2021/01/19 - 2021/01/19
3位(同エリア75件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
2021年・新春企画「秘境!路線バス乗り継ぎ旅」は、上信電鉄・下仁田駅(群馬県 甘楽郡)を起点に町営バス・村営バス・民営バスを乗り継いでゴールのJR高崎線・本庄駅(埼玉県本庄市)を目指す1泊2日の旅です。
初日・前編では、この旅の起点となる上信電鉄・下仁田駅までの乗り鉄記と沿線グルメをご紹介いたします。
※表紙…上信電鉄・高崎駅
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
ただ今の時刻は午前4時55分、気温は5.3℃です。(寒~い)
晴れの予報です。 -
東急東横線で横浜には5:29に着きました。
トイレを済ませホームへ向かいます。
久々に乗る5:53発・前橋行は『青春18きっぷ』で旅をする時の指定列車でした。 -
列車到着まで20分ほどあります。
真冬の乗り鉄は、ホームで待つのが辛いですね~横浜駅 駅
-
5:53 横浜駅を発車しました。
-
現在、2回目の緊急事態宣言が発出されているため、グリーン車は空いていて、最後部の窓側の席に座ることができました。(通常は通路側の相席)
-
7:34 熊谷貨物ターミナル駅を通過します。
高崎線の下りは、貨物ターミナルを高架で跨ぐため眺めは格別です。
■熊谷貨物ターミナル駅
1979年(昭和54) 上越新幹線熊谷駅構内工事の本格化に伴い、熊谷駅の貨物営業を分離する形で、熊谷~籠原駅間に開業。 -
3週間程前に一部区間で廃止となった秩父鉄道・三ヶ尻線の線路が残っています。いずれは線路などが撤去されることでしょう。
■秩父鉄道・三ヶ尻線(貨物専用線)
1962年(昭和37)に竣工した秩父セメント(現・太平洋セメント)熊谷工場への専用線を転用し、1979年(昭和54)に開業。[3駅・7.6km]
三ヶ尻線は、石灰石などの鉱石輸送や東武鉄道、東京メトロ(日比谷線)の車両輸送が主でした。
2020年12月31日にJR熊谷貨物ターミナル駅~秩父鉄道・三ヶ尻駅(貨物駅)間の3.9kmが廃止。 -
■神保原~新町駅間
神流川(かんながわ)を渡ると群馬県に入ります。 -
■新町~倉賀野駅間
烏川橋梁を渡ります。
かつては、上下線が並走していましたが、下り線(高崎方面)のカーブがきついため1970年(昭和45)に150mほど上流に移設しました。
マニアックな話ですが、上り線(東京方面)の車内からは、旧下り線・レンガ製の橋台跡を見ることができます。 -
♪ご乗車ありがとうございました。
♪まもなく高崎に到着いたします。
上信電鉄・高崎駅構内には、元JR東日本107系(2017年に定期運用終了)がリニュアールして留置されています。※上信電鉄では700形として運用。 -
8:16 高崎駅に着きました。(横浜駅から2時間23分)
寒~い!
ただ今の気温は2.8℃(横浜4.7℃)です。高崎駅 駅
-
冷えた身体を温めます。
お邪魔するのは、上信電鉄乗換え口にある「そば・うどん八起家 西口店(高崎駅改札外)」です。※旧店名「たかべん 0番線ホーム店」
■そば・うどん八起家 西口店[食べログ]
https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10008577/駅そば そば・うどん八起家 西口店 グルメ・レストラン
-
群馬県特産「上州まいたけ」を使った「舞茸天そば(470円)」を注文しました。
-
在来線②④番線ホーム上にも立ち食い蕎麦があるのですが、寒さを凌げる西口店にお邪魔しました。
ホームを眺めながらいただきます。
肉厚な上州まいたけは、香りヨシ・食感ヨシ・汁との相性ヨシ、そばの茹で加減や汁は良い塩梅です。これはウマいですね~ -
食事と一服タイムを終え、上信電鉄の改札口へ向かいます。
2005年(平成17)まではJRと改札口を共有していましたが、連絡運輸の廃止によりJRと改札口は分離されため、一旦JRの改札口を出てから乗換えとなります。
■JR旧1番線
現在は使われていませんが、北陸(長野)新幹線が開業する前までは信州へ向かう特急「あさま」などが発着していました。当時、停車時分1~2分で立ち売りの人から駅弁「鶏めし」を購入した思い出があります。 -
券売機もあるのですが、出札窓口で硬券を購入しました。(高崎 → 南蛇井:1010円)
-
ホーム先端には電車型待合室「シルクの間」が設置されていますが、コロナの影響に伴い閉鎖中です。
-
※参考画像[2018.12.19撮影]
■電車型待合室「シルクの間」
待合室には、自動販売機が設置してあり、入口側はロングシート(木製テーブル付)、奥がクロスシート(画像)となっています。ちなみにクロスシートは、JR東海道線などの普通列車に使われていたグリーン用のシートです。(リクライニングの有無は不明) -
これから乗る列車は「ぐんまちゃん列車(500形:元西武新101系)」です。
上信電鉄のホームは、かつて「9番線」でしたが、1981年(国鉄時代)に8・9番線の新設に伴い「0番線」に改称しました。 -
車体や車内は群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」一色です。両運転台の背面にはぬいぐるみが置いてあります。※画像は先頭車両
■ぐんまちゃん(2代目)
・1994年 誕生、当初は「ゆうまちゃん(友愛+群馬から命名)」。
・2005年「第一回全国対抗キャラクターコンテスト」で一位を獲得。
・2008年 「(2代目)ぐんまちゃん」へ改名。
・2012年「群馬県宣伝部長」に就任。
・2014年 ゆるキャラグランプリで一位を獲得。
※初代ぐんまちゃんは1983年に誕生。 -
8:59 乗客8人を乗せ高崎駅を発車しました。
■上信電鉄
JR高崎線(上越北陸新幹線・信越本線・上越線)を起点とし、世界遺産「富岡製糸場」の最寄り駅・上州富岡駅を通り、下仁田駅を結ぶ路線。[21駅・33.7km]
・1897年(明治30)開業。※東日本最古の私鉄
・1921年(大正10)上野(こうずけ)鉄道から上信電気鉄道へ社名変更。
・1964年(昭和39)上信電鉄へ社名変更。
※下仁田駅(群馬県)からJR小海線・羽黒下駅(長野県)へ延伸計画が進められていた1921年に「上(上州)信(信州)電気鉄道」へ社名変更。しかし、世界恐慌により頓挫。中込方面へのバス路線を開設したものの(翌年廃止)、鉄道の延伸は実現しませんでした。 -
佐野信号所で上り列車・700形(元JR東107系)と行き違います。
※群馬サファリパークのラッピング編成
■佐野信号所
1973年(昭和48)南高崎~佐野のわたし駅間に開設、上越・北陸新幹線の高架下にあります。 -
■佐野のわたし(2014年開業)~根小屋駅間
烏川(利根川水系)に架かる烏川橋梁を渡ります。
撮影後は後部車両へ移動します。
写ってはいませんが、進行方向左側には一部木造(橋桁部分)の佐野橋が架かっています。取材したかったのですが、時間の関係でパスしました。 -
■根小屋駅付近
烏川橋梁を渡ると線路は左に曲がり、坂を上がって行きます。遠くには赤城山(1827m)が見えます。 -
■山名駅
リニュアールしたホームとレトロな駅舎のギャップが良いですね。山名駅 駅
-
■山名~西山名駅間
山名駅を発車すると田園風景に変わります。 -
■馬庭駅
近くには県立吉井高校(在校生からは駅名に因み「まに高」と呼ばれています)があり、通学時間帯は賑わいます。馬庭駅 駅
-
■馬庭~吉井駅間
鏑川(かぶらがわ)を渡ります。 -
■吉井駅
駅舎は戦前に建てられたものですが、道路拡張のため線路を挟んで反対側にあった駅舎を「曳家工法」によって、現在の位置に移築しました。※曳家とは、建築物をそのままの状態で移動する建築工法。吉井駅 駅
-
後部車両のぐんまちゃんは、上信電鉄の制服・制帽姿です。(凛々しいですね)
-
■西吉井~上州新屋駅間
新屋信号所を通過します。
■新屋信号所
1981年(昭和56)開業。
上信電鉄には3ヶ所の信号所(佐野・新屋・赤津)がありますが、一日あたりの使用頻度は最も少ない信号所です。 -
群馬県 高崎市から甘楽郡に入りました。
■上州新屋駅
新屋信号所を通過し、数秒後には上州新谷駅に到着、その距離200m。
駅に、行き違いの設備を造れば良いのでしょうが、何かしらの事情があり、このような線形になったことでしょう。2022年(令和4)、めんたいこをテーマにした複合施設「めんたいパーク」開業に合わせ、線路を挟んだ北側に新駅舎・ホームを建設するそうです。上州新屋駅 駅
-
上州福島駅に着きました。
上り列車(700形:上信電鉄の旧塗色)と行き違います。側線には200形(自社発注)が留置してあります。※700形は元JR東107系上州福島駅 駅
-
駅名標がリニュアールされているではありませんか~新駅名標には甘楽町(群馬県 甘楽郡)のイメージキャラクター「かんらちゃん」がデザインされています。個人的には以前の方が良いかと…
-
※参考画像[2018.12.19撮影]
駅舎は開業当初のものと思われます。
駅舎左側には井戸屋形が残っています。(次の画像を参照)
■上州福島駅
福島駅[現上州福島駅]は、1897年(明治30)に上野(こうずけ)鉄道[現上信電鉄]が開業した際の終着駅でした。その後、福島駅→南蛇井駅、南蛇井駅→下仁田駅を同年に延伸開業しました。 -
※参考画像[2018.12.19撮影]
駅舎脇にある井戸屋形(屋根付き井戸)は、住み込みで働いていた頃の駅員さんの生活用水および業務用水だったそうです。 -
上州福島駅を発車しました。
-
■上州福島~東富岡駅間
鏑川(かぶらがわ)を渡ると、富岡市に入ります。
遠くに見えるのは御荷鉾山系(みかぼさんけい:最高峰1522m)でしょうか。 -
■東富岡駅
1990年(平成2)開業。
駅舎は富岡製糸場をモチーフとしており、三角屋根の時計台を有しているほか、一部に赤レンガが使用されています。東富岡駅 駅
-
■上州富岡駅
2014年(平成26)世界遺産に登録された「富岡製糸場」の最寄り駅です。駅舎は、世界遺産登録される数か月前に3代目駅舎が完成。上州富岡駅 駅
-
上州富岡駅を発車しました。
駅舎側にあるホーム(画像右側)は、当駅折返し専用ホームで、番線表示はありません。 -
女性の駅員さんが集札しています。
■西富岡駅
・1937年(昭和12)病院前駅として開業。
・1951年(昭和26)営業休止。
・1953年(昭和28)西富岡駅として営業再開。
・1960年(昭和35)現在の駅舎が完成。西富岡駅 駅
-
西富岡駅を発車しました。
-
ホームで列車を見送る女性駅員さん。(思わず敬礼をしたくなります)
■上州七日市駅
駅舎は2019年に改修および増築されました。上州七日市駅 駅
-
■上州七日市~上州一ノ宮駅間
徐々に標高が高くなっていきます。
眼下には鏑川(かぶらがわ)が流れ、この付近では河岸段丘を見ることができます。 -
■上州一ノ宮駅
上州一の古社「一之宮貫前(いちのみやぬきさき)神社」の門前駅。
1934年(昭和9)に昭和天皇が陸軍特別大演習に併せ、一之宮貫前神社参拝のため当駅を下車しています。上州一ノ宮駅 駅
-
2両編成の後部車両に乗っているのは私だけです。(先頭車両には3名)
上信電鉄ではワンマン運転をしており、無人駅では後部車両のドアが開きません。
■上州一ノ宮~神農原(かのはら)駅間に新駅誕生か?
この区間(2.3km)には、工業団地があり、住宅やアパートが増え、利用者が見込めるため、富岡市が調査に乗り出したそうです。 -
■神農原(かのはら)駅
1897年(明治30)に開業した駅。
かつては、駅舎があったようですが、現在はホーム上に待合室があるだけです。神農原駅 駅
-
■神農原(かのはら)~南蛇井(なんじゃい)駅間
広がる田園風景、直線区間を快走する下仁田行です。 -
ついに2両編成はBTSの貸切とまりました。(笑)
「ぐんまちゃん & BTS号」と命名したいところですが、次の南蛇井駅で降ります。(残念) -
9:52 南蛇井(なんじゃい)駅に着きました。(高崎駅から53分)
南蛇井駅 駅
-
まずは、上り列車(高崎行)を見送ります。
元JR東107系の塗色です。
■JR東日本107系
1988~1991年に27編成54両を製造。
北関東(日光線・東北本線の一部区間・両毛線・上越線・吾妻線・信越本線の一部区間)で運用、2017年に定期運用を終了。(上信電鉄への譲渡以外は全て廃車)
上信電鉄は、2017年に元JR東107系(高崎支社6編成12両)を購入、700形として2019年より順次運用に入り、現在は5編成が活躍しています。 -
乗客ゼロの「ぐんまちゃん列車」は、下仁田へ向かって発車しました。
-
記念に硬券の乗車券を貰おうと駅員さんに交渉したところ拒否されました。当然のことなので諦めるしかありません。
難読駅名の一つ「南蛇井駅」、初めて聞く人は、多分「われ~なんじゃい!(関西弁)」を連想するのではないでしょうか、私も2年前に降りたとき思いました。(笑)
■地名の由来[群馬県 富岡市 南蛇井]
地元を流れる鏑川(かぶらがわ)畔に温井(ぬくい)という、冬は温かく夏は冷たい泉があり、そこへ蛇が集まって暑さ寒さをしのいだそうで、泉が南の方にあるから「南蛇井(なんじゃい)」と命名したようです。※諸説あり -
南蛇井の滞在時間は27分です。
どうしても寄りたい店があるので下車しました。
その店は、駅から徒歩2分、「フードショップ おきなわ屋」です。2018年に南蛇井駅周辺を散策時に見つけ、ずーっと気になっていました。
■フードショップ「おきなわ屋」の由来
太平洋戦争中に沖縄から疎開した叔母が「栄屋」の屋号で開業し、いつの間にか近所からは「おきなわ屋」と呼ばれるようになり屋号を変えました。
・おきなわ屋[食べログ]
https://tabelog.com/gunma/A1005/A100501/10019580/ -
店内に入るとビックリ、ところ狭しに並ぶ商品、まるでドン・キホーテに居るような錯覚になります。実は…お客の要望を聞くうちに増えたとのこと。(本業は魚屋です)
右側にある、ズラリと並んだ観光提灯は、地元の子供たちが買ってきたお土産です。地元の老若男女に愛されているお店なんだな~と思いました。 -
店の奥には、鮮魚・精肉・総菜コーナーがあります。
おきなわ屋が発祥と言われる富岡市のB級グルメ「ほるもん揚げ」を注文したら、「11時過ぎないと…(現在の時刻は10時)」と、店主に言われたので諦めます。(残念)
■ほるもん揚げ
牛や豚のホルモンを連想しがちですが、実は「ちくわ」を縦に切り、パン粉を付けて揚げ、ウスターソースに潜らせた串揚げです。おきなわ屋では1本40円台で販売しています。 -
炒め物・煮つけ・揚げ物…と、数多くの惣菜が並んでいます。
私が、この近くに住んでいたら自炊はせずに毎日おきなわ屋に総菜を買いに来ることでしょう。(笑) -
お目当ての南蛇井名物「青しそ巻き(10本・432円)」を購入しました。(今夜の二次会用)
レジを済ませてから店主と少し話をしました。
道の駅 オアシスなんもく(群馬県 甘楽郡)で発売している南牧村名物「青しそ巻き」は、おきなわ屋の店主が関わっているとのこと。
10分ほど話したでしょうか、そろそろ次の目的地へ向かわなければならないので、店主に別れを告げ駅へ向かいます。またお邪魔しますね~ -
話し好きな店主と別れ、駅に戻りました。
駅舎と青空が何とも言えないですね。(工事用の車両が邪魔ですが…)南蛇井駅 駅
-
駅舎の中に入るとタイムスリップ!
出札窓口や改札口が良~い感じです。
有人駅(一部時間帯を除く)だからこそ、このレトロ感を保つことができることでしょう。 -
南蛇井駅は10時を過ぎると14時まで無人駅となるため、先ほど降りた時に切符を購入しておきました。
■南蛇井駅の営業時間
平日及び第1・3・5土曜日
5:52 ~ 10:02 14:13 ~ 20:16 -
駅名標と駅舎を一枚。
-
10:19 下仁田行が到着しました。
この車両は、上信電鉄自社発注の1000形で、1976年(昭和51)にデビュー。残念ながら今日は700形(元JR東107系)には乗れませんでした。 -
今度は先頭車両で、かぶり付きです。(笑)
南蛇井駅を発車すると上り勾配が続きます。
※南蛇井駅の標高218m → 千平駅236m → 下仁田駅253m。 -
■南蛇井~千平駅間
上信電鉄の見どころ(乗りどころ)の一つ、南蛇井駅~下仁田駅間の秘境(山岳)区間です。 -
■千平駅
駅は高台にあり、道路からはレトロな階段を上がる構造となっています。千平駅 駅
-
■千平駅~赤津信号所間
千平駅を発車すると民家が殆どありません。
これには理由があり、南蛇井駅~下仁田駅間を建設するに当り、下仁田町の養蚕業者が蒸気機関車の煤煙による養蚕への悪影響を懸念したため、山間部を抜けるルートとなりました。 -
■千平駅~赤津信号所間
間もなく富岡市から下仁田町(甘楽郡)に入ります。 -
■千平駅~赤津信号所間
現鬼ヶ沢橋梁を渡ると、右側に「旧鬼ヶ沢橋梁」が見えます。
■旧鬼ヶ沢橋梁
1897年(明治30)上野(こうずけ)鉄道が開業したときの橋梁で、国産最初期の橋梁と言われています。当時は軽便鉄道で、軌間(線路幅)が762mmだったので、現在に比べ一回り小さい橋梁となっています。(120年以上の歴史があります)
1924年(大正13)に電化および改軌(線路幅を762mm → 1067mmに変更)のため、30年弱で旧鬼ヶ沢橋梁の役目を終えました。 -
■千平駅~赤津信号所間
場内信号機が見えてきました。まもなく赤津信号所に入ります。 -
先ほど乗った「ぐんまちゃん列車」と行き違います。
■赤津信号所
1981年(昭和56)開設。 -
■赤津信号所~下仁田駅間
鏑川(かぶらがわ)の渓谷美を眺めます。 -
■赤津信号所~下仁田駅間
上信電鉄唯一の白山トンネル(長さ40m)に入ります。 -
■赤津信号所~下仁田駅間
トンネルを抜けると町並みが広がります。
終点までラストスパート! -
♪ご乗車ありがとうございました。
♪まもなく終点下仁田です。
駅構内は広く、貨物用ホーム(1994年廃止)が残っています。
かつては、繭(まゆ)や生糸・下仁田ネギ・薪や木炭・鉄鉱石や石灰石などが運び出されていました。側線には石灰石専用貨車(テム1形)が3両が留置されています。 -
10:29 下仁田駅に着きました。(南蛇井駅から10分)
先ほどは乗客ゼロでしたが、この列車からは数名が降りました。下仁田駅 駅
-
2年ぶりの下仁田駅。
終着駅らしく待合室は広く、改札口は乗車用と降車用に分かれています。(画像は乗車用) -
関東の駅百選に認定されている下仁田駅。
外装は手を加えられていますが、全体としてはレトロ感が漂います。
この後、ランチをいただくのですが、30分ほど時間があるので、買い物しつつ、町中を散策します。 -
ランチは、2018年12月に寄ったとき、貸切(忘年会)で営業していなかった「なべや」です。(今回は前日に電話確認済)
リベンジするのは、下仁田の冬の味覚「●●●●●」を使った「〇〇〇〇」です。続きは後編でご紹介いたします。
ご覧いただきありがとうございました。
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『この次はおまえだ(小前田・秩父鉄道)』
『藪から棒に南蛇井』
というジョークを思い浮かべましたが、座布団とられますかね?
私は綿のザブトンより肉のザブトンが食べてみたい今日この頃、2段落ち失礼しました。
上信電鉄、私も平成29年・2017年に行ったのはBTSさまもご存じのこととと思いますが、懐かしくなってまた感想を寄せてみたくなりました。
その頃は西武401系(国鉄103系に似たやつ)や701系などがおりまして、乗り応えありましたが、まさかその時107系が転属してくるなんて夢にも思っていなかったですね。
107系はロングなのは解せませんが、165系の廃車発生品のクーラーがボンボンと乗っている姿はどこか可愛らしいですね。
顔も105系みたいで、JRの車両なんだけれども、国鉄後期っぽさもあります。
話は若干それましたが、沿線は木造駅舎が多く、鉄道ファンとしても垂涎の路線ですね
上州福島、上州一ノ宮、南蛇井などの駅舎は丸きり切妻というわけでなく、上部が三角に繋がっている袴付き屋根で、、牛舎みたいなデザインでこれもいいんですよね。
根小屋のとたん張りの青い駅舎や、吉井駅のモルタルの感じも古めかしくていいですね、というか、側面からみると袴付きの木造駅舎なんですね。
続いて、上州一ノ宮の御行幸のくだりに触れていただいて、皇室を敬愛してやまない私としては感謝しております。
貫前神社に参りますと、行幸記念碑がございまして、私も拝見しましたが、撮り忘れたのがやや残念なところです。
揮毫は平沼内閣の文部大臣であった荒木貞夫陸軍大将がされたものだと記憶しておりました。
荒木大将といえは、真崎甚三郎大将とともに『皇道派』の重鎮として知られているのは高校の教科書などで習うところでしょう。
人柄といえば、青年将校たちに『荒木、荒木』と呼び捨てを許し、ご自身も『若いのは元気がいいのう』と上機嫌だったようで、印象はわるくないのですが、『皇道派』は主張としては天皇親政による地方の救済的ないいことを謳っておるんですが、竹田恒泰氏(明治大帝陛下の玄孫)曰く、陛下をかつぎだして、共産主義をやろうとしたヤバい集団ですね。
決起兵の一部の方も戦後、天覧相撲で、陛下をお見かけしたとき『暢気に相撲なんか観戦して、この方のために命をかけたのが馬鹿らしい』なんてことを井沢元彦氏の著書で拝見したので、親政といいながら蔑ろ甚だしく、いつの間にか昭和維新といきまいた高邁な精神も腐っては高慢となりにけりと感じます。
水戸の天狗党しかり。
ま~陛下の御心とすれば、イギリスの立憲君主制を模範とされ、天皇機関説も陰ながらご理解していた積もりでありますので、これは討伐されても致し方なしです。
ながながと素人目線で、現代史を説いてすみません。
ついつい熱くなってしまったので、今日はここまで。
-毛利慎太朗-
- BTSさん からの返信 2021/07/10 06:28:30
- RE: 懐かしい
- 毛利慎太朗さまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
改めて毛利慎太朗さんの上信電鉄の旅行記を拝見させていただきました。もう一回「いいね!」が出来ないのが残念です。
当時(数年前ですが…)の150形を見ると昭和の電車らしさを強く感じます。今から思うと廃車にしてしまうのは勿体ないような…感じですね。
まだまだ関東の私鉄では古い駅舎が数多く残っています。私の知っている限りでは、小湊鐡道・秩父鉄道・上信電鉄でしょうか、いつか全ての駅を巡りたいですね。
>『この次はおまえだ(小前田・秩父鉄道)』
>『藪から棒に南蛇井』
いただきました〜
山田く〜ん、毛利さんに座布団5枚差し上げて!
関東に住んでいながら秩父鉄道は全線乗ったことが無く、「小前田駅」の存在を今知りました。(汗)小前田駅もレトロな駅舎で良い感じではありませんか〜訪ねたい駅ですね。
荒木貞夫陸軍大将の話しは、とても分かりやすく解説していただき、歴史の苦手な私でも理解することができました。私も部下と飲んでいた時は「無礼講タイム」を設け、呼び捨てさせていました。(笑)
12日より3泊4日で某鉄道のを取材してきます。今日は病院へ行ったり、旅行の準備で1日が終わりそうです。
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
BTS
-
- Tagucyanさん 2021/07/02 23:55:53
- 上信電鉄
- BTSさま
こんばんは
来ましたねえ、上信電鉄。
私も何度か乗ったことがありますが、明治時代にできた古~い路線なので、それが随所に垣間見えます。蒸気機関車の煤煙の影響を心配されてルート変更になった名残とか、JRの路線ではたまに聞きますが、私鉄線ではなかなかないと思います。
沿線のいろいろと見たいポイントをいくつもご存じですね。
南蛇井駅は、名前が特徴的なので昔から知っていましたが降りたことがありません。駅近くのこういうお店を見ると、私も機会を見ていって見たいなあと思います。
ちくわを輪切りではなく縦に切って揚げたホルモン揚げ、私も富岡の町の中で食べました。あの地域の名物なんでしょうね。
下仁田駅の近くのなべや・・・ そういえば以前食べそびれたのを覚えています。今回は満を持して、ですね。
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Tagucyan
- BTSさん からの返信 2021/07/04 08:24:12
- RE: 上信電鉄
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
大雨の影響はありませんでしたか?
神奈川県内の鉄道は終日混乱していました。
日本で最初に鉄道が走ったのは1872年(明治5)、その25年後に上野鉄道(現上信電鉄)が開業しています。一私鉄としては長〜い歴史のある鉄道会社ですね。
今回も下仁田へ行くために乗るだけとなりましたが、いつか途中下車をしながらレトロな駅舎を全て撮影したいと思っています。
南蛇井駅の「おきなわ屋」は、2018年に駅周辺を散策していたら偶然に見つけたお店でした。その後、情報番組や旅番組で紹介されるようになり、いつか寄ろうと思っていました。今回の旅で実現することができました。
店の入口にはポップがたくさん貼ってあり、それを見るだけでも楽しいです、そして店内に入ると、ところ狭しに商品が並べてあり、奥へ行くと総菜や鮮魚があります。
富岡名物「ほるもん揚げ」の発祥はココのお店と言われています。当時は輪切りだったそうで、縁日で売るようになってから現在のスタイルが定番となりました。残念ながら今回は食べれなかったので、いつしかリベンジしたいですね。(笑)
2018年に下仁田へお邪魔したときに入店できなかった「なべや」でランチをいただきます。下仁田は「下仁田かつ丼」で町おこしをしていますが、今回は下仁田の旬をいただきます。次回の旅行記をお楽しみに!
BTS
-
- Akrさん 2021/07/02 08:51:28
- 南蛇井としそ巻き
- BTSさま
おはようございます。Akrでございます。
今回は群馬なのですね。
上信電鉄は乗った事がないので興味深く拝見しました。ただ、「南蛇井」だけは子供の頃の本かなんかの「おもしろ駅名集」みたいなので名前だけは知っていました。子供ながらに駅名に「蛇」が付くのが面白いと思ってました。(宮城にも蛇田という駅がありますが)
ここで活躍する、もと西武101系。車内が当時のままで懐かしいです。この車内を見ると西武池袋線で通勤した若かりし頃の思い出(嫌なことも含めて)が蘇って来ます。
「しそ巻き」が出て来ましたが、南蛇井の名物だったのですか。へえ。実は宮城県の鳴子温泉の名物でもあります。くるみが入った甘味噌が美味しい素朴な食べ物です。「しそ巻き」の認知度が低いのでB級なんだなあと思っていましたが南蛇井の人となら分かり合えそうですね(笑)
次回の伏字グルメが気になります。
-Akr-
- BTSさん からの返信 2021/07/04 07:09:51
- RE: 南蛇井としそ巻き
- Akrさまへ
おはようございます。
早速のコメントをいただきありがとうございます。
昨日は神奈川県内で大雨が降り、鉄道各線は終日混乱していました。今朝も京急線で大雨による速度規制のためダイヤが乱れています。
さて、自分が通勤で乗っていた車両が地方で活躍していると、つい当時を思い出しますね。Akrさんは西武、私は東急(7000系・8000系)です。上信電鉄は西武やJR(107系)の中古車両を主に運用していますが、自社発注の車両も何編成か所有しています。地方の鉄道としては凄いのではないかと思います。
私が南蛇井駅を知ったのは2018年でした。それまでは知りませんでした。(汗)難読駅名の一つとして数えられていますが、初めて知ったときは、関西弁風で怖いイメージでした。(ナンか喧嘩を売られているような…)
蛇田(へびた)駅を調べましたが、仙石線にあるんですね。東日本大震災では被害を受けなかった駅で、駅名の由来は幾つかあるようですね。
30年ほど前でしょうか、家族旅行で鳴子温泉郷(中山平温泉)に泊ったときに「しそ巻き」をいただきました。甘味噌のねっとりした食感とクルミの硬さのギャップが何ともいえませんでした。今回、宿で日本酒を飲みながらいただきましたが、メチャ合いますね。10本入っていましたが、その日のうちに完食してしまいました。続きは旅行記でご紹介いたします。お楽しみに!
BTS
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