2020/10/09 - 2020/10/10
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FUKUJIROさん
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羽黒山を参拝した爺二人は、象潟を目指してレンタカーで移動です。
象潟の九十九島は、鳥海山の麓に点在する103余りの島々が入り江に浮かぶ景勝地で、東の松島、西の象潟と並び称される名勝でした。
松尾芭蕉と曽良の二人も「おくのほそ道」で象潟を訪れ、芭蕉は「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むがごとし」と評しました。
芭蕉が訪れてから115年後の享和4年(1804年)、大地震で海底が隆起したため島々は陸地に点在する小高い丘になってしまいましたが、今も国指定天然記念物となっています。
1日目:東京から新幹線つばさで山形県新庄へ移動。
レンタカーで酒田市へ移動し、歴史の勉強。
2日目:羽黒山を参拝。鉾立展望台から鳥海山を観望。
3日目:象潟を観光、新庄駅から帰京。
コロナ禍のため、帰宅後2週間以上経過してから旅行記を公開しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
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酒田市内からも綺麗に見えていた鳥海山ですが、秋田県側の鳥海ブルーラインからの眺望が良いということで鉾立展望台にやってきました。駐車場は300台収容可能とのことですが、当日はこんな感じでした。
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食事休憩が可能な国民保養センター稲倉山荘。隣接して宿泊可能な鉾立山荘もあります。ただし、鳥海ブルーラインは、降雪期の10月下旬~4月下旬までは閉鎖されます。
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この先が駐車場横の鉾立山荘展望台です。
ここから10分ほど歩くと鉾立展望台があり、さらに眺望が素晴らしいようですが、気温も下がってきたので、ここで満足でした。 -
中央の山が鳥海山です。
秋田県と山形県の県境に広がる標高2236mの山です。 -
奈曽渓谷(なそけいこく)。展望台の真下の深さは340mもあり、東京タワーがすっぽり入ってしまうほどです。
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奈曽渓谷を削った奈曽川、日本海が見えています。
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七竈(ななかまど)。展望台の脇に成っていました。
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象潟夕日の宿・さんねむ温泉。
「夕日を眺めながら入れる天然温泉」のキャッチフレーズを見て予約しました。残念ながら空一面を雲が覆っていました。 -
島倉千代子さんが「象潟小唄」という歌を出していたようです。
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お部屋から見えた西の空。わずかに赤っぽくなっています。
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荷物を片付けて、お風呂へ行く前に空を見たら、ずいぶん光っています。
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「夕日を眺めながら入れる天然温泉」も魅力的でしたが、夕日を見逃してはいけないので、お部屋から鑑賞します。
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日没です。空が真っ赤に染まりました。手前の建物は海苑蕉風荘というホテルですが、奥の陸地はどこでしょうか?飛島は30kmも沖合ですから違いますね。
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ホテルのロビー、吊し雛。
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吊し雛。
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象潟出身の画家・池田修三氏。
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1992年のデッサン。ロビーに展示してありました。
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朝食です。野菜が多くてうれしいです。
昨夜の食事は、海の幸がいろいろと出てとても美味しかったです。 -
朝食を終えて、芭蕉も訪れた坩満寺に来ました。お寺の周辺一帯が広く整備されています。ホテルのすぐ近くで歩いても10分ぐらいの場所でした。
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観音菩薩像。
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惣助翁顕彰碑。地元の治水工事に貢献された方です。
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山門は江戸時代の建造で、中に仁王像が安置されています。山門の瓦には、蚶満寺が閑院宮家の御祈願所となっていることから、菊の紋章が用いられています。
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山門には立派な彫刻が施されています。
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山門の彫刻(右側)。
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山門の彫刻(左側)。
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矢島藩生駒氏の奇進とされる金剛力士(仁王)像を安置しています。
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矢島藩生駒氏の奇進とされる金剛力士(仁王)像を安置しています。
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山門を抜けると広場になっています。
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拝観受付所。
早朝、といっても8:30過ぎですが、どなたもいませんでした。 -
番猫でしょうか。
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この子は足下にすり寄ってきました。
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阿弥陀様でしょうか。
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六地蔵。
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地蔵堂。江戸時代の建立と推定されています。
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蚶満寺本堂。御本尊は釈迦如来です。
寺伝によると平安時代の仁寿3年(853年)に慈覚大師円仁によって開創したと伝わります。北関東や東北地方には円仁さんが開いたお寺が多いです。 -
現在は曹洞宗のお寺です。
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史跡庭園へ続いています。
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観音堂。
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奉納された観音像が安置されていました。
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蚶満寺の七不思議、最も奇妙な「夜泣きの椿」です。寒中の夜中に花を咲かせ、寺の周辺で凶事が起こる前後に夜泣きするという言い伝えが残っています。
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こちらも蚶満寺の七不思議、北条時頼の躑躅(別名、咲かずのツツジ)です。
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タブの木。
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出世稲荷堂。
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出世稲荷堂。還暦過ぎては出世も望んでいませんが、お参りしました。
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親鸞聖人腰掛の石。と言っても、親鸞聖人がこの地に来られたということではありません。
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肥前島原の西方寺にあった親鸞聖人が腰掛けたとされる石を、切支丹ノ変を避けるために、安永6年(1777年)に信者が蝦夷地に輸送中、時化に遭遇してしまい象潟に陸揚げして坩満寺に納めたといわれています。
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こちらも蚶満寺の七不思議、猿丸太夫姿見の井戸。
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象潟島の碑。坩満寺のあるこの地は象潟島という島だったときの跡。
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舟つなぎの石。
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こちらも蚶満寺の七不思議、西行法師の歌桜。
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象潟の先人で松島瑞巌寺の尼僧となった貞女紅蓮尼の碑です。
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鐘堂。
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鐘堂。
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公園内の西施(せいし)像。中国の春秋時代末期、越の国の王は、呉王の心を乱すために絶世の美女西施を敵国に差し出しました。西施は救国のヒロインとして今も讃えられています。
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西施像。松尾芭蕉が象潟で詠んだ「象潟や 雨に西施が ねぶの花」の西施です。
芭蕉は、彼女の悲劇的な人生と象潟の風景を重ね合わせました。 -
松尾芭蕉像。象潟は「おくのほそ道」最北の目的地でした。
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芭蕉像。それにしても昔の旅人はミニマリストですね。
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白瀬南極探検隊記念館。
日本人で初めて南極に到達した白瀬矗(しらせのぶ)陸軍中尉の出身地である旧金浦町に造られた記念館です。坩満寺から車で15分ほどでした。 -
この▲は南極の氷山をイメージしています。
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歩道のガード柱、魚の頭。
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歩道のガード柱、犬。
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歩道のガード柱、ペンギン。
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白瀬南極探検隊記念館。入館料は大人300円ですが、コロナ禍のため無料でした。
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入り口。ペンギンがお出迎え。
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開南丸(かいなんまる)は、白瀬矗が南極探検に使用し木造帆船です。命名は、東郷平八郎元帥です。明治45年(1912年)1月、南極大陸に上陸しました。
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開南丸の船内の様子。
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開南丸の1/30模型。全長30.4m、204総トン。わずか18馬力の補助動力が付いていました。現在の新しらせは、12,650トンですから、本当に小さな船でした。
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南緯80度5分の日章旗。明治45年(1912年)1月28日に到達しました。
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館内の展示。
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南極の氷。コロナ禍のため、触れませんでした。
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昭和43年(1968)年12月19日、第9次越冬隊が初めて南極点に到達した際の大型雪上車「KD-605」です。当時のままで展示されています。
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2014年、「機械遺産」に認定されました。
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雪上車の内部。平常時は乗車可能ですが、コロナ禍のため乗車できませんでした。
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雪上車の内部。
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雪上車の内部。
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浄蓮寺書院(復元)。白瀬南極探検隊記念館の裏に建っています。
白瀬中尉が太平洋戦争の空襲を避けるため、郷里の金浦町(生家・浄蓮寺)に疎開していた昭和19年(1944年)8月から翌年9月まで夫人とともに暮らしていました。 -
浄蓮寺書院は、老朽化にともない取り壊すことになりましたが、多くの人の願いにより平成8年に移築復元されました。
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白瀬中尉が引っ越した先は、埼玉県片山村(現在の新座市)でした。疎開前から埼玉県に居住していたとは知りませんでした。
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道の駅「ねむの丘」でお土産を買いました。
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才の神横町と名付けられた一角がありました。
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こちらが御祭神の才の神様です。
「ねむの丘」の展望台から九十九島が見渡せると聞いていたのですが、すっかり忘れてしまいました。 -
新庄駅に戻ってきました。象潟は晴れていましたが、こちらは曇り空でした。ここでも氷山と同じ▲がありましたが、こちらは樅の木をイメージしています。新庄市の木が、樅の木なんです。
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台風14号の接近が出発前から心配でしたが、旅先ではほとんど影響もなく、爺二人は楽しく過ごしました。新庄駅15:17発のつばさ150号で帰京しました。
帰宅後、無事に2週間が過ぎました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- travelさん 2021/04/02 13:17:42
- 夕日
- FUKUJIROさん、はじめまして!
さんねむ温泉から綺麗な夕日が見られて良かったですね。
私は2泊しましたがFUKUJIROさんのような完璧な夕日はみられず残念でした。
やはり冬季の夕日は難しいですね。
像潟はのんびりとしていい温泉地で私は気に入りました。
ティラノの旅行記に訪問頂き有難うございます。
行こうと思えば躊躇うことなく不安も無く自由に旅立てた頃が懐かしいです。
フォロ-もして頂き有難うございます。
自然を巡る一人旅が好きです。
どうぞ宜しくお願い致します。
travel
- FUKUJIROさん からの返信 2021/04/02 14:58:24
- RE: 夕日
- travelさん、こんにちは。初めまして。
私も一人旅(出張ついでの旅)が多いのですが、さんねむ温泉に泊まったときは大先輩と一緒でした。還暦過ぎましたが、未だに先輩には頭が上がりません。
こういう体質は、今どきアウトかなとも思いつつ、変えられません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
> FUKUJIROさん、はじめまして!
> さんねむ温泉から綺麗な夕日が見られて良かったですね。
> 私は2泊しましたがFUKUJIROさんのような完璧な夕日はみられず残念でした。
> やはり冬季の夕日は難しいですね。
> 像潟はのんびりとしていい温泉地で私は気に入りました。
> ティラノの旅行記に訪問頂き有難うございます。
> 行こうと思えば躊躇うことなく不安も無く自由に旅立てた頃が懐かしいです。
> フォロ?もして頂き有難うございます。
> 自然を巡る一人旅が好きです。
> どうぞ宜しくお願い致します。
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