2022/06/11 - 2022/06/11
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この旅行記のスケジュール
2022/06/11
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会津若松駅からバスで移動
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会津坂下町の五ノ井酒店
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道の駅・会津柳津
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縄文館
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道の駅・みしま宿
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只見川第一橋梁ビューポイント
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早戸温泉「つるの湯」
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「バスツアー奥会津を巡るたび」は、4月~9月の土日祝とゴールデンウィーク、夏休みの一部期間に運行されている観光バスです。
会津バスのHPを見ると、酒どころ会津と人気の第一只見川橋梁撮影ポイント、さらには只見線乗車と霧幻峡の渡し舟、または早戸温泉をお楽しみいただけるバスツアーと紹介されています。大人 5,900円、小人 3,900円、要予約です。
会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ135.2 kmの只見線は、世界で最もロマンチックな鉄道とも言われており、季節的には紅葉と雪景色が素晴らしいそうです。ただし、秘境路線につきものの話ですが、運行本数が少ないため、うっかり途中下車したら次の列車まで数時間以上待たなければなりません。冬季から春先にかけては、降雪や融雪の影響で不通になることも多く、注意が必要です。
平成23年の豪雨により一部区間が不通となっており、現在も会津川口駅と只見駅の間は代行バスが運行しています。令和4年に復旧・開通予定となっています。
只見線を乗り通したいという思いは強いものの、今回は見どころを押さえたバスツアーを利用することにしました。
1日目
仕事。
2日目
朝、仙台駅周辺を散策してから仕事。
勤務終了後、塩釜市に移動。
3日目
塩竈神社、志波彦神社、御釜神社に参拝、周辺を散策し、利府駅に移動。
仙台駅前から高速バスで会津若松市へ移動。
4日目
会津若松市街を散策し、奥会津を巡るバスツアーに参加、帰路でアクシデント発生!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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只見線を利用して途中下車をしていたら、一日では回れない行程を回ってしまうバスツアー。お手軽なだけでなく、次回の乗り鉄に際して途中下車の回数が少なくて済むという利点が大きいです。
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9:55に会津若松駅を出発しました。
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ほぼ全列を使用していましたが、同行者以外の方との相席はありませんでした。
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10:20 道の駅あいづ。ここで2名乗車しました。
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10:30 会津坂下町(あいづばんげまち)の五ノ井酒店を見学します。
JR只見線・会津坂下駅より徒歩12分、年中無休です。 -
五ノ井酒店、日本酒コーナー。
オリジナル日本酒「央」が人気です。
観光バスで訪れると試飲も可能です。 -
五ノ井酒店、ワインコーナー。
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五ノ井酒店の若社長。
自ら肖像画をアピールしてるのは、今の人ですね。 -
五ノ井酒店。
ヨーグルトで作られた酒「スノードロップ」が女性に人気なんだとか。試飲したら、お酒の感じがないので飲み過ぎ注意かな。 -
五ノ井酒店のジーニー。お店との関係は謎です。
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残念ながら、周辺はシャッター通りの様相でした。
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本町自治会館。
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大作曲家の猪俣公章(いのまたこうしょう)さんの墓所が近いようです。
平成5年(1993年)、肺がんにより55歳で没しました。 -
廣木酒造本店。常に品切れ状態の「飛露喜」の醸造元ですが、見学不可、試飲もできません。
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豊国酒造合資会社。文久2年(1862年)創業の蔵元ですが、見学も試飲もできません。
試飲ができる五ノ井酒店は貴重なんですね。 -
町役場の駐車場の片隅に、猪俣公章生誕の地の碑がありました。
晩年、坂本冬美さんやマルシアさんを内弟子として育てました。 -
会津坂下町役場。お酒と馬刺しの町、会津坂下町の人口は約16,000人。おもな産業は米作です。町で一番立派な建物みたいです。
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会津坂下町塔寺の交差点。この辺りは、かつては塔寺村(とうでらむら)でした。
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この交差点には、春日八郎(かすがはちろう)記念公園の案内看板が立てられています。
会津坂下町出身の春日八郎さんの代表曲「別れの一本杉」にちなみ、一本杉とお地蔵さんが立つ場所に「春日八郎記念公園・おもいで館」があります。
別れの一本杉を作詞した高野公男さんは茨城県笠間市の出身で、笠間稲荷神社の近くに胸像が建てられています。
よろしければ笠間稲荷神社の訪問記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11635203 -
11:30 道の駅・会津柳津に着きました。
柳津町(やないづまち)の人口は約3,500人。赤べこ伝説発祥の地と発信しています。正式には観光物産館清柳苑という名称が付いています。 -
私たちが乗った会津バス。
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元大関栃東優勝額。縦3.17m、横2.26m、重量80㎏。
3度目の優勝時のもので、節分で豆まきをしたことが縁で柳津町に寄贈されました。 -
憩の館ほっと in やないづ「湯足里」。一年中無料で利用できる足湯の施設ですが、第2・第4木曜日は定休日です。タオルを持参するか、売店で購入してください。
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一般の人で混雑する前に昼食をいただきます。昼食はツアー料金に含まれ、ソースかつ丼、会津地鶏ラーメン、冷やしネバ玉うどん の中から選びます。2/3ぐらいの方はソースかつ丼でした。
柳津名物・小池菓子舗の「あわまんじゅう」がついていました。これも美味しいです。 -
私もB級グルメと評判のソースかつ丼をいただきました。
ご飯の上にキャベツの千切り、その上に卵焼きを乗せて、ソースかつが乗っています。卵焼きを挟んでいるのが柳津町の特徴だそうです。美味しくいただきました。 -
道の駅・会津柳津の食事メニュー。
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柳津町の圓蔵寺のご本尊は弘法大師の作とされ、虚空蔵菩薩が丑年・寅年生まれの守本尊であることから、12年に一度丑寅まつりが開催されます。
物産館の裏地ではその会場準備が進められていました。 -
丑寅まつりの会場準備。
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お腹もいっぱいになっところで、出発までの時間を利用してバス到着前に見えた赤い橋を見に行きます。
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只見川にかかる国道252号線の瑞光寺橋。
昭和48年(1973年)に架橋、全長149m、全幅12mのニールセンローゼ橋です。 -
霊まつり流灯花火大会を描いた橋桁の飾り。
毎年8月10日、圓蔵寺の菊光堂(本堂)で施餓鬼会を催した後、稚児たちが灯籠を持って魚淵まで行列します。 夕闇迫る頃に流灯し、その夜は盛大に花火が打ち上げられます。 -
七日堂裸まいりを描いた橋桁の飾り。
毎年1月7日、下帯姿の男たちが雪と寒さの中、圓蔵寺の石段を駆け上がります。そして本堂の天井に吊るされた大鰐口を目指してよじ登る奇祭が七日堂裸まいりです。 -
ゆったりとした流れの只見川。尾瀬沼を源とし、福島県喜多方市で阿賀川に合流しています。
写真左手の建物は、民宿・月見亭。写真右手に、魚渕があります。 -
福満虚空蔵菩薩 霊巌山 圓蔵寺。
大同2年(807年)に法相宗徳一大師が開基され、ご本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大師の作とされています。本堂・菊光堂は、文政13年(1830年)の再建で、総欅の白木造りです。本堂は56本の八角立柱に支えられる構造で、境内には赤べこの由来ともなった開運大撫牛があります。
手前に見えている橋は、県道53号線に架かる観月橋(96mの吊橋)です。 -
福満虚空蔵菩薩 霊巌山 圓蔵寺。岩盤の上に支柱で建てられている様子が見えます。この柱を運んだのが、絵馬から抜け出した「赤べこ」に率いられた赤毛の牛の群れだったと伝わります。
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SLを連想させる柳津観洸船。
只見線の早期復旧を願い、この形状なんだそうです。
観光船は、道の駅会津柳津駅近くの乗船場から出発し、町のシンボルの赤い橋・瑞光寺橋をくぐって福満虚空蔵尊円蔵寺を仰ぎ、4キロほど下流に進んだ後に折り返すコースで、約40分、大人1,600円です。やはり紅葉の時季に来たいものです。 -
観光物産館に併設して縄文館がありました。
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縄文館のエントランス。
縄文館には、柳津町石生前(いしゅうまえ)地区で発掘された土器や縄文時代の住居を復元した展示がありました。 -
3000年以上前から、只見川流域の河岸段丘上の柳津には縄文人がムラを作り、集団で暮らしていました。石生前遺跡は、縄文時代の最盛期を中心とした遺跡であり、その全貌を詳細に知ることのできる貴重な遺跡です。
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深鉢型土器。
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一番大きい6号住居跡から出土した火焔土器(かえんどき)。
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火焔土器(かえんどき)。
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土偶。
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石器。
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縄文時代の竪穴住居が館内に復元されています。地面を堀り上屋をかけた竪穴住居です。
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復元住居には、6号住居跡の炉をそのまま移築しました。火を焚く部分が複数ある複式炉となっており、5~6人が住んだと推定されています。
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住居内の空間には棚を作って利用し、中二階を設けて寝所にしたとも考えられます。現在のロフトと同じ発想です。
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毎年2月2日、柳津町の西山地区、冑中(かぶちゅう)集落では藁人形に無病息災の願いを込める伝統行事「ニンギョウマンギョウ」が行われています。そのときに使われる男女一対の藁人形です。
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こちらは男人形。各家では2日の晩に豆ご飯を食べ、その時に使った箸を藁人形に突き刺します。刺す場所は、身体の悪い箇所で、その後に藁人形を燃やします。
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こちらは女人形。藁人形をようく見ると、男女の違いが分かります。昔は男女別々の場所で燃やしていたそうですが、今は一緒に燃やしているということです。
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12:20にバスは道の駅・会津柳津を出発して次のスポットへ移動しました。この橋は麻生大橋、全長201.7m、全幅6mの重床式吊橋です。
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柳津町飯谷、只見川の流れ。
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12:40 道の駅・みしま宿に到着しました。
只見線の撮影スポットとして大人気の第一只見川橋梁展望台まで歩きます。 -
ここに列車で来るのは大変です。列車の本数が少ないのは仕方ないとしても、グーグルマップによると、最寄りの会津桧原駅から2.2km、約30分の歩きになります。
ビューポイントは3ヶ所あり、上に行くほど全体が見渡せますが、望遠レンズが欲しくなります。 -
道の駅・みしま宿からすこし登った場所に只見川第一橋梁ビューポイントがあります。
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約5分で行けるBポイントを目指して登ります。より高い位置から見渡せるCポイントへは約15分の登りになります。
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まだまだ登ります。
Bポイントは狭いので、早く登らないと良い場所を確保できません。 -
Bポイントから約600m北側に第一只見川橋梁があります。
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普通に見える景色はこんな感じでした。大半の方がBポイントで見ることになり、列車が通るのをじっと待ちます。
ビューポイントには時刻表もありました。 -
ほぼ定刻(13:05列車通過)に列車が見えました。
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以前は汽笛を鳴らしたようですが、今はほとんど鳴らさないのだとか。この日も汽笛は鳴りませんでした。
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すごくゆっくりと橋梁を通過します。
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iPhone13で写していますが、こんなときは望遠レンズが欲しくなりますね。
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第一只見川橋梁は、昭和16年(1941年)に架橋、174.2mのトラス構造アーチ橋です。
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ゆっくりと通過しました。
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一斉に山道を降りて行きます。
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道の駅・みしま宿から北側の景色。
見えている橋は、歳時期橋といい、西側にある第ニ只見川橋梁を撮影するスポットになっています。 -
歳時期橋は、平成4年(1992年)に架橋、全長147m、全幅6.5mの町道です。
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13:35 みしま宿を出発し国道252号線に出て、高清水橋を渡ります。
昭和61年(1986)に架橋、全長320m、全幅10.3mです。 -
ガイドさんの話では、この欄干の飾りは桐の紋のオブジェなんだとか。
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高清水橋を通過中の只見川の流れ。
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三島町の特産・桐。
古くから「会津桐」の産地として知られ、町内各所に植えられた桐は、春には一斉に薄紫の花を咲かせます。三島町は「桐の里」と称しています。 -
13:55 早戸温泉に到着です。このバスツアーでは、「つるの湯の入浴」か「霧幻峡の渡し 」のどちらかを選択しますが、ほとんどの方は渡し船を選んでいました。こちらで数名の方を下ろして、早戸船着き場へ移動します。私の席からはこの看板だけ見えました。
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