RON3さんのクチコミ(35ページ)全4,326件

1923年（大正12年）建造の駅舎は、洋風でハイカラ、かなりおしゃれだったろうと想像します。高原の保養地のような雰囲気です。
前夜訪れた時は、効果的な照明で、レトロモダンな建物がより魅力的に見えました。ずっと金刀比羅のシンボルとして残してほしいです。
登録有形文化財になっています。

海からでも見えるようにと、高さ約27mという非常に高い木造の燈籠が建てられたのは1860年（万延元年）。
琴平町は海から離れているけど、他に高い建物がなかった江戸時代は、これほど高い燈籠の灯りだからこそ、海からでも見つけられたんでしょうね。
夜と昼と確認しに行きました。

高松市の高松築港駅と、金刀比羅宮（こんぴらさん）の玄関口の琴電琴平駅を結んでいて、ことでんで一番利用客の多い路線です。30分に１本程度の運行をしています。
丸みを帯びたレトロな車両で、ラインカラーの黄色が目立ちます。

高松市の高松築港駅とを結ぶことでん琴平線の終着駅で、金刀比羅宮（こんぴらさん）の玄関口です。
30分に１本程度の運行をしています。
瓦葺でレトロなデザインの鉄筋コンクリート2階建ての駅舎です。有人駅で、2階は従業員の宿泊所になっているそうです。
駅の近くには江戸期に建てられた日本一高い「高燈篭」があります。

一生に一度は『こんぴらさん参り』をしたいと思っていて、行けないうちに体力や筋力が落ちてしまい、不安な中決行することにしました。事前に自宅でスクワットや腰割をして筋力、体力をつけて実行しました。
石階段は本宮までは785段、奥社までは1,368段と聞いていて、初めから本宮までを目標にしました。
一般的な階段に比べて石段の段差がやや高いので、足腰にかなり負担がかかります。
思ったよりも横幅が狭くて、両側は土産物店が並んでいて手すりなどがないので、不安が増します。
365段目の大門、628段目にある旭社、そして本宮まで登り切ったときの爽快感、満足感はやったものにしかわからないでしょうね。
展望台からの讃岐平野や讃岐富士の景色も素晴らしかったです。
実は前夜宿で、石段のない裏参道があると聞いて、帰りはそれで下山すると楽に下りてくることができました。

象の頭のような形をしているから「象頭山」と名づけられたようですが、県立琴平公園山とも呼ばれるようです。象頭山の中腹に通称「こんぴらさん」と呼ばれる金刀比羅宮があるからなんですね。
他にも多くの呼び名があって、琴平山また金毘羅山（こんぴらやま）とも呼ばれるようです。
金刀比羅宮本宮の展望台からの見晴らしは絶景です。苦労して登ってきた人へのご褒美になります。

三穂津姫社の名に「姫」があるので女性の神様と想像できました。なんと本宮の祭神 大物主神の后の神でした。奥さまですから、縁結び、家内安全にご利益があるんですね。
三穂津姫社の隣りに神馬像があります。実物大で存在感があります。

実は、本宮から三穂津姫社まで南北に約40mもある長廊下があって、「南渡殿」と呼ばれています。明治時代の総研らしく、屋根は檜皮葺で立派です。本宮から三穂津姫社までを結び付けているということと、この趣のある建物が素敵だなと感じました。

金刀比羅宮本宮まで登ったら広場があって、その端に行くと、視界が開けます。海抜251mのこの展望台からは、讃岐平野、瀬戸大橋、「讃岐富士」と呼ばれている飯野山を一望できます。
本宮までの石階段785段を自らの足で上ってきたご褒美のように感じるくらい、良い眺めです。

お城に例えれば「二ノ丸」でしょうか、こんぴらさんの重要な社です。荘厳であたかも本宮にたどり着いたような気さえします。

防火用水を貯める鉄製の水瓶(すいびょう)に、1円玉が浮かんでいます。1円玉が浮かぶと願いが叶うらしいです。
自分でやってみたら、浮かんだけどすぐに沈みました。私の「浮き沈みのある人生」そのままのような気がしました。

こんぴらさん（金刀比羅宮）の総門にあたる大門は石段365段目にあります。そこから先は神域で、本来商いは許されていない境内になります。
大門の内側の広場に屋台を広げて加美代飴(かみよあめ)を販売することが許可されているのが「五人百姓」といって、古くから金刀比羅宮と縁故ある家柄の5つの商店だけなのだそうです。
今日は４人だけでした。

こんぴら街道って金刀比羅宮参道のことだけではないんですね、知りませんでした。
四国各地から「こんぴらさん」にやってくるための街道が５つもあるんですね。
その中で一番栄えて有名なのが、丸亀の「太助灯籠」から「こんぴらさん」までの「丸亀街道」だと知って納得しました。
今日はゴールの「こんぴらさん」にやってきたので、明日は出発点の「太助灯籠」を見に行きたいと思います。

象頭山は、多くの呼び名があって混乱しましたが、整理すると次のようです。
象頭山は、象の頭のような形をしているから名づけられたということです。つまりいくつかの峰があって、南側半分が象頭山（標高538m）、北側半分が大麻山（おおさやま・標高616.3m）で、両方合わせた全体を「象頭山」とみなしているようで、私は混乱が生じているわけでした。
またその全体を表す「象頭山」は、琴平山また金毘羅山（こんぴらやま）、県立琴平公園山とも呼ばれるらしく、瀬戸内海国立公園、名勝、天然記念物に指定されています。

ほとんどの理由は、象頭山の中腹に通称「こんぴらさん」と呼ばれる金刀比羅宮本宮があるからなんですね。

こんぴらさん参りのために、参道に近い湯元八千代に宿泊してこんぴら温泉に浸かりました。内湯と露天風呂もあって、気持ち良かったです。
こんぴら温泉の泉質は、「ナトリウム-塩化物冷鉱泉（低張性中性冷鉱泉）」で、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症といった症状に効能があるようです。

こんぴらさんの参道に面した宿、敷島館の前にある足湯は、「こんぴらさん参拝者はどなたでも利用できます」ということで、こんぴらさん参りの後に浸かれば疲れも取れるので、お勧めです。

1km以上ある遠浅のビーチで、波が引いた時に現れる「潮だまり」で上手に写真を撮ると「ウユニ塩湖」風になるということです。

父毋ヶ浜絶景フォトの撮り方が書いてあって、「干潮×夕暮」が重要なポイント。
これは事前に調べてありました。
さらにインターネットに出ていた「秘訣」は、風がないこと、水面ギリギリにカメラを構える、動きの出る服装やポーズなどでした。

思ったよりも砂が盛り上がっていて、理想通りにはいきませんでした。
でも、「日没後の20分間のマジックアワー」で、「秘訣」通りの人が良いポジションで良い動きをしてくれたのを撮らせてもらいました。

由緒ある神社で、平安時代に編纂された神社の格式「讃岐延喜式神社」のひとつ。
標高404mの稲積山の頂上にあるため、地元では「稲積(いなづみ)神社」とか「稲積さん」と呼ばれているそうです。

『天空の鳥居』があって、鳥居越しに観音寺市街地と雄大な瀬戸内海が一望できます。
アニメ映画『君の名は』のイメージに似た光景だとも言われています。
鳥居ごしに瀬戸内海に沈む夕陽を眺めていたら、まさに『天空の鳥居』を実感できました。

たかが標高404mと侮るなかれ。
頂上に由緒ある高屋神社本宮があって、平安時代に編纂された神社の格式「讃岐延喜式神社」のひとつだとか。
「稲積(いなづみ)神社」とも呼ばれているこの神社の鳥居が『天空の鳥居』と呼ばれていて、鳥居越しに観音寺市街地と雄大な瀬戸内海が一望できます。
ちょうど鳥居の中で夕陽が瀬戸内海に沈んでいく様子を眺めていると、まさに『天空の鳥居』が実感できました。

今から1200年以上前の807年（大同2年）に弘法大師によって創建された札所で、ご本尊は四国でここだけの馬頭観世音菩薩です。そのため境内には実物大の馬の銅像が2体立っています。
本堂の見かけは新しく見えますが、1300年（正安2年）の建立で、国宝に指定されています。本瓦葺きで立派な建物です。

68番神恵院と69番観音寺は、四国霊場の中で唯一同じ境内にある、一寺二霊場です。その境内に共通の建物や施設がたくさんあって、巍巍園（ぎぎえん）もその一つです。
山の斜面を活かして、岩石や植物、そして流水のある回遊式庭園になっています。
四季折々に季節の花や葉の色の移ろいが感じられるようになっていました。

四国八十八か所札所で、68番神恵院と69番観音寺だけは、一寺二霊場といって、一つの境内にあります。
ご本尊は異なるので、大師堂や本堂はそれぞれ別にあります。
特に観音寺の本堂は金堂とも呼ばれて、色鮮やかな朱塗りの柱をしている室町時代の建築で、国指定重要文化財になっています。
共通の施設も多くて、山門、納経所、薬師堂、心経殿、宝物殿や、回遊式庭園の巍巍園というのもありました。

四国霊場の68番神恵院と69番観音寺は、四国霊場の中で唯一、一寺二霊場で、同じ境内にあります。
大師堂や本堂はそれぞれ別です。コンクリートを打ちっぱなしという外観が珍しい本堂に入ると、内部は新しい本堂でした。
観音寺にある納経所で、68番と69番の納経印をいただけました。

境内には、二霊場共通の建物や施設がたくさんあって、山門、薬師堂、心経殿、宝物殿や、回遊式庭園の巍巍園（ぎぎえん）もありました。