2020/11/01 - 2020/11/02
30位(同エリア115件中)
FUKUJIROさん
- FUKUJIROさんTOP
- 旅行記453冊
- クチコミ159件
- Q&A回答111件
- 635,718アクセス
- フォロワー351人
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、まもなく10年が経過しようとしています。未曾有の大災害で、多くの人命が失われ、今なお苦しんでいる方、困窮している方も多いと聞きます。
さて、宮古駅から再び三陸鉄道に乗り、釜石駅へ向かいます。
2011年11月、釜石に着いたのは夕刻でした。市街地は暗く、津波で破壊された建物からは突き刺さるような視線を感じました。霊感の全くない私ですが、恐怖、驚愕、そして救いを求める視線が、私に震災の恐ろしさを実感させました。
小さな漁村であった釜石は、幕末に盛岡藩士の大島高任が日本で初めて西洋高炉を実用化したことを契機として大きく発展しました。その橋野高炉跡は世界遺産(明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業)となっています。釜石製鐵所の実業団チーム「新日鉄釜石ラグビー部」は、1978年から1984年に日本選手権を7連覇し、「北の鉄人」と呼ばれていました。
その後の鉄不況や東日本大震災の被災により人口が減少し、現在の人口はほぼ100年前の人口になってしまいました。
今回の旅の行程は次のとおりです。
1日目:二戸駅からバスで久慈駅前へ移動。レンタカーで久慈を観光。
2日目:三陸鉄道で久慈から宮古へ、浄土ヶ浜を観光後、宮古から釜石へ移動し観光。
3日目:三陸鉄道で釜石から盛(大船渡)へ移動、BRTで陸前高田へ行き、奇跡の一本松と対面、仙台から帰る。
コロナ禍のため、帰宅後2週間以上経過してから旅行記を公開しています。
今回の記録には、2011年11月当時の写真(刺激の少ないもの)も入れています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
-
宮古駅から釜石行きの1014Dに乗りました。
-
大槌川の防潮堰堤です。大槌駅のすぐ北側です。
-
大槌駅前の工事現場。
-
三陸鉄道の釜石駅です。
-
隣にはJR釜石線の釜石駅があります。
-
駅の向かい側には、東日本製鉄所釜石工場(もとの新日鐡住金・釜石製鐡所)の建物。
-
釜石と言えば、鉄の町です。釜石駅前でバスに乗り、釜石大観音入口でバスを降りて、坂道を上ります。この坂道が結構キツイです。
-
やっと見えました、鉄の歴史館。
-
鉄の歴史館、入り口。ほとんどの方はここまで車で来ているようです。
釜石の製鉄業に携わった先達の偉業(とりわけ大島高任先生の偉業)を後世に伝え残すために昭和60年(1985年)にオープンしました。 -
鉄の歴史館、見所が大きく掲示されています。
平成6年(1994年)に鉄の総合資料館としてリニューアルしました。 -
1階の橋野高炉跡三番高炉の原寸大模型。この模型を使って映画が上映されました。
-
橋野高炉は、日本最古の洋式高炉でした。橋野高炉で使われていた原材料。
-
釜石第1高炉の1/70模型。
-
釜石第1高炉の1/70模型。
-
1階の展示室。
-
1階の展示室。
-
永代たたら模型。粘土で築いた長方形の炉(中央)に砂鉄と木炭を加え、左右の吹子から空気を送る仕組み。この装置により、飛躍的に効率が良くなりました。
-
安政5年(1858年)に大島高任先生の指導によって築造された橋野高炉の模型。
-
大島高任先生像、
-
中庭から見える釜石湾。釜石大観音像のお背中が見えます。
-
中庭のオブジェ。
-
星蝕。1985年、森田玖吾氏の作品。
-
サイ太郎。
-
釜石鉱山産、最後の発掘磁鉄鉱。
-
磁鉄鉱。石に鉄製の金具が吸い付きました。
-
ロビーに置かれた「鎖と鉄鉱石」。
-
2階の展示室。
-
2階の展示室。
-
日本製鉄釜石製鉄所の守護神社である山神社(さんじんじゃ)の鳥居に掲げられている扁額(複製)。
-
橋野銑の宝剣。
-
田中長兵衛氏像。官営釜石製鉄所の払い下げを受け、釜石鉱山田中製鉄所を設立。後に、台湾・基隆の金瓜石鉱山の採掘権を得て、大成功しました。
-
横山久太郎氏像。釜石製鉄所の払い下げを受け、初代釜石製鉄所所長として活躍。今も釜石製鉄所の構内に二人の銅像が並び建っているそうです。
-
昭和50年頃の釜石高炉を描いた絵。
-
3階の壁。
-
3階は細長い部屋で、この壁が展示されています。
-
アンモナイト・レプリカ。
-
アンモナイト・レプリカ。
-
釜石市の姉妹都市であるフランスのディーニュ・レ・バン市で発掘された1億9,500万年前のアンモナイト化石群の大露頭を、そのまま巨大な複製として展示しています。
-
巨大なアンモナイト化石。
-
アンモナイト化石。
-
この壁は4階まで続いています。
-
4階の通路から、もっと近くで壁を見ることができ、すごい迫力のある展示です。
-
4階の展望テラス。
-
釜石湾が一望できます。中央に釜石大観音のお背中。
-
釜石大観音の左に、石應禅寺がちょっとだけ見えています。
-
ストックアンカー。10万トンクラスのタンカー用で、重さ10トン。
-
ガス燈。安政2年に大島高任先生が石炭ガスを照明に使用したのが起源だそうです。
-
SEVEN RED BOXES。1985年、田中勲氏の作品。
-
閉館間近、すっかり暗くなりました。この後バス停に戻り、バスを待つこと約20分、バス停は真っ暗でとても心細い時間でした。
-
サンルートホテル釜石。9年前もこのホテルに泊まりました。当時、釜石で営業しているホテルは2つだけだったと記憶しています。1階は津波被害で壊れたままでした。
-
非常階段から2階に上がり、廊下に机を置いて受付をしていました。
ホテルの受付(2011年11月)。 -
夕食はルームサービスにしました。街を歩くと泣いちゃいそうだし、それに、このカレーセットが税込み500円(ビールは別)なんです。とても美味しかったです。
-
1階レストランの入り口。
-
普通はブッフェ形式の朝食です。パンフレットの写真から。
-
コロナ禍の朝食です。とても豪華な朝食でした。美味しくいただきました。
-
ホテルの部屋から、北側の景色(駅は西方向)。
-
北側の景色(2011年11月)。
-
ホテルの外壁に津波の高さが表示してありました。4m位でしょうか。
-
ホテルサンルート釜石。
-
ホテルの向かい側のこのローソンは、9年前も営業していました。食料を調達したお店です。
-
駅まで歩いて向かいます。
-
釜石市のマンホール蓋。伝統芸能の「虎舞」が描かれています。
-
虎舞のカラー版もありました。
-
甲子川の対岸に見える工場は、日本製鉄の釜石火力発電所。
-
甲子川の袂に造られた橋詰広場。
遡上する鮭の群れをデザインした「遡る」像。 -
釜石駅前に立つ大島高任先生像。
-
大島高任先生像。
-
駅前広場に置かれた「ものづくりの灯は永遠に」と題した「誇りの炎」。
-
「誇りの炎」。鉄づくりにかけた誇りと情熱を引き継ぐ炎として、休止する高炉から採火して保存しています。まさに鉄人達の誇りです。
-
近代製鉄発祥150周年宣言の碑。
-
復興の鐘。東日本大震災の合掌モニュメントです。誰もお参りしていませんでしたが、一人で鐘を突きました。
-
鐘には「鎮魂」「復興」「記憶」「希望」の4つの言葉が刻まれています。
-
釜石港、瓦礫が積まれていました(2011年11月)。
一定量が集まると流出防止のためにシートが被せられていました。 -
釜石港、瓦礫の山は廃車でした(2011年11月)。
-
2020年は、JR釜石線70周年のお祝いの年でした。
-
ラグビーボールのオブジェ。
-
こちらもラグビーをイメージしています。
-
三陸鉄道釜石駅の入り口には、ウサギが佇んでいました。釜石駅は、広場の脇にローソンがあります。駅近にコンビニがあるって本当に便利です。
今回の旅の最終章、陸前高田へ向かいます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
東北の旅
-
仙台駅近のAERは無料展望台です
2016/12/22~
仙台
-
福島空港はウルトラマンの国だった
2017/03/31~
須賀川
-
立石寺の1,000余段を登ったので、煩悩が消えた(かも知れない)
2018/10/26~
山形市
-
北前船で財を成した本間家の宝ものを巡る
2020/10/08~
酒田
-
国宝・羽黒山五重塔と三神合祭殿への参拝
2020/10/09~
羽黒・余目
-
象潟の夕日
2020/10/09~
象潟・にかほ
-
3.11伝承ロード/久慈
2020/10/31~
久慈
-
3.11伝承ロード/久慈~宮古
2020/11/01~
宮古
-
3.11伝承ロード/宮古~釜石
2020/11/01~
釜石
-
3.11伝承ロード/釜石~陸前高田
2020/11/02~
陸前高田・住田
-
津軽周遊(1)竜飛岬を目指して出立
2021/06/05~
津軽半島
-
津軽周遊(2)竜飛崎から北海道を見た
2021/06/05~
津軽半島
-
津軽周遊(3)竜泊ラインを南へ、さらに十三湊から高山稲荷
2021/06/06~
津軽半島
-
津軽周遊(5)津軽鉄道と太宰治と斜陽館
2021/06/06~
五所川原
-
津軽周遊(4)世界遺産・亀ヶ岡石器時代遺跡
2021/06/06~
津軽半島
-
津軽周遊(6)岩木山を追って金木から弘前城
2021/06/07~
弘前
-
津軽周遊(7)世界遺産・白神山地から岩木山神社
2021/06/08~
白神山地
-
津軽周遊(8)青森市内観光を満喫しました
2021/06/08~
青森市内
-
津軽周遊(9)最終章は縄文時代を時空旅行
2021/06/09~
青森市内
-
仙台に出張したので、仙台朝市から仙台駅東口の藤村広場あたりを歩きました
2022/06/08~
仙台
-
陸奥国一宮・塩竈神社に参拝しました
2022/06/09~
多賀城・塩釜・利府
-
JR東北本線のもう一つの終着駅・利府駅には何がある?
2022/06/10~
多賀城・塩釜・利府
-
会津若松の街中を朝散歩しながら駅へ向かいました
2022/06/10~
会津若松
-
志波彦神社と御釜神社に参拝して、街歩きもしました
2022/06/10~
多賀城・塩釜・利府
-
バスツアーで奥会津を巡るたび(前編)
2022/06/11~
金山・昭和・会津美里
-
バスツアーで奥会津を巡るたび(後編)
2022/06/11~
金山・昭和・会津美里
-
秋田に出張したので、佐竹氏の居城だった久保田城址の千秋公園を歩き、翌朝、三吉神社に参拝しました
2022/10/13~
秋田市
-
秋田に出張したので、謎多き「なまはげ」国を探検しました
2022/10/14~
男鹿
-
秋田に出張したので、八郎潟を探検して八郎潟にある海抜0mの富士山頂を制覇しました!
2022/10/14~
八郎潟周辺
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
釜石(岩手) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 東北の旅
0
78