パキータさんのクチコミ(10ページ)全441件

川の上流の葡萄の産地から船でここポルトのヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアに運ばれ醸造、ビン詰めされて、昔はワインをイギリスまでたくさんの船が運んだのでしょうね。川にはたくさんの小船が浮かんでいました。旧市街の方には赤茶色の屋根の家が立ち並びきれいです。

テレビでポルトの景色のいい所を放映していて、どこかなあと探したらここモーロ公園でした。ここから観るポルトはきれいです。旧市街と反対側のワイナリー地区両方が観え、ドン・ルイス橋も観えるという絶景ポイントでした。

１７６３年に完成した旧市街の中でも高さで目立つ塔で、地上からの高さ76ｍの花崗岩で出来たものです。階段が２５５段もあり、しかも狭くて急な階段を登ると、一気に視界が開け、市内を一望できます。階段を登るには脚力が必要。

壁面全体がアズレージョで覆われた聖堂で、サンタ・カタリーナ通りにあります。ここのアズレージョは比較的最近のものらしく、20世紀の巨匠エドワルド・レイテによるものだとか。いずれにせよ、遠くからでも目立つ建物です。

サン・ベント駅舎の内部がアズレージョで覆われていてきれいです。昔にタイムスリップしたような気分になりました。ポルトガルはアズレージョがほんとうに多いですが、駅ということもあり、郷愁をかきたてられますね。

モリセイロという細長い船がたくさん浮かんでいます。もともとは藻や海草を採る為の船だそうです。今は観光用に運河を巡ります。アールヌーボー建築が多く建っていることでも有名らしく、運河の周りにはいろいろな建物が並んでいて面白いです。
家の壁のタイルがどの家も違っていてそれも面白い。

400ｍ登った森の中にそれはありました。中世から近世に宗教都市として栄えたブラガはポルトガルの信仰の中心とかで、その中でもボン・ジェズスは礼拝のメッカだそうです。バロック風の装飾階段がステキで、各段の踊り場の中央に噴水が置かれ、噴水の水が五感を現していて、目、耳、鼻、口から水が出ています。区切りの踊り場ごとに小さな礼拝堂もあり、階段を登って行くと三美徳（信仰、希望、愛）を現す噴水があります。そして正面には大きな教会がどっしりと構えていました。周りはきれいに花が植えられていてきれいです。

山を登って行くとネオ・マヌエル様式の建物が現れます。ねじれた柱や石の彫刻で、アズレージョで飾られた建物は　ポルトガル最後の王マヌエル2世が狩猟の為に立てた離宮が今やパレスホテルになっています。
又ハイキングコースもたくさんあり、登って行くとはるかコインブラの方まで見渡せます。ただ森の方は手入れがあまりよくなかったように思いました。

1308年に建てられたもので、「無情の門」と呼ばれる鉄の門を潜ると広い中庭に出ます。三方を古い建物が囲み、もう一方は開けていて、眼下に公園や植物園が見えます。大きな階段を登るとラテン回廊があり、壁にはやはりアズレージョが。帽子の間は煌びやかな装飾が施されて豪華でした。サラマンカ大学より数段豪華でした。昔の国力の差でしょうか。又、図書館も凄くて扉の向こうにあります。中は撮影禁止。金ぴかで、壁の上まで本がぎっしり。
　中庭には黒いマントを着た2人の学生が案内役をしていました。昔はこういう格好で闊歩していたのでしょう。

2世紀にローマ人が建てた灯台を18世紀に改築し現在も使っているという、世界遺産。大西洋を見渡す開けた丘にすっくと立っている様はかっこいいです。ローマ人って本当に遠くまで来て建造物を建てたのですね。その土木力に脱帽。

１３世紀にフランス・ゴシック様式で建てられた大聖堂で、特にステンドグラスが綺麗なことで有名。平面はランス大聖堂、空間はアミアン大聖堂を参考に設計されたそうです。石灰岩質の白っぽい石で出来ているので、明るくきれいでした。

教会の中もきれいでしたが、ミュゼの中の図書館がよかったです。革表紙の大きな楽譜や書物がたくさん保管してあって、その手書きの鮮やかさ、細やかさが素晴らしいものばかりでした。本当に古いもので、今にもばらばらになりそうなものもありました。

サンティアゴ巡礼路の「フランスの道」の途上の町アストルガに１５世紀から１８世紀にかけて建設されたもので、後期ゴシック様式からバロック様式の建築。司教座があるだけあって、とても立派な大聖堂です。ファサードがとても綺麗でした。

1887年にカタルーニャ出身のグラウ司教がガウディーに依頼して建設したのですが、途中で司教が亡くなり、資金も途絶えガウディーも亡くなったため、ゲレータが後を引き継いで出来上がったそうですが、まだ3階は未完だとか。でもきれいなお城のような館で、こんな家に住めたらいいなあと私は思うのですが、次の保守的な司教はこの建物を嫌って、別の館に住んだそうです。もったいないこと。今では巡礼博物館になっています。

ニューヨークの分館で1997年に開館。川岸にそびえる超近代的な建物です。美術館前にはアメリカ人アーテイスト、ジェフ・クーンス作の「パピー」が置かれていて、その大きさと、花が植え込まれて出来ている色合いがきれい。建物は飛行機のような銀色に輝き、あちこちオブジェが置かれていて、川岸を散歩するにはもってこいの場所

旧市街は迷路のように曲がりくねった石畳が続き、帆立貝を模したアクセサリーやキーホルダー等を売るお店が連なっています。店の前は回廊のようになっていて、趣きがあります。リュックを背負った人々が行きかっていました。

大聖堂の裏側にある小さめの広場ですが、「免罪の門」があります。閉まってしましたが７月２５日には開くのだそうです。裏から見る大聖堂もよかったです。又広場に面してサン・バイオ・デ・アンテアルターレス修道院があります。

大聖堂、パラドール、市庁舎などに囲まれた広い石畳の広場で、ここから観る大聖堂は大きくて威厳があります。巡礼者たちはここに到着して感慨無量なのでしょうね。威圧感というより、安堵感を感じる聖堂ではないかと思います。

９世紀にアルフォンソ２世によって建造され、１０世紀にイスラム教によって破壊、11世紀～１２世紀に再建された大聖堂で、聖ヤコブの遺骸が祭られています。ヨーロッパの巡礼聖堂としてたくさんの人が訪れています。

初めに歴史や1879年に発見されたときの様子などのビデオ鑑賞。それから本物そっくりに造られたレプリカの洞窟に入って行きます。フランスにあるラスコーは岩の間を掻き分けて地下に入って行くのですが、アルタミラは入り口から30ｍ位のところに長さ18ｍ、幅9ｍの大きな空間があり、その天井の凹凸を利用して野牛、馬、イノシシ等が描かれています。旧石器時代、今から2万2千年前に描かれているのですが、写実的で凄く上手です。1万3千年前に入り口が落石で塞がれた為、現在まで保たれたとのこと。
実力は同じ位ですが、絵の大きさや迫力はラスコーの方が上かな？又ラスコーの方は人の手や狩りの様子のようなものも描いてあったのでより面白かったと思います。