2021/03/03 - 2021/03/03
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BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
2021年「秘境!路線バス乗り継ぎ旅 第2弾」は、一都三県に緊急事態宣言が発出されている中、埼玉県秩父市周辺を2泊3日で巡ります。旅の拠点は、「わらじかつ丼」の発祥の地と言われる秩父市に隣接する小鹿野町(おがのまち:秩父郡)となります。
初日前半は、2019年(平成31)3月に運行開始した西武特急「ラビュー(001系)」に乗り秩父を目指します。到着後はバスを乗り継ぎながら最初の秘境路線を取材します。
※表紙…パリー食堂のオムライス(埼玉県秩父市)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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■旅の始まり
昨年末には秩父行の計画が出来上がっており、あとは実行するのみでした。そんな中、通勤電車で「秩父市応援!秩父漫遊きっぷ(通常の約30%オフ)」の車内吊り広告を発見し、「令和3年3月3日」に決め、休暇を申請しました。※3月10日で発売終了しています。 -
【令和3年3月3日】
おはようございます。
ただ今の時刻は午前4時48分、気温5.1度、晴れの予報です。 -
初電(5:07発)で池袋駅へ向かいます。
綱島駅 駅
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西武秩父駅までの距離は101.5km、普段ですと池袋駅の1回乗換で行けるんですが、東急東横線は昨夜から一部区間(武蔵小杉~渋谷間)で運転を見合わせているため迂回乗車(日吉・目黒乗換)しなければなりません。
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■東急東横線 運転見合わせ
3月2日(火) 22:19、自由が丘~都立大学駅間で建設現場の足場が崩れ、武蔵小杉~渋谷駅間で運転見合わせ、翌3日の昼過ぎに全線運転再開しました。 -
JR山手線に乗るのは久々でしょうか~
■迂回乗車
綱島 →[東急東横線]→ 日吉 →[東急目黒線]→ 目黒 →[JR山手線]→ 池袋。 -
6時過ぎには池袋に着き、特急券やフリーパスを購入します。
私が乗るのは6:50に発車する「特急ちちぶ3号・西武秩父行」です。池袋駅 駅
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6:38 むさし4号(飯能発)が到着します。
この列車が折返し「ちちぶ3号」となります。
お~、球面形状の前面は、可愛らしさと未来性(宇宙空間)を感じます。私の中では南海電車のラピート号(50000系)に次ぐ斬新なデザインではないでしょうか。 -
大きな窓(縦1.35m 横1.58m)はインパクトがあり、車体のシルバーとシートのイエローの組み合わせは清潔感や解放感があります。ちなみに車体はアルミニウム合金製で、シルバーメタリックの塗装が施されています。
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Laview(ラビュー)001系は、老朽化した10000系「ニューレッドアロー」の後継車両として製造。
■Laviewとは
・L - 贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間。
・a - 矢(arrow)のような速達性。
・view - 大きな窓から移りゆく眺望(view)。 -
車内吊り広告で知った「秩父市応援!秩父漫遊きっぷ(1590円)」は、通常の「秩父漫遊きっぷ(2230円)」よりも約30%オフとなっています。
■秩父市応援!秩父漫遊きっぷ(発売終了)・秩父漫遊きっぷ
①西武線発駅から西武秩父駅間の往復運賃が割引。
②高麗~西武秩父駅間2日間乗り降り自由。
③西武秩父駅前温泉 祭の湯、バス、レンタカーでご利用できる
「漫遊まる得クーポン券」がセット。
④秩父エリア協賛施設・協賛店が割引料金。
この旅では、③「漫遊まる得クーポン券」を「秩父ゾーンのバスフリーパス2日間」に引き換えます。
・おトクなきっぷ[西武鉄道HP]
https://www.seiburailway.jp/ticket/ -
簡単に朝食を済ませます。
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6:50 特急ちちぶ3号は池袋駅を発車しました。
緊急事態宣言が発出されているので車内は閑散としています。 -
6:57 富士見台駅を通過します。
練馬駅~石神井公園(しゃくじいこうえん)駅間は複々線となっており、内側の線路は各駅停車用で、途中駅には島式ホームがあります。優等列車は外側を走り、途中駅にホームはありません。富士見台駅 駅
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7:12 所沢駅に着きました。(池袋駅から22分)
西武鉄道の大動脈「池袋線」と「新宿線」が交わります。
当駅で若干名の乗降がありました。所沢駅 駅
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7:13 所沢駅を発車しました。
複雑な配線となっています。 -
新宿線をオーバークロスします。
池袋線は、先に開業した新宿線に合わせるような線形となっているため、所沢駅の前後は大きなカーブ区間が続きます。
・新宿線…1895年(明治28)部分開業。
・池袋線…1915年(大正4)部分開業。 -
■小手指(こてさし)~狭山ヶ丘駅間
西武鉄道の車両基地の中では最大規模の「小手指車両基地」を通過します。ラビューの塒(ねぐら)にもなっています。 -
■武蔵藤沢~稲荷山公園駅間
航空自衛隊「入間(いるま)基地」を通過します。 -
♪間もなく~入間市です。
山並みが近くなってきました。 -
7:24 入間市駅に着きました。(池袋駅から34分)
数名が降車しました。
エっ!入間市にも特急が停車するんですね~(驚き)
と、言うのも、6年前にもニューレッドアローで秩父へ行っていますが、その時は入間市に停車した記憶がありません。ん~ん、なぜ記憶がないんだろうか?(謎)
ちなみに30年ほど前から入間市に特急が停車しています。(汗)入間市駅 駅
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7:25 入間市駅を発車します。
急カーブが続きます。 -
カーブ区間が終わるころ、「【快速】元町・中華街行(6000系:西武所属)」とすれ違います。
■4線直通運転
各社ごとに種別が変わります。
ちなみに入間市駅発7:27発の列車(画像)は…
・西武池袋線内は「快速」
・東京メトロ副都心線内は「通勤急行」
・東急東横線内は「通勤特急」
・横浜高速鉄道みなとみらい線内は「通勤特急」
となります。 -
♪間もなく~飯能です。
西武秩父線(正確には池袋線です)と合流します。
旅行記を作成するまで西武秩父線は飯能~西武秩父駅間と思っていましたが、実は飯能~吾野駅間は「池袋線」で、吾野~西武秩父駅間が「西武秩父線」であることを知りました。(汗) -
※参考画像[2015.3.10撮影]
7:33 飯能駅に着きました。(池袋駅から43分)
当駅で運転方向が変わります。
人によってはシートを転換します。(私も転換しました)
7:35 飯能駅を発車しました。
これより単線区間(一部区間を除く)となります。
飯能駅を発車すると、都会からローカルな風景にガラッと変わります。飯能駅 駅
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高麗駅で上り列車と行き違いのため運転停車します。
■高麗駅
巾着田の曼珠沙華(マンジュシャゲ)は有名で、開花期(9月~10月)には大勢の観光客で賑わうそうです。(期間中はラビューも臨時停車するそうです)※マンジュシャゲ = ヒガンバナ高麗駅 駅
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運転台(進行方向側)や車掌台(後方側)からの景色を連結部上部の車内ビジョンで見ることができます。
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高麗駅を発車すると赤い柱(画像左下)が、これは高麗神社にちなんで駅前に建てられた朝鮮半島の道祖神「将軍標」です。「天下大将軍」と「地下女将軍」が対になっています。
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武蔵横手駅を通過します。
■そらとみどりの家
駅敷地内にはヤギ小屋「そらとみどりの家」が建っています。
草刈り機の二酸化炭素を削減するため2009年から2頭のヤギ(オス:そら メス:みどり)を飼い、雑草を食べてもらっています。
2011年にオス「だいち」、2012年にメス「はな」が生まれました。しかし、2014年に父ヤギ「そら」、2016年子ヤギ「はな(1月)」と「だいち(7月)」が亡くなり、今は母ヤギ「みどり」一頭が暮らしているそうです。武蔵横手駅 駅
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■東吾野~吾野駅間
南元組集落を眺めます。
西武秩父線(正確には吾野駅までは池袋線)は、国道299号線と高麗川に沿って走ります。窓が大きいので高台を走っているときは眼下の景色は何とも言えません。 -
吾野駅で上り列車と行き違いのため運転停車します。
これより西武秩父線に入ります。
■西武秩父線(吾野駅~西武秩父駅間)
・1915年(大正4)池袋線・池袋駅~飯能駅間を開業。
・1929年(昭和4)池袋線・飯能駅~我妻駅間を開業。
・1969年(昭和44)西武秩父線・吾野駅~西武秩父駅間を開業。
年表を参考にしていただく分かるかと思いますが、意外に西武秩父線の歴史は古くはありません。吾野駅 駅
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イチオシ
吾野駅を発車すると、西武建材吾野鉱業所の砕石積出設備が見えます。
当時は鉄道輸送を行っており、3本の線路が敷かれていたようです。1978年(昭和53)鉄道貨物が廃止以降は、ダンプカーによる輸送に切り替えられ、貨車の代わりにダンプカーがこの設備の中に入ります。 -
正丸駅で上り列車と行き違いのため運転停車します。
来たのはラビュー(001系)ではありませんか~
運転停車が終わり、正丸駅を発車すると正丸トンネル(4811m)に入ります。このトンネルの中には「正丸トンネル信号所」があります。(復路のラビューで運転停車しました)正丸駅 駅
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イチオシ
■芦ヶ久保~横瀬駅間
秩父のシンボル「武甲山(1304m)」を真正面から眺めます。
■武甲山
武甲山の石灰岩は日本屈指の良質な大鉱床と言われ、明治期よりセメントの原料として採掘が始まりました。1940年(昭和15)に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進めら現在の姿となっています。ちなみに1900年(明治33)の測量では標高1336mと記録されています。 -
♪間もなく~横瀬です。
横瀬車両基地構内にはシートがかけられたニューレッドアロー(10000系)が留置してあります。地方の鉄道へ旅立つのか、それとも解体されるのかは分かりません。 -
8:08 横瀬駅に着きました。(池袋駅から1時間18分)
土休日に運行する飯能発・秩父鉄道線直通列車(8両編成)は当駅で分割し、三峰口(4両)と長瀞(4両)へ向かいます。(以前は池袋発でした)横瀬駅 駅
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♪ご乗車ありがとうございました。
♪次は終点西武秩父です。
■横瀬~西武秩父駅間
秩父鉄道の線路が見えてきました。 -
■西武鉄道から秩父鉄道への連絡線
土休日に運行する秩父鉄道線直通・長瀞行は西武秩父駅を経由せずに連絡線(黄色矢印)を渡り秩父鉄道・御花畑駅へ向かいます。 -
■秩父鉄道への直通運転
①横瀬駅で前4両(赤)三峰口行と後ろ4両(緑)長瀞行を分割します。
②先に三峰口行(赤)が発車します。
③7分後に長瀞行(緑)が横瀬駅を発車します。
④三峰口行(赤)は西武秩父駅に着き、乗務員交代をします。
⑤長瀞行(緑)は西武秩父駅に停車している三峰口行を横目に
連絡線を渡り御花畑駅へ向かいます。
⑥三峰口行(赤)は長瀞行(緑)が連絡線通過後に西武秩父駅を
発車します。
⑦長瀞行(緑)は秩父鉄道・御花畑駅に到着すると乗務員交代をします。 -
8:13 西武秩父駅に着きました。(池袋駅から1時間23分)
秩父のシンボル「武甲山」とラビューのツーショットを一枚。 -
イチオシ
シルバーの車体と晴天の一体感が何とも言えませんね。(綺麗すぎます)
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各駅停車飯能行(4000系4両編成)が発車しました。
未乗の4000系はセミクロスシートになっています。いつか乗りたいですね。 -
特急専用の改札口が無くなったので乗車券だけ自動改札に入れて通過します。(特急券はお持ち帰りできます)
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ただ今の気温は4.2℃です。
一都三県に緊急事態宣言が発出されているので駅前は閑散としています。西武秩父駅 駅
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西武秩父駅からは西武観光バスと小鹿野(おがの)町営バスが発着します。(秩父市営バスは駅構内には入りません)
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発車5分前に小鹿野車庫行が到着しました。
■西武観光バス
・1989年 西武バス秩父営業所を分社化し西武秩父バスとなる。
・1996年 西武観光バスに社名変更。
・2017年 西武高原バス(長野県軽井沢町)を吸収合併。 -
本来、「秩父 漫遊きっぷ・西武観光バス 秩父ゾーン フリーパス」は、西武観光バス秩父営業所(一つ前のコマを参照)で引き換えるのですが、営業時間外のため車内で引き換えます。
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■秩父 漫遊きっぷ「西武観光バス 秩父ゾーン・フリーパス」
西武観光バスが運行する路線(秩父ゾーン)を2日間乗り放題できます。(急行バス三峯神社行は除く) -
8:30 西武秩父駅を発車しました。(7名乗車)
いきなりですが、本日から2泊お世話になる宿(町立病院前バス停)へ向かいます。
■小鹿野線
西武秩父駅から秩父駅(秩父鉄道)を経由し、小鹿野町(秩父郡)を結ぶ路線です。概ね1時間に1~2本程度の運行です。秩父営業所の中で幹線ではないでしょうか。 -
■秩父公園前~札所十三番バス停間
秩父鉄道・御花畑駅近くの踏切を渡ります。 -
秩父鉄道・秩父駅に着きました。(西武秩父駅から7分)
5名が乗車しました。秩父駅 駅
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■秩父橋~札所二十番入口バス停間
荒川にレトロな橋が架かっています。
■秩父橋(2代目)
1931年(昭和6)竣工。全長134.6m。
この橋は多くの人々に愛され、秩父地方のシンボルでもあったことから地元の要望により土木資料として保存されることになりました。3代目の秩父橋(現在)は、1985年(昭和60)に竣工。埼玉県では初の斜張橋となっています。※斜張橋…塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造。 -
■秩父橋~札所二十番入口バス停間
国道299号線を走ります。
これより二つの峠(赤坂峠・千束峠)を越えます。後方には武甲山を眺めます。 -
■松井田~泉田バス停間
二つの峠越えが終わると小鹿野町に入ります。 -
9:08 町立病院前に着きました。(西武秩父駅から38分・530円)
乗換え時間18分、本日から2泊お世話になる宿へ向かいます。 -
旅館 越後屋は、町立病院前バス停(上り:西武秩父駅方面行)にあります。この旅では、ココを拠点に各方面へ向かいます。女将に挨拶してから荷物を預かってもらいます。
小鹿野温泉 越後屋旅館 宿・ホテル
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■町立病院前バス停(下り方面)
西武観光バスと小鹿野町営バスのバス停があります。 -
この旅、最初の秘境路線は、「9:25発・長沢行(赤枠)」に乗ります。
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長沢行が来ました。(一つ手前の小鹿野町役場始発)
手を挙げて乗車意思表示をします。(乗客は私を含め3名) -
■西武観光バス「倉尾線」
1971年(昭和46)に開業したローカル路線で、小鹿野町役場を起点に1日5往復の運行。 -
■巣掛峠入口~黒海土入口バス停間
小鹿野町中心部より5分、田園風景が広がります。 -
■黒海土入口~みどりの村吉田口バス停間
巣掛トンネル(全長218m)を抜けると秩父市に入ります。(同時に秘境区間となります) 頭上に橋のようなもの(黄色矢印)が架かっています。調べてみると、「秩父太平洋セメントベルトコンベア」で、群馬県神流町の叶山(かのうざん)で採取した石灰石を、秩父市内の工場まで運搬。その距離は、ナンと約25kmです。 -
■巣掛~上吉田駐在所バス停間
荒川の支流「吉田川」に架かる巣掛橋を渡ります。 -
■上吉田~女形(おながた)入口バス停間
県道から逸れ、旧秩父郡吉田町(2005年に秩父市と合併)のメインストリートを走ります。古民家が多く残っています。 -
■上吉田~女形入口バス停間
旧吉田町のメインストリートを通過し、群馬・埼玉県道71号 高崎神流秩父線に戻ります。 -
■上吉田~女形入口バス停間
ダムが見えてきました。
■合角(かっかく)ダム
2001年竣工。堤高:60.9m、堤頂長:195m、県営の多目的ダムです。
合角は「ごうかく」とも読めることから、ダムマニアの間では合角ダムカードが「受験にご利益があるのでは?」と人気があるようです。 -
■女形入口~日尾バス停間
西秩父湖(人造湖)に架かる倉見橋から釣りを楽しんでいる人たち(画像右下)がいます。橋を渡り昭和トンネル(全長116m)を抜けると、再び小鹿野町に入ります。 -
イチオシ
■日尾~長久保入口バス停間
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
集落を外れると狭隘(きょうあい)区間に入ります。
※狭隘道路…幅員 1.8m以上4m未満の道 -
■馬上(もうえ)~要トンネルバス停間
川に沿ったクネクネ道も秘境路線の楽しみです。
間もなく馬上(もうえ)集落に入ります。 -
■馬上(もうえ)~要トンネルバス停間
吉田川の対岸には「毘沙門水」と書かれた建物があります。これは気になりますね~
■毘沙門水
白石山(別名:毘沙門山)の麓から湧出しており、飲み水や生活用水として地域住民や観光客に親しまれ愛されています。地元の天気占いの神事「クダゲエ」にも用いられ、地域の人々の心と心をつなぐ重要な役割があります。
■馬上のクダゲエ(管粥)
毘沙門水を使った粥の中に篠竹を入れて炊きあげ、一年における天候や農作物の作柄などを占い、正月に農作業の年間計画を樹立する目安になっています。 -
■要トンネル~池原バス停間
吉田川のプチ渓谷に癒されます。 -
■池原~強矢(すねや)バス停間
強矢と書いて「すねや」とは読めないですね~皆さまは読めましたか?
難読地名であると同時に名前(姓)にも使われており、埼玉県内では134人います。うち小鹿野町では62人、隣りの秩父市では43人います。(同姓同名検索サイト)約8割が秩父地方に集中しています。(驚き) -
■八谷(やがい)~富田バス停間
八谷集落を通過中、あと10分弱で終点に着きます。 -
イチオシ
■八谷(やがい)~富田バス停間
農道クラスの道幅、こんなところを中型バスが通り抜けます。 -
■富田~大石津(おおしづ)バス停間
富田集落を通過すると、標高2000mの高地へ来たような感じがします。川沿いにあるのは桜でしょうか、春先は綺麗なことでしょう。 -
■大石津バス停
終点の一つ手前「大石津(おおしづ)バス停」を通過します。 -
■大石津~終点・長沢バス停間
狭隘区間をラストスパート!
♪ご乗車ありがとうございました。
♪次は~終点長沢です。 -
10:05 長沢に着きました。(町立病院から40分・540円)
運転士に折返し乗車する旨を伝え下車します。(折返し3分)
ナント!
当バス停で「秩父市応援!秩父漫遊きっぷ(1590円)」の元を取りました。私史上「最速」です。(笑)
<内訳>
・西武池袋線 … 790円(鉄道)
・小 鹿 野 線 … 530円(バス)
・倉 尾 線 … 540円(バス)
合 計 1860円 -
急いでバス停付近を撮影します。
先ほど上がって来た道です。
長沢バス停の標高は525mです。(小鹿野町役場248m) -
この先には6つの集落があり、更に進むと、2ヶ月前に通った群馬県 多野郡 神流町(日本中央バス:青梨バス停)に出ます。(長沢バス停 → 青梨バス停:8.8km)
発車時刻となりましたので車内に戻ります。 -
10:08 長沢バス停を発車しました。(乗客は私だけです)
-
イチオシ
■池原~要トンネルバス停間
池原集落を一枚。
絶景ではありませんか~これだから秘境路線はヤメられません!(笑) -
■池原~要トンネルバス停間
要トンネルを抜けると旧・倉尾中学校(2001年に小鹿野中学校と統合し廃校)の体育館が残っています。
■ディアレットフィールド醸造所 (小鹿野醸造所)
この体育館では、人類最古の酒といわれる「蜂蜜酒 (ミード)」をご夫婦(奥さまはロシア人)で醸造しています。一度飲んでみたいですね。(旅行後、情報番組で知りました) -
※参考画像[Google]
■おまけ
旧・倉尾中学校脇には旧・要トンネルが残っています。
1943年(昭和18)から1946年(昭和21)までの約3年間にわたり、ダイナマイトとタガネを用いて、人力で掘り進めたそうです。2011年に新・要トンネルが開通、もちろん開通する前は路線バスもこの狭小トンネルを通過していました。幅・高さはギリギリと言ったところでしょうか。多分、運転士泣かせのトンネルだったことでしょう。(乗りたかった~) -
イチオシ
■馬上(もうえ)~長久保入口バス停間
鉄道に例えるなら単線区間から複線区間へ、この境界(ギャップ)が秘境路線の楽しさです。(笑) -
10:48 小鹿野町役場に着きました。(長沢から40分・540円)
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時刻表を確認します。
次は11:09発の西武秩父駅行に乗ります。(乗換え時間は21分) -
乗って来たバスは役場敷地内で折り返し、回送で小鹿野車庫へ向かいます。
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■小鹿野町役場
年季の入った建物です。
役場脇にはバス待合所を兼ねた観光案内所(無人)があります。トイレと喫煙所があります。 -
■小鹿野町(おがのまち)
埼玉県の西部に位置し、秩父市や群馬県(多野郡)に隣接します。秩父名物「わらじかつ丼」の発祥の地と言われています。
・人口:11008人 世帯数:4624世帯(2021.8.1現在)
2008年より「オートバイによるまちおこし事業」を立ち上げ、町ぐるみでライダーを暖かく迎え気持ちよく帰ってもらい新しい仲間とまた訪れてもらおうという趣旨でさまざまな取り組みを行っています。 -
11:09 西武秩父駅行が来ます。
あっ!女性の運転士ではありませんか~ランチのため秩父駅(秩父鉄道)へ向かいます。(お腹ペコペコです) -
国道299号線(千束峠)から小鹿野町を眺めます。
秩父市内へ行くには、2つの峠越え(千束峠・赤坂峠)をしなければなりません。これは荒川の河岸段丘によるものです。 -
11:37 秩父駅に着きました。(小鹿野町役場から28分・440円)
秩父駅 駅
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■秩父鉄道・秩父駅
立派な駅舎(1985年使用開始)ですね~
駅舎は秩父地域地場産業振興センター(地場産センター)の中にあります。 -
線路脇を歩いていると警報機が鳴りだしたためスタンバイします。
武甲山をバックにデキ500形電気機関車+ヲキ・ヲキフ100形貨車を1枚。(アングルが悪いですね~ど素人の見本です) -
最後部は車掌室付き「ヲキフ100形」です。1988年(昭和63)に車掌の乗務を省略しています。
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秩父駅構内を1枚。
行き違い設備は旅客列車用と貨物列車用に別れています。 -
更に御花畑駅方面を歩くと警報機が鳴りだしたので再びスタンバイします。目の前を7500系(元東急8090系)が通過します。
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イチオシ
秩父駅から歩くこと10分、お目当ての「パリー食堂」に着きました。
昭和レトロがメチャ漂っています。(超感動)
■パリー食堂[食べログ]
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11006748/パリー食堂 グルメ・レストラン
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有形文化財に登録されているパリー食堂は1927年(昭和2)に建てられました。プレートを見ると「カフェ・パリー」と表記されています。「カフェ?」と言うことは創業当時は喫茶店だったのでしょうか?
調べてみると、正確には「カフェー」で、洋酒・洋食などを提供し、女給がお酒の相手をしてくれる社交場でした。表現が悪いかもしれませんが「今日のキャバレー」と言ったところでしょうか。 -
映画のセットにも見える建物は「看板建築(街路建築)」という工法で建てられたものです。
■看板建築(街路建築)
関東大震災後の復興期に突発的に現われた木造2~3階建の建物で、その正面だけを銅板やモルタル・タイル・スレートなどの耐火素材で覆い、装飾した町家のこと。※関東大震災1923年(大正12) -
レトロな暖簾とアサヒビールの看板。
私は生まれていませんが、戦前の横書きは「右 → 左」だったんですよね。 -
陳列されている食品サンプル、よく見ると店名が書かれている丼を3つ並べて「ぱ」「り」「ー」と凝った演出をしています。(旅行記作成時に気付きました)
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店内もシブいですね~
入店したのは11:50、私が一番乗りでした。
その後、10分足らずで満席となりました。(全員が観光客) -
最近では見かけることが少なった波模様の「すりガラス」、これも良い感じです。
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ホールと厨房を仕切る壁はモダンで良いですね~今にも女給さんが出入りしそうな感じです。
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■メニュー①
お店は三代目店主(77歳)とお孫さんの二人で切り盛りしています。
お孫さんのオススメは「焼き肉丼(800円)」だそうです。 -
■メニュー②
シュウマイで昼飲みしたいところですが、トイレの問題があるので我慢します。これがバス旅の辛いところです。(涙) -
看板ネコ「パリ子」です。
さすが主だけあって特等席で暖をとっています。(笑) -
イチオシ
起こさないように正面からも撮影します。
可愛らしい寝姿ですね~この時ばかりは猫を忘れていることでしょう。 -
イチオシ
注文してから十数分ほどで運ばれてきました。(美味しそう!)
昔ながらの、しっかり焼かれた卵のオムライス。周囲に盛られたフルーツやサラダはオムライスを引き立ててくれます。(彩りが良いですね)最近見かけなくなった冷水のコップにスプーンを入れて提供するのも昭和を感じさせてくれます。(画像左上) -
お皿には店名が入っています。
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いただきま~す!
しっかり炒めてあるチキンライス。(どこか懐かしい味)
ケチャップの酸味、玉ネギ(大きめな切り方)の甘みと食感、しっかり焼いた卵、鶏肉の旨味との四重奏は絶品です。卵にかかっているケチャップをチキンライスに足すと更に深みのある美味しさになります。
今回、緊急事態宣言が発出の中、平日にお邪魔しました。解除後の土休日は並ぶ覚悟が必至かと思います。次回お邪魔するときはシュウマイで昼飲みをして〆に焼き肉丼でしょうか。(笑)
ご馳走さまでした! -
この後、秩父駅周辺を散策してから小鹿野町へ移動します。
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次回の旅行記は、秩父駅周辺の散策・秘境路線バスの旅・小鹿野町の宴をご紹介いたします。ご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
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喜多方
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この旅行記へのコメント (8)
-
- Akrさん 2021/09/11 07:16:29
- 西武鉄道と西武バス
- BTSさま
おはようございます。Akrでございます。
今度は秩父ですね。
また秘境感あふれる場所をチョイスされますねえ。
もと池袋線沿線民(保谷に2年、清瀬に2年居りました)としては、いまは西武の電車も黄色が無くなって来て久しいですがバスだけは昔ながらのカラーで安心しました。ちょっとあか抜けない感じの色が西武らしいと思います。
秩父は西武観光バスなんですか。路線部門は都市部は西武バス、秩父や軽井沢が観光バスが受け持っているのですね。なるほど。それにしてもめちゃくちゃ狭い道路じゃないですか(笑)9mの中型でもきつそうです。対向車が来ない事を祈りながら運転する路線ですね。
パリ―食堂はレトロチックなのではなく、ガチのレトロなんですね。建物の造形が素晴らしい。それをモノクロにすると雰囲気が出ます。オムライスは昔ながらといった感じで好感が持てます。オムライス、ナポリタンなどの「和洋食?」はあまり手を加えない素朴なものが好きです。
まだまだ秘境が続きますね。楽しみにしております。
-Akr-
- BTSさん からの返信 2021/09/11 09:36:38
- RE: 西武鉄道と西武バス
- Akrさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
以前、Akrさんが西武池袋沿線に住んでいたときのその後を旅行記で公開されていましたね。当時は黄色い電車に地味な色の西武バスが西武鉄道沿線のカラーでしたね。今の鉄道は、カラフルな感じに変わりました。路線バスは当時と変わりませんが、高速バス(観光バス)は白地のライオンズカラーの他に青地のライオンズカラーもあります。
西武観光バスは、旅行記にも書きましたが、西武バス・秩父営業所の分社化がきっかけで誕生した会社です。後に軽井沢で運行している西武高原バスを吸収しています。旅行記には書きませんでしたが、西武鉄道の株主優待乗車証(鉄道・バス)は秩父ゾーンでは使えません。運賃表示器の脇に注意書きが貼ってありました。
最初に乗った秘境路線「倉尾線」は、狭隘区間が多い路線で、狭い道でもスイスイと中型バスで通り過ぎていました。毎日運転しているのでプロとして腕の見せどころではないでしょうか。乗っていて楽しかったです。
レトロなパリー食堂は、以前から気になっていた店でした。今回の旅で行くことができました。映画のセットのような建物は、関東大震災以降、運転資金に余裕のない個人商店主が建てたもので、急速に広まったと言われています。
今のオムライスは「ふわとろ」が主流になっていますが、私たち世代は昔ながら、かつシンプルを好みますよね。ナポリタンもそうですね。秩父には「昭和」がたくさん残っている街だと思います。後編ではパリー食堂周辺の町並みを歩き、廃線跡を追いかけます。お楽しみに!
BTS
-
- とのっちさん 2021/09/10 23:17:50
- 晴れ空がすばらしい!
- BTSさま
こんばんは。「ラビュー」に晴れ空うらやましい!絶好の旅日和でしたね。
「ラビュー」は斬新なスタイルですね~窓が大きくて、丸窓鉄仮面「ラピート」に負けず劣らずのデザインかと思います。それにしても、銀色車体によく似合う青空!田舎者にとって西武電車の特急といえば「レッドアロー」なのに、もう死語になってしまうのでしょうか…首都圏の電車は乗り入れが活発でその都度呼称も変わるので、田舎者は乗りこなせません。勉強がてら関東大手民鉄に本腰入れて乗りに行きたいものです。「ラビュー」登場は平成31年の3月でしたね。実はBTSさまをはじめみなさまと長野にご一緒させていただいたとき(もう2年半も前ですか…)、高崎集合の前にちょこっと「ラビュー」見てきました。懐かしい…それ以来見ておりません。飯能の“転換の儀”は特急車両ならではの楽しみですね~30年ほど前に大分県の中津に住んでいたので、母の実家の熊本に帰るとき小倉で「にちりん」の座席をひっくり返すのが好きでした。「はまなす」の自由席は簡リクだからひっくり返せない人がけっこういて…ついつい脱線してしまいました。電車の話で脱線とは縁起でもない。
今回のきっぷのチョイスはすばらしいですね!開始早々元をとってあとはボーナスステージとは!計画の立て甲斐があります(笑)。狭隘路線に難読バス停、私はバス旅は得意ではないのですが“フォートラ”では大絶賛されそうですね~あんな地名まず読めません。パリ―食堂の雰囲気はいいですね~オムライスはすばらしい!店の雰囲気に合ってます。ラップにつつんで岡持ちに入れてカブで出前してくれそう(笑)。ケチャップごはんの中の鶏肉の味を予想しながら焼酎飲んでます。すみません。ちゃんとヲキフが出てきて安心しました。やっぱり秩父はこうでないと。
とのっち
- BTSさん からの返信 2021/09/11 08:52:23
- RE: 晴れ空がすばらしい!
- とのっちさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
旅行初日は快晴でした。青空を濃く見せるために少しだけ画像処理をしていますが、ラビューの車体と青空の一体感には感動しました。旅行記の表紙の候補でもありました。オムライスとラビューどちらにしようか相当悩みましたね。
そういえば、オフ会の時、とのっちさんは西武鉄道の視察をしてから高崎駅で合流しましたね。ギリギリだったのを思い出しました。ニューレッドアロー(10000系)は新宿線「小江戸号」で活躍していますが、レッドアロー(5000系)は、富山地方鉄道で走っています。ココだけの話しですが、7月に富山で「レッドアロー」を乗って来ました。(旅行記は来年になるかと思います)
秩父市応援!秩父漫遊きっぷは、通年発売の秩父漫遊きっぷよりも30%オフで、購入して4時間ほど元を取ることができました。私史上「最速」でした。多分、この記録は塗り替えることはできないでしょう。
昭和レトロな「パリー食堂」は、以前から行きたかった店でした。今回の旅で叶うことができました。今のオムライスは「ふわとろ」が主流ですが、私のような昭和で育った人間は、しっかりと焼いた卵のほうが口に合います。食べた瞬間「懐かしさ」を感じました。とのっちさんが秩父へ行くことがありましたら、ぜひ寄ってみてください。
秩父といえば、秩父鉄道の貨物列車ですよね〜偶然にも貨物列車を撮影することができました。(下手くそですが…)秩父鉄道を語るには「キヲフ」と「6000系(急行用)」はハズせませんよね〜(笑)次回もお楽しみに!
BTS
-
- Tokyo 634さん 2021/09/10 20:51:21
- まだLaviewに乗れていない西武池袋線沿線民...
- BTS様、こんばんは。
Laviewで行く秩父旅、いつかやってみたいものです・・・
2019年3月に登場したLaviewですが、西武池袋線沿線民なのにまだ1度も乗っておりません(汗)
西武池袋線といっても割と池袋寄り(ギリ23区)なので、特急に乗るには最低でも所沢まで行かないと行けませんが、所沢~池袋で乗るにはもったいないし、秩父まで行く予定も無いので、なかなか乗る機会がありません。
思えば、先代特急のレッドアローも1回しか乗る機会がありませんでした(泣)
いつか乗ろうと思っていたらいつのまにか池袋線系統から引退してしまいました。秩父の大自然の中を走るレッドアロー号にもう一度乗ってみたかったものです・・・
途中西武秩父線内で映っていた4000系も懐かしいです。数年前まで、土休日を中心に何本か池袋まで乗り入れて、珍しい池袋発着の「快速急行」と「長瀞・三峰口」行の表示が池袋駅で見られなくなってしまったのは残念ですね。
土休日は、東急線からS-Trainが西武秩父まで直通していますので、今度秩父に行かれる際は、S-Trainにも乗ってみてくださいね~
(綱島は止まりませんが...汗)
——-
Tokyo 634
- BTSさん からの返信 2021/09/11 08:13:11
- RE: まだLaviewに乗れていない西武池袋線沿線民...
- Tokyo 634さまへ
おはようございます。
コメントをいただきありがとうございます。
西武池袋沿線(23区内)に住んでいると、よほどの用事がない限りは「ラビュー」に乗る機会は少ないですよね。このシリーズの旅行記(グルメなど)を参考にしていただき、秩父へ出かけられては如何でしょうか。現地へ行けば秩父鉄道も走っています。乗り鉄・撮り鉄を存分に楽しめる地域かと思います。
ニューレッドアロー(10000系)は、新宿線「小江戸号」を除き廃車が進んでいるようです。一部は富山地方鉄道に譲渡されているようです。4000系は東武6050系に似た感じで一度は乗ってみたいですね。横瀬での分割と複雑な運転方を取材したいですね。S-Trainも始発となる元町・中華街から乗りたいと思っています。
BTS
-
- Tagucyanさん 2021/09/10 19:14:36
- オムライスがうまそう
- BTSさま
こんばんは
秩父へのバス旅、拝見させていただきました。
西武のラビュー、斬新な車両ですよね。なんと言っても窓が大きくて景色がよく見える。
朝イチの西武秩父行きには私も乗ったことがありますが、よりによって自由が丘で足場が崩れたあの日だったんですね。私の場合は八王子から八高線で飯能に向かいましたので、家で朝食を食べてからでも間に合いました(スミマセン)。
秩父地域のローカルバスには、フォートラさんの会員になる前に何度か乗ったことがありますが、なるほどまずは小鹿野に向かいましたか。長沢に行くバスに乗ったんですねえ、ふむふむ。西武バスはああいう路線でも中型バスなので、運転手さんは大変だなあと思いますね。
パリー食堂、これはすごいですね。今度秩父に行く機会があったら、寄ること確定です(笑)
白黒モードの写真がとてもよく似合いますねえ。こういうところで食べるオムライス、ビジュアル的にも見ただけでうまそうです。
ここから先も知っている景色が出てくるかどうか、ドキドキしながらお待ちしております。
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2021/09/11 06:46:23
- RE: オムライスがうまそう
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
前回秩父へ行ったのは6年前、車体のみ更新した「ニューレッドアロー」でした。その数年後には斬新なデザインの「ラビュー」が走るようになり、いつしか乗りたいと思っていました。偶然にも車内吊り広告で「秩父市応援!秩父漫遊きっぷ」を見て、今回の旅となりました。ダジャレではありませんが、「ラビューでデビュー」しました。(笑)
当初の計画では1泊2日でした。しかし、タイトな行程となり、見直したところ、2泊3日にすることで秩父地方の秘境路線に数多く乗れることが分かりました。そして旅の拠点となる宿探しです。西武秩父駅や秩父駅周辺のビジネスホテル、その他に丸山鉱泉旅館や新木鉱泉なども候補に挙がりましたが、小鹿野町にすることで3日間の行程が上手く組むことができました。
今回の秘境路線は、Tagucyanさんが既に乗られた路線が多いかと思います。一発目に乗った倉尾線は狭隘区間が多く、農道級の道路を中型バスでスイスイと走っていました。運転士にとっては大変な路線かもしれませんが、私にとって楽しかったです。
レトロすぎる「パリー食堂」のオムライスは絶品でした。私がお邪魔したときは、8割の方がオムライスを注文していました。土休日のランチタイムは並ぶ覚悟でお出かけください。
BTS
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