夢追人さんのクチコミ(28ページ)全1,032件

　大山西側の裾野になだらかに広がる高原で、大山を訪れるときには必ず立ち寄っている。天空リフトからは、日本海、弓ヶ浜半島、島根半島のパノラマが一望できる。道のほとりに地元伯耆町出身の小説家大江賢次が悲恋を書いた「絶唱」（舟木一夫が歌唱）の文学碑があり、「恋人の聖地」としても知られている。8月末、霧がかかり大山頂上は見えなかったが、高原には一面にマツムシソウの花が咲いていた。

　東京方面へは最後のSA、水戸・仙台方面へは最初のSAであり、施設の規模が大きく、駐車場も広い。施設は「恵みの森」をテーマとして建物の内外に木材を多用している。首都直下地震などの大規模災害時に自衛隊や消防、医療機関など緊急出動の前線となる支援拠点としての役割を担っている。渋滞が予想される首都高速に入る前のトイレ休憩として立ち寄った。

　常磐自動車道を仙台から南下しているときに休憩で立ち寄った。小さなパーキングエリアだが、トイレだけでなく売店や食堂もある。午後3時頃だったのでここで昼食はとらなかったが、ガイドさんの話では刺身定食がお薦めだそうだ。

遠刈田温泉神の湯から国道457号を約2㎞南下すると、右側（西側）に蔵王酪農センターがある。牧場、チーズ工場、飲食店、直売店、研修所などがある施設である。小さな直売店ではチーズなどいろいろな乳製品を販売している。別棟には蔵王フルーツを販売する青果店もあり、特売品の梨を購入した。少し小ぶりの梨だったが、安価で大変美味しかった。

　椹平の棚田の見学後、寒河江スマートICから山形自動車道に入り、休憩のためこのサービスエリアに立ち寄った。山形自動車道唯一のサービスエリアで、施設は上下線共用である。施設自体はサービスエリアとしては小規模だが、施設の前は比較的広く、ベンチに座ってソフトクリームを食べた。

　瑞巌寺の南、土産物店や食堂が並ぶ国道45号の横断歩道を渡ったところに五大堂の入口がある。五大堂は赤い小さな橋を渡った小島に建つ瑞巌寺の境外仏堂である。坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされ、その後、円仁が仏堂を建立して、五大明王像を安置したことにより五大堂と呼ばれるようになった。堂の四面には干支が示してあり、自分が該当する干支の前から参拝するとご利益があるらしい。五大堂の前は松島湾を見下ろすことのできる眺望スポットである。国の重要文化財、拝観料は無料である。

　瑞巌寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で、かつて仙台藩の保護によって隆盛を極めていた。国宝や重要文化財など多数あるが、今回は数十分の時間しかなかったので、遊覧船乗場付近から200ｍあまり続く参道の右にある洞窟群を見て回った。天然の岩窟を利用した参拝所には観音像や石碑が納められており、｢霊場｣としての側面を垣間見ることができる。納骨や供養のため鎌倉時代の頃から造営されていたらしい。拝観料対象地域外なので、無料で参拝できる。

　松島の眺望スポットといえば、四大観や双観山などがあるが、観光船に乗って海から多島美を鑑賞するのも良い。瑞巌寺の参道入口の南にある松島湾観光船発着場から、いろいろなコースの遊覧船が出航しており、前回は大型遊覧船の仁王丸に乗船したが、今回は、運賃1000円で数十人乗りの比較的小さい船で数十分の船旅を楽しんだ。船は周回するので、左右どちら側の席に座っても景色を満喫できる。

　国道112号に面した東北最大規模の道の駅である。さくらんぼ会館、イベント広場、国際チェリーパークなどを併設している。土産物・地産品売場は広くて品数も豊富で、山形県および近県の名産品はそろっている。フードコートも広くてレストランは団体客用のスペースもある。昼食と買物等で約1時間半の時を過ごした。

　銀山温泉は、ＮＨＫ連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで、全国的に有名になった。最上川支流の銀山川の両岸に大正から昭和初期にかけての木造の多層建築の旅館が立ち並んでいる。温泉街には一般車が入れないため、駐車場から数分歩いて白銀橋まで行き、そこから石畳の歩道にガス灯が並ぶ大正ロマンあふれる温泉街を、白銀の滝付近まで歩いて引き返した。白銀橋の近くにある和楽足湯では数人の人が至福のひと時を楽しんでいた。約40分、旅情さそうムード満点の街歩きを楽しんだ。

　蔵王温泉を出発して国道13号線を北上して約1時間、休憩のため道の駅むらやまに立ち寄った。国道13号線の上に施設の連絡通路があり、通路の壁には地元の祭りの様子が描かれ、通路からはまわりの景色を楽しむことができる。売店では、地元の新鮮な野菜や果物・地産品、土産物などを販売していた。

　20数年ぶりに蔵王温泉を訪れた。山交バスターミナルから東に100ｍ歩いたところから、左側に高湯通りが続いている。緩やかな登りの通りには旅館や土産物店が並んでおり、途中、上湯や下湯、足湯などがある。通りを外れたところには、温泉の水蒸気が上がっているところもある。蔵王温泉の名物に「いがもち」がある。白い餅の表面に着色した米粒をまぶしたもので、広島県呉市でも秋祭りなどによく似た「いがもち」が売られている。何か歴史的に関連があるのだろうか。

　蔵王温泉街の高湯通りの突き当りに、長い石段が見える。石段登りきったところに酢川温泉神社と、その右に薬師神社がある。酢川温泉神社のご祭神は大国主命や須佐之男命など四柱で、家内安全や厄難消除、恋愛成就、学問上達にご利益があるらしい。となりの薬師神社の宝物である薬師如来像は鎌倉時代の作で、子育て、病気平療やボケ防止にご利益があるらしい。蔵王温泉に泊まって、朝の散歩をして参拝するのがお薦め。石段が比較的急なので雨の日などは滑らないよう注意が必要だ。

　蔵王温泉には３つの共同浴場があるが、温泉街の高湯通りを登って、酢川温泉神社の石段の手前右にあるのが、上湯である。共同浴場は朝6時から営業しているがすべて無人で、受付の人は常駐せず、入口に設置されている料金箱に入浴料金か入浴券（ホテルなどで購入）を入れてから中に入る仕組みになっている。湯は温度が高く、かなり強い酸性、硫黄の臭いもあるが、「温泉に入った」という気分になれる。なお、浴室には湯船しかなく、シャワー設備等はない。

　蔵王のお釜を見学の後、蔵王エコーラインを山形県蔵王温泉に向かって少し下り、駒草平の駐車場に着き、霧雨の中、遊歩道を展望所まで歩いた。途中、柵越しに駒草の小さく可愛い花が見える。駒草は6月中旬から7月にかけて最盛期を迎えるらしいが、8月下旬にもかかわらず何輪かの駒草に遭遇することができた。展望台に立ったが「かえらずの滝」の滝音は聞こえるが、濃い霧で何も見えない。しかし、蔵王のお釜と同様に一瞬風が吹いて「かえらずの滝」を展望することができた。不思議なできごとが続いた。

　8月末に蔵王のお釜を訪れた。当日の天気予報は雨、バスはエコーラインを登っていき途中で濃い霧の中に突入した。霧雨も降っている。当然お釜が見えることは不可能と諦めたが、バスを降りて蔵王刈田山頂レストハウスから霧をお釜展望台まで数分間歩いた。展望台に着いたとき、突然強い風が吹き、霧が一瞬晴れて、幻想的なエメラルドグリーンの火口湖が現れた。神秘的な景色を目の当たりに見て感動を覚えた。バスガイドの話によると、8月にお釜が見えることは3割程度だという。

　米織観光センターの中庭の右側に、実物大の牛の置物があり、その奥が「よう山亭」である。団体客にも対応できるレストランがあり、その奥左側に椅子席と仕切られた和室の食堂がある。ここで、昼食に「もりそば」を注文したが、730円と安価にもかかわらず大変美味しかった。

　駐車場から歩いて、アプローチの手前左側には米沢ラーメンなどが食べれる店があり、中庭に入って左側にはお土産フロアーと、野菜や果物などの産地直売コーナーがある。果物などは首都圏と比べてかなり安価。中庭の右側には米沢牛や蕎麦が食べれるレストランがある。他にもフルーツショップなどがあり、トイレも複数、かなり充実した施設である。

　山形県産のぶどうを原料とするワインの製造と販売を目的に、鹿児島の酒蔵会社が設立したワインの製造工場である。施設の周りにはワイン製造用のブドウ畑が広がっている。工場見学の後、試飲をさせてもらって、ワインを購入し、その後、屋外のデッキで休憩しる。

　上杉神社は、戦国最強の武将、上杉謙信を祭神として建立された神社である。上杉謙信にあやかって開運招福や諸願成就、さらには学業成就や商売繁盛のご利益もあるそうだ。境内の参道を歩いていくと、「なぜば成る　なさねば成らぬ　何事も」の言葉で知られる上杉鷹山の銅像、伊達政宗誕生の地であることからその銅像、NHK大河ドラマ「天地人」の登場人物の上杉景勝と直江兼続の像などもあった。