はまちゃんさんのクチコミ(343ページ)全8,702件

「美唄市郷土史料館」は、美唄の自然や産業、文化、人びとの暮らしなどをたどる歴史資料の収集・保存・研究を行っている施設です。館内には美唄の自然と縄文人の暮らし、出土した土器・石器類、美唄に生息する動物の剥製、開拓の歴史や当時の農機具、炭鉱の歴史と坑内の様子、大正時代の雑貨店などについて、実物器具や模型、バネル、写真などで展示していました。入館料は大人（高校生以上）２００円と比較的お安いので、近くに来られたら是非、入館されることをオススメします。

幌内炭鉱は、1879年(明治12年) 官営の炭鉱として開山、道内最古の炭鉱である。1989年(平成元年)に閉山されましたが、沢山の遺産が点在しています。幌内鉄道の線路跡や鉄橋、水路隧道、巨大送風機、石炭を洗う沈殿場、選炭工場、常盤坑口、ズリ運搬用のベルトコンベアなどが残っています。風洞トンネルは草に覆われているのか見つかりませんでした。大部分は廃墟ですが、なにか古代遺跡を見ているようでした。日本の近代化を支えた歴史的に重要な炭鉱の施設は、産業遺産として大切に保存して頂きたいと思いました。周囲はクマが出没するところですので、熊よけの鈴などを持つなどして、十分に安全を考慮してください。

｢アルテピアッツァ美唄｣は、美唄出身で世界的彫刻家･安田侃氏の作品が並ぶ芸術の広場です。1981年に閉校した旧栄小学校の体育館をアートスペースに、校舎を幼稚園とギャラリースペースとして再生しています。野外にも彫刻が設置されており、ユニークな芸術空間が創造されています。この空間を利用して、音楽・舞踊などの発表会や講習会、講演会、さらには市民参加型の展示・発表など幅広く芸術文化の交流の場として利用されています。芝生が広くて綺麗で静かなところでした。入場料は無料で、駐車場があります。

「美唄ダム」は、重力式コンクリートダム、高さ35.5m、えん堤長さ228m。多目的ダムで洪水調節と都市用水の供給を目的として、一級河川石狩川水系美唄川本流と支流三の沢の二河川をまたいで建設されました。ダムによって造られた湖は、市民公募により「びばい湖」と名称が付けられています。秋は紅葉が綺麗らしいですが、訪れたときは7月で観光客も居らず静かなダムでした。駐車場とトイレは整備されています。

1966年（昭和41年）に建設された人員（2段式ケージ、50人乗降）､資材搬入及び入気の目的で建設された立坑です（高さ約40ｍ､深さ915ｍ）。立坑のそばには巻揚げ機室があります。立坑櫓後方にはズリ山がそびえて木々の間に見ることができます。閉山(平成元年)から二十数年余の歳月がたち、赤サビが浮き出ていて残念な状態になっていますが、歴史の証人、産業遺産として大切に保存してもらいたいと思いました。敷地外から外観のみ見学可能です。

1960年（昭和35）に建築された立抗櫓です。高さ約51ｍ､立抗内径6.4ｍ深さ750ｍを誇る、東洋一と呼ばれる立抗で、鉱員、石炭、機械、ズリなどを一挙に運搬できる立抗櫓です。完成当時は「100年採炭できる」と言われていたそうですが、1971年（昭和46）年10月25日に閉山しました。老朽化が著しく、40年余に渡り放置されているので赤錆の浮きは激しいが､施設自体は現状のまま保存されています。歴史の証人・産業遺産として大切に保存して頂きたいと思いました。訪れる観光客も無く、静かな町外れにあるという感じです。近代産業史に興味のある方にオススメします。敷地外から外観のみ見学可能です。

国道を挟んで向かい側にある浦臼町温泉保養センターに宿泊したときに利用させてもらいました。メニューはそば・ラーメンなど麺類と、カツ丼・中華丼など丼物、定食、カレー、唐揚げ・餃子などのサイドメニューでそれほど種類は多くはありませんが、人気のあるものは普通に揃っていました。お昼にビーフカレー700円を頂きましたが、ミニサラダが付いており、普通に美味しかった。

旧住友歌志内砿の職員の福利厚生施設として、1953年（昭和28）にオープンしたもので、炭鉱の全盛時には映画上映や舞台ステージとして多くの映画作品や有名歌手、芸能演劇で賑わったそうです。
炭鉱閉山後は活用されることもなく廃墟状態でしたが、作家倉本聰氏の「昨日、悲別で」のテレビドラマのロケ舞台になってからは、市内の有志によって保存運動が展開され、これに伴い、会館の一部も改修して、保存されています。当然、“悲別”という町名やロマン座は、ドラマの中での架空の名称です。
敷地外より外観のみ見学可能で、内部は見学できません。無料駐車場があります。

「ズリ山階段 (ズリ山展望広場)」は、ＪＲ赤平駅の裏にあります。ここのズリ山は北炭赤間炭鉱坑内から出た石を積み上げてできた山で、斜面には日本一となる777段のズリ山階段があります。777段の階段を休み休み上りました。天気がよかったので、頂上の展望広場からは赤平市街地や芦別岳、十勝岳、増毛連峰などを一望できました。ふもとには、駐車場があり、炭鉱の遺構が残されています。

芦別市内の国道38号線沿いにあります。北海道らしい広い駐車場があります。１階は観光案内と野菜や果物、お土産などの物産販売所で２階がレストランになっています。“星の降る里百年記念館(有料)”を併設しており、プラネタリウムなどがあります。7月初旬に訪れたのですが、本州では時期が終わった“さくらんぼ”を売っていたので購入、１パック250円で、近所の果物屋で買うよりも半分ほどの価格で買えました。宿泊先のホテルで食べましたが大変美味しかった。

芦別市街から国道38号線を車で走って30分足らず、滝里湖の北湖畔にあります。滝里ダムの建設によって湖底に沈んだ滝里町の歴史や懐かしい町並みをパネルや映像でみることが出来る施設です。ダム建設のために土地を提供した住民らへ感謝の気持ちを忘れないようにということで造られた施設と聞いて感心しました。無料で入館できます。隣接するオートキャンプ場、コテージのセンターハウスを兼ねています。

高橋牧場ニセコミルク工房に隣接するひまわり畑です。一面ひまわりの畑で羊蹄山をバックに綺麗な景色を見ることが出来ます。写真スポットとしても人気が高いのか、沢山のアマチアカメラマンが撮影に来ていました。無料で入れますし、ＪＲニセコ駅からも近いので、7月中旬～8月下旬にニセコに来たら、是非、立ち寄ってみてください。

ＪＲ中富良野駅から徒歩圏内にあります。冬は中富良野北星山スキー場になるところで、夏場でもリフト(有料)が稼働しており頂上まで上がることができます。眼下に富良野盆地ののどかな田園風景が、東には十勝岳連峰のパノラマがひろがります。７月に行きましたが、ラベンダー、ポピー、サルビアのお花畑が大変綺麗でした。入場は無料なので、花の季節には是非入ってみてください。

「十勝岳火山砂防情報センター」は、十勝岳の様子を監視するための施設で、十勝岳が噴火した際には、最前線の対策本部として機能する他、白金温泉地区の人々一時避難場所としての役割も果たしています。通常は一般にも開放されており、1階展示室はゲームや3D映像などで、楽しみながら学習する施設があり、2階は十勝岳噴火の記録などを学習できるようになっています。無料では入れますし、迫力ある3Dシアターやゲームなどを通じて十勝岳のことを知ることが出来ますので、近くに行かれたら、是非、入館されることをオススメします。

富良野と美瑛を観光する拠点として連泊させてもらいました。宿は周囲数ｋｍは殆んど民家も無いような原野の中の一軒家で、広い畑があり、羊もいました。スタッフさんも気配と対応が素晴らしく、感じのよい人たちでした。宿泊室は8室で、そのほかに談話室があり、談話室には本やゲーム、富良野周辺の観光ビデオなどが置いてありました。食事は、畑で取れた野菜中心で、連泊した間、内容を変えて頂くなどの気遣いもあり大変美味しく頂きました。スタッフさんの勧めで、夜、外に出てゴザを引いた上に寝転んで、見上げた星の美しさは忘れることの出来ない、いい思い出になりました。羊に草を与えて遊んだことも面白かった。近くに行くことがあったら、また、是非、お世話になりたいと思います。

「かなやま湖」は、JR金山駅から車で10分ほどのところにあります。一級河川・石狩川水系空知川の最上流部に建設された金山ダムによって造られた人造湖です。北海道有数の湛水面積と貯水量を誇る湖は、周囲をエゾマツやトドマツなどの原生林によって覆われ、さながら天然の湖の様相を見せてます。カヌーやワカサギ釣り、キャンプやラベンダーと年間を通してアウトドアを楽しめるところです。

十勝と富良野を結ぶ国道38号沿い、狩勝峠の頂上にある展望台です。眼下には広大な十勝平野を一望でき、天気のいい日は遠く羊蹄山までをも眺められます。その視界の広さと美しさは日本新八景のひとつに選ばれています。
展望台は駐車場と国道を挟んだ反対側にあり、国道を渡るのに注意が必要です。展望台には、土産品店、公衆トイレなどが完備されているので、ドライブ途中でひと休みするにも最適です。標高は644ｍと比較的低く、国道274号線にある日勝峠などと比べて峠道は全体にカーブがゆるいので、車で越えるのも比較的ラクですが、鹿の飛び出しには注意しましょう。

十勝清水市街から国道38号線を富良野の方向に車で走って30分足らずのところにあります。旧国名で石狩国と十勝国の境界にある峠というのが名前の由来だそうです。標高は６４４ｍ、国道３８号線の南富良野町と新得町の町境にあり、観光・流通の要所にもなっています。展望台からは広大な十勝平野が見渡せます。夏は濃霧のときが多く、また、鹿の飛び出しもあるため注意が必要です。

「日勝峠」は、沙流郡日高町と上川郡清水町の間にある峠です。日高山脈北部にあり、標高1,023m。日高国と十勝国との間にあることから命名されたものです。天候がよければ、清水側にある展望台や頂上付近から十勝平野の雄大な眺望が楽しめます。夏季は濃霧、冬季間は路面凍結や吹雪による視界不良と、一年を通して悪条件となる場合が多く、重大事故の発生も多いそうです。また、峠に至る道路は急曲線や急勾配が連続するので運転は十分注意してください。

鹿追町から然別湖へ抜ける道道85号線を北に向かい、白樺峠にさしかかると道路左手に直径数メートルの岩塊がいくつも積み重なっているのが見えます。これは「千畳くずれ」といわれており、西ヌプカウシヌプリの火山活動で流れた溶岩の固まりの亀裂に浸透した水が凍結、膨張を繰り返して岩塊となり、それが崩落して山麓に堆積したものだそうです。大きな岩が今にも崩れそうなほど積み上がっており、見る者を圧倒させます。周辺には高山植物が育ち、ナキウサギが生息しているそうです。