夢追人さんのクチコミ全991件

　呉市蒲刈島の東部大浦町、豊島大橋のたもとから海岸沿いを瀬戸の海を見ながら約8㎞を、右回りに歩いた。左手に瀬戸の青い海、右手にはところどころにミカン畑がある。1時間弱で県民の浜に着いた。ここには宿泊施設があり、天体観測のためのドームもある。宿泊施設には修学旅行歓迎の横断幕も掲げられている。少し北に歩くと恋ヶ浜である。高校時代、この浜にテントを張って合宿、遠泳をしたことを思い出した。さらに20分あまり緩やかな坂の峠道を歩くと、大浦の集落である。春や秋の好天のときには絶好のウオーキングコースである。

　4月10日、50年ぶりに東広島市の正福寺山公園に花見に行った。1200本のソメイヨシノが咲き誇り、青い空と青い瀬戸の海に映えてとても綺麗だ。桜の木々の間から遠く四国山地も見える。素晴らしい景色だ！平日にもかかわらず多くの人が訪れ、ベンチに座ってビールを飲みながら弁当を広げている人もいる。いくつかの桜の木の前には、「結婚祝」「還暦祝」「誕生祝」‥など桜を植えた人の、日付とその理由も書いてあった。園内にはトイレも何箇所かあり、園の北側には数十台の駐車が可能な無料駐車場もある。

　ホテルはJR天王寺駅、近鉄阿部野橋駅から西に徒歩約10分（緩やかな下り）、地下鉄御堂筋線動物園前から約8分、ＪＲ新今宮駅、阪堺線新今宮駅前から徒歩10分弱（緩やかな登り）、南海線新今宮駅から徒歩約10分のところにあり、どこに行くにもとても便利なロケーションである。今回は昼前にホテルに着いたため、ホテルのロッカー（無料）に荷物を預けて、観光に出かけた。ＪＲ大阪環状線の線路のすぐ傍にあるため、下位階の部屋によっては、電車の騒音が気になると思う。
　13階建てのビルで、東横インとしては比較的室数の多いホテルである。エレベータは3基ある。朝食会場は2階、広くで椅子やテーブルが多く配置されており、席がとれないことはまずないが、6時30分には料理をとるための長い行列ができていた。料理の味付けは良かった。スタッフの対応も良好である。

　ＪＲ和歌山駅東口から徒歩約7分、繁華街のある駅の西口付近と違って居酒屋などはないが、コンビニは近くにある。駅の東西連絡通路（地下）を利用すれば、西口の駅ビルやデパート、レストランなどにも簡単に行ける。市内や周辺観光には便利なロケーションだ。建物が大きなビルに隣接していないので、どの部屋からも眺望は良い。早めにホテルに到着したので、「できれば上位階の部屋を」とリクエストすると、快く最上階13階の部屋にしてくれた。フロントスタッフの対応が非常に良い。2泊したが、朝食の料理の味付けは大変良く、初日の「タコ飯めし」は特に美味しかった。

　海の中道を西に走り、砂州の上にかかった橋を渡って陸繋島の志賀島に入ると、県道542号通称金印海道が島を一周している。右折して左回りに走っても、直進して右回りに走っても、休暇村は島の西端近くにあるので、ほぼ同じ10数分である。全室オーシャンビューで、玄界灘に沈む夕日の絶景を期待していたが、宿泊した日はあいにく曇天でそれは望めなかった。夕刻、広い温泉でゆっくりくつろいだ。露天風呂は源泉を加温したものだが、泉質は良いような気がして、潮騒を聞きながら入浴を楽しんだ。夕食の「玄界灘海鮮ビュッフェ」は、新鮮な魚介類が提供され、アルコールとともに美味しく頂いた。「九州湯めぐりプラン」と「オフピーク割」を適用したため、宿泊料金は通常よりも実質3000以上も安くなった。なお、今回は自家用車を利用して訪れたが、ＪＲ西戸崎駅や志賀島港からホテルの送迎バスが出ているようだ。　

　ＪＲ小倉駅新幹線口を出て東に約10分歩くとホテルがある。室数70あまりの東横インとしては比較的小さなホテルであるが、立体駐車場もあり、観光に仕事に便利なホテルである。近くに飲食店やコンビニも少しあるし、小倉駅の南まで歩くと多くの飲食店がある。1月中旬の平日だったが、観光よりも仕事関係の人が多く宿泊していた。フロントや駐車場のスタッフの対応も良い。4階のツインの部屋を利用したが、隣接する一般の駐車場が近くに見えるので、予約時に可能ならば5階以上の部屋をリクエストした方が良い。新幹線の線路も比較的近いが、騒音に悩まされることはない。朝食は美味しかったが、品数にやや物足りなさが感じた。

　昨年に引き続いて、今年も那覇を訪れて今回は東横インに宿泊した。レンタカーはホテルの立体駐車場に入れチェックインをしたが、フロントスタッフの対応は大変良かった。ホテルは、ゆいレール美栄橋駅から直ぐのところで、沖映通りを南東に10分あまり歩くと、国際通りのドン・キホーテ前に出る。そこから牧志公設市場までも数分である。縦長のホテルで1階ロビーは比較的狭く、朝食のごはんは茶碗についで食べるのではなく、おむすびになっており、容器に入れて自室まで持ちかえっている宿泊者も多かった。利用したツインの部屋の浴室は大変広く、手すりや緊急呼び出しスイッチなどが設置され、寝室との段差がなく、身体障害者にも対応できる構造になっていた。

　ホテル谷茶ベイは砂浜に面した10階建ての大きなリゾートホテルであり、今回は二度目の宿泊で2泊した。谷茶ベイホテルの専用サイトで予約したため、大浴場入浴券やプール利用券、スイーツバイキングなどいろいろな特典がついていた。2階がフロントのロビー階で、朝食レストラン「谷茶ベイ」やカフェ、1階がビーチ階であり、レストランや売店、プールなどがあり、直接海浜沿いの道に出ることができる。大浴場は2階であるが、1階に降りて専用通路を通っていくことになるので少々複雑である。夕食は1泊目はバーベキューバイキングレストラン、2泊目は洋中琉バイキングレストランでとった。料金はビールなどを含めていずれのレストランも同一である。朝食は品数も豊富で大変美味しかった。2階にあるステージでは毎晩2回の琉球舞踊・エイサーのステージがあり（無料）、初日の夕食後に観賞した。多くの修学旅行生（3～4校）や韓国プロ野球の選手たちも宿泊していた。気楽に楽しめるホテルだと思う。

　県立美術館地階県民ギャラリーで開催されていた「日本の書展」を観賞した。それぞれの書に個性があり、どれも素晴らしい！その後、2階の常設展の絵画や彫刻を見て回った。常設展にはダリや平山郁夫などの絵画がいつも展示されている。入って直ぐの部屋に廿日市市出身の小林千古の絵画があった。そういえば、ハワイのホテル「プリンセスカイウラニ」のロビーにも、小林千古作のカイウラニの肖像画が展示されていた。なお、常設展の絵画等で撮影可能なものはカメラマークがついている。

　10月24日、二十四節季の「霜降」の日、縮景園では約360本の松の「こも巻き」が行われた。「こも巻き」は江戸時代から伝わる害虫駆除の方法である。翌25日に同園を訪れ、こもが巻かれた木々を見て、季節の移り変わりを感じた。なお、「こも外し」は来年3月の「啓蟄」の日に行われるそうだ。好天のもと、多くの外国人が庭園を歩いており、結婚式の前撮りする和服姿の男女も見られた。

　国道191号を広島方面から北上し、安芸太田町と北広島町の境界の峠約1㎞手前に十字路があり、左に行くと恐羅漢山スキー場、右に数100ｍ行くと「小板まきばの里」キャンプ場がある。数年前にできたキャンプ場で、施設が年々充実している。雪上キャンプも可能で、冬季にストーブの煙のあがるテントをよく見かける。牧場に隣接しており、牛肉やコロッケなどを購入できる。天気の良い夜にある、オーナーによる星空観測会も人気がある。なお、北広島町川小田からも林道を通ってキャンプ場に行くことができるが、冬季はこの道は除雪されず、通行不能である。

　北広島町八幡の臥竜山山麓、かつて湿原が広がっていた地域が牧場となり、牧場閉鎖後荒地となっていたが、2002年頃から湿原再生の調査・工事が進められ、現在は「霧ヶ谷湿原」と命名され、木道や案内板が整備されている。年に10数回訪れているが、木道のほとりにはアザミやコオニユリなどの山野草が咲き、小鳥の声も聞こえ、高原のそよ風を受けながら歩くのはとても気持ち良い。近くに駐車スペースもあり、休日などには木道を歩く人の姿も多く見受けられる。高原の自然館までも徒歩約15分である。なお、冬は寒さが厳しく、2ｍあまりの積雪があることもあり、付近の車道は通行できない。

広島県・島根県境にある雲月山には毎年登っている。今年は、秋の雲月山に登った。国道186号線の北広島町川小田付近から県道を北に10㎞あまり走って、駐車場のある登山口に到着した。なだらかな山道を20分ほど歩いて、10分ほど急坂を登って頂上に着いた。島根県側は展望があまり良くないが、広島県側は開けてよく見え、天狗石山など西中国山地の眺望が楽しめる。遠くに島根県の三瓶山も見える。途中の道端ではリンドウなど秋の山野草が楽しめる。ウメバチソウが可愛い花を咲かせていた。マムシに遭遇することがあるので、注意が必要だ。なお、登山口の道標には、左右の案内があるが、右側の道がお薦めだ。左側の道は急な谷を下り、また登るので、時間も体力も必要であまりお薦めできない。

　米原駅は、ＪＲ東海道本線、東海道新幹線、北陸本線および近江鉄道が乗り入れている駅である。この駅以東の東海道本線は、ＪＲ東海の管轄なので近江長岡や柏原駅などに行くには、同じ滋賀県にあってもＪＲ西日本の「イコカ」は使用できない。北陸本線で長浜駅などに行く場合は使用できる。駅周辺には鉄道関連の施設が多く設けられ、多くの鉄道従事者が駅周辺に在住したため、かつて米原は「鉄道の町」として栄えた。1975年に湖西線が開通するまでは、大阪・京都から金沢などに向かう北陸本線の列車はすべてこの駅を経由しており、数十年前に青森駅から大阪駅まで乗車した人気列車の急行「日本海」もこの駅を経由した。なお、数年前に米原駅前のホテルに宿泊したことがあるが、駅周辺には食事ができるレストランが比較的少ない。

　柏原駅（かしわばらえき）は、岐阜県境まで1kmほどしかなく、滋賀県最東端にある、ＪＲ東海管内の小さな駅である。米原駅からは普通電車が1時間に2～3本運行しており、所要時間は約15分である。駅のホームや駅周辺からは伊吹山の雄姿を眺望できる。

　徳川家康と石田三成の天下分け目の「関ヶ原の戦い」で有名な、岐阜県関ケ原町にある小さな駅。「関ヶ原」という地名の由来は「関所のある原っぱ」、また現在の「関東」「関西」という呼び名も、ここを境にしていることかららしい。駅のホームには東軍と西軍、それぞれの武将の名前が書かれた大きなパネルがある。駅周辺には各武将の陣地跡が点在しており、数年前には徳川家康の陣地跡を歩いた。また、この駅前から伊吹山登山バス（季節運行）に乗って、伊吹山山頂に向かった。

　大垣駅にはＪＲ東海道本線、樽見鉄道、養老鉄道が乗り入れている。この駅のある大垣市は岐阜県の濃尾平野に位置し、日本列島の一番「ど真ん中」にある都市である。このたび、岐阜からの列車をここで米原駅行に乗り換えたが、この駅には旅愁を誘う思い出がある。数十年前、東京駅発の最終普通列車は大垣行で、この駅で数分の接続で大阪方面へ向かう列車に乗り換えることができた。運賃を節約するため度々利用したが、当時のことを思い出す。一時、快速「ムーンライトながら」としてその列車は残ったが、今はそれもない。

　岐阜駅北口広場には、全身黄金の信長公像がある。像の高さは台座を含め11ｍ、信長自身も3ｍ、マントを羽織り、右手に西洋兜、左手に火縄銃を持っており、なかなか立派なものだ。岐阜市制120周年を記念して建立されたものである。そういえば、ＪＲ東海道線安土駅前にも、織田信長の銅像が建っているが、これとは派手さが対照的だ。

　金華山山頂にある岐阜城の前身は、斉藤道三の居城稲葉山城である。織田信長が攻め取った後、改名して居城とした。天守閣からは、長良川や岐阜の町、さらに遠くに伊吹山も一望できる。ロープウエイ山頂駅から右側の山道を登って約10分である。途中の崖にはチャートの露頭があり、金華山がはるか昔の地質時代には深い海の底だったことがわかる。天守閣入館料は大人200円だが、シニアは無料である。天守閣の近くに小さな資料館があり、トリック写真撮影を楽しめる。

　岐阜公園と金華山の山頂を約4分で15分おきに結ぶロープウェイである。山麓駅には土産物などを販売する売店がある。山頂駅を降りて右側にリス村、左側の階段を5分あまり登るとレストランと展望台がある。展望台からの景色は素晴らしい。眼下に岐阜の町、長良川がよく見える。山頂駅から岐阜城天守閣までは、山道を歩いて約10分である。ロープウェイの往復乗車券は往復1100円である。