2026/02/17 - 2026/02/18
96位(同エリア350件中)
玄白さん
かねてより一度見てみたいと思っていた冬の風物詩、オホーツク海の流氷。道東の冬のオホーツク海沿岸に、ロシア極東のアムール川の川氷やサハリン北部の海氷がオホーツクの沿岸に押し寄せる流氷は、紋別、網走、知床で、その形状や大きさが異なるというので、今回は、予備日も含めて5泊6日の日程で、これら三か所の流氷撮影に臨んだ。
4、5日目の早朝は二日間連続で、羅臼の流氷上の稀少な猛禽類、オオワシとオジロワシの撮影である。悪天候で、流氷原に行けないことも想定して、2日目は予備日の位置づけだったが、幸い、2日間とも好天に恵まれ、流氷上のオオワシ、オジロワシを心行くまで楽しめた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羅臼での流氷観光は、2日間とも日の出前出航の早朝クルーズである。前日、宿にチェックインした直後に翌日のクルーズの乗船乗り場の確認のため、羅臼港へ。
羅臼の流氷観光船は、看板のとおり、6社が催行している。今回は一日目は「知床ネイチャークルーズ」、二日目は「知床アルラン」を予約してある。
(ワイフ撮影の写真) -
宿は羅臼港のそばのホテル栄屋を予約しているが、朝食のみのプランなので、夕食は外食である。あくまでもシーフードにこだわっているので、ホテルから数分のところにある「いさみ寿し」へ。
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突き出しはサメカレイの煮付け。ワイフは知床握り、玄白は海鮮丼をオーダー。追加で北海シマエビ、合わせる地酒は、「北の勝」根室の地酒である。
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早朝、五時半出航の知床ネイチャークルーズの船で、流氷とオオワシ、オジロワシ観察のツアー出発。宿の朝食はツアー終了後である。
まだ。辺りは暗い -
港内に、流氷の一部が流れ込んでいる。
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出航後まもなく、明るくなってきた。知床半島の山並み、羅臼の町並みが遠望できる
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日の出前に、沖合の流氷原に到着
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オオワシ、オジロワシが流氷の上で群れている。
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オオワシを400mm超望遠レンズで狙う。
乗客の半数以上は、一眼レフと超望遠レンズを持ったカメラマンたちである。乗船券は、一眼レフと超望遠レンズを持っている乗客は¥3,000の割り増し料金を徴収される。三脚は使用禁止だが一脚はOKである。 -
他の船会社のクルーズ船。流氷は、紋別や網走の流氷と違って、ごつごつしたブロック状の氷である。ただ、巨大な氷の塊にはなっていないので、船の重量で氷を押しのけながら進んで行く。
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イチオシ
船の乗員がワシのエサの魚を撒いているので、船の周囲にワシが集まってくる。
間もなく、日の出で、東の空が朱に染まってきた。 -
遠くに別の船会社の船が停泊している。
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エサの魚をつかんで飛翔するオオワシ
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オオワシに混じってオジロワシもいる。
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オオワシは、夏はカムチャツカ方面で繁殖し、冬になると北海道オホーツク沿岸にやってくる渡り鳥である。
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羽根を広げると、翼長は2~2.5mにもなる大型の猛禽類である。
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1970年に天然記念物に指定されている。さらに環境省絶滅危惧Ⅱ種にも指定されている稀少性の高い鳥類である。世界的にみても、個体数が5000羽程度と言われている。
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冬に日本に飛来するオオワシの大半は、オホーツク海沿岸に集中していて、まれに青森や岩手の水辺でも見られることもあるようだが、その数は1%程度らしい。
オオワシを見たり撮影をするのであれば、オホーツク海沿岸一択なのである。
特に羅臼は観光船会社が餌付けをしているので、1~3月にはほぼ確実に見ることができるのである。 -
日が昇ってきた。気温は氷点下10度くらいだろうか。
遠くに見える島影は国後島である。 -
イチオシ
尾羽に朝日が当たってオレンジ色に輝いている。
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流氷にも朝日があたり、オレンジ色に輝いている。寒さを忘れる絶景である。
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鋭い目とがっちりと氷をつかむ爪を持つオオワシは、まさに流氷の王者の風格である。
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撮影は400mm超望遠レンズを使用しているが、それでも焦点距離が短い。やむなくトリミングで拡大している。
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群れから離れて一羽のオオワシと、国後まで続いていそうな広大な流氷原
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紋別や網走にも渡ってくるオオワシがいるようだが、今回は見ることはできなかった。羅臼のように餌付けをしていないからかもしれない。
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ところどころ、氷の間から水面がのぞいている。氷に囲まれているので、波は無く、ワシの水面への写り込みをパチリ。
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どっしりと足を広げて構えるオオワシ
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流氷は、まだ羅臼に接岸はしていない。
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イチオシ
飛翔するオジロワシ。やはり大型の猛禽類であるが、オオワシより少し小振りである。また、全身がこげ茶色の羽毛で覆われていて、オオワシのような羽根に白い部分はない。
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オジロワシ2羽とオオワシ1羽
オジロワシは、世界的にはオオワシより数が多く20,000~25,000羽と言われていて、遭遇する確率はオオワシより高いと言われている。
しかし、今回は、オオワシの方が多いように見えた。 -
オオワシが飛び立つ瞬間を狙って。
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羽根を大きく広げた姿は、とてもかっこよいではないか!
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2羽のオオワシに間にオジロワシ。比べると、確かにオジロワシの方が小振りではある。
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オジロワシとオオワシのツーショット
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羽根を大きく広げたオオワシの精悍な姿
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イチオシ
オジロワシ。羽根を広げた姿のカッコよさは、オオワシに負けてはいない。
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イチオシ
着氷する瞬間のオオワシ
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群れるオオワシと一羽のオジロワシ。羽根の色、模様以外にもオオワシとオジロワシの違いは、くちばしの大きさと色でも見分けがつく。オオワシのくちばしは大きく鮮やかな黄色であるの対し、オジロワシはくちばしは小振りで黄色が薄い。
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にらみ合う2羽のオオワシ
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船はときどき移動して角度を変えて、カメラマンの撮影に変化をつけてくれる。船の影になっていた位置から日が当たる角度になったところをパチリ。
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睨みあう2羽のオオワシ
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2羽のオオワシの水面への写り込み
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飛び立つオジロワシと見送るオオワシ
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飛び立つオオワシと、小さな氷山の上に留まっているオオワシ
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大きく羽ばたいて飛翔するオオワシ
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出発して2時間を過ぎた。流氷原にいた船が一斉に港を目指して移動を開始
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移動しながらも撮影を続ける。
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けんかが始まった。一羽を押さえつけるもう一方もオオワシ
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オオワシに見送られて
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羽根を広げたオオワシがいると、何度でもシャッターを押してしまう
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羽根を広げたオオワシを横から撮影
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イチオシ
これが会心のワンショット
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オオワシは他の地域ではなかなかお目にかかれないようだが、ここ羅臼の流氷には、わんさかいる。観光に資するとともに、保護、個体数の維持にも役立っているのであろう。
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港に戻る他社の船
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この後、昼間は羅臼にいても時間を持て余すので、昼間は、ちょっと遠出して、野付半島のトドワラ、風連湖方面に足を延ばしたが、その様子は別途、次の旅行記にて投稿予定。
昨夜は、寿司屋でちょっと散財しすぎたので、今宵は、羅臼に来る途中の道の駅で仕入れた地ビールと・・・ -
宿の前にあるスーパーのセイコーマートで買ったつまみで簡単に夕食を済ませることにした。
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翌日も幸い好天に恵まれたので、ふたたび日の出前の流氷とオオワシ、オジロワシの撮影に出かけた。ワイフは、昨日たっぷり流氷を見たので、今日は宿で朝寝を決め込んだ。
今日のクルーズは「知床アルラン」社の船である。予約はVELTRA社を通じて予約した。この船会社は世界中のツアーやアクティビティを提供しているVELTRAと契約しているためか、乗客の半分は外国人だった。 -
今日も日の出前に流氷原に到着。茜色に染まった東の空にうっすらと国後島の島影が見えた。
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間もなく日の出
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飛翔するオオワシ
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日の出とオオワシ、オジロワシが混在する群れ
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朝日を背に飛び立つオジロワシ
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羅臼岳のモルゲンロートと朝日に染まる流氷
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この日の国後島。昨日よりちょっと靄っぽいかな
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ときどき、いさかいを起こすオオワシ
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この日の会心の一枚
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飛び出しの瞬間
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エサにありつく
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飛翔するオオワシ
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イチオシ
エサの魚をゲットしたオジロワシ。
オオワシ、オジロワシとも食性は似ていて、鮭などの魚、小鳥、小動物であるが、オジロワシに特徴的なのは、スカベンジャー(死肉食)傾向があるという。道路に放置された鹿の死体にも群がることがあるらしい。 -
けんかが始まりそうな雰囲気だ
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オオワシはときどきくちばしを上に向けて鳴き声を発している
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流氷のすき間の水面に写り込んだオオワシの群れ
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流氷のとがった先端で羽根を広げるオオワシ
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飛翔するオジロワシ。このアングルだと、尾羽だけが真っ白というオジロワシの特徴が良くわかる。
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イチオシ
オオワシの氷上のにらみ合い
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こちらはオジロワシのにらみ合い、それとも仲のよいつがい?
2日間にわたり、早朝の流氷原のオオワシ、オジロワシをたっぷり堪能できた。
撮影枚数は800枚を超えた。
~ 続く ~
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