環境にやさしいダム
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by はまちゃんさん(男性)
三原 クチコミ:1件
洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高31.5m、堤頂長112.6mの重力式コンクリートダムです。
竣工が2012年という、コククリートがまだピカピカという感じの新しいダムです。取水ゲート1門は、水中で伸縮する取水バルブを持ち、任意の深さから取水できるようになっていて、川の水温に近い部分を選んで放流できるという環境にやさしいダムになっています(添付説明板の写真を参照ください)。
ダムによって造られたダム湖の名前は“栗湖”と書いて、『マロンこ』と読ませるそうで、なかなか斬新というか、キラキラネームのようで驚きました。ダム湖の源になっている野間川の源流地である宇根山には古くから「柴栗伝説」という伝説があり、栗饅頭も販売されていることなどから、この名前になったとか。
ダムサイト左岸に管理所があって、その横にダムの構造や仕様、役割を示す説明板があります。管理所の前には広い駐車場がありますが、トイレはありません。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方が快く対応してくれてダムカードとダムの仕様や構造などが記載された立派な資料を頂くことができました。なお、ダムカードの配布は8:30~17:15(土・日・祝日を含む)です。
新しいダムで、周辺は公園や展望台、散策路などがあまり整備されていないようでした。今後、整備されていくことを期待したいです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/12/21
いいね!:4票
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