2021/05/28 - 2021/05/28
19位(同エリア412件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
2021年「秘境!路線バス乗り継ぎ旅・第3弾」は、関東一都三県に緊急事態宣言が発出されている中、関東を脱出し、米どころ「新潟県」へお邪魔します。旅の拠点は、JR磐越西線沿いにある「三川温泉(東蒲原郡 阿賀町)」に二泊し、路線バスと鉄道を乗り継いで阿賀町を散策します。旅最終日は磐越西線で会津(福島県)に入ります。
最終回はJR磐越西線・野沢駅前にある会津バス野沢営業所から西会津町民バス(会津バスが受諾運行)に乗り、西会津町の秘境「極入集落」へ向かいます。その後は、磐越西線に乗り会津若松駅まで移動、会津若松駅からは高速バスに乗り、会津の象徴「磐梯山」を眺めながら車内宴を楽しみます。
※表紙…上極入バス停(西会津町民バス)
<関連旅行記>
■[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 高速バスで行く新緑の越後路!新潟のB級グルメ「みかづき イタリアン」
https://4travel.jp/travelogue/11732136
■[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 珍しい!高速道路を走る町営バス「阿賀町バス」と長閑な田園地帯にある「三川温泉」
https://4travel.jp/travelogue/11732534
■[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 5人で運行する新潟交通観光バス「津川営業所」と雁木発祥の地「津川地区」を散策!
https://4travel.jp/travelogue/11737453
■[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 運賃無料!鹿瀬(かのせ)コミュニティバスで行く県境の秘境駅「JR磐越西線・豊実駅」
https://4travel.jp/travelogue/11740608
■[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 3日目:前編] JR磐越西線(津川~野沢)乗り鉄記と絶品!西会津町の名物「会津野澤宿味噌ラーメン」
https://4travel.jp/travelogue/11745355
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【前編 振返り】
・左上…三川温泉からバスに乗車。(昨日と同じ運転士)
・右上…阿賀野川深戸橋梁の人道橋。(チャレンジ失敗)
・左中…鹿瀬駅から会津若松行に乗車。
・右中…阿賀野川徳沢橋梁を渡ると福島県。
・左下…野沢駅(福島県 耶麻郡 西会津町)に到着。
・右下…会津野澤宿味噌ラーメンを食べる。(えちご家) -
【旅行3日目のルートマップ】
磐越西線は何回も完乗していますが、途中下車をしながらの旅は今回が初めてです。 -
食事を終え駅へ向かいます。
正面には飯豊連峰が見えます。少し雲がかかっていますが良い眺めです。野沢駅 駅
-
野沢駅は、西会津町が受託する簡易委託駅となっています。
女性の駅員さんが勤務しているので駅舎は整理整頓され綺麗ですね。 -
待合室には野沢駅の写真が十数点展示してあります。
【写真】
・1913年(大正2)8月1日開業時。 -
【写真】
・撮影日不明(昭和40年代後半~50年代前半と思われます) -
【写真】
・昭和30年代撮影。 -
駅からメイン通りを一枚。
これから西会津町民バス(会津バスが受諾運行)に乗車しますが、バスは駅構内に入らないため、駅前にある会津バス野沢営業(画像)へ移動します。 -
■ご当地マンホール[西会津町]
町の花「オトメユリ(ヒメサユリ)」がデザインされています。
※オトメユリは福島・新潟・山形県境・宮城県南部にしか咲かない花。 -
■会津バス野沢営業所
かつては西会津町をメインに運行していましたが2002年(平成14)に全8路線を廃止し、現在は西会津町からの受託運行をしています。この他に会津坂下(ばんげ)町を結ぶ「野沢坂下線」と会津若松市を結ぶ高速バス「野沢若松線」も運行しています。
■西会津町民バス
町内の小・中学校統合により新たなスクールバスの運行体系が必要になったことや、会津バス(会津乗合自動車)への赤字補てんの増大が見込まれるため、既存路線を全廃し、スクールバスと統合した形の町民バス運行に切り替えました。 -
乗降口にはステップが付いており、お年寄りや子供に優しい配慮となっています。車体の前面や側面には「NsiAizu Let's Go Shuttle」のロゴが入っています。
-
乗車時、運転士に往復乗車の旨を伝えます。
全線均一運賃(200円)の為、整理券発行器・運賃表示器は無く、小さな運賃箱が設置されているだけです。
12:30 会津バス野沢営業所(野沢駅前)を発車しました。(乗客は3名) -
これから取材する「極入・徳沢線」は、西会津町内を走る「定時定路線バス」では最長の28.6km(※BTS計測)です。途中、JR磐越西線「上野尻駅」と「徳沢駅」を経由します。
※定時定路線…決まった経路、決まった時刻に運転する路線のこと。 -
極入・徳沢線は、予約不要の「定時定路線バス(平日のみ運行)」が1日2往復と予約制の「デマンドバス」が1日4往復運行されます。
■西会津町民バス
https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/soshiki/3/728.html -
イチオシ
国道49号線を走行中です。(アクセル全開!)
野沢駅前を発車して12分、遠くには飯豊連峰が見えるではありませんか~絶景!
■飯豊連峰(いいでれんぽう)
2000m級の山々が連なり、最高峰は大日岳の2128mです。 -
12:46 上野尻駅に着きました。(野沢駅前から16分:3分遅れ)
■上野尻駅
駅舎はJAとの合築でしたが、2008年頃にJAが撤退、2021年4月1日に乗車券委託販売を取り止め、現在は完全な無人駅となっています。上野尻駅 駅
-
既に田植えが終わっています。
青空と緑のグラデーションに癒されます。 -
バスは旧会津街道(越後街道)・宝川地区に入りました。
宿場町の雰囲気が漂うので後日調べたところ、西会津町では「野澤宿」と「上野尻宿」の2箇所しかありませんでした。勘がハズレました。 -
野沢駅前から31分、先ほど列車で通過した新潟県と福島県の県境に架かる磐越西線「阿賀野川徳沢橋梁」の下を通ります。(この後、徳沢駅前を通過しますが撮影は復路で撮影します)
■阿賀野川徳沢橋梁
1914年(大正3)竣工。橋長193.6m。 -
阿賀川(新潟県内は阿賀野川)に架かる奥川橋(国道459号線)を渡ります。
-
イチオシ
徳沢駅から600m、奥川橋から阿賀川下流を一枚。
周辺には民家が無く秘境感が何とも言えません。 -
イチオシ
国道459号線より一旦逸れ、下松集落に入ります。
のどかな景色に癒されます。 -
■旧奥川小学校前バス停
2012年(平成24)に奥川小学校など9校(分校も含む)は西会津小学校[野沢駅から徒歩13分]に統合され廃校となりました。現在は「奥川みらい交流館」として活用されており、西会津町役場奥川支所・公民館・診療所が入っています。 -
■小山入口バス停
小山集落を一枚。 -
大都市圏では見かけることが無い移動販売車ではありませんか~私が幼少の頃、母方の実家にも移動販売車が来ていました。音楽(演歌)を流しながら来るんですよね~懐かしいです。
奥川地区(20集落)で生鮮食料品を扱う唯一の商店「福島屋」の移動販売車で、各集落へ回るため準備しているようです。
■福島屋の移動販売車
奥川地区から大型スーパーへは20km以上も離れているため、車を持たないご年配の方にとって重宝されています。移動販売の営業は週5日、午後の3時間程度。約50km離れた会津若松市内で仕入れた卵や肉、菓子、総菜など約500品目をトラックに積み込み、地区内の全20集落を日替わりで回ります。(※一集落を週一で巡回) -
イチオシ
奥川を渡ると極入(ごくにゅう)集落に入ります。
-
■下極入~中極入バス停間
ラストスパート!
奥川に沿って走ります。(長閑すぎます) -
13:28 3分遅れで上極入バス停に着きました。(野沢駅前から58分)
標高302m(野沢駅155m)です。7分後にバスは折返します。 -
予約不要の「定時定路線バス」は当バス停で折返しますが、予約制の「デマンドバス」は更に6.3km先の「弥平四郎(やへいしろう)集落」まで運行します。※時刻表は未表記
-
イチオシ
のどかな景色を眺めながらの一服は格別です。
-
イチオシ
集落と西会津町民バスを一枚。
この静けさが何とも言えません。
聞こえるのは鳥の鳴き声と風の音だけです。(癒されます) -
そろそろ発車時刻となりますので車内に戻ります。
13:35 上極入バス停を発車しました。(乗客は私だけ) -
上極入バス停から23分、杉木峠を過ぎると下り坂が続きます。
途中、奥川地区では3名の乗車がありました。 -
阿賀川(新潟県内は阿賀野川)に架かる奥川橋(国道459号線)を渡ります。
-
奥川橋から阿賀川上流を一枚。
周辺には民家が無いので秘境感を楽しめます。 -
奥川橋を渡ると直ぐに磐越西線と並走します。
-
福島県最後の駅「徳沢駅」が見えて来ました。
-
14:00 徳沢駅に着きました。(上極入バス停から25分)
・1914年(大正3) 開業。
・1984年(昭和61)駅舎改築。
駅舎は西会津町役場徳沢出張所と徳沢簡易郵便局の合築で、かつて郵便局では乗車券を発売していました。徳沢駅 駅
-
上極入バス停から31分、宝川集落を通過します。
-
14:15 上野尻駅に着きました。(上極入バス停から40分)
上野尻駅 駅
-
田園地帯の磐越西線(上野尻~野沢駅間)を一枚。
遠くには飯豊連峰(画像左上)が見えます。 -
イチオシ
木々の合間から見える飯豊連峰は絶景です。
-
■よりっせ前バス停付近
国道49号線を左折すると駅前通りに入ります。 -
■よりっせ前バス停
当バス停で4名が降りました。※よりっせとは「寄ってください」の意味。
道の駅にしあいづ(2004年オープン)でも「会津野澤宿味噌ラーメン」を食べることができます。先ほどお邪魔した「えちご家」のお子さんが出店しているそうです。
■道の駅にしあいづ
http://www.w-aizu.jp/yorisse/ -
14:30 野沢駅前(会津バス野沢営業所)に着きました。(上極入バス停から55分)※バスは野沢駅構内には入りません。
-
全ての取材を終え、列車で会津若松へ向かいます。
野沢駅 駅
-
乗る列車は野沢駅始発なので3番線から乗車します。
これが面倒で、駅舎から跨線橋で1・2番線へ渡り、ホーム上を会津若松方面へ歩き、ホーム先端の構内踏切を渡り3番線へ向かいます。 -
えきねっとで事前購入した乗車券。
-
1・2番線ホームからGV-E400系一枚。
■GV-E400系
2019年8月より磐越西線(新津~会津若松間)で運用が始まった「GV-E400系」、ディーゼルエンジンの動力で発電した電力で主電動機(モーター)を駆動させる電気式気動車です。 -
やっと3番線ホームに着きました。
エレベーターの設置が無いので大きな荷物を持っての移動は疲れます。(汗) -
駅名標と列車を一枚。
<独り言>
キハ40系やキハ110系(通称:抹茶ミルク)だったら絵になるのにな~ -
イチオシ
15:20 野沢駅を発車しました。
遠くの飯豊連峰と田園風景のコラボは良い感じです。
車内は西会津高校の生徒たちで賑わっています。 -
■尾登駅[西会津町]
・1955年(昭和30)開業。尾登駅 駅
-
改札口ではご年配の女性駅員さんが集札しています。
■荻野駅[喜多方市]
・1914年(大正3) 開業。
・1978年(昭和53)コンクリート駅舎に改築。
・1985年(昭和60)簡易委託駅となる。荻野駅 駅
-
■荻野~山都駅間
阿賀川(新潟県内は阿賀野川)とボートを一枚。
1.5km下流(車窓右側)には新郷ダムがあり、流れが緩やかなのでボートの練習するには最適な場所(県営荻野漕艇場)となっています。 -
■山都駅
・1910年(明治43)開業。
・1913年(大正2) 山都~野沢駅間が開業。
・1983年(昭和58)業務委託駅となる。
・1985年(昭和60)簡易委託駅となる。山都駅 駅
-
イチオシ
■山都~喜多方駅間
一ノ戸川橋梁(次のコマを参照)から飯豊連峰を一枚。 -
※参考画像[Google]
■一ノ戸川橋梁[山都の鉄橋]
・1908年(明治41)架橋。
・1910年(明治43)磐越西線・喜多方~山都駅間開業。
長さ445m、高さ24m。
この長大な鉄橋は建設時に東洋一との呼び声が高かったそうです。「SLばんえつ物語号」運行日は絶好の撮影ポイントとなっています。 -
■山都~喜多方駅間
広がる田園風景に見惚れます。(笑) -
■山都~喜多方駅間
遠くには飯豊連峰が見えます。これで見納めでしょうか。
飯豊連峰を水源とする濁川を渡ると喜多方駅に着きます。 -
ラーメンと蔵の町「喜多方」に着きました。
■喜多方駅
・1904年(明治37)開業。(会津若松~喜多方駅間)
・1910年(明治43)喜多方~山都駅間が延伸開業。
・1914年(大正3) 野沢~津川駅間の延伸開業により磐越西線が全通。
・1938年(昭和13)日中線開業 。(喜多方~熱塩駅間)
・1984年(昭和59)日中線廃止。
・2017年(平成29)業務委託駅となる。
●日中線
喜多方駅を起点とし熱塩駅を結ぶ路線。[5駅・11.6km]
開業当初は1日6往復の運行でしたが、1958年(昭和33)のダイヤ改正で、朝1往復、夕方1往復と夜1往復の計3往復に削減、日中は列車の運行がなく、廃止までこの運行形態が続きました。喜多方駅 駅
-
会津盆地を快走するGV-E400系。
喜多方~会津若松駅間は快速運転をする列車が多いのですが、私が乗っている列車は各駅に停車します。 -
■塩川駅
・1904年(明治37)開業。
・1991年(平成3) 武家屋敷風の駅舎は塩川ふれあい会館との合築で完成。塩川駅 駅
-
遠くには会津地方の象徴「磐梯山(1816m)」が見えて来ました。
-
♪ご乗車ありありがとうございました。
♪次は終点・会津若松です。
郡山方面からの線路と合流します。
磐越西線は会津若松駅でスイッチバック式となっています。※2022年3月のダイヤ改正で郡山~喜多方駅間の電車による直通運転は無くなりました。 -
16:16 会津若松駅に着きました。(野沢駅から56分)
E721系(画像右)とGV-E400系のツーショットを一枚。
この旅行での乗り鉄は終わりました。改札口へ向かいます。会津若松駅 駅
-
恒例儀式!
駅前の「赤べこ」にご挨拶。
以前はボタンを押すと、歌に合わせ首を振ったのですが、今はダメのようです。(残念) -
駅舎を一枚。
高速バス乗換まで44分、これから買い物をします。(汗)
■会津若松駅
磐越西線・只見線・あいづ鉄道が乗り入れる会津のターミナル駅です。
・1899年(明治32)若松駅として開業。
・1917年(大正6) 会津若松駅に改称。
・1961年(昭和36)駅舎改築。
・2001年(平成13)鶴ヶ城の修復に合わせて、駅舎を城郭風に改装。
・2004年(平成16)駅舎改装。 -
駅近くにある会津若松駅食品館Pivot(JR東日本東北総合サービス株式会社が運営)で宴用の買い物をします。
会津若松駅食品館ピボット スーパー・コンビニ・量販店
-
チョッと買い過ぎたでしょうか~
・貝づくし……980円
・いさき握り…380円
・真あじ握り…398円
・ローストビーフ……557円
この後、駅にあるコンビニでアルコール類と駅弁(明朝用)を購入し、車内宴の準備が終わりました。 -
発車20分前。
高速バスに乗るため会津若松駅前にある会津バスターミナルへ移動します。 -
中に入るのは初めてです。
解放感のある待合室となっています。 -
発車時刻の15分前に入線しました。
夢街道会津号は、JRバス関東と会津バス(会津乗合自動車)の共同運行です。これから乗る17:00発はJRバス関東が担当です。 -
会津若松から都内までの正規運賃は4900円ですが、「とく割」と「ネット割」を使い、2620円で乗ることができます。※一部の席を除きシートマップで指定できます。
<ご参考>
会津若松からJR(郡山~東京間は新幹線・自由席)を利用すると「8910円」です。 -
車内は4列シートで、後部にトイレが付いています。私は最後部から2列目の9Aに座ります。
17:00 13名の乗客を乗せ、会津若松を発車しました。(乗車率32%) -
車内宴の始まり~始まりです。
お世話になった阿賀町(新潟県)と西会津町(福島県)に乾杯!
<お詫び>
コロナ感染防止のため車内の飲食はNGなのですが、ナイショで宴をさせていただきます。この場をお借りして8A・9D・10A・10D席の皆さまにはお詫び申し上げます。 -
テーブルが付いていないのでシートにツマミを置きます。もちろん汚さないように細心の注意を払います。
肉の旨味が口の中で広がるローストビーフは美味すぎです。アルコールが進みます。 -
会津バスターミナル(会津若松駅)を発車して8分、磐越自動車道・会津若松ICを通過します。
-
高速バス「夢街道会津18号」は、磐越自動車道~東北自動車道を経由しバスタ新宿まで運行します。休憩は阿武隈PAと羽生PAの2か所です。今回は途中の王子駅で下車します。
-
ビールの次は缶酎ハイ(ロング缶2本購入)です。
-
本格的な握り寿司です。
鮮度ヨシ、ネタの厚みヨシ、シャリの硬さヨシ、酢飯の加減ヨシ、下手な寿司屋で食べるよりもメチャ美味し!買って正解でした。 -
磐梯山を眺めながら宴は超格別です。
アルコールが入っているので、ついつい民謡「会津磐梯山」を口ずさみたくなります。 -
一旦、猪苗代磐梯高原ICを下り、磐越西線・猪苗代駅に着きました。
1名の乗車があり、計14名(乗車率35%)で都心へ向かいます。猪苗代駅 駅
-
田園地帯の磐越西線を一枚。
-
イチオシ
磐梯山の見納めです。
水田に映る逆さ磐梯が何とも言えません。
■磐梯山
標高1816m。
会津富士や会津磐梯山とも呼ばれます。 -
再び猪苗代磐梯高原ICを通過します。
これよりノンストップ(休憩は除く)で都心へ向かいます。 -
18:24 東北自動車道・阿武隈PA(福島県 白河市)に着きました。(会津BTから1時間24分)
お腹が満たされているので一服タイムのみです。
※2021年9月末を以ってフードコート・ショッピングコーナーは営業を終了しています。阿武隈パーキングエリア 道の駅
-
・阿武隈PAにて
夕陽に染まるバスを一枚。
18:35 阿武隈PA を発車しました。 -
20:04 東北自動車道・羽生PA(埼玉県 羽生市)に着きました。(会津BTから3時間4分)
羽生パーキングエリア (上り線) 道の駅
-
いや~驚きました。
こんなパーキングエリアは初めて見ました。
江戸時代にタイムスリップしたような感じです。
■羽生PA(上り線のみ)
近隣に日光街道「栗橋関所」ががあることや、2013年が池波正太郎の生誕90周年にあたることなどから、同年12月に池波の代表作『鬼平犯科帳』の世界観と江戸の街並みを再現した「鬼平江戸処」としてリニューアルオープンしました。
20:15 羽生PAを発車しました。
都心までもう少しです。 -
20:39 浦和料金所を通過します。
-
♪ご乗車ありがとうございました。
♪次は王子駅です。 -
20:58 王子駅に着きました。(会津BTから3時間58分)
渋滞が全く無く12分ほど早く着きました。王子駅では6名が下車しました。王子駅 駅
-
王子駅からは東京メトロ・南北線で帰ります。
日吉行(東急目黒線へ直通運転)に乗ると自宅最寄り駅の一つ手前まで乗換え無しで帰ることができます。自宅には23時前に着きました。 -
人情・お酒・お米・新緑・温泉を満喫した2泊3日の旅でした。おかげで仕事のストレスを発散することができました。回を増すごとにマニアックな旅になっています。今後の方向性が心配です。(笑)
■本日の移動距離(3日目:最終日)
・鉄道… 103.9km[143.4km]
・バス… 354.7km[868.3km]
合計 458.6km[1011.7km]
※[ ]は3日間の合算距離 -
・翌朝【2021年5月29日】
会津若松駅で購入した「三代目 小原庄助べんとう(1100円)」をいただきます。
■小原庄助べんとう【福豆屋】
1982年(昭和57)、東北新幹線の開業記念駅弁(郡山駅)として誕生したもので、40年余のロングセラーとなっています。2018年6月に3回目のリニューアルを行い、商品名に「三代目」の冠が付きました。
■福豆屋(ふくまめや)
福島県郡山市にある仕出し料理屋で、郡山駅の超人気駅弁「海苔のりべん(1100円)」も福豆屋が製造販売しています。創業は1924年(大正13)。
■小原庄助
民謡「会津磐梯山」に登場する人物で、「朝寝・朝酒・朝湯好き」で財産をつぶしたと言われています。私の人生の師匠です。(笑) -
二段重ねの豪華な駅弁。
彩りが良いですね~どれから箸を付けてい良いのか悩みます。
<画像左>
・焼鮭
・にしん昆布巻
・海老磯辺揚げ
・豆みそ
・鶏肉の酒粕味噌焼
・煮物(人参、竹の子、椎茸)
・なめこそばの実あえ
・手まり餅
<画像右>
・しめじご飯 菜の花醤油漬けのせ
・白飯 刻み梅のせ
---------------------------------
ネーミング通り、朝酒がしたくなる駅弁でした。(笑)
何も知らずに会津若松駅で購入しましたが、郡山駅弁のレベルの高さには驚きました。次回は人気「海苔のりべん」を食べたいですね。ご馳走さまでした。 -
【御礼】
旅行計画時、新潟市内と阿賀町を結ぶ「阿賀町バス(高速バス)」や阿賀町を走るコミュニティバスについて「阿賀町 まちづくり観光課 まちづくり係」ご担当者さまよりアドバイスを頂戴しました。この場をお借りして御礼申し上げます。 -
新企画!「レトロな駅舎を巡る旅」
記念すべき1回目は、3泊4日で富山地方鉄道を回ります。
お楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
秘境!路線バス乗り継ぎ旅
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 神奈川・静岡・山梨の3県から眺める「富士山」と富士吉田名物「吉...
2020/04/09~
富士吉田
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] のどかな山村地帯を走る富士急バス「道志線」と絶景露天風呂の道志川...
2020/04/09~
都留・道志
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 神奈中バス【三56系統】で道志村(山梨県)から相模原市(神奈川県...
2020/04/10~
津久井湖・相模湖
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] ♪バスを~待つ間に~駅前でプチ飲み♪ 神奈中バス津久井営業所の路...
2020/04/10~
津久井湖・相模湖
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 業界初「ハブ&スポーク方式」を導入したイーグルバスと珍スイーツ「青...
2020/07/06~
日高・鶴ヶ島・坂戸
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 埼玉県唯一の村「東秩父村(和紙の里)」と東松山名物「みそだれやきと...
2020/07/06~
東松山
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 都営バス「早稲田自動車営業所・青梅支所①」と食堂はちのこ「スタミ...
2020/07/07~
青梅
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 都営バス「早稲田自動車営業所・青梅支所②」と旅の〆に「鮨・酒・肴...
2020/07/07~
青梅
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 雨の木曽路・創業300年「手打ちそば くるまや本店」と昭和27年創...
2020/07/27~
木曽・塩尻
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 木曽町生活交通システム「木曽っ子号(木曽温泉線・三岳王滝線)」と木...
2020/07/27~
木曽・塩尻
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 雨の木曽路 中山道「福島宿」・日本四大関所「福島関所」と王滝森林...
2020/07/28~
木曽・塩尻
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 標高1200mの開田高原 ゾーンバスシステムと名物「開田そば」(...
2020/07/28~
木曽・塩尻
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 上信電鉄(ぐんまちゃん列車)と沿線グルメ(高崎駅・南蛇井駅)
2021/01/19~
下仁田
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 冬の味覚「下仁田ネギ」と高齢化日本一の「南牧村」(しもにたバス・南...
2021/01/19~
神流・上野・南牧
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 上野村のお婆ちゃんが作る「すいとん定食」と狭隘区間の連続「日本中...
2021/01/20~
神流・上野・南牧
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 何度も県境越えをする「神川町営バス&朝日自動車」と旅の〆に「もん...
2021/01/20~
本庄・上里
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 西武特急「ラビュー」で行く秩父路 昭和レトロが漂う「パリー食堂」の...
2021/03/03~
秩父
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 秩父駅周辺の散策と運転士の臨機応変な対応に感謝!(西武観光バス・志...
2021/03/03~
小鹿野・皆野
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 一日2便「西武観光バス 正丸線 松枝行」と2朝食1ランチ「宿めし...
2021/03/04~
小鹿野・皆野
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 天空の立沢集落(皆野町営バス)とコロナ禍で唯一営業していた駅前居...
2021/03/04~
小鹿野・皆野
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 3日目:前編] ザ・秘境路線!森林浴も楽しめる「小鹿野町営バス」と秩父名物「みそ...
2021/03/05~
小鹿野・皆野
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 3日目:後編]別れの秩父に涙酒!小鹿野町営バス ~ 秩父鉄道 ~ 西武鉄道(最終...
2021/03/05~
秩父
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:前編] 高速バスで行く新緑の越後路!新潟のB級グルメ「みかづき イタリアン...
2021/05/26~
新潟市
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 初日:後編] 珍しい!高速道路を走る町営バス「阿賀町バス」と長閑な田園地帯にある...
2021/05/26~
咲花・三川・阿賀野川周辺
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:前編] 5人で運行する新潟交通観光バス「津川営業所」と雁木発祥の地「津川...
2021/05/27~
咲花・三川・阿賀野川周辺
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 2日目:後編] 運賃無料!鹿瀬(かのせ)コミュニティバスで行く県境の秘境駅「JR...
2021/05/27~
咲花・三川・阿賀野川周辺
-
[秘境!路線バス乗り継ぎ旅 3日目:後編] のどかな山村を走る西会津町民バスと会津磐梯山を眺めながらの車内宴...
2021/05/28~
喜多方
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (6)
-
- Akrさん 2022/06/21 13:56:04
- コミュニティバスの勉強になりました
- BTSさま
こんにちは。
いよいよ完結ですね。
表紙の「青い空と新緑、田舎の風景にマイクロバス」素敵です。
最初から読み直してみましたが、コミュニティバスの奥深さがよく解りました。
新潟市の病院を高速経由で結ぶ、駅と集落を結ぶ、民間の事業者では存続が不可能となった路線を自治体が主体で運行する。末端の地域輸送を担うのがコミュニティバスですね。大変勉強になりました。
そして、往路も高速バス。帰りも高速バスで〆ですか。
最後に本題と逸れますが、王子駅で降りるのを不思議に思いましたが、なるほど南北線ですか。東急目黒線経由で東横線沿線まで乗り換えなしで行けますもんね。これまた勉強になりました。
次回の予告、「レトロ駅舎」私の好物です。
楽しみです!
Akr
- BTSさん からの返信 2022/06/23 06:04:36
- RE: コミュニティバスの勉強になりました
- Akrさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
かつてはバス会社が運行する秘境路線を乗り継いで旅をしていましたが、旅を重ねることにマニアックな乗継旅になっています。その代表が今回の新潟県阿賀町と福島県西会津町ではないかと思っています。Akrさんの仰る通り、コミュニティバスは地域民の貴重な足として運行されています。車を持たないご年配の方には重宝されているのではないでしょうか。
この旅行を機に、もっとマニアックな旅がしたくなり、紀伊半島3県巡り(2022年4月中旬)では、奈良県の某村営バスに乗り秘境集落へ向かいます。この路線は一部区間は予約制です。また、この旅では全ての県境越えを路線バスで行います。旅行記は現在一年遅れで公開していますので来年4月には公開できるかと思います。
旅行記は、やっと富山編に入ります。
初日は移動と軽い取材ですが、2日目と3日目は富山地方鉄道全線に乗りながらレトロな駅舎やユニークな駅舎など全てを取材します。効率よく回るため蜃気楼ダイヤ(散策ダイヤ)を作成しました。
今日は、9:30から3人で朝飲みです。(笑)
BTS
-
- のほりんさん 2022/06/21 09:31:20
- 新企画!「レトロな駅舎を巡る旅」!
- 最近それ、すごく気になっているんです。
大正時代の駅舎ってカワイイですよね~
楽しみです。
- BTSさん からの返信 2022/06/22 17:21:07
- RE: 新企画!「レトロな駅舎を巡る旅」!
- のほりんさまへ
こんにちは〜
コメントを頂戴しお礼を申し上げます。
旅行記の作成が中々思うように進まず、やっと富山編に入ります。
内容の濃い3泊4日の旅です。初日は移動と軽い取材なのですが、2日目以降は膨大な量になるかと思います。いつ公開できるか未定ですが、首を長〜くしてお待ちいただけたらと思います。(笑)
BTS
-
- Tagucyanさん 2022/06/20 20:34:21
- バス終点の風景に癒やされます
- BTSさま
こんばんは
何度見ても、こういうのんびりしたところを行くバス路線、いいですね。終点のバス停では、鳥の鳴き声と風の音しかしない、癒やされますね~
それにしてもこの路線、同じところを行くのに予約不要のバスとデマンドバスが混在しているのは珍しいですね。予約不要バスの終点からデマンドバスが接続、というのは聞いたことがありますが。
あと、「集落行き」「まちなか行き」という時刻表も、わかりやすいと言えばわかりやすい。
帰りは会津若松駅から高速バスだったんですね。この時期は高速道路もスイスイだったのでしょうが、何年か前の夏休み、会津若松から車を運転して帰ってきたときは大変だった… ちょうど会津若松ICから高速に乗る時、私の車の前をバスタ新宿行のJRバスが走っていたのですが、新宿まで一体何時間かかったんだろう、こういうときはバスの運転手さんも大変だよなあ、と思ったことを、今回思い出しました。
小原庄助弁当、豪華ですね。
最近ちょっとドタバタなので、朝寝朝酒朝湯(酒は飲めませんが…)という生活に憧れを感じます^^;
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2022/06/22 17:14:26
- RE: バス終点の風景に癒やされます
- Tagucyanさまへ
こんにちは〜
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回、新潟県阿賀町と福島県西会津町の路線バス(コミュニティバス)に乗りましたが、終点の景色は色々で、結構楽しめました。おかげさまで仕事のストレスは完全に吹っ飛びました。
Tagucyanさんの仰る通り、一つの路線で2種類の運行方法があるのは珍しいかもしれません。西会津町民バスは、この2種類の運行方法の路線が3路線あります。その他にデマンド式(予約制)だけの路線が幾つかあり、旅行記には書きませんでしたが、私が乗った極入行きが発車すると、同時にデマンドバスと定時定路線バスが同時に6台が野沢営業所を発車しました。
帰路は、新幹線にしようか悩みましたが、徹底的にバスに拘りました。緊急事態宣言中でしたので大幅な減便で、私が乗ったバスが都心方面の最終バスでした。都心の渋滞を覚悟していましたがガラガラで王子には十数分ですが早着しました。話は今年に戻りますが、コロナも落ち着き、GWの渋滞は凄かったですね。あの状況下で運転するのは精神的に参るでしょうね。プロとはいえ、折返し時間が短くなるのでイラつきながら運転していることでしょう。
会津若松駅で偶然に買った「小原庄助べんとう」、実に美味しかったです。こんな駅弁があるのは初めて知りました。この駅弁は3回のリニュアールをしていますが、今回は女性ファンが増えたとのを機に和菓子「手まり餅」を入れたとのことです。
Tagucyanさんも憧れる「朝寝・朝酒・朝湯」、色々とお疲れのようですね。時にはリフレッシュも必要かと思います。
BTS
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
喜多方(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 秘境!路線バス乗り継ぎ旅
6
99