ヤマシロさんのクチコミ(111ページ)全2,337件

映画“ボレロ”で若き日のカラヤンが凱旋門上でオーケストラを指揮するシーンがあります、しかもカメラが360度くるくると廻ってパリの街が一望。　というわけで放射線上にあるパリの街を満喫、しかも夜はイルミネーションが点灯されます、（見てきました）

江戸は埋め立て地で塩を含んだ水しかでない、羽村からの水が水道になるさて江戸に入ると木製の四角い箱状のものを埋め各長屋に分配した、井戸といっても地中の桶に溜めて使っていました。　当時日本で水道があったのは江戸、赤穂、福山だったといわれています。　世界的にみると日本は水源地から50kmですがフランスは200km以上あるそうです。

用水路というのは近距離を結ぶというのが鉄則なのでしょうが、ここではひたすら高い地点を結び結果江戸から40km離れなおかつ100mしか高度差のない羽村が選ばれました。現在の電子機器を多用した土木工学科の優秀な学生をもってしてもどうたったでしょうか?
ポンプアップというのは明治というより戦前のお話なのです。

家康江戸転勤の頃は凸凹だらけ土地に浅瀬の多い入り組んだ浜で銀座や築地などあったかなかったところのようでした。ともかく水がない地域。　家康が大久保彦左衛門の近親者を呼びつけ“水を”　近親者何故か菓子作りに熱中していて寝耳に水ではなく井の頭を進言、直ちに水道工事を着工したという。　あのあたりは湧水による自然崩落なのか大地が掘られた様な地形でそこに湧水池があるというようなありがたい場所。

遺族のやさしい配慮から、太宰は日頃尊敬していたという森鴎外のそばに埋葬されました。鴎外の墓は元々都内にあったところ関東大震災以後三鷹に移されたようです。太宰氏が文豪と呼ばれることはないようですが、70年を経て桜桃忌など女性フャンが集い、テレビなどでは何を食べた、飲んだとか話題はつきないようです。

このあたりだと多摩川はかなり下の方を流れているはずです。私の生まれる前の話ですが、太宰治が愛人と入水自殺をしたとして有名ですが台風で増水中とはいえ信じられぬ程小さい川です。泥酔と思っていましたが彼は悪酔いするほどの飲酒もしなかったようですが、投薬していた薬がどうだったのでしょう。　太宰氏鶴田浩二に似た美男でした。

戦前の記録映画で外交官がこの門を通るシーンがありますが、フィルムに写る人々はナチスの指示により動員された人々かもしれません、東京の繁華街とは異なり少しのんびりとした感じでした。　ただこの門を挟みユダヤ人とドイツの若者が微妙に反目しあっているようでしたが、それほど危ないようすでもありませんでした。

合戦というと川中島か織田信長以降が多くドラマに登場してきますが尼子とか毛利の戦いは殆どドラマには無縁でもっぱらドキュメント番組で語られるくらいでしょうか? 昔宮島で戦いがあったことは知っていても実感できないもどかしさがあります。毛利一族は水軍を上手に使う術を熟知していたのでしょう。

日本の五重塔は手摺があるから昇降できそうにみえてしかたないのだができない。奈良だったか?岩舟寺の塔は取り囲む山によって内部を見ることがきるのですが、中央に芯柱があり窓手摺は飾りでした。中国蘇州の北寺塔は昇降可能でしたが回廊に手摺が無くぞっとしました。今存命しているところみると無事だったようです。

神戸にも清盛神社があった、瀬戸内海は平家一族が開発した重要なシーレーン。でも不思議というか気の毒というか清盛は豊かな政治性と当時としては希有な交易による財務能力を持ちながら公家になり昇進することで留まってしまった感があり、保元平治の後に反対勢力を一掃しておけば歴史が変わったかもしない。

敗北滅亡した平家、世界遺産や国宝の平家納経を今に伝え文化的にも貢献、少し見方や評価を変えないと気の毒と思う。　神社も塩水に浸かり煩雑な部材交換や修理が行われているがこのようなメンテナンスが繰り返されても問題はないようで文化財保存ってある意味面白く興味深い。

フェリーからからみえる鳥居は小さなものですが近づくほど大きさがわかってきました､巨木なのですがどのように固定されているのでしょうか?砂地の浜辺に穴を掘り砂利で固めるのか考えていると眠れそうにありません､また基本的には何年で作り換えるのでしょうか?　　　

東京駅から官庁街まで城内いたるところ大名屋敷が建ち並びたぶん皇居前広場に松が繁るのは明治以降のことでしょう。徐々に解体していったかは興味のあるところですか、帝国ホテルあたりはあっさり鹿鳴館が建設されたものの淋しいところだったといいます。大正
初期の東京駅もすすぎヶ原のあと。

兄弟が30人いると跡継ぎは絶望的、城内の隅っこでほぼ軟禁状態の部屋済みと呼ばれる生活を余儀なくされる、“埋まった木”の人生。そんな時でも井伊直弼、茶道・和歌・能に励んでいたという。兄弟の死や養子縁組で彼に跡継ぎがまわり歴史に名を刻む。

石田三成の居城とあまり有名ではありませんが、彦根城のバージョンアップ前のもの。関ヶ原合戦後家康は憎き三成の城を山の形を変えるほど破壊の限りを尽くしたとありますが、家康らしいコメントで実際は佐和山城の材料を再利用しただけで彦根城はある種リフォームで石垣まで持ち去られていて、佐和山には忘れられた石が少し。

『館長・井伊』と書かれた名札を付けていた人と入り口で挨拶され上機嫌でした。熊本城の細川様、彦根城の井伊様、ちょっと前まで犬山城も成瀬様の個人所有でした。当然元華族様で爵位持っていたいたはずですが平民にとって羨ましいというか少なくとも尊敬に値します。どのような形にせよ後世に残して欲しいものです。

我が家では人気のあるブリッジの一つ。首都高速で箱崎を通らずにわざわざここを通過することが多いのですが間違えて豊海あたりで降ろされ銀座界隈をウロウロ、運悪く一斉検問中であまりいい気持ちはしなかった。でもテーマパークや成田空港に行くときは特別な気持ちになれるのは貧乏な田舎者の特権と思っている。

私の叔父は腕は確かだが無名の彫刻家、『自由の女神像』を彫ったというのが楽しみの一つ。パチンコ屋の上の方に飾られている型の一部をスタッフの一員として御手伝いしたらしいのだがそんな楽しい話が多い。幕末アメリカ軍艦を撃破するために作った大砲陣地跡に自由の女神を置く　悪くはない。

明治天皇陛下が病気療養の為にここで静養治癒をはかったといいます。時々不思議なコメントが放送されます。『陛下を見舞う皇太后』・・・・まぁトラベルガイドですから
現在では大きな憩いの場が私たちにもたらされました、皇居やこの御苑も数少ない貴重な自然の空間です。

楠木正成でないことはわかりましたが、有栖川公と思っていたのですが違いました。上野ですからね、どうも西郷隆盛銅像のみしか出てこないので困った限りですがお許しを。
軍服を着た馬上の人は後に日本赤十字社の初代総裁になった人。　（うる覚えで恐縮ですが広尾の日赤病院も戦前は陸軍病院だったと聞いたことがあります。）