2022/06/09 - 2022/06/10
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2022/06/09
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ホテルグランドパレス塩釜
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本日は金曜日ですが、休みを取って塩竈神社に参拝します。
陸奥国一之宮として知られる塩竈神社ですが、今までお参りしたことがありませんでした。松島は何度も行っているのですが、塩釜は素通りでした。それは私一人ではなく、知人に聞いても同じような人が多いのです。
塩竈神社の創建は詳らかではありませんが、平安時代初期、嵯峨天皇の御代に編纂された弘仁式に記録があります。塩竈神社の創建と発展には国府多賀城の存在が大きく影響しているようです。
その後は伊達家歴代藩主の崇敬により繁栄しました。現在の社殿は伊達家四代綱村公から五代吉村公に亘り9年の歳月をかけて造営されたもので、宝永元年(1704年)に竣工されました。
それより前の元禄2年5月8日(1689年6月24日)、松尾芭蕉と河合曾良は塩竈に到着、法蓮寺の門前に宿を取り、翌9日の早朝に塩竈神社に参拝しました。二人が訪れたときには志波彦神社は鎮座されておらず、境内の様子も私たちが見る光景とは少し違っていたことでしょう。
1日目
仕事。
2日目
朝、仙台駅周辺を散策してから仕事。
勤務終了後、塩釜市に移動。
3日目
塩竈神社、志波彦神社、御釜神社に参拝、周辺を散策し、利府駅に移動。
仙台駅前から高速バスで会津若松市へ移動。
4日目
会津若松市街を散策し、奥会津を巡るバスツアーに参加、帰路でアクシデント発生!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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出張の仕事を終えて、仙台駅から仙石線に乗ります。
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今回もマンガッタンライナーⅡがやって来ました。
人造人間キカイダー。 -
仮面ライダー。
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猿飛エッちゃんのエッちゃんとプク。
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003フランソワーズ・アルヌールと001イワン・ウイスキー。
サイボーグ戦士の紅一点、設定は16歳です。 -
やっぱり先頭車に乗ってしまいます。
仙石線は、陸前原ノ町駅までが地下、その先は高架を走ります。
間もなく本塩釜駅です。 -
中央の「むすび丸」は、伊達政宗公をモデルにしている仙台・宮城観光PRキャラクター。
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本塩釜駅の改札口。
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駅構内のオブジェ。塩竈は本マグロの水揚げ日本一と書いてあります。
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神社参道口から出ました。
反対側の出口はアクアゲート口です。 -
駅舎の外にはストーン・アート。
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駅舎の外にはストーン・アート。
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ポストの上にも本マグロ。
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杜とさかなのまち塩竈。
仙台と松島のほぼ中間地点です。松島が有名すぎて、塩釜を素通りしてしまう人が多いそうです。 -
これもストーン・アートかと思ったら、違いました。
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「あの日を忘れない」。3.11津波襲来からの復興を願う石碑でした。
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平成3年に退役した大型巡視船おじかの錨。
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塩竈市のマンホール蓋。太陽に黒潮をイメージした市章を中心に据えて、市の花・白菊をあしらってます。
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当日はホテルグランドパレス塩釜に泊りました。
塩釜にはあまり宿泊施設がありません。仙台か松島に泊る人が多いからです。 -
ホテルグランドパレス塩釜から見た本塩釜駅。
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ホテルグランドパレス塩釜の客室。
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塩釜料理 翠松亭で夕食をいただきました。
本塩釜駅からホテル行く途中にあったので、ここにしました。 -
19時ころでしたが、私の他には1組だけでした。
浦霞と肴を数品いただきました。これは鯨の竜田揚げ、小学校の給食を思い出して頼んでしまいましたが、もう少しカラッと揚げてほしいですね。 -
朝食は、ホテルのチェックイン時に和定食を選びました。
美味しくいただきました。 -
塩竈市 壱番館庁舎。とても目立つ建物です。1Fにホール、3Fと4Fが図書館(一部が歴史展示室)、屋上が展望台になっているので、後で寄ってみましょう。
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塩竈観光の後、利府へ移動することにしたのでバス停をチェックに来ました。
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しらかし台行きのバスが利府駅に寄るのですが、朝夕中心です、
14:34のバスを念頭に置いて行動することにしました。 -
駅にもホテルにも観光パンフレットなどはありませんでした。
スマホのグーグルマップが頼りです。 -
ここは希望の広場らしい。
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芭蕉・船出の地。当時はこの辺りまで入り江だったようで、元禄2年5月9日(1689年6月25日)、朝から塩竈神社に参詣した松尾芭蕉と河合曽良は正午頃にこの地から船で松島へ向かいました。
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太田與八郎商店。船出の地のすぐ側です。
太田家は代々「與八郎(よはちろう)」を襲名し、塩竈神社の門前で旅籠屋を営んできました。四代目のとき、味噌醤油醸造業を兼業しました。 -
丹六園。塩釜の銘菓、藻塩糖(らくがん)を変わらずに作り続けているお店です。
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大河岸橋の碑。
この通りを塩竃海道と呼んでいます。 -
塩竈百人一首の碑。
塩竃海道に沿って、石版が建てられています。 -
堀河天皇の御製、塩竈百人一首。
塩竈に所縁のある歌が選ばれているそうです。 -
大正蔵。塩竈海道でひときわ目立つ石蔵です。浦霞で知られる佐浦の倉庫として大正時代初期に建てられた「塩竈石」製の蔵です。
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塩竈海道には道標があるので迷いません。
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鹽竈神社、東参道の鳥居。
東参道は裏坂とも呼ばれ、比較的緩やかな参道です。 -
このまま塩竈海道を進みます。
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また道標がありました。
とりあえず、ここも真っすぐ進みます。 -
この道標の場所は、七曲坂の入り口です。
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阿部勘酒造店。江戸時代中期の正徳6年=享保元年(1716年)創業の酒蔵です。塩竈神社の御神酒御用酒屋として創業した為、現在もお酒を春先に奉納しています。
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伊勢物語の屏風サイン。
海道沿線には塩竈百人一首と合わせて屏風サインがあります。塩竈を舞台にした「伊勢物語」、「好色一代男」、「宇治拾遺物物語」、「都のつと」、「おくの細道」、「源氏物語」等の歴史的文学を屏風型のサインで展示したものです。 -
荻原醸造。店先の大きな仕込み樽が目を引きます。
明治20年創業の味噌と醤油の醸造元です。建物は江戸時代末期の築と伝えられています。 -
荻原醸造の仕込み樽。
樽の横に建つ石碑には「東日本大震災による津波 この地点まで到達する」と刻まれています。 -
塩竈甚句の屏風サイン。
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表参道の入り口まできました。
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東北鎮護鹽竈神社の社号標が立っています。
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お定め書。
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両側に石灯篭、その先に鳥居と石段が見えます。
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徳川幕府が招聘したフランス軍人ジュール・ブリュネが描いた男坂の絵です。明治改元頃の作品。
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表参道石鳥居。仙台藩4代藩主・伊達綱村公が寄進しました。
その時の造営奉行は、伊達騒動で知られる原田甲斐でした。 -
陸奥國一之宮の扁額。寛文3年(1663年)の建立で、当時の老中酒井雅楽頭(うたのかみ)の直筆です。
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202段の石段が聳える男坂。
松尾芭蕉が奥の細道に「石の階九仞(きざはしきゅうじん)に重り」と記しています。旅の達人にしてもこの石段を前に気を引き締めたようです。
いつ頃からか不明ですが、男坂を登ると運気アップや勝負運に繋がると云われています。 -
塩竈神社は一森山(松島丘陵の樹枝状丘陵)の尾根上、標高約50mに鎮座しており、表参道(男坂)や七曲坂、東参道(裏坂)の3つが知られています。
男坂を登るのが嫌なわけではありませんが、私は七曲坂に戻ります。 -
七曲坂の入り口に戻りました。
左手の広場は四方跡公園です。 -
塩竈九名石の一つ、「しるべの石」です。
◆南向きの面
東 七曲り水戸
南 御たいの橋
北 七曲り坂
西 御こしかけ石
◆東向きの面
塩竃昆布所 越後屋喜三郎
◆西向きの面
享保十六年龍舎辛亥 十月穀旦 -
四方跡(よもせき))公園の鞘堂。ここには昔、氏子三祭(帆手祭・花祭・みなと祭)で渡御する御神輿が奉安されていました。
四方跡公園の場所には、かつて塩竈神社の左宮一禰宜であった阿部安太夫家が約千年もの間続いていました。 -
猿田彦大神の碑(四方跡公園)。
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七曲坂(ななまがりさか)。塩竃神社の参道の中で最も古いものです。
製塩法を人々に教えた塩土老翁神(しおつちのおぢのかみ)が通ったとされている道で、境内で最も神聖な場所となっています。
近年までこの険しい坂道は祭礼の際に神輿が通る道となっていました。 -
坂道を登っていきます。
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二つ目の曲がり。
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三つ目の曲がり。樹叢の中を登ります。
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四つ目の曲がり。
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五つ目の曲がり。眺望は全くありません。
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六つ目の曲がり。
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七つ目の曲がり。塩土老翁神の息遣いが聞こえるようでした。
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七曲坂を登り切ったところ。正面に神馬舎。
前方へ向かうと左側に志波彦神社の大鳥居があります。
塩竈神社は左へ進みます。 -
神馬舎。
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昭和55年から平成19年まで金龍号が住んでいましたが、馬齢28歳にして亡くなったそうです。
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塩竈神社へ向かう参道と鳥居。
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ちょっと汚れていますが、案内図がありました。
右下が北方向になっています。 -
鳥居。
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鹽竈神社の額。
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石段を登ります。
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大きな絵馬で手水舎が塞がれていました。
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手水。
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東神門。実業家・片倉直人氏の寄進により、昭和16年10月竣工。
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参道が続きます。
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舞殿。
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伊達綱村公顕彰碑。
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撫で牛。コロナ感染予防のため、撫でるのは禁止でした。
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手水舎。
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随神門。表参道の202段を上ると正面にあります。
平成14年12月、本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟と、石鳥居1基が、国の重要文化財の指定を受けました。 -
随神門の前の狛犬。
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随神門の前の狛犬。
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随神門から唐門の景色。
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随神。向かって右側の左大臣(口を開いている年配者)。
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随神。向かって左側の右大臣(口を閉じて、壮年)。
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ずんぐりした延享4年(1747年)奉納の狛犬。
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ずんぐりした延享4年(1747年)奉納の狛犬。
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石灯籠。貞山運河の竣工に際し和田房長が献納したもので、貞山運河の遺構として残る貴重なものです。
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唐門と廻廊。拝殿・本殿を取り囲むように廻廊が巡らされています。
唐破風をもたないため、重要文化財の指定では唐門(屋根に唐破風がついた門)ではなく、単に「門」とされています。 -
唐門の扁額。一宮鹽竈三社大明神。
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文化灯籠。伊達家9代藩主周宗公が幕命により蝦夷地警備に出役、 無事任務遂行を感謝して文化6年 (1809年) に、 銅鉄合製の精巧な花鳥、 動物をはめこんだ大灯籠を寄進しました。 竿には儒学者田辺匡敕の由来記が刻銘されています。 高さ4.8m
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唐門の内側。門を潜ると正面(写真左)に左右宮拝殿(さゆうぐうはいでん)、右側に別宮拝殿(べつぐうはいでん)が鎮座しています。普通なら正面に主祭神と思うのですが、とても不思議な配置です。創建も不詳なのですが、綱村公が再建されるまでは御祭神もはっきりしていなかったようで、謎の多い神社です。
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別宮拝殿。塩竈神社の主祭神である鹽土老翁神(しおつちのおぢのかみ)をお祀りしています。別宮の別は、特別の意味で、塩の神・安産の神として庶民の信仰を集めています。
鹽土老翁神は「古事記」「日本書紀」の海幸彦・山幸彦の説話に登場し、釣り針を失くして困っていた山幸彦に目無籠(隙間のない籠)の船を与え海神(わだつみ)の宮へ案内しました。 -
文治の神燈。文治3年(1187年)7月10日に、奥州藤原氏第三代藤原秀衡の三男・忠衡が奉納しました。父・秀衡の遺志を継いで、自分の命に代えてでも源義経を守るという誓いを込めたものです。
松尾芭蕉は、彼は勇義忠孝の士也と讃えています。 -
左右宮拝殿。唐門をはいって正面に鎮座しています。
左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)、右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)をお祭りしています。
武甕槌神(茨城県鹿島神宮の主祭神)、経津主神(千葉県香取神宮の主祭神)は共に高天の原随一の武の神として国譲りに登場しており、社伝によれば、東北地方を平定する役目を担った二神を道案内したのが鹽土老翁神であるとされています。
東国三社参りをしたときの旅行記も合わせてご覧ください。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11558375/ -
境内の末社。向かって右から、神明社、八幡神社、住吉神社、稲荷神社が祀られています。
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老杉御神木。樹高31m、胸高周囲6.1mの杉の大木で、樹齢600年と推定されています。
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別宮本殿。
参拝を終えて東神門へ戻る途中、参道から見えました。
続いて、お隣に鎮座する志波彦神社をお参りしましょう。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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