ゆるてつさんのクチコミ(5ページ)全150件

やはり老神の老舗旅館としてゆったりと安心して寛ぐことが約束される一軒だ。
施設は入口のロビーから風呂、売店に至るまで十分に余裕があり気持ちがいい。
風呂は源泉2本100％のかけ流しでかすかな硫黄臭があり温泉らしさを満喫できる。
露天岩風呂も屋根が少しかかった程度のまじめな「露天」が気に入ったが、もう少し眺望がよければと思うのは贅沢だろうか。
浴槽も広く清潔さは言うまでもなくサウナも湯上り処もあり、旅館の風呂としての満足度はかなり高い。
夕食は夏ながら山賊鍋(程よいみそ味)が印象的であり独自の味付けに魅了された。
スタッフのサービスからも「おもてなし」の心をしっかりと感じ取ることができた。
→再訪もありうるかも。

鵜の浜温泉はさほど有名ではないが、数件の中規模旅館と静かな環境で気に入った。
「みはらし」は部屋数15と手頃な規模の施設である。
徒歩わずかのところで日本海の感動的な夕日を拝めたのはラッキーそのもの。
天然ガス掘削時に出たという茶色がかった良質な温泉が旅人を癒してくれる。
夕食は畳敷でテーブル席の食事処でゆったりと楽しめる。
料理は一人一艘の舟盛で海の幸中心の品ぞろえであり、「口福」感に浸ることができた。
写真の通りに「飾りもの」の少ない中身の充実した全長60cmの舟盛は良心的！
またいつか「お帰り」と言わせたい宿である。

駅に近く松島海岸の観光スポットも徒歩圏内で荷物を預けて気軽にお出かけ可能。
施設は古いが海が見えてよく清掃され管理も行き届き温泉までひかれていてうれしい。
夕食はいまどき珍しく部屋だしで、ゆったりした気分で頂けた。
塩釜港水揚げの魚介類も新鮮で品数も申し分なく、おいしさが生きている様を堪能できた。
宿代は時期にもよるが、これで２食付９０００円はコスパ抜群であると思う。
また近くには飲食店も多いので選択も自在だ。

ご存じ伊藤園ｸﾞﾙｰﾌﾟの365日同価格のコスパのよい大型ホテル。
大きいと思ったら二つのホテルを繋げてあった。
玄関は２か所だがフロントは一つ。
片方はロビー上まで吹き抜けの展望エレベーターに圧倒された。
一人旅でﾋﾞｼﾞﾈｽホテルでもやむなしと思っていたがこの充実感には脱帽。
娯楽室のような空間がやたらと多く元のスペースを持て余している感じがする。
風呂は２か所あり、更にに無料の「岩盤浴」は珍しい。
部屋は多少匂いが残っていて空気清浄器を借りて難をしのいだ。
夕食バイキングの内容はやはりファミリー向けの無難なメニューだが、かつお、びんちょうマグロなどの刺身が充実していて嬉しい誤算だった。
それにも増して１時間制限の酒類飲み物無料も好きだ。
小生の経験で、伊藤園ｸﾞﾙｰﾌﾟの食事内容と部屋の状態は各々のホテルにより当たり外れがあると思う。
でもコスパで言えばこのチェーンはどこも決して贅沢は言えないし、おおむねサービスの均質さは維持されていると感じる。

畑毛温泉は熱海の隣函南駅から程近い落ち着いた環境にある保養温泉。
「２種類の源泉」とサウナにつられて大仙家を選ぶ。
第一印象はロビー周辺がきれいで吹き抜け天井の解放感が気持ちよいこと。
ここはじっくりと浸かるぬる湯が売り物で、温度差のある浴槽を選べるのが良い。
なので滞在時間を多く取ってゆったりと湯あみすることをお勧めしたい。
そのためか風呂で読める専用の本が置いてあるのには驚いた。
夕食は畳に個別テーブルの会場食で、１部がバイキング式なので食べすぎに注意。
料理では季節を感じさせる海山の幸が登場し味も印象的で口福感に浸れた。
ロビー奥のカフェラウンジも気品あるインテリアが気に入った。
そこで飲める抹茶も美味しい。
全４6室のうち和室が1/4と少ないのはなぜだろうか。

「プロが選ぶ日本のホテル旅館で毎年10位以内」が気になり確かめに来た。
やはり期待度先行で見てしまうが、それに負けない高評価に違わぬ宿と実感した。
まず館内そこかしこにある生け花に目を引かれた。
ロビーの照明デザインも素敵で印象に残る。
風呂も広く柔らかい泉質、設備、管理、共に満足たるものだった。
特に屋上露天風呂の蔵王連峰まで見渡せる景色は忘れられない。
厳選素材を生かした繊細な料理はまさしく舌の上で踊る心地で、器にも凝っている。
とりわけ山形牛は「すきやき」でその妙味を堪能した。
朝食バイキングにしても一様に丁寧な仕事がなされておりゆっくり楽しめた。
老舗宿のわりに仲居さんは意外に若い方が多く、部屋担当をはじめ皆一様に明るく接客力が高いことには感心する。
トイレも高品質で、特に女性用は抜群にオシャレ…とのこと(撮影を依頼)。
1つだけ難を言えば朝食会場に時計が見当たらなかった。
つまりゆったり召し上がれというメッセージだろうか？
季節を変えてまた来よう(古窯)。

年中同料金の伊東園ホテルグループの宿。
眼下に片品渓谷を望む側の部屋からは展望抜群。
湯量豊富な２種類の温泉を擁し肌に優しく爽快になれる。
施設は経年劣化で襖や壁など気になるところが多かった。
夕食バイキングで量はともかく味はおすすめとは言い難い。
しかし費用対効果は十分でありそれで贅沢は言えないかも…。
割りきって考えればまだ利用価値の高い宿である。
別館と本館があるが本館の方がお薦めと思う。

温泉は水上温泉の共同引湯ではなく、自家源泉4本で直接浴槽に入れているところにここを選ぶ価値がある。
「生温泉」と称しておりやさしい肌触りのお湯に癒される。
200室以上4棟の充実した大型施設だが並んで繋げてあるために館内はわかりやすかった。
3つの湯殿はそれぞれ趣が違い、少しの雪ながら雪見露天風呂も楽しめた。
但し本館と離れた湯殿棟は回廊が吹き抜けのため冬は風よけで覆われるがやはり厳しい。
宿により良し悪しのバイキングだがここは満足できた。
暖炉のある読書処の雰囲気が良く、広いロビーもくつろげる。
次回はコース料理を選び、一万坪の日本庭園も散策してみたい。

古川駅から徒歩３分で収容力も十分、温泉浴場まで設備されており特に寒い時期はとても助かる。
施設もサービスも特別良いとは言えないが全国チェーンで均質化しているところに安心感がある。
朝食は味/量共に納得できるものであり、日祝以外は夕食もとれるのは重宝する。
ちなみに朝のパンが美味しかった。
できれば大浴場がもう少し広ければと思うのだが、まああるだけましと言われるかもしれない。

山あげはまず7月後半で野外の暑さに耐えられることが必要である。
1本の芸題で40～50分かかるので炎天下では覚悟がいる。
見どころは「山」をあげる(舞台背景を組み立て配置する)ところから始まる。
大勢の若衆が手際よく次々と竹の木枠と烏山和紙の背景画を組み付け配置して移動を繰り返すところは見事で感動させられる。
常磐津のお囃子で演じられる歌舞伎舞踏は衣裳も豪華で見ごたえがあり気に入った。
舞台の前50席程度は有料の椅子がありその後ろは無料なので見やすい位置の確保が重要である。
各開演場所近辺には無料の休憩所があり冷たいお茶でもてなされて嬉しかった。
近年ユネスコの無形文化遺産にも指定されており口上は英語も併用されている。
今回は見逃したがライトアップされた夜の公演もぜひ見たいものだ。

秋田新幹線大曲駅に近く、周囲に高い建物が少ないので眺めが良い。
ここは食事の提供が充実しており他のビジネスホテルでは朝食のみ対応するところが多いが、ここは日にちを問わず夕食/昼食が可能で外来客も受け入れる。
名物きりたんぽ鍋もあるが味は値段相応のレベルというところか。
近くにコンビニはあるものの外食施設はあまり多くないので長時間の滞在には助かる。
大浴場(男性用のみ)もまずまずの大きさで使いやすい。
ドリップコーヒーや緑茶紅茶などはロビー付近にて無料で飲める。
部屋も適度にシンプルで値段も手ごろで全体的にバランスのとれた宿泊施設だと思う。
ちなみに大曲花火大会の時期は予約困難とのこと。

神様の依り代とされる巨大な御幣「梵天」を神社へ奉納する行事は秋田県にいくつかあるが、渡渉するものは大曲の「川を渡る梵天」が唯一である。
雄物川の渡船場には各方面から法螺貝の音も高らかに雪を踏みしめて梵天十数本が集まる
梵天２組ずつが神職によるお祓いの後に梵天唄を披露して餅まき菓子まきで盛り上がる。
それから順番に渡船で川を渡り、伊豆山神社本宮へと雪道を登っていく。
当日は雪晴れの空と銀世界に梵天の色彩が映えて絵のような光景だったが降雪の日は厳しそうだ。
会場の屋台では甘酒などが無料で振舞われ、人もさほど多くなくゆったりと参加できる。
御当地では梵天を奉納して一人前の男になると言い伝えられるとおり見物していて自然に緊張感と高揚感が伝わってくるのはさすがと感じ入りご祝儀でも渡したくなってくる。
1組の梵天奉納にかける舞台裏には女性や子供まで協力していると聞くが、
最後の奉納の瞬間でその達成感は計り知れないものがあろうと想像して雪国の習俗に心動かされた。

栃木県境の丸沼高原手前に佇む山中の一軒宿。
場所は道路沿いだが本館は小さな渓流を挟んでいるため車の音は気にならない。
周囲は森林で聞こえるのは鳥の声と渓流の音だけでやすらぎに浸れる。
本館は多少古い建物だが泊まった新館（２部屋）は近年改装済みでとてもきれいだった。
新館隣りが浴室棟で、露天は無いが湯量豊富な「白根温泉」が源泉かけ流しで供される。
風呂は立ち寄りも可能。
料理はまじめに山の幸でちょうど良い分量であった。

ひろい！きれい
ここは歩き用と車用の玄関が正反対の位置にある。
歩き用はなぜか裏口みたいな狭い入口からこぎれいなロビーに至り重厚で趣ある長い廊下を通りフロントへたどり着く。
大型施設ながらも部屋から共用設備まで隅々に管理が行き届いているのはさすがご当地代表格だけのことはあると思った。
特に風呂では湯守が頻繁に出入りして管理を徹底している様子は感動に値する。
そのため空く時を見計らい写真を撮ろうにもスキがなくて残念→泣く泣くホームページ借用
硫黄泉,硫酸塩泉,塩化物泉と自家源泉3本でもう夢見心地の浴感だったが滞在中で源泉の色の変化は分からなかった。
露天風呂は解放感に欠けるが構造上やむを得ないものがある。
現状況下で心配したバイキングだったが、まず入口面接、検温、マスク/手袋、席の間隔増し/衝立、時間制限、スタッフの監視など厳戒態勢下でも安心できた。→美味い物には無力…
豊富な献立から大海老の串焼きに宮城野部屋直伝のちゃんこ鍋等がたまらない旨さだ。
施設の一角にはこけし数百本の展示がありこれも目当てで鑑賞の価値があった。
もうフライングまがいの早めの入館～時間ギリギリの退館まで居心地の良さを十二分に満喫してこれた。

山あいの一軒家
中山平温泉の宿は分散しているので環境はいたって静か。
特にここは鳴子峡の展望台まで徒歩10分程度という近さ。
花渕荘はいかにも昔ながらのという感じで部屋も年期がはいっているが改装されているので特に支障はなかった。
古い建物ゆえ一部を除いてトイレも共用の部屋が多いのはしかたがない。
風呂も少し暗い印象だがこれはこれで落ち着いており庭園に張り出した露天風呂も含めて雰囲気は良い。
自家源泉かけ流しの湯(湧出口72℃単純泉)はやわらかい肌ざわりで長湯してしまいそう。
料理は予算に比べても品数多く並び、調和のとれた味わいに満足できた。
中でも少しほろ苦い山菜や旬のキノコ類に川魚も印象に残る味だった。
売店の一角には趣味のアニメ等の造形コレクションが多数飾られつい見とれてしまった。
加えてペットと泊まれることも売り物とのこと。

ここを選んだわけはズバリ眺望の良さ。
岡山城を望める限られた高層階の部屋。
後楽園(茂みだけだが)と岡山城天守閣が見える立地は近辺では限られる。
どちらも徒歩圏にあり岡山名物路面電車の電停も近くて便利である。
一人旅だったが今回はとにかく眺望優先で立派なツインルームになった次第。
全体的に広くて余裕がありトイレ、洗面、風呂、冷蔵庫と完全独立なのがうれしい。
茶碗は粋な「備前焼」で1組でていた。
レストランも洋食と中華の両方あり侮れない味だった。
今回はわけあって朝食だけはとれなかったのが心残りだった。

有名な網張温泉の手前にあり周囲を森に囲まれた一軒家。
余裕ある空間で木を多用して洗練されたデザインは温かみがありやすらぎを覚える。
ダブルベッドの広い部屋は靴を脱ぐ木の床で床暖房のおかげで快適だった。
展望の良い本棟最上階の風呂と立ち寄り可能な立派な木造の温泉棟の両方でくつろげる。
特に温泉棟で檜の半露天風呂から見る銀世界の森の景色が美しく忘れられない。
長い建物で温泉棟までは部屋により距離があるかもしれない。
ロビーも落ち着いてゆったり広く奥には素敵な図書室もあり滞在にも好適と思う。
夕食は量控えめコース選択だが別注での三陸産カキフライは十分な量と濃厚で深い味わいを堪能できた。
朝食バイキングも充実した内容で特に地元産乳製品が良かった。
今回は特別プランのおかげで昼食付昼12時まで快適に居座った。

塩原温泉郷には伊東園ホテルが2ヵ所ありこちらは安い方。
つまり伊東園ホテルズで最も多い価格帯(夕食ﾊﾞｲｷﾝｸﾞ)。
　予約状況を見ていると高い方(ﾎﾃﾙﾆｭｰﾓﾐｼﾞ)から先に部屋が埋まるようで興味深い。
　そちらは2000円高く夕食もﾊﾞｲｷﾝｸﾞでない和食膳で、温泉も自家源泉らしい。
こちらの建物は元公共宿舎で年数は経ているが改装されて問題はなく、布団先敷だが狭い部屋ではなかったので多少救われた。
源泉は塩原11湯のひとつ「古町温泉」の共同引湯でかけ流しではないものの湯量豊富で無色無臭のやさしい湯である。
アルカリ度が高めなのか肌がすべすべになり浴後はさっぱり快適だ(^ｰ^)。
露天風呂は比較的大きいが屋根付で箒川の方向のみ囲いが無く解放感に欠ける。
夕食のバイキングはカニが出たものの料理は標準的伊藤園レベルで予算相応。
要は特筆するような味を感じられなかった。
但し名物のアルコール類90分飲み放題があるので人により予算以上かも。
受付脇のロビーは広くて落ち着くがカラオケ装置があり音が垂れ流しで困る。
今回は立地と日にちで選んだので費用対効果は良いが満足感は平均的としておく(-_-;)。

塩原温泉街、甘露山妙雲寺の隣にたたずむ小さなお店。
評判のＢ級グルメ「スープ入り焼きそば」に挑戦してみた。
入ると4人用テーブルが2つだけで厨房の奥に座敷が存在する。
スープ入り焼きそばはご当地のいくつかのお店でだしているが、
ここの特色ははヤキソバらしく紅ショウガをのせていること。
単にソース焼きそばにラーメンのスープを入れただけかと思いきや、
ソース味でよく炒めたそばには独特のスープが絡み不思議な味を醸し出している。
その醤油味スープはラーメン用とは明らかに違う秘匿の味で組み立てられているとのこと。
少ししつこそうな見た目に比べて以外にあっさり味で香辛料も控えめである。
キャベツのシャキシャキ感もしっかり残り食べ応え感も十分。
昼時は地元の方も来るので早めに入る事が肝要。
　ちなみにソースラーメンというのもある。

創業300年老舗高見屋旅館のグループホテル
建物の経年劣化はしかたがないが、蔵王温泉では最多の客室数で蔵王中央ロープウェイや鴫谷地沼などにも近く立地は良い。
温泉は白濁が濃く見た目で効能がありそうで浴槽の造りも趣があった。
露天風呂は木造で雰囲気は良いが囲いが多くて解放感にやや欠ける。
入ると肌に優しい感触で浴後もさっぱりして良い泉質の自墳泉である。
料理もそれぞれがありきたりでない深い味わいで満足できた。
ロビーにはなぜか絨毯が敷かれてないのが気になった。
総合的に見て設備,食事,サービス,共にバランスがとれた施設だと思う。