
2023/05/21 - 2023/05/21
21位(同エリア250件中)
琉球熱さん
この旅行記スケジュールを元に
人気の大菩薩嶺・大菩薩峠には何度か登った
日本一長い名前の山の頂も踏んだ
その際、黒岳も行ったし、湯ノ沢峠も別の日に行ったことがある
一方、駅から歩いて行ける山として、滝子山もいつか行ってみようか・・・と漠然と考えていた
これらを地図上でプロットしてみると・・・あれ!?全部つながってるぞ!
というわけで、このロングトレイルを踏破できたら面白いな、などと・・・
取りあえずできるところまでやってみるか!というわけで、第一弾
長~い名前と大菩薩をつないでみよう
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
スタートは中央線の甲斐大和
ここから大菩薩峠の入口である「上日川峠」行きバスに乗る
第1便は8:10
ところが、我が家からだと始発に乗っても間に合わない
なので前泊、大月から余裕で到着
良く晴れた日曜日とあって、やっぱり登山客多い
臨時便大増発、この辺の捌きっぷりはお見事、助かるわ~甲斐大和駅 駅
-
終点まで行く人たちを尻目に、途中の「すずらん昆虫館前」で下車
ペンションすずらんの真ん前
下車したのは5~6人だが、その前のバスで来た人もいて、予想以上に人が居たペンションすずらん 宿・ホテル
-
8:39 出発
登山口はバス停の真ん前
この先に『キジ場』と称するトイレあり(笑) -
ムラサキケマン(紫華鬘)
毒草です -
カキドオシ(垣通し)
薬草です
糖尿病、皮膚病、胆石症に効くって、ホントか? -
ニガイチゴ(苦苺)にしては葉っぱがちょっと大きい
ま、イチゴ系だな -
気持ちのよい雑木林
-
セイヨウニワトコ(西洋庭常)
これも薬草らしい -
いったん林道に出る
これを右へ -
シロバナヘビイチゴ(白花蛇苺)
-
これはニガイチゴ(苦苺)だろう
-
実はこれが分からない
-
突如現れた黄色の花 かたまり
-
マメ科特有の花の形
イヌムレスズメ(犬群雀)
犬が群れて雀でも追っかけてるんだろうか?
いや、わらわら咲く花が雀が群れているようだから、ということらしいが、じゃ「犬」はナニ?
仲間のエニシダかも -
あ~苦手なツツジだ
トウゴクミツバツツジということにしておく
緑の中のアクセント、きれい -
ジシバリ(地縛り)
雑草扱いで気の毒 -
花いっぱいの林道をそれて、フェンス(鹿除け)沿いに
-
と、ここにも
フェンス際にマイヅルソウの群落 -
マイヅルソウ(舞鶴草)
葉の形が、鶴が羽を広げて舞っているように見えるから・・・
ほんと、昔の人の発想・連想力には感心する -
再び林道が現れる
これを横断して階段へ 9:19 -
お、ここもスミレか
てことは、他の花はあまり期待できないか -
段差の大きい階段で一気に高度を上げる
これじゃ花どころじゃないよね -
だいぶ登って来たところで振り返る
隣の山が目の高さになって来た -
鹿除けフェンスにぶち当たる
フェンス沿いに道らしきものがあるが、ここはフェンスを抜けていく
扉になってるので、開けたら閉めましょう -
ま、一応ね
-
新緑が瑞々しい
これ、1本の木
かなりの樹齢だろう -
うむ、これもね
-
巨岩出現
この先でちょっと一休み -
「パノラマ岩」だって
-
当然、登る
前面が開けて気持ち良い -
ツツジの蕾が目の前
-
岩の先端まで行ってみる
あきれるほど緑だ -
この稜線、なんだか気持ちイイ
-
と言ってる間にポコンと山頂 10:27
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 標高1,990m牛奥ノ雁ヶ腹摺山 自然・景勝地
-
まさかこんな早く再訪することになるとは・・・
そして、意外に人が多い
ここを目的地としてきた人たちはのんびりくつろぎタイム
こっちはまだ先があるから一息入れたら出発 10:35 -
ここからも気持ちの良い尾根道歩きだ
-
途中“苔ゾーン”に突入
-
コミヤマカタバミ(小深山傍食)
しぶとくコケと共生 -
まだ朝露が残っていた
山野草が一番きれいに見えるシチュエーション -
この時間になっても朝露が消えないのは、モッサモサに生えているコケのおかげかも
フワフワのコケも、マクロで見ると“小さな森” -
ここにも水の恵み
-
“苔ゾーン”を抜けると再び笹の道
行く手を見ても -
来た道を振り返っても
細く描かれた登山道に感慨一入 -
お次のピークに到着 11:09
小金沢山 標高2,014m
大菩薩峠から南へ伸びる山塊の最高峰だ小金沢山 自然・景勝地
-
ここで大休止・・・
と思ったら、家族連れ -
南の方角に霊峰が見えるはずなんだが、あいにくのコンディション
-
雲が切れるまで、飯を食いながら待つか・・・
と、また現れた
どうやら彼らの食事処らしい -
4本足の家族連れがうろちょろするもんだから、どうにも落ち着かない
ふと気づくと、雲がやや切れてきた -
おぉっ!
れいほー
山頂にいた人たち、みんな立ち上がる(笑) -
全身とはいかなかったが、このコンディションでここまで見えれば御の字
-
メシ食って、コーヒー飲んで、富士山見て・・・
ちょっとのんびりし過ぎた
予定よりも前倒しで動いていたのに、ここでトントンになっちまった
急ごう 11:58 -
また苔の世界へ
-
小さなアップダウンが続く
しかしこれが意外に厄介で、岩も木の根も滑りやすく、特に下りに手間取る -
やっとの思いで湿っぽいエリアを抜ける
カラッとした笹の道
目指す大菩薩峠が見えてきた -
左手には大菩薩湖
-
こういう道を歩くと、なぜか
♪ きみのー 行く道は~ ♪
のメロディが頭の中に流れる -
歩いてきた道
湧いて来たガスもまたよし -
徐々に高度を上げていく
あそこから歩いて来たんだな、、、とわかるのが嬉しい -
石丸峠 到着 12:53
やっぱり時間を食った
あのスリッピー・ゾーンのせいだ -
小金沢山へ向かう若者
なんか絵になる光景だったので、思わずパチリ -
健気に咲くフデリンドウ
-
最後の急坂
途中で呼吸を整える
下るのも厄介なくらいの傾斜 -
スミレ もしくは ヒメスミレ(姫菫)
ほんと、スミレはややこしい -
ぜえぜえ言いながら登り切ったぞ
傾斜もさることながら、長いんだよ、ココ -
熊沢山に到着 1,978m
山頂は樹林帯の中で眺望なし
ここまで来れば、あと一息 -
13:30 大菩薩峠
さすがに賑わっていた大菩薩峠 自然・景勝地
-
大菩薩峠に建つ介山荘
宿泊はもちろん、食事もできるし土産も種類豊富
だがしかし、なぜか体が糖分を要求、ソーダ味のアイスを買う
駄菓子のようないかがわしい甘みと冷たさが沁みる~介山荘 宿・ホテル
-
アイスを食い終わったら、もうあとは下山するだけ
遅れを取り戻すべく、飛ばす
大菩薩峠 13:45発
途中、やっぱりツツジ -
新緑の中のピンク
ツツジはこれくらいの距離感がベストだな -
福ちゃん荘到着 14:06
標準コースタイム40分のところを20分ほどで下りてきた
かなりのハイペース福ちゃん荘 宿・ホテル
-
福ちゃん荘の誘惑を振り切り、呼吸を整えただけで再スタート
ほどなく登山口、そこにも山小屋はあるから、バス待ちがてら休憩すればいい -
この時期、ほんとに新緑が美しい
同じような写真を何枚も撮ってしまう -
登山口(上日川峠)到着 14:23
-
道祖神のようなこんな石仏、初めて気づいたよ
-
上日川峠のロッジ長兵衛で、冷えたジュースを飲みながらバス待ち
甲斐大和駅行きの栄和交通のバスは、ここでも大増発
気が利いてるね~路線バス (栄和交通) 乗り物
-
前回、ここで手ぬぐいは入手済みなので飲み物だけ
そして増発されたバスに乗り、JRを乗り継いで無事帰宅ロッジ長兵衛 宿・ホテル
-
介山荘で購入したスタッフバッグ
防水仕様につられて買ったんだが、大菩薩の「だ」の字もない一般商品だった! 大失敗 -
【今回の記録】
歩行距離:9.8km
最大標高:2,014m(小金沢山)
累積標高:973m
大菩薩峠からの下りを除けば、人も少なく快適なコースだった
序盤の急階段と稜線途中のウェット・ゾーンが少々手強いくらいで、総括すれば危険個所もなく、総じて快適
特に小金沢山の山頂は広さも人の数も適度で、なんかいいカンジ -
さて、少し前から漠然と考えていた「小金沢連嶺踏破」
小金沢連嶺は石丸峠から湯ノ沢峠までを指すんだが、道はその先も続いていて、延々歩けば中央線の笹子駅に下りられる
ならば、地図上の赤丸2つ、上日川峠と笹子駅をつなげてみたら面白いかも?というのが、漠とした計画(とも呼べないような地図上での遊び)
そのうち、緑の線が今回、ピンクは本線に至るアプローチ部分
未踏が青線だ
総距離 26.2km、10の頂を結ぶ
既に黒岳から牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは経験済みで、今回、牛奥ノ雁ヶ腹摺山~石丸峠~大菩薩峠を潰したことで、残すところ黒岳~笹子駅(ざっと17km)となり、漠としたものが俄然現実味を帯びて来た
最大の問題は登山口までのアクセス
黒岳~笹子駅は途中に山小屋・避難小屋はないので、一気に歩き抜けるしかない
牛奥ノ雁ヶ腹摺山を登った際に使った「大峠」はバス路線ナシ
湯ノ沢峠に出られる天目山温泉のコースは時間がかかり過ぎる・・・
どう見積もっても8時間越えの歩行になるから、日の長い夏季にしか実行できないコース
さあ、どうする!? 悩む~~
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