2021/06/06 - 2021/06/07
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FUKUJIROさん
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津軽鉄道は、青森県五所川原市の津軽五所川原駅から北津軽郡中泊町の津軽中里駅まで20.7 kmを結んでいます。冬季には客車内に石炭焚きのダルマストーブを置いた「ストーブ列車」が運行されることで有名です。基本的に1両編成の各駅停車でワンマン運転です。
昭和5年(1930年)7月に津軽五所川原駅から金木駅間が開業、同11月に津軽中里駅まで開通しました。計画では中里からさらに小泊、三厩を経て青森市へ延伸する計画でしたが、中止。青森から三厩間はJR津軽線として実現し、今も残っています。
北海道新幹線が開通後、一時的に津軽中里駅から奥津軽いまべつ駅まで1日4往復のバスを運行していましたが、すでに中止。現在は予約制タクシーが運行されています。
「津軽」の太宰治は、8時の汽車で五所川原を立つて、津軽鉄道を北上しました。金木を素通りして、津軽鉄道の終点の中里に9時に着いて、それから小泊行きのバスに乗つて約2時間かかった。と書いています。津軽中里から小泊までは約27km、タケの住む小泊を目指しました。
因みに現在も五所川原~小泊線としてバス運行されており、津軽中里駅から乗車すると約1時間20分で小泊へ到着します。
1日目/大宮駅から東北新幹線で新青森駅へ、レンタカーで竜飛岬を目指す。
2日目/竜飛岬から日本海側を南下して、つがる市、五所川原市を経て津軽中里へ。
3日目/太宰治が生まれた金木を散策、弘前城へ。
4日目/世界遺産・白神山地を歩き、岩木山神社に参拝。青森市へ。
5日目/青森市内、世界遺産候補・三内丸山遺跡を観光。帰宅。
コロナ禍のため、帰宅後2週間以上経過し感染していないことを確認してから旅行記を公開しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
立佞武多を見学した後、津軽中里へ移動の途中です。
踏切停車中に津軽鉄道の列車に遭遇しました。これはラッキー。 -
芦野公園。芦野湖を含む約80haの自然公園です。五所川原市金木町。
東京ディズニーリゾートの8割ほどの面積があり、周辺に駐車場が点在しています。中央下にある駐車場が大きくて駐めやすいです。 -
公園の入り口。太宰治の歌碑を探します。
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桜の名所として知られ、桜に埋もれるように走る列車が素敵な場所です。
公園内にいろいろな石碑が建っていました。 -
高橋静々氏の句碑。
名月や
すゝきに
しろきされかうべ -
中村喜良雄氏の歌碑。
さなぶりの
踊り子たちは
花笠乃
鈴を鳴らして
朝の路地ゆく -
芦野湖(正式名称は藤枝溜池)の堤防工事竣工記念の碑。
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津軽三味線発祥の地碑。金木神原村出身の仁太坊(秋元仁太郎、安政4年~昭和3年)は、8歳で失明、生きるための芸として「叩き奏法」を創出し、弟子達により津軽三味線へと発展しました。
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藤本義一氏の筆「風を截る音色に津軽の魂が宿る」碑。
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吉幾三さんの「津軽平野」歌碑。
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逆光に浮かぶ太宰治像。斜陽館に向かって立っています。
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逆光に浮かぶ太宰治像。平成21年(2009年)生誕百年祭に除幕しました。
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太宰治も幼い頃に芦野公園で遊んだそうです。
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桜松橋(おうしょうばし)。橋を渡った先には、全長265mの「芦野夢の浮橋」があります。
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太宰文学碑。昭和40年建立。ヴェルレーヌの詩の一節「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」と、記されています。
現在は、毎年6月19日にこの碑の前で誕生祭が行われます。 -
碑の上部には、太宰の生まれ変わりを意味する不死鳥がいます。
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太宰文学碑を説明する石碑。
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芦野湖に架かる桜松橋。
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芦野湖全景。正面の水面に浮かんでいるのが「芦野夢の浮橋」です。
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福助旅館。2泊目は津軽中里駅に近い民宿に泊まりました。
総部屋数8室とのことですが、当日の宿泊者は私とサイクリストの男性と二人でした。写真は翌朝撮影。 -
福助旅館。広くてきれいなお部屋です。
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福助旅館。大きなクロゼットがあり、元は家人の部屋だったのかな。
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豪華な夕食です。めばるの煮付けが美味しかったです。女将さんは若いときに埼玉県杉戸町に住んだことがあるそうで、昔話に弾みました。
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味噌汁。もはや鍋です。民宿ならでは家庭的雰囲気の中、美味しくいただきました。
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朝食です。サイクリストの男性は私よりも年配でしたが、龍飛崎を目指して竜泊ラインを走るということで、驚きました。
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岩木山の切り絵が飾られていました。
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亀の剥製も飾られていました。
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津軽中里駅。日本最北端の私鉄駅です。太宰治はここからバスに乗って小泊へ向かいました。
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津軽伝統 金多豆蔵人形劇場・シアター。駅に併設されていますが、正面にドーンとあって、ほぼ主役級の扱いです。
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金多豆蔵(きんたまめじょ)は明治40年(1907年)に創作されて以来、100年以上に渡って相伝された津軽伝統の人形劇です。全編津軽弁の人形芝居となっています。ただし、上演は、土曜日13時の1回だけです。
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津軽中里駅の構内。
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津軽鉄道の時刻表。ほぼ1時間に1本程度、
地方の列車としては便利な本数でしょう。 -
地方民鉄を応援しているケロちゃんコロちゃん。
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弘前市を発祥とする津軽凧絵が飾られていました。
迫力ある武者絵です。 -
駅ナカにぎわいの空間、朝8時は開店前でした。
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開店前の駅ナカにぎわいの空間。
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金多豆蔵人形劇場・シアターの入り口。金多と豆蔵の人形劇の様子は、DVDのサンプル版がユーチューブにあります。
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青森明の星大学サテライトキャンパス。地域住民の生涯学習の場とする狙いで令和元年6月4日に開設しました。
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ホームの端から。五所川原方向。
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津軽鉄道の終着駅。津軽線の三厩駅といい勝負でした。
前方の山の上には中里城趾があるそうです。 -
車で芦野公園駅に来ました。昨日やって来た芦野公園の中にあります。
朝は駐車場が空いているので、駅の近くに駐めました。 -
芦野公園駅は無人駅で、改札も券売機もありません。
「津軽」の中で、「金木の町長が東京からの帰りに上野で芦野公園の切符を求め、そんな駅は無いと言われ憤然として、津軽鉄道の芦野公園を知らんかと言ひ、駅員に三十分も調べさせ、たうとう芦野公園の切符をせしめたといふ」と書いています。のどかな駅です。 -
芦野公園駅。次の駅が金木駅です。
津軽鉄道に乗りたかったのと、金木は徒歩で散策したかったので、一駅を列車に乗りました。手書きの駅名板がいいですね。 -
津軽中里方向。
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旧駅舎を利用した喫茶店「駅舎」です。
営業時間前なので金木を散策後に立ち寄る予定です。 -
五所川原方向。
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ホームに咲く花。
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五所川原行きの列車が来ました。
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五所川原行きの列車が来ました。
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津軽鉄道の車内。
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運転席横からの車窓。
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一駅とは言え、森の中を進みます。
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森を抜けると、すっかり青空です。
一気に視界が開けて岩木山が見えました。 -
もうすぐ金木駅です。津軽中里行きの列車がすでに待機しています。
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金木駅は、津軽鉄道線の中で唯一列車交換可能な駅となっています。
運賃180円は下車時に払いました。 -
金木駅から。遠ざかる五所川原行きの列車。
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金木駅前。駅前の道は突き当たりで二股になり、左がメロス坂通り、右が荒馬通りです。
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金木駅。昭和5年(1930年)7月に開業。駅から東西南北のバス路線が分かれ、物流拠点として栄えました。現在の駅舎は平成15年(2003年)に新築。
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ここで道は左右に分かれます。
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メロス坂通りを進みます。津軽鉄道の金木駅から西へ延びる駅前の坂道には、かつては魚問屋、飲食店、市場、医院などが軒を連ねていました。
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太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)。
大東亜戦争中に太宰治と妻子が疎開してきた家です。 -
津島家が手放したあとは2度所有者が変わり、現在の所有者が平成18年秋から「太宰治疎開の家」として一般公開を始めました。
見学時間前なので、先に進みます。 -
また道が分かれているので、右へ進みます。
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金木観光物産館。いつまでかは不明ですが休館しています。
太宰治の好物だけをのせたという太宰ラーメンを食べたかった。 -
太宰治記念館「斜陽館」。
太宰治が生まれる2年前の明治40年(1907年)に父・津島源右衛門によって建てられた豪邸です。 -
和洋折衷・入母屋造りの建物は、米蔵にいたるまで青森ひばが使用された重厚名建物で、国の重要文化財建造物に指定されています。
平成8年(1996年)に金木町が取得し、記念館として再生しました。 -
斜陽館は、1階11室278坪、2階8室116坪とあまりにも豪邸なので、五所川原市のHPにあった見取図を拝借して載せておきます。
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玄関。
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現在はコンクリートですが、当時は土間でした。
見取図の▲4です。 -
土間側の座敷。
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茶の間。
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常居。
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板の間。見取り図の▲5です。
現在は、建築当時の吹き抜けに戻されていますが、昭和25年~平成8年まで旅館「斜陽館」だったときには2階部分に部屋を造作してありました。 -
2階の床と1階の天井が造られて、旅館の部屋を増やしていました。
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元台所跡から土間を挟んで休憩室を写しています。
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蔵(1)展示室。内部は撮影禁止でした。
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蔵(1)展示室の入り口に置かれていた太宰治像。
太宰治の生誕100年を記念して五所川原市が中村晋也氏に依頼した作品で、芦野公園に立つ太宰治像の原型です。 -
小座敷。明治42年(1909年)6月19日の夕刻、太宰治はこの部屋で生まれました。この部屋で叔母きゑの娘や子守のタケと過ごすことが多かったそうです。
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小座敷から見える庭。
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庭側の座敷(大広間)。この部屋と、仏間、土間側の座敷、茶の間を合わせて63畳の大広間として使うことが多かったようです。
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座敷の花瓶。当時のものかどうかは不明。
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仏間。
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御仏壇。津島家の明治40年竣工に合わせ、京都の仏壇店に特注しました。
津島家は浄土真宗東本願寺派です。 -
掛け軸と大皿。当時のものかどうかは不明。
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階段を上りましょう。当時流行りの階段は鹿鳴館風の造りとなっています。
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2階の洋間(応接室)。この部屋も鹿鳴館風の造りとなっています。
奥のソファーも当時のもので、「津軽」の中では「寝そべってサイダーをがぶ飲みした」と書いています。 -
この天井、シャンデリアは当時のものです。
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書斎、母の居室。母の夕子(たね)の部屋でしたが、実際には子供たちの遊び場として使われていました。欄間には雪の結晶がデザインされ、襖には4枚の漢詩が張られています。左から2枚目の漢詩に「斜陽」の文字があります。見取図の▲3です。
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金襖の日本間。庭側の大きな和室で貴賓室として使われました。
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和室。西側の角部屋で、一般の来客用の部屋でした。
部屋の襖には春夏秋冬の浮世絵が描かれています。
河鍋暁斎門下の真野暁亭の作品です。 -
2階から見える庭。北側に見える家は昭和11年築の旧西沢家住宅(史跡)、外観のみ見学できます。西沢家は小泊村出身、鰊漁場で財をなし、大正時代に金木へ移ってきました。
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1階の休憩室。ビデオ作品が流され、「旧津島邸『斜陽館』復元修復工事記録」を見ることができました。画面の撮影は禁止。
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1階の休憩室。太宰治の旅行鞄。
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1階の休憩室。太宰が生前着用していたマントと同型のもの。着用することができました。
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蔵(2)。見取図の▲6です。
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蔵(2)。地元テレビのインタビュー番組を流していました。
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玄関脇にある金融執務室です。当時、津島家は金木銀行(現在の青森銀行につながる)を営んでいました。
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津島家の赤煉瓦塀。この塀も含め、重要文化財となっています。
当時の津島家は青森県で4番目のお金持ちだったそうで、現在よりも格差の大きかった時代を象徴する建物でした。
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