夢追人さんのクチコミ(31ページ)全1,032件

　洞爺湖温泉に宿泊し、室蘭に行く途中に総合公園だて歴史の杜に立ち寄った。レンタカーのナビは公園の北側を案内したが、南側にある道の駅の広い駐車場を利用した方が何かと便利だ。駐車場に車を停め、再現された大手門を通って広い公園に入り、西側に向かうと北海道に自生する植物などが植えられた植物園があり、迎賓館前まで歩いた。迎賓館は開拓の進み具合を見るために本州から訪れた明治政府の役人をもてなすために使われたらしい。最後に南にあるだて歴史文化ミュジアムまで戻った。

　昼時に京都国立博物館前に着いたので、まず昼食をすまして入館することにして、入口のゲートを通る前に入口の横にあるカフェに入った。店内では数人がコーヒーとケーキやスパゲティなど軽食を食べていた。ナポリタンを注文して、京都国立博物館の庭園を見ながら昼食をとった。スパゲティは結構美味しかった。

　近江八幡市の北、琵琶湖を見下ろす東館と、宮ヶ浜海水浴場に面した西館とがあり、いずれも全室レイクビューである。価格がやや低めの西館に宿泊したが、夕食バイキングは豪華で、近江牛は大変美味しくて大満足！レストランのスタッフの対応も非常によく、ビールを飲みながら楽しいひと時を過ごした。大浴場は東館よりもやや小さいそうだが、それでも十分に温泉を楽しむことができた。朝は、宮ヶ浜を散歩した。ＪＲ近江八幡駅北口と休暇村間には、休暇村のマイクロバスが走っているが（所用時間約30分）、便数が少なく予約が必要。土日は路線バスが走っていないので注意！

　ホテルは、四条烏丸の交差点からやや東の四条通に面した北側にある。四条烏丸は地下鉄烏丸線、阪急京都本線が交差し、市バスも路線数が最も多い地点で、京都観光に大変便利なロケーションである。ただし、四条通を通るバスは混雑していることが多い。ホテルから錦市場まで徒歩数分、四条河原町まで徒歩10数分で、ショッピングや飲食にも便利である。ホテルは四条通に面してはいるが、部屋では騒音はほとんど聞こえない。スタッフの対応も良いし、お薦めのビジネスホテルである。

　八幡堀の南、近江八幡駅からバスで10分弱の新町停留所の直ぐ前に西川甚九郎本店がある。そのすぐ東に「ふとんの西川」で有名な西川家の歴史を伝える小さな資料館がある。館内には貴重な古文書などの資料や年表が展示され、ビデオ映像も流れていた。西川家７代目が取り組んだ「三割銀配当」には感心させられた。利益を従業員に配分するというもので、これにより従業員のモチベーションが向上し、現在の会社の発展につながったのだと思った。入館無料である。

　日牟礼八幡宮は、古くから近江商人の信仰を集め、二大火祭の「左義長まつり」と「八幡まつり」は国の選択無形民俗文化財である。天満宮なども併設している。大杉町のバス停の少し西にある白雲館（内部にスタッフが親切・丁寧な観光案内所がある）から、道路を渡って鳥居をくぐってまっすぐ進むと、八幡堀にかかる白雲橋、さらに200ｍあまり進むと右に八幡宮の楼門、拝殿が見える。さらに200ｍあまり北に進むと、豊臣秀次が築いた八幡山城跡へのロープウェイの乗場がある。

　八幡堀の新町浜から、手漕ぎ和舟に乗ってお堀めぐりをした。東は白雲橋、西は本町橋付近までを約30分で往復した。水辺の町並みと自然を見ながら、ゆらり、ゆらりと、情緒あふれた船旅、なかなか良い。エンジンのついた和舟も運行していたが、手漕ぎの方がムードがあってお薦めだ。乗船料は1000円だった。

　近江八幡駅は、ＪＲ琵琶湖線（東海道本線）と、近江鉄道廿日市線とが交わる近江観光の拠点である。北口からは６番のバスで、八幡堀や日牟礼八幡宮、長命寺などに行くことができる。北口にある観光案内所のスタッフは親切・丁寧なので、まずここでマップをもらって近江八幡の観光を始めればよい。なお、駅から八幡堀までのバス便は1時間に2～3本で、所要時間は約6分である。

　安土城址の見学の後、文芸の郷にある信長の館に訪れた。安土城天守の最上部５階・６階が、内部の障壁画とともに原寸大で復元されたもので、1992年のスペイン・セビリア万国博覧会の日本館のメイン展示として使われたそうだ。天守５階は仏教の世界観による理想郷を象徴している黄金の間、６階は孔子や老子などの障壁画が配置されている。約10分間の紹介映画の上映もあり、入館料は610円だがJAFの割引もある。スタッフの対応はいずれも非常に良い。

　臨済宗妙心寺派の寺院で、安土城本丸の西方の峰にある織田信長の菩提寺である。本堂は焼失しているが、三重塔と仁王門（楼門）が残っており、いずれも国の重要文化財で本瓦葺きである。天守跡を見学の後、下山道を右に折れて総見寺を回って、大手道入口まで戻った。下山に約40分を要した。

　ＪＲ安土駅からタクシーに乗り、安土城大手道で降りた。受付で入山料700円（やや高い気もするが、これだけの史跡を維持するためににはしかたないとも思う）を支払って、大手道の長い石段を、途中にある前田利家邸跡や羽柴秀吉邸跡、信長公本廟などを見ながら登っていった。石段の石には仏像が彫られたものもいくつかあり、石段の横には綺麗な紫陽花が咲いていた。暑い時期、汗を拭きながら1時間弱で本丸跡、天守跡に到着した。

　安土城址を見学した後、信長の館や県立考古学博物館などが集まった「文芸の里」まで、暑い中を20分ほど歩いた。昼時だったので、信長の館の東にあるセルフサービスの「文芸の里レストラン」に入って、信長そばを注文した。冷たい水を飲みながらそばを食べたが、大変美味しかった。信長の館を見学後、近江八幡行のコミュニティバスで安土駅まで戻った。

　安土城址に行くため、ＪＲ安土駅で降りて北口の観光案内所を訪れた。女性スタッフが親切・丁寧にアドバイスをしてくれた。安土城址に行くには、コミュニティバスがあるが便数が少ないので、徒歩（約25分）か、レンタルサイクルか、タクシーで行くしかないという。初夏の暑い時期でもあったのでタクシーで行くことにして、電話で呼ぶと約10分で迎えに来てくれた。安土城址までのタクシー代は1000円弱だった。なお、南口にある安土城郭資料館は時間がなくて見学することができまかった。

　錦天満宮を参拝した後、錦市場を東から西に歩いた。暑い日の夕刻だったので、最初に「魚力」という店でビールを飲みながら「はもの天ぷら」を食べた。さらに、西に進み「タコとハイボール」という店に入って、たこ焼きとハイボールを飲んだが、安くて美味しかった。店内には大きなジョッキのギガハイボールを歓談しながら飲んでいる客もいた。店員の対応も良いしお薦めです。

　市バスの「祇園」で下車すると南側に漢字ミュジアムがあり、この建物の中に入って左側に祇園祭ギャラリーがある。日本の三大祭の一つ「祇園祭」に関する展示コーナーで、原寸大の鉾が設置されており、鉾建ての伝統技法を、間近で見学することができる。祇園祭を上映する屏風型の大型モニターから映像が流れ、祇園祭について座って学ぶことができる。ショップでは、京都に関する雑貨が購入できる。建物内にはカフェも併設されている。

　六波羅密寺を参拝後、松原通りを東に歩いているときに左手に、六道珍皇寺がありました。臨済宗建仁寺派の寺院で、本尊は薬師如来、平安時代初期の公卿で文人の小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸で知られています。広島県にも篁山（たかむら山）に竹林寺（真言宗御室派）という小野 篁ゆかりの寺があるので、興味をもってこの寺に参拝しました。

　初めて京都国立博物館を訪れました。正門を入ると、右手に煉瓦造りのフレンチルネサンス様式の明治古都館（重要文化財）、正面に平成知新館が見えます。平成知新館は３階の建物で平常展示を行っており、３階から２階、１階と順に展示物を見て回りました（写真撮影禁止）。１階には、国宝の大日如来はじめ多くの仏像が展示されており、見ごたえがありました。明治古都館前の庭にはロダン作の『考える人』もありました。７０歳以上は入館無料でした。

　東福寺は臨済宗東福寺派の大本山の禅寺で、本尊は釈迦如来です。三門（国宝）、本堂（仏殿兼法堂）、方丈、庫裏などからなる主要伽藍を中心に、25か寺の塔頭を有する大寺院で境内を歩くだけでもかなりの時間を要します。紅葉の名所として有名ですが、7月初旬は新緑がとても綺麗で、木漏れ日の中をムードに浸りながら歩きました。ＪＲや京阪東福寺駅から歩いて数分ですが、四条烏丸から市バス207番（数分ごとに運行）を利用して訪れました。

　昭和新山の駐車場の東には、有珠山ロープウェイの山麓駅があり、その直ぐそばにジオパーク火山村情報館（無料）があります。小さな資料館ですが、ジオパークのテーマ「変動する大地との共存」をもとに写真や岩石標本が集められています。山麓駅から大型ロープウェイ約６分で山頂駅まで行くことができます。山麓駅は土産物などを販売する「火山村」内にあり、ここで修学旅行で来た多くの高校生が楽しそうに土産物を購入していました。

　洞爺湖温泉のホテルを出て10数分車を走らせて、昭和新山の有料駐車場に着きました。昭和新山は、昭和18年の噴火活動で麦畑が隆起してできた標高398ｍ、赤茶けた溶岩がむき出しの異様な姿の山です。駐車場からなだらかな草道を、山に向かって少しあるくと、地震発生から隆起して山ができるまでを詳細に記録した地元の郵便局長の三松正夫さんの像がありました。駐車場の西には昭和新山パークサービスセンターがあり、有珠山のジオラマや周辺の自然に関係した資料を展示していました。