mireinaさんのクチコミ(58ページ)全2,062件

パリ市庁舎とは、1375年以来パリの行政期間があった場所に立つ現役の市役所です。19世紀末にフランスルネサンス様式（ネオルネサンス様式）で再建された豪華な庁舎は美しく、市役所前広場のイベント類とあわせて人手の多いエリアです。
市役所前の広場がスケートリンクになっているのを見たことがありますが、長い歴史のなかでは公開処刑場だった時代もあるようです。
セーヌ川北岸（右岸）にも面しているのでシテ島からも鑑賞に耐える美しさ。夜は美しくライトアップされます。

テルトル広場（Place du Tertre）へは、朝一番で上ったサクレクール寺院から、ちょっとした名所を周りながらモンマルトルの丘を下りた時、サクレクール寺院に道一本で隣接するサンピエール教会の次に立ち寄った場所です。
土産店や飲食店に囲まれた賑やかな広場では、沢山の絵描きさんが画を販売しています。

アンヴァリッドとは、軍事病院や傷病兵の療養施設として17世紀に建設された広大な歴史的建造物です。
施設の一部が軍事博物館やナポレオンの棺が置かれたドーム教会として観光客などに向け施設として使われています。施設の一部といっても、軍事博物館だけでも驚きの広さと展示面積でした。
日本語化されている展示や資料は限定的なので、物珍しい形の刀や鎧、大砲などを見て回っただけに終わりました。
各所でパリミュージアムパス使えますが、チケットなくても外に並んだ昔の大砲や戦車など見ながら通り抜けは可能だと思います。

カルーセル凱旋門
ルーブル美術館が休みの月曜日早朝、建物としてのルーブル宮殿外観見学とあわせて、カルーセル凱旋門のアーチ内部の天井彫刻に至るまでゆっくりと見学しました。
その時の新発見の一つ、凱旋門の立つ広場はチェルリー公園ともルーブル美術館とも違うカルーセル庭園という独立した地域で、ここだけが犬の散歩（通り抜け？）が許可されていることです。
道理で犬を散歩させている地元民の方が集中している筈ですね。

セーヌの橋
シテ島の辺りは川が分かれて川幅が狭くなるためか、セーヌ川に架かる橋が密集しています。ポンヌフが知名度一番だと思いますが、この島だけで9本の橋が架かっています。
さすがに複線で車が通るような橋は構造が近代化されていますが、古い石橋や鋳鉄橋なども残り、橋見物も楽しめました。

ポン橋（ポンヌフ） シャンジュ橋 ノートルダム橋 アルコル橋 サン・ルイ橋 アルシュヴェシェ橋 ドゥブル橋 プティ橋（プティポン） サン・ミッシェル橋

シテ島
土曜日夜パリ到着の翌日曜日、バスティーユのマルシェで昼食という柔らかいスケジュールのもと、朝一番ホテルから徒歩でシャンジュ橋を渡りシテ島に上陸。コンシェルジュリー、裁判所、サントシャペル、花市場の場所で日曜日のみ開催される鳥市、ノートルダム大聖堂などを周りサン＝ルイ橋（Pont Saint-Louis）を渡ってサンルイ島へ抜けました。

火曜朝一番、休館日のルーブル美術館を通り抜けオルセー美術館に行く途中でチュイルリー庭園を散策しました。
美しく幾何学的に整えられた植木や点在する彫刻作品が魅力的な公園です。
それなりのデータベースを探し当てれば、仏語ながら全ての彫刻作品解説もあり散策途中のチラ見程度では勿体ない公園でした。

コンコルド広場は、オランジュリー美術館をからプティパレ（パリ市立美術館）への徒歩移動途中にゆっくり散策しました。パリ中心部にいながら、広場から一直線に伸びるシャンゼリゼ大通りやチェルリー公園を背景とした、抜けた景色も魅力的です。
ルクソール・オベリスクや大観覧車が遠くからでも目立ちますが、二つある大噴水を飾る豪華な彫刻作品も見逃せません。

金曜日8時ホテルスタート、ホテルからパッサージュやオペラ座辺りを2時間ほど散策。オランジュリー美術館には開館1時間後の10時に、大した行列もなくミュージアムパスで入場しました。（前回はパス有も長い行列だったため）
メインとなる睡蓮の部屋では、作品前に立ちはだかり延々と自撮りする集団に閉口しましたが、1時間30分ほどかけ一通り見て退出。その後は目の前にあるコンコルド広場を通り抜け、プティパレ、グランパレ、ケブランリーと、（パリ基準では）小振りなミュージアムを梯子して16時過ぎにはエッフェル塔下に辿り着きました。カレンダーの図柄になるなど、誰でも知ってる作品の無い美術館では自撮りの意味が無いらしく、その後の展示場内の環境は良好でした。

10日もパリをプラプラしたので、毎日のようにセーヌ河岸を歩きました。どこの川岸も散策路が美しく整備されていることはもとよりですが、日本ではめったに見ることのない河川舟運用途や家船（パリではペニッシュ）など、沢山の川船を見ることが出来て良かったです。

水曜日朝一番からヴェルサイユ、セーブル、ラ・デファンスと巡り、日没ごろ地下鉄一本で凱旋門駅到着。一瞬の凱旋門外観見学を終え、シャンゼリゼロータリー（地下鉄二駅分ほど、19:00～20:00）まで、緩やかな下り坂となるシャンゼリゼ大通をブラブラしました。
買物目的ではない私達には、日没後からでもウインドショッピング（営業中のお店も点在）など楽しめました。ただ、前回クリスマス時期の散策に比べて全体的にライトアップなどが地味だったのが少し残念でした。

サクレクール寺院
土曜日朝一番、ホテル近くのシャトレバス停から路線バス（85番線）を使って寺院のある丘の中腹で下車。それでも結構な長さの階段を上りサクレクール寺院に到着。見晴らし台からパリ市街遠望を楽しんだ後は教会内部にも入り、名所を周りながらゆっくり丘を下りました。
その後、同じ路線バスで先に進みクリニャンクールの蚤の市やアンティーク家具街を見て回りました。

レアール近くのホテルから、シャトレ広場、シテ島、サンルイ島、バスティーユ広場（訪問日の日曜日は広場北側の暗渠公園でマルシェ）と徒歩散策した時に通りました。画廊、雑貨店、教会、歴史的建造物の高級住宅などが見所でした。

ホテルから300メートルほど南にあるシャトレ座（Théâtre du Châtelet）は、ナポレオン3世とオスマンによって推進されたパリ改造計画の一環として建てられた現役の劇場です。
パリ市立劇場と共にパリ生まれのフランス人建築家ガブリエル・デイビッドによる1862年頃の建築。

フォーラム・デアール（巨大地下鉄駅シャトレ・レアール駅と一体化した地下ショッピングセンター）のリニューアルされた大屋根の南東にある広場です。中央にある大きな石造りの噴水がFontaine des Innocents（イノサンの泉）です。英語読みのイノセントをイノサンと発音するようです。

火曜日朝一番、休館日のルーブル美術館を通り抜けホテルから徒歩でオルセー美術館に行きました。開場5分前到着、50人ほどの「チケット有」行列の後に並んでセキュリティー検査のうえ入場。先ずは見学者無し状態のミレーなど有名絵画を転々と楽しみ、後半は工芸や家具などで午前中一杯滞在しました。

朝一番から、RERでヴェルサイユ宮殿、路線バスでセーブル陶磁器美術館、トラムでラ・デファンスと周り、直通地下鉄で夜の凱旋門にたどり着きました。連れが高所苦手につき、ミュージアムパス対応施設ながら凱旋門に上ることは考えず、３回連続の夜間外観見学のみとなりました。

朝一番からオランジュリー、プティパレ、グランパレ、ケブランリーとミュージアムを梯子した後にエッフェル塔に立ち寄りました。真下まで行こうとしましたが、工事中と混雑で諦め、セーヌ川を北に渡りトロカデロ広場やシャイヨー宮の高台から眺めて終わりました。

ルーヴル美術館へはパリミュージアムパス6日間を使って小規模な展示変更日を挟んで三回訪問しました。朝一番から丸一日滞在した日には昼食を館内のフードコートで初めて昼食を食べました。昼時を多少ずらした程度では激しい混雑は収まらないものですね。２月のオフシーズンでこんな混雑なら、ハイシーズンが思いやられます。

サン・ミッシェル広場は、シテ島に架かるサン・ミシェル橋（Pont Saint-Michel）をセーヌ左岸（南岸）に渡った先の広場です。
南正面に大理石を使った豪華な噴水がありますが人通りが多いのでノンビリ出来る広場ではありませんでした。