はまちゃんさんのクチコミ(98ページ)全8,702件

小さな島にある道の駅としては規模が大きく、観光客だけでなく地元の人達もたくさん利用されている印象を受けました。お土産品販売コーナーは品ぞろえもよく、特に蜜柑を使ったお菓子や、海産物加工品が目についたので、地場産のちりめんなどを買い求めました。情報コーナーは、それほど多くの観光パンフレットなどは無かったですが、イスとテーブルが置いてあり、ゆっくり休憩をとりながら周辺の観光ポイントを確認することができました。

建物は年季が入っていそうでしたが、きれいに管理されていました。宿泊した部屋は、広縁が付いた１０畳和室で、テラスがあって大畠瀬戸の眺望がとてもよく、気持ちよく滞在することができました。
温泉は、無色透明、無臭で温泉の風情がないお湯でしたが、大浴場の奥に大畠瀬戸が見える開放的な露天風呂があり、そこからの景色は最高でした。夕暮れ時、誰もいなかったので写真を撮りました。
残念だったのが、６階のスカイラウンジが閉鎖されていたことで、現場にあった表示によると6月1日～9月30日まで開放されている（宿泊したのが10月）とのことでしたが、景色を眺めるために四季を問わず開放してほしいと思いました。大畠瀬戸の夕景を見るのには最高の場所だと思いますので。

明治から大正時代にかけて、周防大島からたくさんの人たちがハワイへ移民したそうで、それを記念する資料館です。
建物はちょっと見ると田舎にある大きな一軒家の様ですが、細部にはこだわった造りが見え、建物自体が文化財のような資料館でした。館内には、移民した人たちのハワイでの労働や生活の様子の写真や道具・衣装、ハワイ国王の写真などが展示されていて、移民された人たちの苦労や、生活を確立していく様子などがよく判りました。館内は撮影禁止となっていますので注意が必要です。

日本３大潮流にも数えられているという「大畠瀬戸のうず潮」、４年前に訪れたときは大島大橋の歩道から眺めました。今回は橋のたもとにある“周防大島温泉ホテル大観荘”に泊まったので、ホテルから夕暮れの大畠瀬戸を眺めることができました。夕暮れ時、帰巣する鳥たちが舞う光景と、まるで川のように流れる大畠瀬戸の景色はとても感動的でした。

“屋代ダム”を見学するために訪れました。屋代ダムは洪水調節と流水の正常な機能の維持を目的とした堤高46.5ｍ、堤長371.7ｍのロックフィルダムです。
ダムそのものは、よくあるロックフィル式のダムですが、ダムから遠くに瀬戸内海が見えました。海が見えるダムというのは珍しいのでダムマニアなら訪れてほしいダムの一つだと思います。
竣工が1990年と比較的新しいダムで、ダムサイトに“屋代ダムあんない”と表記された説明板があるのですが、説明板の根元が腐って倒れていて（添付写真）残念でした。
ダムの周辺は「屋代ダム公園」として整備されていて、ダム直下の公園に、全長63mの巨大な人口芝を敷いた滑り台があり、そのそばに無料で使えるスノーボードが備えられていて、子供たちが楽しそうに遊んでいました。「ちびっ子ゲレンデ」と名付けられていますが、大人は使用禁止と表記されていませんので、使用上の注意（添付写真を参照ください）を参考にして楽しまれては如何でしょうか。

周防大島（屋代島）を訪れたときに渡りました。４年前にも訪れたことがあったのですが、今回は橋のたもとにある“周防大島温泉ホテル大観荘”に泊まったので、ホテルからも眺めることができました。大畠瀬戸を跨ぐ全長1,020mの橋は、デザイン的にも面白いし、橋の下を川のように流れる大畠瀬戸を行きかう船を眺めているのも楽しかったです。

大島大橋のたもとにあります。それほど大きくない規模ですが、道の駅のような施設で、特産品や地元で採れた野菜や魚などが販売されていました。レストランやトイレも併設されていて、観光マップなどが置かれた情報コーナーもありました。周防大島を観光する前に立ち寄って、観光マップをもらったのが役に立ちました。

洪水調節、河川の正常な流量の維持を目的とした、堤高48ｍ、堤頂長253ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が2011年という新しいダムで、まだコンクリートも白くてきれいです。ダム堤体上は車の侵入はできませんが、歩いて通ることは可能で、堤上から下流側を覗くと結構迫力があります。このダムの下流にある“黒杭川ダム”と連携して一体的に運用を行っていて、遠くに小さく“黒杭川ダム”を見ることができます。
ダムサイト左岸側に管理所があり、そばに観光客が利用できる駐車場やトイレがあります。また、ダムの構造や仕様を示した説明板があり、それを見ると、「黒杭川上流ダム 」と下流にある“黒杭川ダム”がどれだけ近いかというのがよく判ります。
管理所は無人になっていて、入口に『ダムカードは黒杭川ダム管理所で配布しています』という張り紙が貼ってあったので、ダムを見学した証拠写真を持って“黒杭川ダム”を訪れて、黒杭川ダムを見学後、管理所に伺って両方のダムカードを頂きました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

洪水調節、水道用水、工業用水、発電を目的とした、堤高87ｍ、堤頂長272ｍの重力式コンクリートダムです。
ダムの堤体上を国道４３４号線が走る珍しいダムで、普通に走ってたら、橋を通過してるような感覚になります。ダムサイト左岸側に管理事務所があって、観光客が駐車できるスペースやトイレもあります。
管理事務所の傍に、ダムの概要や断面構造図、水利用のしくみなどを説明した看板があり、周辺のダムとの関わりや、水や発電した電気が周南地域へ届く様がわかりました。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

洪水調節、水道用水、工業用水、発電を目的とした、堤高43.3ｍ、堤頂長120.9ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が1940年という、日本で最初に運用が開始された多目的ダムです。
それほど大きなダムではありませんが、古いダムらしくクレストには４門のローラーゲートを装備し、その上にゲート室が見えるというダム好きにはたまらない構造です。訪れたときは、ゲート１門から放水されている様子を観ることができてラッキーでした。
堤体上にゲート室などがあるから残念ながら天端には立入る事が禁止されています。
ダムサイト右岸に管理所がありますが、ダムの仕様や構造を示す説明板が見当たらないのが残念でした。管理所の傍に駐車場がありますが、トイレはありません。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

洪水調節、水道用水、工業用水を目的とした、堤高63ｍ、堤頂長187.3ｍの重力式コンクリートダムです。
ダムサイト右岸側に公園の駐車場がありそこにダムの概要を説明した看板があります。
ダムを下流側から見ると赤のラジアルゲート、顔みたいに見える青色のコンジットゲートなどダム好きにはなかなか見ごたえのある景色です。バルブから放流するところを観ることができたのもよかったです。
ダム堤体上は車の通行が可能で、渡り切ったダムサイト左岸側に管理所があります。なお、その先は行き止まりになっています。管理所の傍にダム公園（添付写真参照）があり、そこに駐車場やトイレがあります。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水、工業用水を目的とした、堤高89ｍ、堤頂長240ｍの重力式コンクリートダムです。
洪水調節するダムでは珍しくゲートレス（自然調節方式）のダムになっていて、訪れたときは放流を見ることができてラッキーでした。ダム堤体上は、国道３７６号線が通過していおり、道路が通るのはよくあるが、国道が通るのは珍しいです。もちろん、堤体上は駐車禁止なので、堤体上からダムの下流などを眺めたいときは管理所横の駐車場に車を停めて歩いて行きましょう。
ダムサイト右岸に管理所があり、その傍にダムの仕様や構造を表した説明板とボタンを押せばダムの説明を聞くことができる装置があります。駐車場やトイレがあります。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

「佐波川ダム」は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水、工業用水、発電を目的とした、堤高54ｍ、堤頂長156ｍの重力式コンクリートダムです。佐波川ダムによって形成された人造湖は大原湖と呼ばれています。
竣工が1955年という古いダムで、堤体高さはそれほどでもないが、クレストゲート２門が並ぶ姿は古いダムらしくなかなかいい眺めです。ダム堤体上は歩いて通れるようになっていて、下流側を覗いたり、ここから下流の佐波川発電所に水を送っているらしい取水塔もまじかに観ることができました。
ダムサイト右岸に管理所があり、そばに駐車場やトイレがあります。ダムの仕様や構造を表した説明板が無かったのが残念でした。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。

比較的規模が大きい道の駅です。物品販売コーナーは、広々として開放的な吹き抜け構造になっていて、県内各地のお土産品が多数並んでいました。産直品販売コーナーも地元で採れた野菜や果物が買いやすいように根物、葉物、豆類などに分けられていて、たくさんの買い物客でにぎわっていました。
特によかったのが、情報案内コーナーで、山口県内の道の駅マップや周辺の観光パンフレットなど情報が豊富で、椅子もあって休憩がてらゆっくり情報収集することができました。ジャングルジムや滑り台など子供向けの遊具のある芝生の広がる広場もありました。

外食したかったので素泊まりが可能で、温泉があり、部屋は和室という３つの理由で「ホテル喜良久」さんを利用しました。
宿泊した部屋は、バス・トイレ付、１０畳と4.5畳ほどの広縁が付いた和室で、隅々まで清潔に保たれており、眺望こそよくなかったが静かで、気持ちよく滞在することができました。大浴場は洗い場が６か所ほどでそれほど広くはなかったが、湯田温泉の湯をゆっくり楽しむことができました。
どちらかというと、ビジネスホテルのような感じですが、和室もあるし温泉大浴場もあるので、外で食事をしたい方にオススメです。広い駐車場も利用しやすかったし、フロントの方々の対応も丁寧でよかったです。機会があれば、また、利用したいと思いました。

県道２０４号線の一筋北側の湯田温泉街の中心の通りです。通りの両側にはホテルが並び、湯田温泉にゆかりがある種田山頭火句碑や中原中也詩碑、湯田温泉を見つけた白狐のモニュメント、幕末から明治初期にかけて維新の志士たちが利用した宿だった“瓦屋跡”などの史跡もあります。車の通りは少ないですが、温泉街をブラブラという風情はありません。

ホテル翠山荘さんとホテル松政さんの間の通りに「山頭火通り」があります。種田山頭火が湯田温泉の千人風呂に通っていたので山頭火通りと名付けられたそうで、現在のホテル松政さんが千人風呂の跡地であるとか。
通りには、赤提灯と月の図柄とともに『しぐれへ 三日月へ 酒買ひに行く』やコオロギと草の図柄とともに『酔うて こほろぎと 寝ていたよ』の句が刻まれた粋なデザインのマンホールの蓋がありました。
マンホールの蓋以外に特別観るものはありませんが、湯田温泉街には山頭火の句碑が数か所あるので、マンホールの蓋や句碑を探しながら温泉街を歩くのも楽しいです。

温泉街を散策していて中原中也の２つの詩碑を見つけました。一つは県道204号線より一筋北側の“錦川通り”に『しののめの よるのうみにて汽笛鳴る･･･』と刻まれた中也の代表作の一つである『童謡』の詩碑が立つています。もう一つは、“井上公園”内にあって、立派な黒御影石に詩集『山羊の歌』に収録されている「帰郷」の一節で、『これが私の古里だ 爽やかな風も吹いている･･･』と刻まれています。
中原中也の生地である湯田温泉には、これらの詩碑の他に中也の生家跡に建立された中原中也記念館もあります。それぞれはそれほど広くない範囲にあって、歩いても観て回れるところなので、湯田温泉を訪れたら中也ファンの方は是非合わせて観て回られることをオススメします。

温泉街の中心から少し外れた大寧寺川の川沿いにありますが、その分、静かで緑に囲まれた周辺の環境もいい雰囲気でした。館内には、中国の古美術品が沢山飾ってあって少し違和感を感じましたが、部屋は隅々まで清潔に保たれており、部屋からの眺望もよく気持ちよく滞在できました。食事処で頂いた夕食は、魚介を中心にした会席風の料理で、特別に手の込んだものはありませんでしたが、カンパチやイカなどの造りやカキなど魚が新鮮でおいしかったです。お風呂は、露天風呂が狭くて眺望もよくなくて少し残念でしたが、お湯は無色透明で僅かに硫黄臭がして少しぬるっとした肌触りがあり、入浴後は肌ツルツルになるいいお湯でした。従業員さんの対応もよかったし、コスパ的には十分納得できるレベルでした。

湯田温泉街には、湯田温泉駅前と井上公園、湯の町通り、観光案内所、湯の香通り、サンフレッシュ山口敷地内の６か所の無料足湯があります。湯田温泉街の中心、県道２０４号線に面したところにある“湯田温泉観光案内所”でもらった観光マップを参考にしてまわってみました。１時間ほどで全て回れますので、温泉街散策時に回ってみてください。