泉鏡花の旧居跡の標識が、文人通りから入った路地にあります。
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- 旅行時期:2018/08(約7年前)
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by さいたまさん(男性)
四ツ谷 クチコミ:70件
泉鏡花の旧居跡の標識が、文人通りから入った路地にあります。
泉鏡花は、恩師である尾崎紅葉を、心底から崇拝していたとのことです。
泉鏡花の旧居跡の標識には、愛妻すずとともに、文人通りの旧居に住んでいたとあります。
尾崎紅葉は、泉鏡花とすずとの結婚を許しませんでした。
泉鏡花は、大恩ある尾崎紅葉の言に、心底、悩んだことでしょう。
尾崎紅葉死後、その煩脳が、大人気小説となた婦系図を生む原動力になったのではないでしょうか。
泉鏡花は、生涯の幕を閉じるまで、この地において過ごしたとのことです。
尾崎紅葉の金色夜叉、泉鏡花の婦系図のともに、当時の社会環境が、男女の悲しい想いを許さなかったことを背景を理解しつつも、その境遇に共感を覚える読者が多数おり、大人気を博した事実を直視すべきでしょう。
なんとなく悲しい気持ちにさせられるとともに、愛を貫いた気持ちに共感を覚える当時の読者の気持ちに想いを巡す、泉鏡花旧居跡訪問でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/09/11
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