北海道旅行記2023 part17 羅臼でクマにおびえながらキャンプ編

2023/07/23 - 2023/07/23

標津町で無事給油を終え、本日の宿泊地、羅臼へ向かいます。
昨日は民宿泊まり、しかも今日は天気が良さそうなのでキャンプです。
ただ、泊まるのは知床半島の真ん中、羅臼です。そう、ヒグマの生息地、北海道でも一番ヒグマ密度が高いところではないでしょうか。そんなところでキャンプ?

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

標津でガソリン満タンにした後、国道335号線を羅臼方面に走ります。
途中、立派な角を持ったエゾシカに遭遇。

15:30、羅臼に到着。まだ時間が早いので羅臼国後展望塔へ行きましょう。

羅臼国後展望塔 名所・史跡

無料駐車場に車を停めます。

望郷展望塔とも呼ばれているのですね。

展望塔からは羅臼の街が一望。

木陰からは国後島が・・・なんとなく・・・肉眼では分かったのですが写真ではよくわかりません。

う～っすらと、国後島が見えます。

なんとなく街らしきものも見えるのですが、写真ではよくわかりません。

こちらには羅臼灯台。

山側には羅臼岳も見えています。

1978年9月、羅臼岳山頂にて。岩尾別ユースホステルのメンバーと。青春ですな。

これも1978年、羅臼岳山頂からの眺め。おそらく斜里側。

1978年、羅臼岳山頂から、知床岬方向。

1978年、羅臼岳山頂から、標津方向。
今回、私たちが走ってきたのはこの海岸線沿い。

そして現代、この右手の谷に今日の宿泊地のキャンプ場があります。こんな山の中、ヒグマの巣窟やんか！

国後島の山の案内もあります。

手前には羅臼の港の赤灯台。そのず～～っと向こうに国後島の島影。

15:50、本日の宿泊地、羅臼温泉野営場に到着。

駐車場には意外とたくさんの車

https://kanko.rausu-town.jp/spots/view/29

知床国立公園羅臼温泉野営場 キャンプ場

受付をしましょう。一人300円です。

テントサイトは二つのエリアに分かれています。私たちは左のエリアへ。

荷物は一輪車で運びます。

右側のファミリーサイトはいくつかテントが建っていましたが、左側はガラガカ。

サイトに荷物を運びこみました。

テント設営開始。骨組みから。夫婦二人の共同作業です。

手慣れたもので、ケンカすることなく無事設営完了。

クマよけにラジオをガンガン鳴らします。山の中ですが、羅臼に送信所があるのか強力に受信できます。

受付が終わるとこのようなテントサイトの札が渡されます。

テントの設営が終わったところでキャンプ場内を探検しましょう。
炊事場は広々。

右がトイレ、左奥が受付棟。夜間は無人になります。

クマが入ってこないよう、戸締り順守。

駐車場にゴミ箱がありますが、専用のごみ袋(100円)が必要です。

こちらはファミリーサイト。何人かテントを張られています。

そしてこの太陽電池は・・・

クマよけの電撃フェンスです。キャンプ場を取り囲んでいて、一応クマは入ってこられないようになっています。

ヒグマに注意の看板。
一応、キャンプ場には電撃のフェンスが張り巡らされていますが、ヒグマのような巨体の動物なら勢いをつければフェンスは乗り越えられそうだし、車道にはフェンスはないので駐車場から入ろうと思えば入れるので、やはり注意するに越したことはありません。

ここから羅臼岳に登れるのですね。
今から45年前、知床半島の反対側の岩尾別から羅臼岳に登ったことがあります。

私たちのサイトに戻ってきました。こちら側は私たちだけです。

日が傾き木漏れ日が伸びてきました。

17:20、食事の準備。
今日は面倒なので炭は起こしません。

標津のホームセンターで買ったジンギスカン。これをフライパンで焼きます。

そしてビールはやっぱりサッポロビール。これは初日の苫小牧でまとめ買いしたものです。

見上げればイワシ雲。7月なのにもう秋の気配です。

ああ、おいしかった。トイレに行くついでに・・・

残飯などは車に入れておきましょう。

駐車場にはキャンピングカーや車中泊の方も何人かおられます。これなら駐車場からのヒグマの侵入はなさそうですね。

ファミリーサイトは一人用のテントがいくつかあります。駐車場にオートバイも停まっていたのでライダーでしょう。

夜23時過ぎ、ふと目を覚ますと満天の星空です。あっ、流れ星。

ソフトフィルターをかけると夏の大三角形が天頂にはっきりとします。

知床の森の中から望む天の川。しかし、この時周囲にクマがいないかひやひやでした。

続く・・・

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2024/03/13 10:12:51

  羅臼でキャンプ

  くわさん　あちらにご返信ありがとうございます。
  なかなかスリリングな体験だったようで。昔とは様変わりです(>_<)
  単なる自慢話で恐縮ですが、40年以上前に羅臼岳に登ったときは、羅臼側から登りウトロ側に降りました。なんでそんな酔狂なことしたか思い出せませんが、まあ若かった(笑)
  
  高校まで北見に住んでいましたが、国後島を見たのは斜里岳山頂からが記憶に残っています(羅臼岳の少し前)
  斜里岳は、４トラベルでも多くの方が取り上げてくださってありがたいです＼(-o-)／

  くわさん からの返信 2024/03/13 12:00:30

  Re: 羅臼でキャンプ

  ねもさん、そうなんですか。羅臼側からウトロ側。知床半島横断ですね。
  知床峠からも国後島が見えましたが、夏は空気が湿っていて視界が良くなくはっきりとは見えませんね。
  
  ねもさんのスキー旅行記も拝見しました。私は今年はいろいろとあってスキーはできていません。スキー靴が合わなくてくるぶしのところが痛むのでちょっとクッションの位置を変えてみたので試したかったのですが、来期に持ち越しです。しかし、最近スキー場もどんどん値上がりしていますね。
  
  くわ