北海道旅行記2023 part13 落石海岸鉄道絶景写真を撮る編

2023/07/22 - 2023/07/22

落石岬の後は新聞・テレビで知った花咲線の絶景撮影ポイントへ行きます。ここが非常にわかりにくいので詳しく書きましょう。

エリア 根室(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

落石岬から次にやってきたのはココ。
JR花咲線の新聞やテレビで紹介されていた絶景撮影ポイントで、事前調査を全くせずにやってきました。　

落石海岸 ビーチ

イメージではこの先にJR花咲線の線路が見えるはずなのですが・・・あれれ、全く見えません。うっすらと霧も出てるし。

11:24に落石駅を出発する列車があるのでちょっと焦ります。現在11:15。

アップにしてみても線路は見えません。
しかし、素晴らしい海岸の曲線美。

あれ、この人たち、さっき木道で追い抜いて行った中国語をしゃべるグループですね。いつの間に来ていたのか。
しかも、こんなガイドブックにも載っていない場所にどうして? きっとインスタとかで映えスポットとして有名なのでしょう。

彼らも場所をはっきりとはわからない様子。あっちいったりこっち行ったり撮影ポイントを探していましたが、結局諦めて帰っていきました。

こちらは南側の落石岬。灯台は見えません。

南側もきれいな弧を描いた海岸が続いています。

どこか下に降りる道があるのかと探しましたが、断崖絶壁でここからは降りることはできません。

遠くで鉄道の音が聞こえ時間切れ。
あきらめてお昼にすることにしました。
落石にはコンビニはなく、おそらくここが唯一の食堂でしょう。
11:35、朝日食堂に入店。

お店はおばあさん(いや、私たちと同年代のおばさん)が切り盛りされていました。カウンターだけの小さい食堂です。

注文したのは、またまた北海道名物「豚丼」。
以前北海道を旅した時、こんな豚丼なんかなかったのに、いつの間にこんなに名物になったのでしょうか。

おいしいので名物になるのは無理もないですね。

この日は根室付近で泊まる予定ですが、根室周辺にはキャンプ場はありません。なのでここから本日の宿泊先を調べます。
根室近くの花咲に民宿があるのでそこへ電話してみると空き室があるとのことで速攻で予約です。ただし食事は出せないので何か買ってきたくださいとのことで、根室のスーパーで弁当なんぞを買っていきましょう。もちろんお飲み物も。

ああおいしかった。
朝日食堂の前は郵便局。

朝日食堂には例の鉄道撮影スポットからの写真が展示されていたのでどこにあるのか聞きましたがよくわからない様子。

で、再び訪れます。地図を見ながら見当を付け、もっと丘の上だろう登っていくと、草原に一筋のフットパスが見えます。

落石海岸 ビーチ

この道をたどっていきましょう。

この何となくへこんだところが道です。

このようなけもの道のような道をたどっていきます。

道沿いには可憐な花も咲いています。

この先へ行くと・・・

駐車場から歩いて10分程度でしょうか。それらしい場所に到着。よく見ると遠くに線路が見えます。
NHKの中井精也氏の鉄道番組でもここが紹介されていました。番組では中井さんが落石駅から徒歩でここまで来られたような印象を受けましたが、ここまで徒歩で来るには一時間以上はかかると思います。それとも近道があるのでしょうか。

13時ちょうど、釧路方面から一台の車両がやってきました。

地平線が見える草原の中を走る一台の鉄道。今度は雪の日に来てみたいですね。

車両は落石駅に向かっていきました。

この海岸は落石海岸三里浜と呼ばれているそうです。延々と曲線の海岸が続いています。

こちらは落石の集落。

この辺りも断崖の上で、ここから海岸に降りることは危険です。

南側には落石岬。

足元にはナデシコや・・・

可憐なエゾフウロ。

空には、トンビ? カモメ?

三里浜は南の方にも続いてます。
左端に漁船らしきものが見えるので、あのあたりから浜に出られるのかもわかりません。
この海岸には太平洋戦争当時に使われていたコンクリート製のトーチカもあるようです。

さて戻りましょう。
草むらにはこんな池塘もあるのではまらないよう気を付けて。

なんかイギリスみたいですね。

道は平たんではありません。

13:11、ようやく車が見えてきました。

この後、根室の納沙布岬をぐるっと回り、本日の宿泊所の花咲の民宿へ向かいます。