漱石の終焉の地とされています。
ここで漱石は、三四郎等の代表作を執筆しました。
現在は、その地の一部が新宿区立漱石公園となっています。
公園敷地内には、漱石終焉の地とされる猫の塔が立てられています。
資料館的な道草庵という建物があり、資料を展示したり、説明をしてくれたり、とても解り易い工夫がされています。
きれいに整備されていることもあり、ぜひとも訪れる価値のある公園です。
お勧めの場所です。

バンコクのバスは、最初は、判り難いかもしれません。慣れれば、簡単です。
安いので、間違っても、乗りなおせばよいのです。
ＢＴＳやＭＲＴが走っていない場所や走っていない時間帯に使えば、さらに便利です。
しかしながら、渋滞などで、時間が読めないことがありますので、時間の余裕を持って、うまく使えばよいと思います。

活用上のポイントは、バス経路番号の把握です。

自分の行きたい目的地と出発地を通るバス番号が判れば、後は、乗ってお金を払うだけです。
バスの経路番号は、聞いても良いですが、パソコン等で調べれば判ります。
多数の英語の検索サイトがありますので、判り易いです。
代表的な２種類のサイトをお勧めします。
複数のバス経路がありますので、渋滞が無さそうな経路を選びます。
注意点として、大きな停留所では、バス経路番号に応じて、停留所でも少し離れた場所にあることがありますので、住民の人に聞くことです。
チャレンジすることをお勧めします。
旅の思い出が多く、そして楽しくなることでしょう。

浄土宗の宗円寺は、外苑東通りから少し入っていますので、判りづらいかも知りません。
事前に地図で調べ、ＧＰＳで場所を確認して行ったのですが、入口の門と参道が、道路から入っているので、判り難かったです。
新聞店に入り、細部場所を聞いて、ようやく判りました。
事前にグーグルアース等で周辺の風景等を確認して置くことをお勧めします。
宗円寺は、静かな環境のもと落ち着いた感じのする寺院です。
社務所を兼ねたような簡素なお寺です。
駐車場が、広く、アンバランス感があります。
敷地内には、子育て地蔵・水子地蔵の地蔵尊があり、優しい感じが伝わってきます。
母親が子供を思う慈愛の思いが、胸を打つのは、人として共通なのでしょう。
心が落ち着く感じの場所です。
訪れて良かったとの思いが残っています。

真宗大谷派寺院の緑雲寺は、外苑東通りの改良工事の関係で、お寺が、大きく変わりつつあります。
外苑東通りの改良工事が進んでいるため、本堂が建て替えられました。
近代的なコンクリート造りの建物です。山門と対照的です。
緑雲寺の山門は、そのまま残っていますが、外苑東通りに直接面していた門と塀は、撤去されています。
外苑東通りとの間に、墓地が残されていますが、早晩、移転することになるでしょう。
緑雲寺の山門は、永い歴史を思わせる格調高い立派な山門であり、建て替えられた以前の本堂もさぞかし立派だったと思われます。
建て替えられた現在の本堂は、近代的な建物で、オフィスビルのような感じがします。
個人的には、残念な気持ちでいっぱいです。
繰り返しになりますが、山門は、格調の高い立派な山門です。

松井須磨子の墓が、新宿弁天町の多聞院の墓地に、建てられています。
松井須磨子は、新劇の女優として、大変有名です。国民的な人気を集めています。
容貌に係る悩みや二度にわたる離婚等、数々の悩みを抱えながらも、ひたむきに努力を続けたようです。
ともに芸術座を立ち上げた島村抱月の死後、後を追ったことから、島村抱月への想いは、ことの他、強かったものと推察します。
島村抱月の墓にともに入りたいとの哀願もむなしく、多聞院の中で、独り眠っています。
そのことを憐れんだ周囲の気持ちが、墓の傍に、芸術比翼塚が建てられたことに繋がっています。
松井須磨子の熱情と悲哀を推し量りますと、なんとも悲しい思いがこみ上げてきます。
多聞院の墓の前に額づき、溢れるばかりの哀惜の念を噛みしめることも、良いかもしれません。
ぜひとも多聞院を訪れることをお勧めします。

詩人であり、ドイツ文学者の生田春月の詩碑が、新宿区弁天町の多聞院の境内の一角にあります。
生田春月は、詩人として評価を得ていましたが、ドイツ語を独学で学び、ハイネ等の作品を翻訳し、多くの業績を上げています。
生田春月の詩碑が、多聞院の前庭の南東側の角地に置かれています。
多聞院の詩碑の文面を読んでみると、激しいばかりの熱情と思いが伝わってきます。
「心の血の叫び」との詩文の意味は、若くして、瀬戸内の海において、自らの生涯を閉じた生田春月の思いに共通点を感じます。
生田春月の詩碑を見ていると、何とも言えない焦燥感とも絶望感とも思える気持ちが沸き起こってきます。
生田春月の後世へ託した想いは、現在も、多聞院の周辺を彷徨しているものと推測されます。
時間がありましたら、生田春月の世界に浸ることをお勧めします。

平家琵琶の達人として検校まで昇進した吉川湊一の墓が、弁天町の多聞院にあります。
多聞院の敷地に入り、最初の墓の位置にあるのが、吉川湊一の墓です。
全国の検校を統括する識検校に任命される等、その実力は高く評価されているようです。
このためか、吉川湊一の墓には、それぞれ、出自や業績が刻されています。
正面や側面そして背面にまで、細かく文字が刻されている墓は、稀有のことです。
吉川湊一の没後、弟子等により、丁重に葬られたことが偲ばれます。
検校として、そして琵琶奏者としての吉川湊一の功績を計り知るには、お勧めの場所かもしれません。
時間を割いて、訪れる価値があるものと感じております。
きっと有意義な訪問となることでしょう。

和算の権威者であり、算聖と称された関孝和の墓が、新宿弁天町の浄輪寺にあります。
関孝和の墓は、東京都の史跡に指定されていて、浄輪寺入口に、大きな標石柱が立てられています。
関孝和は、和算の発展に寄与し、欧米に先んじて、独自の代数学を確立させる等の功績を挙げています。
その結果、和算が高等数学として確固たる役割を果たすこととなりました。
関孝和の墓は、弟子たちにより建てられ、関先生の墓として顕彰されています。
関孝和の墓は、広い墓地区画の中に、三つ墓石から成リ、立派な墓です。
関孝和の立派な墓と解説板により、関孝和の功績を理解することができます。
世界に先駆けて、独自の研鑽により、高度の和算の世界を切り開いた関孝和の偉大さを知ることができました。
誇らしく感じます。
ぜひとも、関孝和の墓を訪れることをお勧めします。

新宿区教育委員会の泉鏡花旧居跡に関する解説板が、南榎木町に立てられています。
多くの研修ツアーが企画されていて、あたかも観光コースになっているかの様相です。
泉鏡花は、この旧居に、明治３２年から４年間住み、有名な高野聖等の作品を書き上げています。
泉鏡花の妻が働いていた神楽坂が近く、神楽坂の世界について書き綴っています。
泉鏡花にとっては、この地は、ことの他、想いが深かったと伝えられています。
それらのこともあり、多くの見学者が訪れ、泉鏡花の作品や生活ぶりに思いを寄せています。
東京について見学する際は、夏目漱石関連の地に、さらに、この地を加えることを、強くお勧めします。
きっと、有意義な訪問になることと確信しています。

矢来公園には、小浜藩邸跡の碑や杉田玄白の生誕の地の碑が置かれています。
矢来公園は、小浜藩の藩邸があったころ、竹矢来の垣根で囲まれていたことから、街の名前が、矢来町となったそうです。
矢来公園自体は、あまり広くなく、公園の中央に遊具が置かれていて、南側に、小浜藩藩邸跡の石碑と、杉田玄白生誕の地の石柱が置かれています。
矢来公園の南西側には、泉鏡花の旧居跡があり、見学ツアーの一環で訪れる人たちが散見されます。
矢来公園を、文京区周辺の名所巡りの一つとして、訪れることも良いと思われます。
矢来公園は、お勧めのコースの一つになると思います。

江戸川橋通りを進み、矢来町の手前の坂を、地蔵坂と言います。標識が立てられています。
地蔵坂の解説柱にも言及されている地蔵は、近傍にありませんでした。
地蔵坂は、神楽坂方面に曲がる手前付近です。
牛込天神交差点付近の坂です。
現在は、車両の交通量が多く、せわしない感じがしています。
牛込天神交差点は、広い交差点ですので、坂としての勾配は、あまり気になりません。
どちらかといえば、勾配は、緩やかな感じがします。
観光目的で、この坂をわざわざ見に来る人は、まずいないでしょう。
いろいろな坂を見て廻るという趣味の範疇の方は、別でしょうが。

田中寺(でんちゅうじ)は、曹洞宗のお寺です。高さが高く、壮大な本堂が素晴らしいです。
田中寺は、江戸川橋通りから、入ったところにあり、道が入くんでいますので、注意が必要です。
事前に、地図を見るなり、ＧＰＳの道案内を活用することをお勧めします。
田中寺は、曹洞宗の寺院で、山号として龍谷山と号します。
江戸時代の寛永５年(1628年)に創建されましたので、約４００年の歴史を持つお寺です。
田中寺の本堂は、長い階段を昇り、高い位置に建てられていますし、本堂自体が大きいので、とても高く感じられます。
屋根も裾部が、高く跳ね上がっているような設計で、壮大に見えます。
田中寺の立派な本堂は、一見する価値がありますので、お勧めです。
時間を割いて、訪れるべきかと思っています。

伝久寺は、浄土真宗大谷派(京都東本願寺)のお教えを戴く寺院です。
伝久寺の本尊は、阿弥陀如来で、本堂に安置してあるそうです。宗祖である親鸞聖人の念仏の教えを第一として、伝えている寺院です。
伝久寺は、寛永５年(1628)成満寺と号して、牛込筑土に創建して以来、牛込寺町横町へ移転し、開基大岡傳左衛門、大岡久蔵の名から傳久寺と改めたそうです。
お寺の名前として、仏教のお教えの文言から取るのではなく、開基に係る二人の個人の名前を併せ、お寺の山号と名称とする点は、生臭くなんとなく安直な理由のように感じられますが。
門から入り、本堂の前がかなり狭い感じがして、駐車場が広いことを考えると、ややバランスを欠いていると思われます。また、墓地も狭く、本堂の横に迫っている点も、圧迫感を感じています。
しかしながら、本堂の周りには、緑の樹々が植えられていて、少し、安らぎを感じる点は、落ち着きが出ています。
江戸川橋通りに近いため、お参りするには、便利であり、訪れることをお勧めできます。

大井玄洞は、薬剤の権威でしたが、東京府議会議員となり、神田川の治水に尽力しました。
薬剤の分野で活躍した後、区会議員から東京府会議員となり、当時、たびたび洪水をおこしていた神田川の治水に尽力するようになりました。
大正２年(1913年)に、神田川の護岸工事に着手、大正８年(1919年)に、完成にいたりました。
それらの功績により、胸像が神田川の北岸に置かれています。
畑違いの分野で、住民の生活の安寧を図るという慣れない仕事に、悩んだことも想像に難くありません。
平均寿命の短い当時、６０歳前後の年齢で、それらの艱難辛苦を克服し、立派な業績を上げたことに敬意を表したいと思います。
大変なことばかりだったと思います。その努力を評価させて頂きたいと思います。
目立たない場所に置かれた胸像ですが、訪れる価値が大だと思います。
お勧めの場所だと推奨させてもらいます。

江戸川橋通りにある子育地蔵尊は、母親の子育てに関する願いと火災の無いことへの感謝の表れです。
母親の健やかなる子育てに関する地蔵尊は、多数あります。本当に多数あります。
母親の子供への慈愛の気持ちは、共通したものでしょうから、多いのは当たり前でしょう。
江戸川橋通りにある子育地蔵尊は、母親の健やかな生育への願いに、加えて、火災の無いことへの願いも併せています。
やや贅沢な願いとも感じられます。
願いは、多いのは当然かもしれませんが、あまり多くを望むのも、何が本当の望みなのかわからなくなる恐れがあります。
江戸川橋通りにある子育地蔵尊は、率直、かつ素直な願いと受け止めています。
願いの多い少ないの妥当性の判断は、難しいので、引き続き、他の例をも見つつ、考えていきたいと思います。
いずれにしましても、慈愛に満ちた母親の子育てに関する思いは強く、ひたすらなものがあると強く感じられます。
その点、江戸川橋通りにある子育地蔵尊は、お勧めの場所といえるでしょう。

江戸川公園は、首都高速5号線と神田川が交差する地点にある公園です。
江戸川公園は、神田川に沿った東西方向に長くなっている公園です。
江戸川公園の東端は、音羽通りに面していています。また、頭上を首都高速５号線が通っています。
神田川沿いには、桜の木が植えられていますので、開花時期は、きれいだと思います。
開花時期に訪れてはいかがでしょうか。お勧めしたいと思います。
今回訪れて、感心したのは、清掃等の管理がしっかりしていたことです。
若い男性職員が、トイレ掃除から、公園の掃き掃除まで、一生懸命、働いている姿を見て、感心しました。
頭が下がる思いでした。
食べた昼食のごみを、カバンの中に押し込んで、江戸川公園を後にしました。
とても、清々しい気持ちで、うれしくなった江戸川橋公園の訪問でした。

還國寺は、浄土宗のお寺で、閻魔大王の像があることで有名なお寺です。
閻魔大王の像の置かれているお堂が、還國寺の入口を入ってすぐ右側に、ありました。
板張りのお堂で、かなり古いものです。
寛永８年(1631年)に創建され、明暦２年(1656年)、小日向の地に遷座したそうですので、約４００年前後、経過しているので、古くなっても仕方がないのかなあと感じています。
閻魔大王の像を保管している寺院は、多いようですが、その中でも、還國寺の閻魔大王の像は、良好な状態で保管されているとの評価であり、訪れる価値があると思います。
ぜひとも、小日向の地を訪れ、伝統ある歴史に触れられることをお勧めします。

智願寺は、寺院なのですが、幼稚園も経営しているようで、多角化しています。
訪問する前は、寺院ということで、本堂や鐘楼等の施設を想像していました。
現地に行きますと、全く予想外のコンクリート造りのマンションのようでした。
柵の向こうに、別の区画がありましたので、別の路地の方に廻ってみますと、幼稚園でした。
全く、予想と異なる様相でしたので、面食らってしまいました。
寺院的なものは、石仏と寺院の由緒が記載された表示板だけでした。
さすがに、智願寺との名前だけは、掲げてありましたので、智願寺の存在を確認することができました。
通常の寺院としての形態とは、全く異なっておりますので、びっくりされないように、予め、紹介させて頂きます。

新渡戸稲造旧居跡は、現在、工事準備中で、まさしく旧居跡地のみです。
従来は、新渡戸稲造の立派な旧居があったようですが、現在は、整地された更地のみです。
インターネット情報によれば、新渡戸稲造旧居跡の解説板があったようですが、現在は、全くありません。
ただし、道路際に、１本の大樹が植えられたままで、情報の写真と合致しています。
今後、新渡戸稲造旧居跡として、訪れる価値は無く、新渡戸稲造の胸像等、別の史蹟を訪れた方が良いと思われます。

道栄寺は、曹洞宗のお寺で、神田川の北側の大地の上に開かれているお寺です。
左側の門柱には、道栄寺との表札があり、右側には、花携山との表札が掲げられています。
道栄寺は、お寺としては、独特の形になっています。
入口を入りますと、正面に真新しい大理石の施設がありますが、本堂らしき建物が見当たりません。
入口から中に進むと、右側に建物がありますが、本堂という感じではありません。
良く見ると、「花渓山」と読める額がありますので、なんとなく本堂ではないかと推察しています。
正面の真新しい施設は、個人のお墓でした。
訪れた人達が最初に目にする最も大事なものが、本堂ではなく、個人のお墓であることが不思議です。