ゆるてつさんのクチコミ(3ページ)全150件

高崎市内だが榛名より西の倉渕地区の山中にひっそりと存在する。
周囲は完全な森で「かもしか」も見かけるという。
送迎ありだったがやはり車が無いと不便なところだ。
以前は横須賀市の保養所だった施設は大変立派なもので、暖炉のある広いロビーは天井も高くて石床の床暖房がよく効いていた。
ナトリウム/カルシウム/塩化物/硫酸塩泉の湯は微かな硫黄臭と淡い黄色であったが、
写真掲載のあざやかな黄色ではないのでこれは差し替えるべきだ。
食事はバイキングではなく順番に供されるので落ち着いて旬の美味を楽しめた。
行程途中の倉渕の里は小栗上野介の歴史や道祖神も多く注目に値する。

周囲は静かな環境で館内にはラーメン屋やゲームコーナーまでありお土産屋も広く、充実した設備に満足できる。
接客は丁寧で感じが良い。
元草津東急ホテルの施設を改装したもので部屋の古さはやむを得ないが手入れはされていて問題は無い。
湯畑まで夜のシャトルバスにはとても重宝し、湯畑源泉を引く大東館にも入浴できることは価値がある。
夕食バイキングの内容は普通の満足度だが、和懐石と選べるのが気が利いてありがたい。
湯は万代鉱源泉で硫黄臭も心地よく豊富にかけ流しされている。
庭園風露天風呂は大きくはないが屋根もなく開放的で気持ちが良い。
施設の古さも考慮して総合的判断では費用対効果は良く個人的には３回目の利用でリピーターも多いらしい。
ただ今回のバイキングでもこれはと思う品が無かったのが残念だったが値段相応で贅沢は言えないかも…。
ここのスタッフは宿泊客の反応に敏感なので気づいたことは間を置かずに指摘する事が肝要である。
そうすることで育てていきたいと思わせてしまう宿である。

築48年で湯沢では既に老舗ホテルになってきた。
全面的な建て替えはしていないので構造は古いが改装を重ねて良い状態で維持されている。
近年改装されたらしいレストランがしゃれた内装で印象に残っている。
東京のニューオータニ系列だけのことはあり接客から食事処の味/サービスも遜色ない。
越後湯沢駅にも比較的近く、有名温泉地にありながら宿賃も良心的で利用しやすい。
翡翠風呂/サウナと大浴場/露天風呂があり男女交代で入ることができる。
風呂は係りが頻繁に出入りして清潔によく管理されているので気持ちが良かった。

元は川治でも有数の大型ホテルだったが伊藤園ホテルズに鞍替えして使いやすくなった。
無料のコーヒーマシンのあるロビーは広い上に奥に和室まであり空間を持て余すような感じすらある。
基本条件は他の伊藤園と同じだがここはリニューアル館として全面改装した部屋に1000円増しで泊ることができた。
未改装の部屋(通常料金)は見ていないが、こちらは廊下から風呂/洗面/トイレなど設備内装全てが新しくなっていた。
しかもリニューアル館は全室が禁煙であり煙草の臭いに敏感な自分にとってはとてもありがたく割り増しの価値はあったと思う。
伊藤園ホテルズは禁煙/喫煙の部屋区分がほとんどないので、1000円は高いかもしれないが部屋の当たりはずれがあるよりも逆に良心的かもしれない。
近辺では最も高い建物なので最上階の大浴場からの周囲の景色も、別棟の露天風呂から見下ろす男鹿川も良く見渡す事ができた。
夕食バイキングは味がイマイチだが種類と量は十分でアルコール類も自由に飲めるので良しとする。
但し制限時間70分だけはせわしくてここは絶対不満足である。
なお写真の和室は先に敷かれていた布団を隅に移して整えたものでそのつもりで。
温泉ホテルとしては一人旅でも受け入れてくれるのでとても使いやすい。

大江戸温泉物語が譲り受ける前は郵政の保養所だった。
日光霧降高原で標高1000ⅿの森林に囲まれた大型施設で全体的に清潔でよく整っている。
日光駅から送迎15～20分程度で着くので日光の町の中に泊まるよりずっとお得。
夕食のバイキングでは実演調理も複数あり時たま限定メニューも出てきて飽きさせずに楽しめた。
味もまずまずのレベルだ。
広い敷地内には散策路があり森林浴も気持ちがよかった。
チェックインでは人数のわりには時間がかかりすぎる気がする。
宿代は季節によりかなり差があるので見定めが必要。

奥日光湯元温泉はどこも静かで好環境だがここは奥に位置してさらに静かな気がする。
全体的に施設はあまり新しくはないが良好に維持されている。
接客は良い意味で必要以上に構われない感じが気に入った。
大きな窓のロビーから眺める中庭は見事な景色で気分も良くなる。
浴室棟が特筆ものである。
畳敷きの廊下の先にあるのは大きな木造棟で丸太組みの天井もその渋い雰囲気が良い。
浴槽は大きくて余裕があり乳白色の硫黄泉の香りと相まって温泉の醍醐味を堪能できた。
小さめだが覆いの無い露天風呂はまさしく樹林に囲まれ開放的な気分で、夜は天気しだいで星空も楽しめそう。
夕食は栃木牛の旨味と豆乳の風味が醸し出すしゃぶしゃぶ、岩魚の塩焼、日光湯葉など。
いずれも丁寧な仕事ぶりで豊かな味を満喫した。
チェックアウト後の荷物預けまで心よく対応してくれた。
また来たい気分にさせてくれる宿である(冬は寒さが厳しそうだが…)。

まず正面玄関のみ純和風だが建物は近代的で全館和モダンの内装で統一されている。
館は奥鬼怒へと通じる鬼怒川の渓谷に沿って建てられており渓流の音で1日を過ごす。
部屋からは渓谷の間欠泉を居ながらにして見る事のできる国内でも珍しい温泉宿だ。
訪れたのが紅葉時期で周囲は全て絵になるほどの見事な景色であった。
これもシーズン料金の内かとつい納得してしまう。
ゆったりとした大きさの大浴場からも露天風呂からも渓谷美を堪能できる。
露天風呂へは急階段を下りるので注意が必要。

北越急行ほくほく線のシアタートレインゆめぞら号に乗ってみた。
全線中５ヵ所のトンネル区間で天井にＣＧ映像が流れる実に楽しい列車である。
ＪＲ上越線越後湯沢と信越本線直江津間を毎週日曜日に限り片道４本ずつ運行する。
中でも最も短時間で着く「超快速」を選んだが終点までの１時間がより短く感じられた。
この「超快速」という列車種別も珍しい。
列車は２両編成で、ゆめぞら号と呼ばれる直江津寄りの赤帯車両に乗る。
車内は２人掛け前向きの転換クロスシートでテーブルは無い。
荷棚は片側の列のみで、もう片方の列は投影装置が占めている。
作品内容は乗ってのお楽しみだが終始飽きさせない出来栄えで評価できる。
但し自動上映につき映像と音声の拒否権は無いのでその際は隣の車両に移るしかない。
なおほくほく線の車両はトイレが無いので注意が必要。

入るとロビーはわりと広く、和紙を使った照明が柔らかな雰囲気で迎えてくれる。
売りは自家用小型ケーブルカー(登山電車と称す）で上がる山上露天風呂。
小さいが設備のよい内風呂もあり休憩場もあり管理人も居て一つの温浴施設状態である。
露天浴槽は3つ、屋根は無くわたる風も清々しく開放的で気持ち良い。
浴後にウッドデッキの湯上りテラスで飲み物片手に涼めばもう夢心地。
又館内のマッサージ器が無料で使えるのはありがたい。
食事処には大きなかまどが並ぶ光景が目をひき、そのご飯がすばらしい。
名物の鯉こくは絶品だが、鯉の苦手な人は別料理に変えられるのも親切でよい。
朝のバイキングは品数こそ多くないもののそれぞれのおいしさがしっかりと生きている。
築年数を経た建物だがよく整備されて接客も上々で、連泊やリピーターが多いという話も納得できる。
　徒歩数分の菱野温泉薬師館は姉妹館で相互に入浴の楽しみもある。

駅降りてすぐ天満屋デパートの前でコンビニも至近で周囲に飲食店も多く便利である。
シングルだがベッドはセミダブルで全体的に清潔で余裕ある空間を確保している。
朝食はバイキングを個別配膳に変更されていたが味も量も満足できた。
ドリンク以外は席に居ればよいだけなのでむしろ楽だった。
カードキーが不調だったが円滑に即対応してもらえた。
チェーンホテルだが福山ではレベルが高い方との評判。
フロントのある８階から駅越しで福山城を望めるのも面白い。

清風荘は様々なクチコミを見たところどれも高評価とされていた。
事前にクチコミで宿選びをすることはないのだが今回は泊まって裏付けられた。
客室170収容人員900名とある立派な設備の大型施設。
だがその規模に頼る事なく丁寧な接客などソフト面(ｻｰﾋﾞｽ)でも十分満足に価する。
料理はどれもオリジナリティーに富みしつらえに味に卓越した技を十二分に楽しめた。
通されたのは個室で一品ずつ献立表を見ながらラストのデザートまでの至福の時間が忘れられない。
一方でバイキングも並行しておりそれも多いに気になった。→また来るか？
部屋、洗面、風呂、その他で清潔感の荒さがしをしてみたが勝てなかった。
風呂は脱衣所,浴室,露天風呂ともに広々して気分が良い。→サウナ休止で残念
大型施設は時として館内見取り図で不安なことがあるが幸い風呂が同じフロアでラッキーだった。
最近は合理化で割り箸,宿名入タオル,など無いところが多いがしっかりと維持していた。
有名な芦原温泉といえども昨今の苦境でいくつもの廃業が相次ぐ中お客にそれを感じさせず変わらぬサービスを提供し続けられることに拍手を送りたい。
　帰宅後にパンフレットをもらい損ねた事に気付き電話したら丁寧な案内状を添えてすぐに郵送されてきた。
→旅行記「福井3」もあわせて参照されたい。

伊香保を代表する観光スポット石段街のいちばん上のほうに位置する。
気になってはいたのだが店の前に来て、まずにおいでそそられた。
とにかく味わってみようとお試しのつもりで臨んだところこれが大当たり！
いわゆる「たこ焼き」なのだがよそには無い独特の風味でまた食べたくなる。
独特といってもかけ離れた味ではなく程よい旨味の集大成とでもいうべきか。
中身のたこは大ぶりなものの外観はそれほど大きくなく普通に一口で入る。
多めのかつお節に青海苔と甘辛ソースがかかりマヨネーズが添えられていた。
食感は、外は「カリｯ！」中は「フワッ！」で出来立てはアツアツなので
口に入れる際は要注意！
店内ではうどんやそばも出すらしいが当日は持ち帰りのみだった。
店の前の小さなベンチに腰かけて「伊香保焼き」を食べながら石段を行き交う人々をながめるという新しい魅力を発見した。
なお調理中の写真は店主の承諾済み。

伊香保名所である石段街の脇にあるポケットパークの隣に位置する入りやすい店。
うどんは特別好きではないが、美食修行と思って訪れた。
入ると調理場との境にあるパーテーションがまず目についた。
ここのおすすめは「けんちんうどん」のようだが、「味噌煮込みうどん」の方が気になった。
腰のあるうどんは適度な歯ごたえで食感は良かった。
見た目は味が濃いようだが実際はそれほどでもなく味噌を前面に出してくる感じではない。
何とも言えない独特の風味を感じられて満足した。
冷房がよく効いていたので夏に熱いうどんでも気にならなかった。

伊香保名所の石段街からはやや離れているが路面電車のある「峠の公園」や「竹下夢二美術館」、路線バスの停留所も近くで便利。
横長の大きな建物で広くて余裕ある空間にいろいろな設備で充実している。
そのため夫婦,家族,グループ,団体,など幅広い客層に対応できているようだ。
天晴大浴場は外にでると木々に囲まれた多彩な浴槽があり気分転換にはうってつけである。
2種類の源泉(黄金の湯,白銀の湯)を引いており、広い洗い場もつかいやすい。
但し今回はもう片方の大岩風呂が休止だったのが惜しかった。
浴後に池を眺める優雅なロビーでフリードリンクを自由にとれるのはうれしいサービスである。
食事処は複数あり夕、朝(ﾊﾞｲｷﾝｸﾞ)共に料理の味もしつらえもしっかりしていた。
朝バイキングでは実演料理を除く全ての器にラップがかかっていて驚いた。
￥お安くはないがコストに見合った十分満足のいく滞在であった。

数ある湯田中温泉の宿でも有数の大型旅館で湯田中駅からも徒歩圏で便利。
温泉宿泊施設としての設備は充実していてそれなりの安心感がある。
風呂は源泉かけ流しで肌にやさしい泉質が心地よい。
浴室も打たせ湯、サウナ、露天、湯上り処、と完備されて浴槽も広くゆったりした気分。
露天風呂は屋内浴槽の外側にあり単なる窓なし風呂だったが、眺望は有効だった。
食事内容も比較的工夫されていて満足できたが、「品書き」が添えてあればよいと思う。
ハードとしてのバリアフリーには1部段差等の難点があるが、体の不自由な方を
仲居さんが懸命に介助するのを見た時にはソフト面でよくカバーされていると感じた。

→現在の水明館は伊藤園グループのホテルに変更された。

白馬駅からほど近い高台の一軒家であの白馬三山が圧倒的な迫力で迫ってくる。
この光景を拝めるのは白馬周辺でも立地的にここがベストではないだろうか。
他の山岳観光地と比較してもロビーの大きな窓を額縁にしてこれほどの山岳風景を絵にできる宿はあまりない。
正しく至宝の景観をもつ宿だ。あえて山側客室でなくても十分楽しめる。
しかも天然温泉を持ち露天風呂からの白馬三山もまた絶景だ。(但しカメラ持込不可）
夕食はバイキングだが郷土料理色の多い手作り感のある味わい深いものだった。
夜の星空観察や早朝の散歩等の行事など、スタッフはそれぞれが皆意欲的に動いており好感のもてるものであった。
次は真冬の景色も見てみたい。ちなみに隣りがスキーのゲレンデ。

大町市郊外にある森の中の小さな一軒家。
晴れればすぐ近くから北アルプスの山並み(爺が岳/鹿島槍/五竜/唐松など)が手に取るように眺められる。
施設の内装外装共にオーナー夫妻のやさしく上品なセンスに満ちている。
夕食では地元食材の力を引き出してくれるありきたりでない味を楽しみ、また朝食の自家製パンもよかった。
特筆すべきはその情報発信力である。
ホームページではほぼ毎日周囲の季節の移ろいを教えてくれるのが事前情報としてありがたい。
そして白馬安曇野方面の手作りガイドブック「白馬の達人になれる本」等が発刊されており他には無い詳細な情報を得ることができる。
翌朝はこの季節ならではの北アルプスの隠し絵「雪形」の解説も実地でしてもらえた。
つまりオーナーのお話もこの宿の売りの一つであると思う。

スタッフの対応も問題なく部屋は空間に余裕があり落ち着いて過ごせた。
大浴場の浴槽はわりと広く、温泉、露天風呂、サウナ、湯上り処と充実していて癒される。
湯上り処が狭いがあるだけましであとは状況で判断すればよいと思う。
ドーミーイン定番の夜食ラーメンサービスも良かった。
朝食バイキングには手袋必須だが、料理は小鉢なども蓋やラップなどでほとんどが覆われており清潔さを感じた。
エレベーターは部屋カードタッチ式なので注意が必要。
安定したドーミーインレベルの均質性をしっかり保たれていて安心して泊まれる。
近くにコンビニは無いが駅にも近いので外食などには不自由しない。
　ついでに福井鉄道の路面軌道停留所にも近くて便利。

門司港近辺は意外とホテルが少ない中で使いかってが良い宿である。
駅からは21時までの送迎バスが数も多くて夕食後に港の夜景を楽しんでも余裕で入れる。
人工温泉の大浴場は展望がよく広くはないがくつろげる。
ルートインは大浴場設備のところが比較的多いので助かっている。
全て朝食付きだがすぐ近くにコンビニもある。
設備は全国で平均して安定的なルートインチェーンの仕様で安心感がある。
　ついでに、復元完成したＪＲ門司港駅の夜景がお薦め。

２階建ての施設は那須茶臼岳を背後に那須高原を眼下に望む雄大な眺めが魅力。
標高1300ｍ夏は冷房不要で静かで理想の環境である。
大丸温泉では金額も割と廉価版の方だが、湯は確かでしっかり源泉かけ流し。
露天風呂は大きめで岩を配して風情があり屋根もなくすっきりしているのが良い。
大型施設ではないので内風呂は適度な大きさでもやむをえない。
料理は肉類と山菜が中心で量も適切、やさしい味付けが気に入った。
再訪もありかな。