きみちゃんです。さんのクチコミ(24ページ)全600件

国道3号線と2号線の接続部付近にある大きな公園です。門司みなと祭の会場として使用されています。入口(と言ってもたくさんありますが)から入ると、ユニークな形をした噴水があります。グラウンドは大小2面あります。かつて兵器製造所だった場所ですが、大正時代に公園として整備されたのがこの公園の始まりです。関門海底国道トンネルの開通記念として昭和33年(1958年)には「世界貿易産業大博覧会にも使われました。また図書館が敷地内にあるのは嬉しいですね。

門司港駅から歩いてすぐの所にある海峡プラザ1階にあるお店です。色々な国から輸入したガラス工芸品を販売しているお店です。中に入ってみるとまばゆいばかりのガラス工芸品が所狭しとたくさん並んでいます。ワイングラスで気に入ったものがあれば購入しようと思って入りました。やはりセンスの良いヨーロッパの品がよいかと思ったのですが、予定していた金額より高かったので購入を控えました。他にもワイングラスがありましたが、やはりデザインと手に馴染むものがよいですね。室内の装飾品、アクセサリーなどもあり、見ているだけでも楽しいお店です。目を引いたのは切子グラスでした。キラキラしていてきれいでしたよ。

神社下にはバス停がありますが、少し北側の細い道から境内まで車で入りました。860年に宇佐神宮から分霊し、神功皇后愛用の兜を神体にして創建されました。壇ノ浦の戦いで勝利した源範頼と義経兄弟が参拝し、弓と矢を献上したことでも知られています。また足利尊氏が戦勝祈願したことでも知られています。毛利元就、小倉藩主などが社殿を造営しますが、戦時中の空襲ですべて焼失しました。現存の社殿は戦後に再建されたものです。

JR門司港駅構内の洗面所手前に「帰り水」と呼ばれる水飲み場があります。大正3年(1914年)に門司港駅駅舎が完成した時に作られました。戦争中には出征する兵士が飲み、帰還兵や大陸からの引揚者が無事に日隠に戻ることができた喜びを噛みしめるようにしてのどを潤したことで「帰り水」と呼ばれています。現在も使用できるちょっと旧式ですが水飲み場です。

門司港駅からはね橋を渡り、観光物産館の裏側に行くとレンタサイクルが借りられます。なかなか種類も多く目的に合わせて自転車などが選べます。驚いたのは二人乗り電気自動車があったことです。この他には流行りのキックボード、二人で仲良く漕ぐタンデム、電動自転車、普通の自転車があります。一番CPがよいのは電動自転車だと思います。1日800円だったです。これがあれば、途中にノーフォーク広場の前の坂道がありますが、和布刈り神社や関門トンネル(人道)を使って下関まで足を伸ばせます。

約100年前(大正13年)に門司郵便局電話課庁舎として造られた建物です。建物の前には真っ赤な電話ボックスがあり、一目で電話関係の資料館であることが分かります。建物の外見は
ビルの角が丸くなっていたり、細い柱を何本も作り上部にアーチを設けたりしています。それだけで優美な感じがしてくるモダンな建物です。説明していただいた方は、門司で初めての鉄筋コンクリートの建物だとおっしゃっていました。
館内には、明治時代からの電信・電話の進歩の状況がわかりやすく展示されています。子供の頃に地方で見た箱型の電話や電話が一般家庭に普及し始めた頃の黒電話など懐かしく拝見しました。さすがNTTです。よくこれだけ資料が集められたと思います。子供の頃には女性の電話交換手さんが電話を取り次いでいたのを見たことがありましたが、その機械もあり、実際の使い方も実演していただきました。なかなか楽しい貴重な時間でした。

JR門司港駅から右手に歩くと、かつての九州鉄道門司駅跡地に建設された横浜正金銀行門司支店(現在は北九州銀行門司支店)があります・。この銀行は外国為替の取扱い専門の銀行でしたので、外国との交易で繁栄していた門司港にはなくてはならない存在でした。また官営八幡製鐵所ができ、北九州地域の工業化、繁栄に不可欠な資金需要を支えた銀行でもあります。英国留学で建築を学んだ桜井小太郎が設計したレトロ感のある建物です。

門司港レトロ地区からは少し外れた位置にありますが、絶対見逃さないでほしい建物です。外見は高い石垣の上にまるでお城のような木造三階建物が建っています。石垣の階段を上がる前には「三宜楼喫茶」立て看板がありましたので、お茶と最中のセットがいただけるようです。あまりにもすごい建物なので、入ることを躊躇していたら関係者の方が、「無料で入れますし、絶対内部を見たほうがよいですよ」と言われ入りました。誰もいませんので、玄関のベルを押しても誰も出てこないので、勝手に上がって声を掛けました。ベルの音が聞こえていなかったようです。ボランティアの方のようでした。1階だけ案内してもらい、あとは自由に見学してくださいと言われ、言葉に甘えて三階まで上がりました。驚いたのは大広間です。二階の大広間です。広い舞台まで入れると100畳ほどあります。贅を尽くした感じで欄間の意匠は非常に凝っています。現在でも舞踊などの発表会に使われています。三階には俳句の間は関門海峡の景色がよく見え、高浜虚子が俳句を詠んだそうです。虚子の句が掛け軸にして飾られています。

日清戦争が終わり門司港の重要性が増す中、日本郵船は門司港に門司支店を置きます。そして1927年(昭和2年)に現存するこのビルが完成します。当時は珍しいオフィスビルで、エレベーター、暖房器具、給湯室、水洗トイレなどの最新設備を備えていました。デザインは当時はアール・デコの様式を取り入れていましたが、改修時にシンプルな現在に形になりました。オフィスビルにふさわしい機能性を持たせたものです。大陸をはじめとする交易で繫栄した門司港の当時の様子がうかがえるビルです。ビル内部に入ると玄関ホールに使われているモザイクタイル、階段の手すり、照明、網で囲われた旧式のエレベーターがなどあります。、

菅原道真公が一夜のうちに宋に渡り、禅の奥義を極め悟りを開かれたという伝説があります。悟りを開いた証にいただいた法衣を納めて建てた塔が伝依塔です。またその時に創建された寺がすぐ近くにある光明禅寺だと伝えられています。

西鉄太宰府駅から太宰府天満宮参道を歩き、最初の大きな鳥居で右に曲がると国博通り入口に着きます。ここから九州国立博物館方向に歩くと右手に空地があります。ここに梅壺侍従の蘇生の碑、伝衣塔と並んで千八稲荷があります。京都の伏見稲荷から分祀されたそうですが、調べてみましたが由緒もよく分かりませんでした。しかし朱色の鳥居付近はきれいに清掃もされて老いるので、近隣の方々がよくお参りされているのだと思います。

太宰府天満宮に向かう参道の南側にある「国博通り」に沿って藍染川が流れています。この川には次のような伝説があります。天満宮の神官(中務頼澄)が京にいた時に京女梅壺と知り合います。頼澄が太宰府に戻ってからも、頼澄のことが忘れられない梅壺は太宰府までやって来ます。そして妻のいた頼澄に会えないことを悲嘆して藍染川へ身を投げます。それを知った頼澄が天神様にお祈りすると梅壺は生き返ったという話です。藍染川のほとりには玉垣に囲まれて梅壺侍従蘇生の碑があります。

大宰府天満宮の神官を慕って、京から筑紫まで下ってきた京女がこの神官に会えない悲しみで藍染川へ身を投げたという伝説が残る川です。今では川というより、道路側溝のような形になっていますが、身を投げるくらいの大きさがあった川だったんだと思います。九州国立博物館に向かう静かな国博通りに沿って流れています。光明禅寺の前あたりで暗渠ぬなって、国博通りを横断する形になっています。

2005年に４番目の国立博物館として開館しました。アジアの歴史に視点を置いて日本の文化を見て行くというコンセプトがあります。特に中国や韓国との長い交流の玄関口にあった太宰府にふさわしい博物館と思います。長いエスカレーターで上がると3階には特別展示室があり、4階の文化交流展示室があります。常設展では水城の模型や木製樋、大宰府政庁の模型などが見られます。この国立博物館は太宰府天満宮から長いエレベーターと動く歩道を使って行くと事実上バリアフリーです。

太宰府天満宮の境内の入口、正面鳥居の前にある案内所です。中に入ると、巫女さんの衣装の方に色々と説明や案内をしていただけます。境内略図やパンフレットをいただいたり、質問をしたりできます。しっかり研修を重ねた方ですので、正確に教えてもらえます。またお土産の販売もしています。梅柄の入ったポートや手ぬぐい、鉛筆やシャープペンシルなどがあります。また無料ガイドの申し込みもできるので何でも相談したらよいと思います。、

西鉄太宰府駅から両側にたくさん土産物屋さんが並ぶ参道を少し歩き、大きな最初の石の鳥居で左に曲がると「太宰府館」があります。以前太宰府天満宮に参拝したとき、急な雨に見舞われて休憩したので覚えていました。今回は周辺のパンフレットをもらいに入りました。周辺情報のパンフレットがたくさんあるので、必要なものだけをいただきました。ついでに展示されている大宰府周辺の立体地図や、太宰府天満宮の境内の模型を見て、二階の休憩所で一休みしました。

学問の神様である太宰府天満宮の本殿横を通り過ぎ、梅園を抜けて、さらに進むと朱色の鳥居と幟が見えてきます。ここから少しずつ階段を上ると稲荷神社らしくなり、朱色の鳥居が連続して現れてきます。太宰府天満宮の境内は年中参拝客が絶えませんが、この辺りになるとずいぶん訪れる人が減ってきます。最初の鳥居を過ぎて左に行くと徐々に階段の勾配が増します。最後は幅のあまりない石段を一気に登ると本殿にたどり着きます。食物、とくに稲の生長を守護する神様が祀られています。五穀豊穣・商工業発展、開運と幸福をもたらす神だそうです。お参りの作法は手前の12個ある鈴から自分の干支の鈴を見つけて鳴らし、その後に奥の大きな鈴を鳴らしてからお参りするようになっています。本殿の左にはさらに少し上がる階段があるので上って行くと小さな石室があります。ここが奥之院というところになります。

太宰府本殿の前にある飛梅の横から本殿の裏側に抜けると、すぐ目の前に大きな楠木がに日隠並んで立っています。これが夫婦楠です。本殿横を抜けると右手に沢山の絵馬がかかっています、左手には末社があります。その間を抜けるように行くと末社の裏側にあります。大小の楠木で大きい方が20m近くあると思います。

太宰府天満宮の参道を歩き、心字池に架かる太鼓橋を渡り終えると、太宰府天満宮楼門が見えてきます。その右手前には手水舎があります。横には説明文が書かれた看板があり、「御祭神　菅公北の方　宣来子命」と書いてあります。したがって菅原道真公の奥方をお祀りする社になります。いつ創建されたかははっきりしませんが、室町時代にはあったものとされています。ご利益は夫婦円満、安産、子宝だそうです。ほとんどの参拝客は素通りしますが、ちょっとだけでも立ち寄ってほしいところです。

太宰府天満宮の心字池に架かる太鼓橋がありますが、最初の太鼓橋を渡ったところ、中の島のようなところにあります。太宰府天満宮の末社になります。大半の参拝者は今王社のことは知らないのか？まっすぐ大宰府天満軍の本殿を目指します。説明を聞いたところ、何らかの理由で太宰府天満宮本殿を参拝できないときは、この末社にお参りするということになっているそうです。