はまちゃんさんのクチコミ(96ページ)全8,702件

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高31.5ｍ、堤頂長112.6ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2012年という、コククリートがまだピカピカという感じの新しいダムです。取水ゲート１門は、水中で伸縮する取水バルブを持ち、任意の深さから取水できるようになっていて、川の水温に近い部分を選んで放流できるという環境にやさしいダムになっています（添付説明板の写真を参照ください）。
ダムによって造られたダム湖の名前は“栗湖”と書いて、『マロンこ』と読ませるそうで、なかなか斬新というか、キラキラネームのようで驚きました。ダム湖の源になっている野間川の源流地である宇根山には古くから「柴栗伝説」という伝説があり、栗饅頭も販売されていることなどから、この名前になったとか。
ダムサイト左岸に管理所があって、その横にダムの構造や仕様、役割を示す説明板があります。管理所の前には広い駐車場がありますが、トイレはありません。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された立派な資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は8:30～17:15（土・日・祝日を含む）です。
新しいダムで、周辺は公園や展望台、散策路などがあまり整備されていないようでした。今後、整備されていくことを期待したいです。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水、発電を目的とした、堤高74.5ｍ、堤頂長231ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2005年という比較的新しいダムで、自由越流方式のシンプルな構造です。
ダム堤体上は車も通行可能となっていて、堤高が74.5ｍあるので下流側を覗くとなかなかの迫力があり、常用洪水吐きから放水している様子が見えました。
ダムサイト左岸に管理所があり、その近くにある展望台にダムの仕様や構造を示した説明板がありました。
管理所横に三室川ダムの水没地域にあった、“たたら製鉄遺跡”を移設したものがあり、昔、この周辺がたたら製鉄が盛んであったことが判りました。
管理所は無人になっていて、ダムカードの配布についての説明板（添付写真を参照ください）があったので、ここを見学した後、“河本ダム”の管理所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。土日・祝日に河本ダムを見学される方は、まず、三室川ダムに立ち寄って、訪れた証拠写真を持って河本ダムの管理所に伺うと両方のダムカードを頂けるので見学の順序を決めるときに参考にしてください。

広大な自然に囲まれた、静かで綺麗な施設でした。宿泊した部屋は、トイレ、広縁・床の間がついた八畳の和室で、気持ちよく滞在できました。大浴場は洗い場が８つでそれぞれが小さな仕切りでセパレートされ、立ち上がり時に掴まる取っ手があって足腰の悪い人には優しい構造になっていました。サウナや露天風呂もありました。露天風呂は建物の一部なので屋根があるのでそれほど開放感は無かったが、お湯は月替わりの薬湯で、訪れたときは“柿の葉湯”になっていてそれなりに楽しめました。食事は夕食、朝食ともバイキングで特別珍しいものはなかったが、価格的に十分納得できるものでした。

三室川ダムの上流にある渓谷です。“峡”と言っても、深い渓谷状の谷が連なるところではなくて、自然豊かな小さな川という感じのところでした。ここと言う観光ポイントは無かったですが、県道１２号線と県道１０９号線が交差する辺りでは簡単に川辺に降りていくことができます。流れはとてもきれいで、釣りをしている人を見かけました。モミジの樹が沢山ありましたが、訪れたのが１０月中旬で紅葉には早すぎました。

天然の湖だと思っていたのですが、観光パンフレットを見て、ここが帝釈川ダムによって造られた人造湖で“ダム湖百選”に選ばれているということを知りました。
全長は１０ｋｍほどありますが、幅は広いところでも１００ｍほどの細長い湖で、上空から見ると龍の姿に似ていることからこの名が付いたとか。
ダム湖らしく、木々は湖畔を覆いつくすようにかぶさっているところが多く、静かで神秘的な湖でした。湖に架かる県道２５号線の橋のたもとからは、神龍湖に流入する帝釈川に架かる赤い橋が周辺の景色と相まってななかなかの景色で、遊覧船の姿も見えました。訪れたのが１０月中旬で紅葉はまだまだの状況だったのが残念でした。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高42ｍ、堤頂長118.5ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2015年という新しいダムで、自由越流方式のシンプルな構造です。
ダム堤体上は歩行者は入れますが、車の通行は不可になっていました。堤体高さがそれほど高くないので下流側を覗いても迫力はなかったが、常用洪水吐きから放水している様子が見えました。
ダム堤体上の側面の壁には、工事過程の写真やダム諸元についてパネル展示されていました。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードを頂くことができました。なお、ダムカードの配布は8:30～17:15（土・日・祝日を含む）です。管理所の傍には観光客など一般人が駐車出来る駐車場はありますが、トイレはありません。
出来たばかりのダムで、まだ周辺を整備している途中といった感じで、ダムの仕様や構造を示す表示板もありませんでした。今後の整備に期待したいです。

温井ダムによって形成された人造湖で「ダム湖百選」に選ばれています。「龍姫湖」という名前は、温井ダムの管理所に併設された資料館にあった説明（添付写真を参照ください）によると、温井地区に伝わる“江の渕の大蛇物語”という『大蛇（龍）が化けた娘（姫）の伝説』にちなんで名付けられたものだそうです。
湖畔には温井ダムを中心に日帰り温泉としても利用できるもホテル（温井スプリングス）のほか、多目的広場や遊具を備えた子供広場、展望台、レストラン、ロッジなどの施設があり、一日ゆっくり楽しめました。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高50ｍ、堤頂長196.6ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2006年という比較的新しいダムで、自由越流でシンプルな造りですが、堤体中ほどにラジアルゲートが見られる変わった構造のダムでした。
ダム堤体中ほどにあるエレベータで降りて、ダム堤体内の監査路を通って、ダム直下からダムを眺めることができました。ダム直下には、カタクリの自生地があるほか、右岸に東屋やベンチなどが整備された公園がありました。
なお、監査路は、ダムに関する説明資料や、ダム周辺の自然についての写真、地元の学生の絵などを展示するギャラリーになっていました。
ダム見学後、ダムサイト右岸にある管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードを頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。
ダム堤体の中をエレベーターで降りてダムを見ることができるところは多くはありません。ダムの直下には公園も整備されていますのでダムマニア以外の方にもオススメします。なお、エレベータが利用できるのは、午前９時から午後４時までです。詳細は添付写真“ダム見学者の皆様へのお願い”を参照ください。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高32.1ｍ、堤頂長204.8ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2005年という比較的新しいダムで、新しいダムにありがちなゲートレスでシンプルな構造。
ダム堤体上は通行が可能で、上から下流側を覗いてみましたが、高さが低いのでそれほど迫力はありませんでした。また、堤体の端から下流に下りていける階段があり、普通は施錠されているところが、ここは自由に下まで自由に降りて行けて下からダムを眺めることができました。
右岸ダムサイトに管理所があって、その近くにダムの役割や仕様を示した説明板がありました。観光客など外来者が利用する駐車場はありましたがトイレはありませんでした。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードを頂くことが出来ましたが、ダムの構造や仕様を表すパンフレットが無いのが残念でした。なお、ダムカードの配布は8:30～17:15（土・日・祝日を含む）です。

八田原ダムの左岸のダム管理所横にあります。管理所に併設された資料館で、館内には八田原ダムの仕様や構造・目的・役割りのほか、ダム周辺の動物や植生といった自然について映像や模型、パネルで分かりやすく展示されていました。
どちらかというと子供向けという感じがしますが、このダムはダム堤体の中をエレベーターでおりて、ダム堤体内の監査路やダム直下からもダムを観ることができるなど見所が沢山あるので、ダム見学と合わせて入館（無料）されることをオススメします。駐車場とトイレがあります。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水、工業用水を目的とした、堤高84.9ｍ、堤頂長325ｍの重力式コンクリートダムです。
ダム堤体の中ほどにあるエレベータで降りて、ダム堤体内の監査路を通って、ダム直下からダムを眺めると古城のようにそびえる姿を観ることができました。
ダムサイト左岸に管理所があって、その横にある“遊学館”と名付けられた資料館には芦田川流域及び八田原ダムに関するビデオの上映や、八田原ダムの概要・目的・働きなどを解りやすく説明したパネルや模型等が展示されていました。
また、管理所の傍に“夢の山水”と名付けられた名水を汲んで持ち帰ることができる施設がありました。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードを頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～16:00（土・日・祝日を含む）です。
ダム堤体の中をエレベーターで降りてダムを見ることができるところは多くはありません。資料館や名水汲み場もあるので、ダムマニア以外の方にもオススメします。

八田原ダムによって造られた湖(芦田湖)にかかっています。橋のたもとには、『支間長が世界一』というギネス認定の説明板がありました。長さ172.6ｍ、支間長147.6ｍの橋は吊橋と言ってもコンクリートで造られた橋なので、飛び跳ねても殆んど揺れは無く、湖面からの高さも20ｍほどしかないので怖くありませんでした。赤く塗られた橋はデザイン的にも面白いので、近くを通られたら是非、観て、渡ってみられることをお勧めします。

『みつぎダム』と読みます。洪水調節、流水の正常な機能の維持を目的とした、堤高53.1ｍ、堤頂長206.2ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が1988年という、比較的古いダムで、常用洪水吐１門でオリフィスによる自然調節、非常用洪水吐10門のクレスト自由越流というゲートレスでシンプルな構造。
ダム堤体上は通行可能で、堤高さは高くないので下流側を覗いてもそれほど迫力はありませんでした。
ダムサイト左岸に管理所があり、その傍にダムの構造や仕様、役割を示す説明板（添付写真を参照ください）がありました。駐車スペースはありますがトイレはありません。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれました。
なお、ダムカードの配布は8:30～17:15（土・日・祝日を含む）です。山口県や広島県下のダムをたくさん見て回りましたが、この両県は殆んどのダムで土・日・祝日を含めてダムカードの配布対応をして頂けるのでありがたかった。
ダムサイト左岸の高台に展望台がある程度で、周辺は公園や散策路などが整備されていません。ダムマニア以外の方にはあまりお勧めするポイントがありませんでした。

大久野島を観光した際に忠海港から大久野港まで乗船しました。フェリーは満員状態でしたが、１５分ほどの船旅なので、どこにいてもそれほど不便ではなく、海を眺めていればすぐに大久野島に到着。なお、大久野島島内は、休暇村に宿泊する人も含めて、車やバイクで一切走ることができませんので、車やバイクは忠海港の駐車場に置いていくか、フェリーで渡った後、大久野港そばの駐車場に駐車するしかありません。私は、島内の休暇村に宿泊したので、忠海港に一晩駐車しておくのが心配になって、大久野港の傍の駐車場に駐車する方を選びました。フェリー代は高くつきますが、少しだけ安心することができました。フェリーで大久野島に車を持ち込む場合、忠海港の乗船券を売っているスタッフに声をかける必要がありますので注意が必要です。

宿泊した部屋は広縁が付いた１０畳和室で綺麗に管理されていて気持ちよく滞在できました。
大浴場は２か所あって、“大沓の湯”に入りました。表示してあった資料によると、源泉は単純弱放射能冷鉱泉で泉温は１７度で加水・加温しているとのこと。洗い場は１０人ほどの大きさで、湯船が一つしかなく、お湯は無色・無臭で温泉の風情は全くありませんでした。
夕食は、バイキングにアワビの刺身が付いたもので、品数も多くて満足できるものでした。
レンタサイクルもあるので、島内散策には便利です。大久野島唯一の宿泊施設なので、ウサギとゆっくり遊びたい人は、ここを利用するしかありません。

大久野島のフェリー乗り場から歩いて１０分ほどのところにあります。大久野島に住む動物や植生など島の自然のほか島の近海にいる生物などについて模型や映像、パネルなどで展示しています。入館料は無料なので、島を散策するついでやフェリー待ちの時にでも立ち寄って見られることをオススメします。

フェリー乗り場から歩いて２～３分のところにある、軍事施設の遺構の一つ、発電所跡です。設備は撤去されていて廃墟のようになっている建物で、周囲には柵がしてあって中に入ることができません。
この場所にもウサギが沢山いて、戦争（毒ガス）と平和（ウサギ）を象徴するような場所で、写真を撮るにはいいスポットだと思いました。

太平洋戦争のさなか秘密裏に行われていた毒ガス兵器について、製造していた時代の写真や道具等が展示されています。見た後は、暗い気持ちになりましたが、大久野島の歴史を知るためにも訪れる価値があると思いました。
館外にも少し展示品がありますが、館内の写真撮影は禁じられているので注意が必要です。

１０数年前に来たときもウサギはいましたが、その時と比べて目茶苦茶ウサギの数が増えていました。島のいたるところにいて、人懐こいのでエサを与えれば寄ってきます。
エサは、島内では売っておらず、よく見ると、キャベツなどの野菜を持ち込んで与えている人がいました。事前にエサを用意していない人は、忠海港のフェリーの乗船券売り場で買えばよいでしょう。なお、エサの入っている袋を持ち帰って、エサを買ったところへ差し出すとポストカードがもらえるので、袋は捨てないで持っておくとよいでしょう。
フェリーは満員状態でしたが、ほとんどの人が日帰りのようで夕方になると観光客がかなり減りました。島内唯一の宿泊施設である「休暇村大久野島」に宿泊して、温泉に入って、ゆっくりウサギと遊んで、太平洋戦争下の化学兵器製造関連の遺構などを観て回るのもよいと思います。

大久野島のフェリー発着場です。大久野島島内は車やバイクで走ることが一切できませんので、忠海港に駐車（無料です）して島に渡るか、フェリーで島に車やバイクを持ち込んで大久野港の傍の駐車場（無料です）に止めておくかしかありません。私は、島内の休暇村に宿泊したので、忠海港に一晩駐車しておくのが心配になって、大久野港の傍の駐車場に駐車する方を選びました。大久野港から休暇村までは無料の送迎バスが出ています。フェリー代は高くつきますが、少しだけ安心することができました。なお、フェリーで大久野島に車を持ち込む場合、乗船券を売っているスタッフに声をかける必要がありますので、確認してください。