かっての門司港の繫栄を象徴するような高級料亭だった建物です。
- 4.5
- 旅行時期:2022/12(約3年前)
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by きみちゃんです。さん(女性)
門司・関門海峡 クチコミ:39件
門司港レトロ地区からは少し外れた位置にありますが、絶対見逃さないでほしい建物です。外見は高い石垣の上にまるでお城のような木造三階建物が建っています。石垣の階段を上がる前には「三宜楼喫茶」立て看板がありましたので、お茶と最中のセットがいただけるようです。あまりにもすごい建物なので、入ることを躊躇していたら関係者の方が、「無料で入れますし、絶対内部を見たほうがよいですよ」と言われ入りました。誰もいませんので、玄関のベルを押しても誰も出てこないので、勝手に上がって声を掛けました。ベルの音が聞こえていなかったようです。ボランティアの方のようでした。1階だけ案内してもらい、あとは自由に見学してくださいと言われ、言葉に甘えて三階まで上がりました。驚いたのは大広間です。二階の大広間です。広い舞台まで入れると100畳ほどあります。贅を尽くした感じで欄間の意匠は非常に凝っています。現在でも舞踊などの発表会に使われています。三階には俳句の間は関門海峡の景色がよく見え、高浜虚子が俳句を詠んだそうです。虚子の句が掛け軸にして飾られています。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- JR門司港駅から徒歩で10分程度です。三宜楼近くになると軽い上り、門まで階段があります。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 他に観光の方がいなくて、ゆっくりと見て回ることができました。
- バリアフリー:
- 2.5
- 残念ながら、建物までは石の階段、内部は三階までちょっと勾配のある木製階段です。
- 見ごたえ:
- 4.5
- 外観はまるでお城のような木造三階建て建物です。内部は凝った意匠が随所に見られます。
クチコミ投稿日:2022/12/20
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