2023/07/21 - 2023/07/21
55位(同エリア283件中)
くわさん
涙岬の絶景を見た後は琵琶瀬展望台から霧多布湿原を見、その後本日の宿泊場所、霧多布岬キャンプ場へ行きます。
この辺り、文字通り霧が多い場所なのですが、幸い霧は出ていなく、琵琶瀬からは広大な霧多布湿原、霧多布岬ではラッコちゃんを見ることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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涙岬から霧多布湿原が一望できる琵琶瀬展望台の駐車場に到着。
琵琶瀬展望台 名所・史跡
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これが展望台。ここからの景色は・・・
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じゃ~ん。素晴らしい。
この琵琶瀬展望台からの景色、高校生の時、初めて計画した北海道旅行のガイドブックに掲載されていた場所で、その幻想的な写真を見てぜひ訪れたいところになり、道東を周遊する計画を立てたのでした。 -
で、実際行ったのですがあいにく霧で視界はゼロ。
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せっかく京都からはるばるとやってきたのに、残念な思いをしたものです。
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その翌年も行きました。その時は・・・
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見事に晴れ渡りました。
今から45年前、1978年7月の琵琶瀬展望台からの霧多布湿原です。
標準レンズで撮っているので川は見えませんね。 -
こちらは現在の河口の霧多布の街並み。
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そこそこたくさんの家が建っています。
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45年前、1978年7月の霧多布の街並み。
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湿原と反対側の海の方には窓岩が見えます。
どうやら右側が窓岩らしいのですが、窓の部分が崩れてしまっています。よく見ると左の岩にも窓が見えるので、こっちも窓岩と言われれば窓岩ですね。 -
そしてこちらは45年前、1978年の窓岩。確かに右側の岩に大きな窓が二つ見えます。
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こちらは先ほどまでいた涙岬・立岩方面。この岬の死角になり立岩は見えません。
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展望台周辺にはきれいな花も咲いています。
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ハマナスも残っていました。
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こちらにも。
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こちらはルピナス。ニュージーランドでは特定外来種になっていて駆除されているようです。きっとすごい繁殖力なのでしょう。日本は大丈夫か。
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太平洋側にもハマナス。
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よく見ると湿原内にも家が見えます。
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こちらはキャンプ場がある霧多布岬。半島のイメージがありますが、橋でつながれた島です。
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さて琵琶瀬展望台を離れましょう。
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トイレを済ませて、さあ出発。
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道道123号線を霧多布方面に走っていると木道が見えました。湿原内を少し歩いてみましょう。
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が、見えるのは草ばっかり。
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かろうじてアヤメや・・・
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このような紫の花が咲いています。
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一方こちらは45年前の1978年7月。一面にエゾカンゾウが咲いています。全然ちがうやん。
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手前の紫の花はアヤメでしょう。
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これは別の場所だったかもわかりません。
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仲の浜木道が正式な名称のようです。
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さて、歩を進め、霧多布岬がある島の橋を渡り島内に入りました。島全体が草原の島で、馬がのんびり草を食んでいました。
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このおんまさん、新冠のサラブレッドではなく農耕馬のようです。
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そんな馬が草を食む草原の向こうに灯台が見えてきました。
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岬の先端・・・
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霧多布岬です。
霧多布岬展望台 自然・景勝地
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さっきの涙岬もすごかったですが、こちらも垂直に切り立った断崖の岬です。
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岬の手前もすごい地形。
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この白い花、あちこちで見かけます。
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紫の花はタチギボウシでしょうか。
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霧多布岬に到着。すぐ隣が本日の宿泊場所の霧多布キャンプ場です。
霧多布岬 自然・景勝地
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本日の宿泊地のキャンプ場を横手に見て、先ずは霧多布岬の駐車場に車を停めます。灯台が更に近くなりました。
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灯台の下の部分は隠れています。
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そして遊歩道の途中から下を見ると・・・なにかいてる。
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そう、霧多布名物のラッコちゃんです。
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この2頭、潮に流され段々近づいてきました。
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親子でしょうか。
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それともラブラブのカップル?
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ラッコちゃんの見える場所から、小さな立岩。これ、もしかしてローソク岩ではないでしょうか。
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そしてこの写真が45年前、1978年に撮ったローソク岩前での記念撮影。浜中ユースホステルのメンバーと。青春ですな。皆さん、お元気ですか?
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この時のローソク岩の写真がないということは霧で見えなかったのでしょう。
この方、熊本の大〇さん、後ろは霧がかかっています。やっぱり霧多布ですね。 -
灯台へ行ってみましょう。
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赤白の灯台。冬、周辺が雪で真っ白になっても赤の色で灯台の場所がわかります。
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こちらは涙岬方面。立岩は岬の陰に隠れて見えません。
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湯沸岬灯台(とうぶつみさきとうだい)というのが灯台の名前のようです。湯が沸く、霧を湯気に見立てたのでしょうか。
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岬の名前は霧多布岬。
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岬の先端まで歩道が見えます。行ってみましょう。
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緩やかな階段。
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ここが岬の先端です。
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北海道を探検し、この地を「北海道」と命名した松浦武四郎の歌碑が立っていました。
かねてより
あらきしほ路と きいたふの
島根にたかく
よする志らなみ
と書かれているんだそう。
https://takeshiro.net/wp-content/uploads/2018/03/%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E6%AD%A6%E5%9B%9B%E9%83%8E%E5%85%A5%E9%96%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88.pdf -
その先は歩道はなく、険しい地形が続いていました。
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振り返ると琵琶瀬展望台から見えた窓岩と、そのずっと先に立岩らしきものが見えますが・・・距離的に言って立岩がそんなに大きく見えないはずで、きっと別の似たような岩なんでしょう。
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こちらにも似たような岩、ローソク岩。ネット情報にはローソク岩は倒れた、と書かれています。本当はもっと高くそびえていたのでしょう。
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再び霧多布岬の先端。黄色い花が咲いています。
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灯台に戻ってきました。
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灯台付近から霧多布の漁港が見えます。翌日、朝早くからたくさんの漁船が出港していきました。
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草原の岬が並びます。
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灯台付近から見るローソク岩。よく見るともう一つ岩が立っています。
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こちら側からも灯台がきれいに見えます。
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灯台下の絶壁。
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さて、霧多布岬の駐車場からすぐのところにある霧多布岬キャンプ場に到着。
霧多布岬キャンプ場 キャンプ場
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ここの受付らしき建物がありますが人がいません。他のキャンパーに聞くと受付は街の近くの立ち寄り湯「ゆうゆ」で申し込むとのこと。
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で、キャンプ場から車で5分程度街に戻り「ゆうゆ」に到着。
https://kiritappu-yuyu.com/霧多布温泉ゆうゆ 温泉
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霧多布キャンプ場は無料なのですがここで申し込みが必要です。ゴミ袋は有料で売っています。
立ち寄り湯もあるのですが、キャンプ場からは徒歩では苦しい距離で、また朝は午前10時からの会館なので時間的に合いませんでした。キャンプの後のお風呂は気持ちいいのですけどね。 -
こちらがキャンプ場の利用許可書。
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再びキャンプ場の駐車場に戻りますが、ほぼ満車。一台だけスペースが残っていて無事停めることができました。ここが満車なら近くの岬側の駐車場に停める必要があります。
霧多布岬キャンプ場 キャンプ場
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ライダーも多い。
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そしてテントサイトにもたくさんのテント。
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さすが無料の人気のキャンプ場です。どこにテントを張ろうか・・・
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ここもテントサイトには車は入れず、荷物はリヤカーで運びますが一台しかありません。他の方が使っていたので使い終わるまで待ちます。
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なんとか荷物を運びこみました。
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無事設営完了。
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去年若い女性から「カワイイ~」とお褒めの言葉をいただいたテントです。
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すぐ後ろが炊事場です。
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トイレは水洗。トイレットペーパーもついていました。
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本日のディナーは海鮮バーベキュー。厚岸の牡蛎とホタテなど。福岡の牡蛎小屋を思い出します。
ビールはやっぱりサッポロビール。
http://kuwa72.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-b0d5.html -
18:30、間もなく日の入り。
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夕焼けのキャンプ場。
この三角屋根はバンガロー。こちらは有料です。 -
18:40、太陽が沈んでいきました。
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北の大地は陽が沈んでもなかなか暗くなりません。
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キャンプ場の照明が灯りました。
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灯台の灯も灯りました。
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こっちはラッコちゃんがいた側。
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暗くなるに従い灯台の光が強くなってくるように感じます。
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すっかり暗くなりました。
空は満天の星空だったのですが、定期的に灯台の光に照らされて写真撮影は断念。
翌日に続きます。。。
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