porculsさんのクチコミ(2ページ)全392件

その名の通り、名古屋駅の新幹線口から徒歩５分かからないくらいの場所にあるビジネスホテルで、新しいのか、割と綺麗でした。
…が！！ひとつだけ残念だったのが、掃除。チェックインして部屋に入って、手を洗おうと洗面所に入ると、洗面所とお風呂の境のところに短い髪の毛が10本くらい、ぱらぱらと落ちていました。お風呂に髪の毛が一本落ちてたとかはたまにあるけど、10本以上が散らばっているのは経験がなく、潔癖症なので血の気が引きました。他にもベッドの頭の上の飲み物とか置けるようになっている細い棚みたいなところにも髪の毛が一本落ちていました。
それ以外は文句なしの、駅近だし最上階で眺めは良かったし、暖房しか入らない設定の日だったので、ちょっと暑いと思ったら、窓のところの小さなレバーを引くと外気が入るようになっていて気持ち良かったし、朝食付きで、ダブルのシングルユースで税込1万3千5百円だから東京のバカ高ホテルに比べたら信じられないリーズナブルさだし、ほんと、掃除だけが残念だったけど、掃除は（というか知らない人の髪の毛が落ちているのは）結構ショックが大きいので、また泊まるかと言われると、うーん…
音が静かなのは良かったです。ホテルの音に過敏気味な私が全く気にならなかったので、かなり静かな部屋だったと思います。
朝食はバイキングではなく、ホテル1階に入っている「とんかつ松屋」の定食です。和定食、洋定食それぞれ３つほどの選択肢があったように思います。アメニティは、昨今のビジネスホテルによくある、１階ロビーに置いてあるのを必要分だけ持って上がるスタイルです。
名古屋駅から歩いて5分なのは、翌朝、新幹線ですぐ移動という出張時などは便利だし安心です。

9月末に台北へ、少しは涼しくなってるかな…と行ってみたら、蒸し暑さMAXで、少し歩くと汗だくのヘロヘロ…な時に！台北のグルメ・ストリート永康街の天津葱餅の行列のところを西に曲がって、最初の角（麗水街沿い）に、涼しげな白いタイル張りのお洒落なカフェ風の店が見えます。台北で人気の豆乳専門店「ニ吉軒」です。黒糖味とかお茶味とか多彩な豆乳も美味しいのですが、酷暑の夏の台北では、おすすめはアイスクリーム！正確には「豆乳聖代」とメニューに書いてあるパフェという名の、癒しの豆乳アイスが夏の台北では断然おすすめです。プレーン、イチゴ、黒糖、ゴマ、抹茶フレーバーがありますが、プレーンがおすすめ！ほとんど加糖してないような、優しい淡い甘さの、シャリっとして、ほろりとほどける豆乳アイスに豆乳がかかっている（たぶん）、冷たいドリンク一気飲みよりよほど、暑さをすーっと鎮めてくれて、短い台北滞在中ち二度、食べに行きました。
永康街の南の方にも二吉軒があるらしいのですが、私がいつも行くのはMRT東門駅から近い方の、天津葱餅の行列のところを曲がった麗水街にある方のお店です。白いタイル張りの病院みたいな清潔な外観で、豆乳を飲む男の子のかわいいイラストが描かれていて、真ん前が学校なので見通しがよく、遠くからでもわかりやすいです。お店で食べることも、持ち帰りもできます。豆乳をホテルに持ち帰るのもおすすめです。

海辺の街で、古くから栄えた港町だけど、ややうら寂しい感じもある基隆に、９月に行ったらまだまだ暑くて何も出来ず、朝から夜市で飲んだり食べたりして過ごしました。夜市という名前だけど、午前中から開いてるお店があり、人もそこそこいて、果物の生搾りジュース屋台でスイカジュースを飲み（暑いから、めちゃくちゃ美味しかった！）、カニの入ったキノコたっぷりのとろみスープと炊き込みご飯（おこわ）の2品しかない屋台で、その2品をランチで食べたら暑さバテが吹き飛ぶような美味しさで、これはきっと夜に訪れたら、すべての屋台が店を開き、頭上の黄色い提灯に灯りがともって、とても楽しいだろうなぁ…と感じました。
果物の生搾りジュース屋台は台北の夜市でもお馴染みですが、カニとキノコのとろみスープとおこわの屋台は、基隆夜市の名物だそうです。ちゃんと覚えていませんが、めちゃくちゃ安かったです。屋台のベンチに座って食べられるようになっていました。
今度、基隆に行くことがあれば、夜に夜市を訪れてみたいです！

台北のグルメ・ストリート永康街の美味しいお店はどこも行列になっていて、お腹空いた！→すぐに食べられるわけでもない店が多いけど、少しだけメインストリートを外すと、名店でもするっと入れたりします。ここ「奇福篇食」は永康街から信義路という大通りを渡って北東に５分ほど歩いたところにある、ワンタンを中心とした美味しい軽食が食べられるお店です。街の食堂という感じのカジュアルなお店ですが、ちゃんときれいなので女性や年配の方も安心して入れて、大将みたいな接客してくれるおじさんが愛想良くて親切で、美味しいけど接客最悪な店も多い台湾で、ここはその点も安心。
ワンタンのお店なので、ワンタンスープかワンタン麺を、どれか必ず食べたくて、エビワンタン、豚ワンタン、ホタテワンタン、海鮮ワンタンの4種類を、麺ありか、麺なしのスープかから選びます。私はエビワンタン麺なしを選び、めっちゃ美味しくて、体調が整うような、ホッとするスープでした。エビ、ぷりぷり。麺は上記4種類にそれぞれ肉そぼろが乗った版と、ピリ辛版があります。乾麺の和え麺や、魚つみれスープもありました。ルーロー飯ほど肉肉しくない豚肉そぼろ飯もあり、美味しかったです。小菜はケースこら選んで取ってくるスタイルで、私はきゅうりとニンジンの浅漬けみたいなのを選びました。お茶は無料のもあったかもですが、小菜のケース内にボトルに入った、ティーバッグが沈んだ美味しそうなお茶が数種類あって、阿里山茶を選んだら、台北の暑さバテでヘロヘロの体内に染み渡る美味しさでした。それだけ食べて、1000円もしなかったです。（円が弱くてレート不利なのに）
お昼ご飯時は混むそうですが、晩ご飯で訪れたので、並んだり相席にはならず、7-8割方、席が埋まっていて、皆さん楽しそうに食べてる地元っぽい人が多くて、いい雰囲気でした。

台北101に ふらりと行ったら、展望台のチケットを求めて並ぶ人の列が５階のエレベーターのところにできていて、その列を横目で見ながら、TWGのゴールドきらきら煌びやかなティーサロンで優雅にブランチをしました。ブランチは11時から14時までで、クラシック、グルマン、シグネチャーの3種類があり、私はグルマンを選びました。ホットかアイスの紅茶（茶葉は選べる）、オレンジかアップルジュース、エッグベネディクトかオムレツ、デザートは10種類以上のケーキから選べて、780台湾ドル。円が弱いから割高でしたが、ゴージャスな空間で丁寧な接客を受けて、美味しい紅茶と搾りたてオレンジジュース、トロトロ卵にパリパリに揚げたような食感のパンの絶品エッグベネディクト、甘いもの好きなら選ぶのに悶絶しそうな豊富なチョイスのケーキと、台湾で屋台っぽいものや街の食堂っぽい食事に疲れた私の心を癒す、オアシスのような空間でした。
クラシックブランチは480台湾ドルで、紅茶とジュースにマフィンかスコーン２つ。シグネチャーブランチは920台湾ドルで、紅茶とジュース、スコーンかマフィン、エッグベネディクトかオムレツ、マカロンでした。

神戸グルメといえば神戸ビーフのイメージが強いかもしれませんが、高いので、誰もが気軽に楽しめる神戸グルメは中華と洋食です。神戸の中華といえば南京町という中華街が有名ですが、本当の名店は中華街の外に多く、地元の人はあまり中華街で食べない…ですが、ここ「民生」は特別。神戸中華を代表する老舗の名店です。そのシグネチャー・メニューが、イカの天ぷら。ひとくち大に切ったイカに味のついた香ばしい衣がついて、くるりと丸いフォルムで供されるイカの天ぷらは、必食です。関西のあちこちにある民生出身の料理人の中華のお店では必ずこのイカの天ぷらがメニューに入っているので、民生出身のお店なんだ…とわかったりします。
他にもミンチのレタス包みとか、蒸し鶏、よだれ鶏、牛肉のメニューもたくさん、香住のカニを使ったメニューとか、本格的な広東料理が楽しめます。南京町のお店はどこも観光客だらけですが、ここは常連さんでいっぱいで、皆さんとても食通なオーダーをされてます。
食べることが好きな方、神戸中華の真髄を体験したい方、香港などに通って舌が肥えている方におすすめです。西梅田のヒルトンプラザに支店があります。

ルイスは、英国南東部のブライトンとセブン・シスターズのあるイーストボーンの間くらいにある小さな街で、アンティークショップが充実していて、日本のアンティークショップが買い付けに行くような街で、「15世紀の本屋さん」という名の古い本屋があったり、「ふくろ小路一番地」というキュートな子供向けのお話を書いたイヴ・ガーネットの家があったりと、小さいのに見どころの多い街ですが、街一番の見どころがルイス城です。街中に溶け込むように立つお城が少し珍しくて（山の上とか海辺とか、英国の城は険しい環境にあることが多い気がして）、ナショナル・レイルのルイス駅を降りて、アンティークショップやカフェや裁判所などを見ながら街を歩くとすぐにお城があります。小さな土産物店みたいな受付で入場料を払い、お城の敷地に入ると、廃墟みたいなお城も多い英国のお城では、ここはかなり保存度合いが良いお城で、見どころのバービカン（外敵から城を守る防御壁）や塔や建物がほぼ完全に残っていて、ところどころに細かく説明板があるので、読んだり見たり写真撮ったりしていると、なかなか充実の見学体験でした。石井桃子さんが訳されているエリナー・ファージョンの「エルシー・ピドック、夢でなわとびをする」という童話の舞台となる、エルシー・ピドックが縄跳びをした山、マウント・ケーバーンがお城の塔から見えます（石井桃子さんは登られたそうです）。英国南東部ならではの、ドーバーの白い崖みたいな、まぶしいほどの真っ白な山肌も塔から見えます。見学が終わったら、是非ゆっくり時間を取って、アンティーク・ショップをチェックしたり、「15世紀の本屋さん」をのぞいたり、イヴ・ガーネットの住んでいた家を見に行ったり、カフェで紅茶を飲んだりしてみてください。他にも英国史に詳しい方にはきっと楽しめそうな史跡みたいなのが散在している、小さいけれど魅惑的な街です。私はロンドンから日帰りで、しかも欲張ってブライトンと両方回った挙句に夜はロンドンで舞台を観なければならず、駆け足で訪れて本当にもったいなかったので、ぜひ半日以上かけて、ゆっくりと散策することをお勧めします。

初めて訪れたとき（2017年）は味・雰囲気ともに素晴らしいと感激した神戸の人気の江戸前寿司に4年ぶりに友人と再訪すると、人気が高いからか入れ替え制になっていて、結構な種類のつまみと寿司が出てくるおまかせコースを2時間で（お酒も飲みながら）さばくために大将がぴりぴりするようになっていて（！）、常連さんが多い店で、常連さんには言えないからか、一見の我々に、大将が何度も当たってきて驚きました（しかも女性3人だったので、余計に当たられたのかと邪推）。おまかせのコースの途中で、連れが一瞬、仕事のLINEに返事しただけで（所用時間1分弱）、「次々に出ますから、早く食べてください」。1分弱ですよ。スマホで写真を撮っていた私が（撮影禁止ではない）、周囲に気遣って音の出ない撮影アプリで撮っていたのですが、2回だけうっかり普通に撮影してカシャっという音を立てると「音を立てないでください」。その時我々以外に2組のお客が食事中でしたが、2組とも楽し気に盛り上がっておしゃべりしながら食べていて、大将以外にシャッター音は聞こえていないのに。で、入れ替え制の終了時刻20分前くらいに日本酒を頼むと「あと15分ですよ」。さすがにむっとした我々も「15分で出て行くからお酒出してもらえますか」と言い返しました。
すごく美味しい店だし、予約が取れず人気の店ですが、前回訪れたときは腰の低い感じの淡々とした接客に好感度大だったのですが、いつのまにか店が客より（少なくとも常連でない客より）完全に偉くなっていました。お酒も含めると客単価が2万円を軽く超える、決して安くない店で、予約もなかなか取れないし、とても楽しみに訪れた気持ちを踏みにじられて、3人とも帰り道は落ち込んでしまいました。いくら美味しくても二度と行かないです。今後は美味しい寿司を食べたくなったら苦楽園のまつ本さんに行きます！（数年に1度しか来ない女性客が「もう行かない」と言ったところで、大将は喜ぶかもしれませんが！）本当に残念な体験でした。鮨もつまみも本当に美味しいのに。悲しい体験でした。

金沢に観光で行くと必ず訪れる近江町市場（海鮮やお土産や海鮮を楽しめる飲食店多数）は、とにかく混雑していることが多く、カニやエビなどを見てテンションも上がってしまい、出てくるとぐったり疲れていることに気づくわけですが、市場を出たところに天からの贈り物みたいに、さあここで休みなさいとばかりに、落ち着いたたたずまいの老舗っぽいコーヒー店があり、二度、近江町市場を訪れて、二度ともこちらで美味しいコーヒーで休憩しました。観光客より地元の人の方が多い感じの落ち着いた、くつろげる店内で、マスターが1杯1杯淹れてくれるコーヒーと、お腹に余裕があれば昔懐かしい手作りプリンも頼んで、のんびり休憩できます。コーヒーは結構時間をかけて淹れてくれるので、時間に余裕がないときはやめた方がいいかも。店内のゆったり流れる時間を楽しむ余裕のあるときに、そして旅の疲れを一時癒したいときに、お勧めです。豆を買って帰ることもできます。
…と、過去2回、金沢旅行時に良い思い出だったお店ですが、3度目に紅葉の季節に訪れたら行列になっていて、豆だけでも買って帰ろうと店内をのぞいて告げるとマスターにキレられて、豆を買うにも40分くらい待ってもらわないと、…と乱暴で上からな物言いをされて、過去2回の感じの良さがかけらも無く、ショックでもう行かないと思います。忙しいからって客にキレられても…遠くから来てるのに…

金沢の人気スペイン料理店で、金沢ならではの地元の海の幸＝ガスエビ、カニ、白子、鱈…を活かしたメニューが楽しめます。あと、季節によるかもしれませんが、鹿や羊などのジビエメニューも豊富で、メニュー構成・がっつりパンチの効いた味ともに、かなり本格的なスペイン料理なのですが、で、価格も結構高めなのですが（この日頼んだパエリアは「小」でも5000円くらいした！）、なぜか客層はかなり若く、カジュアルなバールみたいな飲み会使いをしているお客が大半なのか、店内は非常に盛り上がって（うるさく）、本格的な料理をしみじみ味わうという雰囲気ではないギャップにとまどいました。中年女2名で訪れた我々は若干居心地が悪かったことは否めません（でも我々は観光客の一見さんで、普段からこちらに来ている常連さんの楽しみ方を否定するのはダメですが、落ち着いて本格的な料理を味わって食べる雰囲気ではないなあと…）。味は本格的で、この日食べたチョリソ、白子と鱈のピルピル、どでかいエビがどーんと乗ったパエリアと、全てレベルが高いけども、オイルとニンニクが相当効いているので翌日昼頃まで（大した量を食べていないのに）2人とも胃がもたれました。なので、味は本格派だけど若者向きの店なのかなという印象です。スペインのお酒の品ぞろえもなかなかですが、お店イチ推しのリンゴ酒・ワイン共に軽めの、やっぱり若者がわーっとたくさん飲むっぽいお酒でした。
場所は香林坊と片町の間あたりの木蔵町という飲み屋街の中で、とても便利なロケーションです。

全国どこのスーパーでも売っている（たぶん）ビーフンで有名なケンミンの、神戸の本社ビル１Fにあるレストランです。場所は三宮や元町駅から少し南西の、ポートタワーの真北あたり、メリケンパークの北の43号線沿いと、少し繁華街から外れた場所ですが、家族で晩御飯を食べに行ったら満席で、1つのテーブルが食べ終わると次の予約客がすぐに来て、一瞬たりとも空いてるテーブルがないくらいの賑わいで、夜のコース料理を食べて、その理由に納得しました。3500円で7品が出てくるコースを頼みましたが、リーズナブルな価格から想像のつかない手抜きのなさ、多彩なメニュー、スーパーで買ってくるインスタントのビーフンから想像つかない上質な中華の数々に、家族全員大満足。「エビ、焼き豚、ホタルイカ、ビーフン、豚しゃぶ、クラゲ」の前菜、「エビのすり身、サワラ、茄子とズッキーニの揚げ物」、小籠包、海鮮のXO醤炒め、サクラエビのビーフン、杏仁豆腐とゴマ団子。ワインは神戸のこだわりのワインショップ・ジェロボアムのセレクト、店内は広くはないけどきれいで、お値段が申し訳ないほど上質な時間を過ごしました。夜のコースは5800円やシェフお任せ1万円というのもあります。
最寄り駅は地下鉄海岸線（ヴィッセル神戸のスタジアムに行くとき乗る線）みなと元町駅か、阪急？花隈駅ですが、元町や三宮からでもぶらぶら買い物がてら歩けます。お店の入り口のところにケンミンの冷凍ビーフンが見たことない色々な種類で売っている自販機もありました。

遠くから神戸に来た友人に「気を使わない、カジュアルで美味しい店」をリクエストされ、神戸の店に詳しい地元の友人がこちらの店を予約、初めて行きましたが、小籠包、ピータン、干し豆腐の和え物とか本場っぽいメニューから、エビマヨまで、メニューの構成も楽しく、何を食べても美味しく、お値段はカジュアルで、それは文句なしでした。店内は良く言えばウォン・カーウァイの映画みたいな、カジュアルというか雑然っぽい現地っぽさが演出されていて、それもお洒落で楽しいのですが、ゆったり座ってゆっくり美味しいものを楽しむ雰囲気ではなく、とどめは、まだ食べ物も飲み物もたくさん残っていたのに、突然「2時間で出てください」「次の予約のお客様がもう来られています」と追い出されたこと。予約時に友人が説明を受けていたかもしれないけど、私は知らなかったのと、2時間で追い出すなら直前のオーダーは断ってくれるべきなのに、オーダーするだけさせて追い出すとか、ちょっと愕然でした。たぶん私は2度と行きませんが、安くて美味しいし、ちゃんと本場っぽい味だし、アクセスも抜群（JRと阪神の元町駅からまっすぐ北へ徒歩5分）なので、2時間で追い出されると覚悟してサクっと飲食を楽しむ使い方なら、ありではないでしょうか。

阪神御影で家族でサクっと美味しいものを食べよう…と、ネットで見つけて予約して訪れた焼き鳥屋さんで、阪神御影駅からは徒歩5分もかからない、ほぼ駅前の至便な場所です。立ち飲み屋など庶民的なお店の多い一帯で異彩を放つ高級感ただよう店構えに、サラリーマンが会社の帰りに食べるイメージの「焼き鳥」とは一線を画す高級な焼き鳥が、美味しく少量ずつ供されます。四万十の地鶏を和歌山の備長炭で焼いているというこだわりの通り、上質な焼き鳥が楽しめます。ポテトサラダや漬物盛り合わせなどの一品料理も、強いこだわりを感じます。美味しいのですが…家屋4人で行って、阪神御影という油断から高級店だと覚悟がなく、精算時に一人1万円ほどかかって驚きました。新地とかなら覚悟できたでしょうが…　と思うと、こぎれいでおしゃれな店内も、座った個室風に仕切られた4人席も少し狭くて、特に窓側の席は後ろに頭を前に傾けないと座れない（列車の座席みたいに）しつらえが、お酒が入ると余計につらかったこととか、お値段と比べると不満が沸いてきました。
…とはいえ、本当に美味しい焼き鳥ではありました。ただ、阪神御影で焼き鳥を、と思うとき、ここまで高級店は自分たちには向かないかなあと思いました。

雪の降る寒い札幌に遊びに行って、お昼はあったまりたいからスープカレー…と、北大キャンパスを見たついでに近いので行ってみました。平日の開店時刻ちょうどの11:30に行くと、行列はできておらず、すんなり入店できました。牡蠣カリーとか鉄板キーマなどの美味しそうなメニューの中から「15種類の野菜のカリー」を選択。野菜どっさりで身体に良さそう、と思って頼んだのですが、15種類の野菜（キノコ含む）が食べられるのは嬉しいんだけど、野菜１つ１つの量が多すぎて、たとえばキノコをそうそうたくさん食べたくはなく、「たくさんの種類の野菜が少しずつ」だといいのになーと思いながら食べ進むうちにノルマを達成するような気持ちになってきて、そうするとカレーのスープも味が単調で飽きてきて、食べログの点数が高くて期待が高すぎたのかもしれませんが、全然完食できませんでした。量が多いからというより、同じ味のものの量が多いというか、スープは思ったほどスパイス効いてる感じでもなく、飽きました。まあ、食べるスピードが早くてたくさん食べる若者向きなのかも。北大のそばだし。その割に価格設定は高めなので、学生さんにはキツいような気もして…（野菜カリーは1,680円）

冬の小樽で美味しい海鮮を色々食べたい…と勇んで出かけたものの、すごい雪で歩くのも辛く、駅前の三角市場はどの店も冗談みたいに高くてげんなりして入れず、何も海鮮食べずに夕方になってしまい、ホテル近くの通りがかりの鮨屋に店の前から電話したら18時からの予約が取れて行ってみたお鮨屋さん。店名の」千春鮨」は歌手の松山千春さんのことらしく、店内に松山千春さんの写真など飾ってありました。店内にはカウンターと座敷席がありますが、キャラの濃い大将の話も価値のうちなのでカウンターがお勧めです。好きなネタやつまみや、何なら焼き魚とかも頼めるようでしたが、私はおまかせで頼むと、全部で15貫の、全て北海道産のネタの握りと、突き出しでニシンのマリネみたいなのと、アオサの味噌汁と、日本酒飲んで5,500円でした。小樽の飲食店はどこも本当に高いので、これは破格の良心的な価格だと思います。大将が赤裸々に観光客目当ての商売とかを斬って捨てるトークも面白かったです。自然に他のお客さんとも会話する流れになり、寒くて吹雪で辛かった旅先の、唯一のいい思い出になりました。

東銀座の、歌舞伎座のすぐ近くにあるビーフシチューが有名な老舗の洋食屋さん（と思い込んでいたら、お店に置いてあった「銀座百点」という冊子では「日本料理」と分類されていた！）で、メニューはシチューとグラタンだけの潔いお店です。平日のお昼時には近隣のお勤め人で混み合ってる印象でしたが、祝日の昼過ぎに行くと、意外にもすんなり入れました。日本家屋風のお店でいただくオーソドックスなビーフシチューも以前に食べて幸せな味でしたが、今回は酷暑と仕事終わりの疲労困憊で、子供の頃から大好きなグラタンが食べたくて仕方なくて、グラタンとシチューのセットもありましたが、グラタン単品にしました。グラタンとご飯（おかわり可）と小鉢２つ（なます、きんぴら）にお漬物が付いて、2100円。グラタンは小さめのポーションなので、男性は足りないかもです。とてもとても美味しくて、子供の頃に食べたような懐かしい味のホワイトソースで、幸せな味でした。エビと椎茸と玉ねぎが入っていて、エビはグラタンにありがちな小エビではなく、中くらいの大きさのぷりぷりエビでした。めちゃめちゃ暑い日だったので、座るなり出てきて何度も注いでくれる麦茶もほんと美味しかったです。老舗の有名店だけど、上からでもなく丁寧で親切な、でも愛想良すぎでもない接客が好感度大で一見さんでも居心地良かったです。
東銀座の歌舞伎座周辺は老舗の名店が多いですが、かなりおすすめのお店です。訪れた時には、観光客らしい人は少なく、常連さんぽいお客さんが多かったです。銀座の他の有名店はどこも外国人観光客でいっぱいな様子でしたが、ここは外国人観光客はいなかったです。

コロナ禍が明けて観光客万来で高すぎて出張規定内で泊まれない昨今の東京のホテルの中で、東銀座と築地の間という便利な立地で、ビジネスホテルに求める必要最低限の全てをちゃんとクリアして、朝食付き1泊1万円ほどで泊まれた奇跡のホテル。
ここ数ヶ月、1泊朝食付きで2万円を切るホテルが見つからなくてうんざりだった東京出張で、今回はこちらのホテルに1泊朝食付き税込10,800円で泊まれました。部屋は広くはないけど、つい先日1泊朝食付き1万9千円で泊まった赤坂のホテルと大して変わらない広さ（狭さ）で全然問題なし、満室に近かったと思うのにとても静かで音に過敏な私も全く音が気にならず、掃除もちゃんとしていて、朝食はバイキングではないけど、選択肢が豊富で、築地の魚河岸食堂とかコメダのヘルシー版とかも選べて（私はホテルから出るのが面倒で、ホテル1階のおしゃれパニーニカフェで食べた）、レディースフロアだったからか、アメニティはフロントから持って上がる方式なのに、部屋のバスルームにシャンプーリンスのみならずクレンジングや化粧水までボトルで装備されていて、レディースフロアはチェックアウト12時だったり、この値段でMAXのサービスを受けた気がします。唯一残念だったのは、ホテル1階のPonte Nuovo Cafeで食べた朝食のパニーニが、注文してから焼きますと言ってるのに冷めてたことくらい。それも、この値段なら腹も立ちませんでした。コスパ最高。
場所は東銀座の駅から徒歩5分ほどの、東劇ビルを超えて大きな郵便局の斜向かいで、築地本願寺がすぐ近くにあったから、築地場外市場も徒歩すぐの場所だと思います。銀座の中心部にも徒歩10分ほどです。

コロナ禍後の海外からの観光客大量来訪で、東京のホテルは実際の価値より1.5倍ほど高額になっていて、国内出張者は困ってばかりですが、こちらモントレ赤坂は、赤坂見附駅が最寄りの他、赤坂、永田町、青山一丁目など複数の駅が徒歩圏で至便な場所で、モントレなのでサービスや朝食などちゃんとしていて、なんとかギリギリ出張規程内で泊まれる貴重なホテルです。以前より相当高いけど。
出張で1ヶ月ほどの間に2回泊まった2度目の今回は窓からの眺望ゼロでしたが、まあ1泊だし出張なので許容範囲で、朝食バイキングは深川汁とかあって嬉しいのと、目の前に豊川稲荷東京別院が見えて、朝食後、朝から仕事前に神宮寺勇太くんの提灯を拝みに行ったり、隣には大きな虎屋があって、徒歩すぐに有名な「しろたえ」もあって、お土産買いも充実です。
ホテルはそこそこ古いので、バスルームが若干かびくさいのは残念でした。お風呂にはCMでよく見るミラブルのシャワーが付いていて、本当にマジックで皮膚に書いても落ちるのか、試してみたかった。
今は観光客万来で高すぎだけど、本来はリーズナブルに良いホテルです。

神戸の住宅地・御影（みかげ）にある、1933年に建設された風雅なレトロ建築、御影公会堂の地下1階にある、関西では有名な絶品洋食の食べられる食堂です。六甲山が見える川沿いにある御影公会堂の建築自体も一見の価値ありですが、ここまで来たら食堂に寄らずには帰れない…くらい人気です。オムライスが有名ですが、ハヤシライスやオムハヤシとかあります。カレーもカツカレーやエビフライカレーとかあります。（フライものがまた美味しい…）関西の洋食の花・ビフカツもあります。地下ですが、半地下みたいなつくりなので、窓から光が入って開放感があり、何よりいつ行っても嬉しそうに食べてる人たちでいっぱいな幸せ空間です。
阪神淡路大震災の時は、御影公会堂が避難所になっていたり、第二次大戦もくぐり抜けて、数年前にもオーナーシェフが亡くなって長く休業していて、もう復活しないかと心配しましたが、その度に不死鳥みたいに復活して、神戸っ子のお腹を満たしてきてくれた、神戸の歴史の1ページでもあります。

5月下旬の平日の昼ごろに北野天満宮に行ってきました。何年ぶりか記憶にない久々の訪問で、コロナ禍後は初めてでしたが、すごーい人で混雑していました。目当ては学業成就のお守りを買うことと、青もみじでしたが、門から本殿までの参道から修学旅行生だらけ、どの学校の生徒も道いっぱいに広がってだらだら歩き、他の参拝客に一切道を開けないから、歩きにくくて、何度も修学旅行生にぶつかったけど一度も謝ってもらえず、珍獣を見るような目でガン見されるばかりで、神社に参拝する前に人としての教育し直しが必要なのでは…と悲しい気持ちで本殿にたどり着くと、ますますたくさんの修学旅行生で地面が見えないほどで、お参りするのもお守り買うのもひと苦労でした。引率の先生たちも他の参拝客に全く気遣いがなく、延々と集合写真を撮っている修学旅行生の撮影タイムの合間に自分も写真を撮ろうと待っていても全然気づかないので、「写真撮りたくて待ってるんですけど…」と引率の先生に言ってみても、「は？」って感じで無視されて、結局、有料の青もみじゾーン以外ではほとんど写真も撮れませんでした。
その後、ネットで見た写真が綺麗だった「史跡御土居　青もみじ」の案内板の方へ歩いて行くと、川辺にあるみたいで、小高い川辺に上がろうとすると、係の人？に「こらこら、お金払ってください」と怒られて、まさかのそこだけ有料（500円）でした。入場料取られるなんて知らなかったんで…すみません、と謝ったけど何だか居丈高で、さすがイケズな京都人、と思いました（←個人の偏見）。
青もみじは、豊臣秀吉が水防のために築いた土塁（御土居）沿いのたくさんのもみじの木が、きっと秋には紅葉の名所で、新緑の季節には青くても綺麗だよ…と宣伝して入場料取って公開している名所のようです。敷地はそんなに広くないのであっという間に歩き終えてしまいますが、境内でここだけ人がそんなに多くなくて、ゆったりと散策を楽しめました。川（紙屋川）、川にかかる赤い橋（鶯橋）、もみじの青々とした葉っぱや他の木々で少し暗いくらい鬱蒼とした中を木漏れ日がさして、途中、竹林もあり、ちょっとした森林浴という風情です。樹齢400年のもみじもありました。夜にはライトアップもあるようなので、入場するタイミングを考えて行くのが良さそうです。多少のアップダウンがあるので、スニーカーなどぺたんこ靴がお勧めです。
北野天満宮へのアクセスはいろいろありますが、基本的にはわりと不便な場所で、私は往路は車折神社に行った帰りに嵐電で行き、帰りはたまたま目の前に四条河原町行きのバスが来たので飛び乗りました。嵐電は風情がありますが四条大宮から乗るのが面倒くさいし、北野天満宮方面は一度乗り換えなければならず、楽なのはバスでした。適当に飛び乗ったので、何バスだったかわかりませんが、後日、京都在住者に聞くと、全線一律料金だったので、市バスではないかとのこと。（間違っていたらすみません）。嵐電もバスも、ピタパが使えました。