naoyumiさんのクチコミ(8ページ)全1,743件

オリーブの木が茂る丘の上、地中海と中世の鷲の巣村オー・ド・カーニュの街が見渡せる高台に画家ルノワールが晩年を過ごしたコレット荘があります。邸内の家具は全て実際に使われていたもので、２階の大アトリエにはキャンパスやイーゼル、絵の具箱やパレット、車椅子やカウチソファなどが当時のまま置かれています。リウマチで握れなくなった絵筆を手に縛りつけ、キャンバスに向かったという彼の執念と幸せな生活情景を垣間見ることができます。

ホテルの駐車場に止めて１泊し、セザンヌのアトリエにはレンタカーで行きました。専用の駐車場があると情報を得ていましたがわからなかったので、近くのセザンヌ薬局の駐車場に止めさせてもらいました。それから旧市街観光に向かい、駐車場を探したところ、旧市街の外に数カ所点在していたので全く困りませんでした。

ミラボー通りの北側、17世紀の城塞都市の名残りを残す趣あるエリアです。道は細く、迷路のような感じですが、ところどころに噴水があり、街並みはとてもきれいです。マルシェやおしゃれなショップなども多くあり、この街を愛したセザンヌの家や通った学校など軌跡を記す場所も多いので、ぶらぶら街歩きながら楽しめます。

エクスに行ったらお土産に購入したいカリソンのお店です。カリソンはアーモンドとメロンのシロップを混ぜてペースト状にしたものに砂糖のコーティングを施したエクスならではのひし形のお菓子で、独特の風味があります。この店はサン・ソヴァール大聖堂と市庁舎の間の通りに面しているので、場所もわかりやすかったです。

マゼラン地区にある、エクスを愛した風景画家グラネの名を冠する美術館です。サン・ジャン・ド・マルト教会のすぐそばなので、この教会の尖塔を目印にするとわかりやすいです。セザンヌの絵画８点が収蔵されており、ピカソやアングル、レンブラントの絵も見られます。それ以外にも期間限定の企画展が開催されています。

ミラボー通りの北側は旧市街、南側はマザラン地区で、かつての貴族の館が建ち並ぶ閑静な住宅街です。旧市街はごみごみしていますが、こちらはとっても静かで観光客とも出会いませんでした。４頭のイルカの噴水やグラネ美術館などがあり、旧市街とはまた違った雰囲気が味わえる散策にお薦めのエリアです。

ミラボー通りの突き当りに位置する広場で、真ん中にロトンドと呼ばれる大きくて立派な噴水があります。この噴水を中心にロータリーになっていて車がかなり行き交っています。そのため、ロトンドのそばには近寄れませんが、ミラボー通りにはいろいろな市やマルシェが開催されているので、この広場を目印にして散策するのがお勧めです。

正面入口の上のプレートに「Hotel de Ville」とありホテルかと思いきや、ガイドブックを見たら市庁舎でした。右側に大きな時計塔があり、とても存在感がありました。その前は広場で、エクスを象徴する噴水があり、マルシェも開催されていて、付近一帯がエクスらしい趣に満ちていました。

旧市街の北側に建つ聖堂で、５世紀から18世紀まで長い時間をかけて徐々に建設されたため、各時代のあらゆる建築様式が入り組んだ歴史的建築物です。ロマネスク様式の扉とローマ時代の壁が隣あわせとなり、美しい彫刻が施されたゴシック様式の扉の上には14世紀に建てられた鐘楼がそびえています。内部の洗礼室は５世紀の建物部分の上に作られ、12世紀のローマ様式、13世紀のゴシック様式、15世紀のバロック様式と３つの身廊があります。中庭を囲むロマネスク様式の列柱回廊は静かさに満ちた空間で、1時間毎のガイド付きツアーでの見学となります。1906年10月24日、ここでセザンヌの葬儀が執り行われました。

セザンヌの絵の題材となったサント・ヴィクトワール山がよく見える場所です。セザンヌは1880年代半ばからこの山の連作に取り組み、以後、ライフワークとして描き続け、油絵44枚、水彩画43枚という膨大な数の作品を残しました。アトリエ前のポール・セザンヌ通りを上っていくと、ロータリーのそばにマルグリットの小道と呼ばれる坂があり、その坂の上に９枚の複製画が並んでいます。その絵を見ながら彼と同じ目線で景色を堪能することができます。

梅田に深夜到着だったので、リーズナブルなこのホテルを選びました。大阪に住んでいたけど、このホテルのあたりは初めてだったので、地図を見ながら歩きコンビニで聞いてたどり着きました。谷町線東梅田駅から徒歩約８分というところですが、土地勘がないとわかりにくいと思います。部屋は狭いですが寝るだけなら問題なし。近くにつけ麺や丹波地鶏のおいしいお店があって、深夜にもかかわらずはしごして満喫しました。

小さなホテルですが、ここの屋上にあるレストランを利用したくて宿泊しました。階段を上がるとテラスに出られるようになっていて、右を向けばアヤソフィア、右を向けばブルーモスクと全景が大きく一望できます。後ろ側に行けばボスフォラス海峡も見え、トルコに来た～と実感する素晴らしい景色が望めます。部屋はスタンダードルームだったので少し狭かったですが、何の問題もなく快適に過ごせました。

トルコ各地にあるチェーン店で、今回はシルケジ駅近くのお店にランチで入りました。デザートやアイスのテイクアウトは１階で、２階がレストランです。店内はゆったりしていて、メニューに写真があるので初めてでもオーダーしやすかったです。その写真を見て、スープとマッシュポテトにミートボールが載ったものとカレーのようなものをオーダーしましたが、どちらもくせがなく食べやすい味でした。トルコの甘いデザートも種類豊富でお土産に購入して、アイスを歩きながら食べました。

炭火やきとりのちょうちんに誘われて深夜入店。お腹はいっぱいだったので軽くつまんで飲むつもりが、オーダーしたものが全部おいしく思わず長居しました。丹波地鶏のお造りがあって、生で鶏肉を食べたことがなかったのですが、頼んだささみのお造りのおいしさに仰天。これだったらお腹をすかせて来るべきだったと思いました。おすすめの日本酒もおいしく、満足しました。

梅田に深夜着き、小腹がすいていたので入店。券売機で買うシステムで、よくわからないので定番のつけ麺をオーダーしました。麺はこしがあり、スープも美味。おいしかったので大でも完食できました。トッピングで野菜も頼んだのですが、もやしだけでした。

京都らしい創作料理が食べたくていろいろ調べた結果、評判がよかったこの店を予約していきました。看板がないので初めての訪問ではわかりにくいのが難ですが、夕食なのに3000円で10品と最強のコスパでした。料理もひとつひとつがおいしく、その値段でも手抜きは全く感じられませんでした。またリピートしたいです。

エクスは泉の町とも呼ばれ、かつて人々の喉を潤した泉や噴水が今もいたるところに残されています。その数100以上で、この噴水もそのひとつ。ややデフォルメされたイルカの口から今も水が流れています。町に点在する噴水を探しながら散策するのもエクスの楽しみのひとつです。

エクス・アン・プロヴァンス名物のカリソンが買える店です。カリソンはアーモンドとメロン、オレンジピールなどのフルーツの砂糖漬けをペースト状に練り混ぜて作られたお菓子で、アーモンドの花びらを模してひし形をしています。セザンヌも訪れたというこの店はヴュクトルユーゴー通りにある1874年創業の老舗店で、旧市街から離れていますが、店内はとても優雅な雰囲気でした。

エクスのメインストリートのミラボー通りにある｢2人の給仕｣という名の1792年創業のカフェです。セザンヌや親友であった文豪エミール・ゾラも通った店で、亡くなる１週間前にもここで夕食前の３時間を友人たちと過ごしたと息子に書き送っています。ピカソやエディット・ピアフやチャーチルなども訪れたそうです。天気が良い日はオープンテラスが人気ですが、内部の内装もすばらしく、金装飾や鏡張りの壁、天井に施された彫刻などとても優雅な雰囲気です。

滋賀県守山市に自家栽培ファームを持ち、滋賀県内300軒以上の農家や漁港、牧場、養鶏場などとも契約して、100種類以上の近江野菜や近江特産の肉や魚などが食べられる店です。１品料理もありますが、コース料理も充実しています。計10品の茶々をオーダーしましたが量も充分で、創意工夫あるオリジナル料理がとてもおいしかったです。