［秘境！路線バス乗り継ぎ旅　初日：後編］　埼玉県唯一の村「東秩父村（和紙の里）」と東松山名物「みそだれやきとり」

2020/07/06 - 2020/07/06

ご覧いただきありがとうございます。

初日・後半（後編）は、小川町駅（東武東上線・JR八高線）からイーグルバス（東秩父村路線）に乗り、埼玉県内唯一の村「東秩父村（秩父郡）」へ向かいます。復路では和紙の里で４年前に導入した「ハブ＆スポーク＋小さな拠点」を視察します。

視察後は東松山市（埼玉県）へ移動し、温泉で疲れを癒し、宴は東松山名物「みそだれやきとり」をいただきます。

※表紙…みそだれやきとり（やきとりひびき　東松山駅前本店）

■［秘境！路線バス乗り継ぎ旅　初日：前編］　業界初「ハブ＆スポーク方式」を導入したイーグルバスと珍スイーツ「青なすジェラート」
https://4travel.jp/travelogue/11655873

エリア 東松山(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【前編の振り返り】
イーグルバス（ときがわ町路線）が、業界初導入した「ハブ＆スポーク方式」の中心拠点「せせらぎバスセンター」を視察。ランチは「ふれあいの里たまがわ」にお邪魔し、地粉の手打ちうどん、ときがわ町特産の「青なす（埼玉青大丸なす）」を使ったジェラートをいただきました。

・画像左上…東武越生線、1963年に登場した塗色をリバイバル。
・画像右上…手打ちうどん弁当（地粉を使用：450円）
・画像左下…青なすジェラート（320円）
・画像右下…せせらぎバスセンター（ハブ＆スポークの中心拠点）

■小川町駅（東武東上線・JR八高線）
駅周辺をの散策を終え、駅前にある三代目 清水屋で「おからドーナツ」を購入します。

皆谷行（手前）が停車しています。
先ほどまで乗っていた「ときがわ町路線（イーグルバス）」はミニバスが主流でしたが、「東秩父村路線（イーグルバス）」は中型バスです。

小川町駅 駅

当初は、終点の白石車庫まで乗る計画でした。しかし、昨年発生した台風19号（2019.10.12）の影響により道路が崩落し、未だに皆谷～白石車庫間が運休しています。旅行前日まで情報収集しましたが、開通見込みがないため、今回は行けるところ（皆谷）まで乗ります。（運休区間はリベンジします）

時刻表を見ると１時間に１～２本程度の運行ですが、終点の皆谷行（白石車庫行）は１日７便です。

■東秩父村路線
以前から東秩父村（埼玉県 秩父郡）には、寄居駅を結ぶ路線（東秩父村営バス）と、小川町駅を結ぶ路線（東武バス、後に川越観光自動車）がありました。しかし、川越観光自動車が撤退、イーグルバスが引き継ぎ小川町駅～東秩父村（白石車庫）間を運行。その後、再編によりイーグルバスが東秩父村を走る全ての路線（２路線・３系統）を運行、和紙の里にハブ＆スポーク方式を導入しました。

＜運行区間＞
・W01系統…小川町駅～和紙の里～白石車庫
・W02系統…小川町駅～和紙の里
・W03系統…寄 居 駅 ～和紙の里

（注）東秩父村路線では、一日乗車券の発売はありません。また、ときがわ町路線の一日乗車券（周遊券）は使えません。交通系ICカードに対応しています。

■東秩父村路線［イーグルバスHP］
　http://www.new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/index.html

13:18　「【W01系統】皆谷行」は小川町駅発車しました。
発車してから７分、古い橋を発見しました。（木落しバス停付近）　　　　

■矢岸橋（矢岸歩道橋）
槻川（つきかわ：荒川水系）に架かる橋は、1923年（大正12）製のトラス橋で、1971年（昭和46）同じ町内にあった「柳町橋」から移設したものです。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
旅行記作成時に分かったことですが、この付近は東武根古屋線（貨物線）槻川荷扱所（小川町駅から4.0km地点）の跡地です。

■東武根古屋線
小川町駅から根古屋荷扱所までを結んでいた東武鉄道の貨物線［４駅・4.3km］で、主に鉱山で採掘された石灰石等を運搬していました。1967年（昭和42）に廃止となりました。

槻川（上流側）で川遊びをしている親子がいます。きっと水質が良いことでしょう。

小川町駅を発車してから13分、東秩父村（埼玉県 秩父郡）に入りました。広大な田園地帯、米どころ新潟へ来たような錯覚になります。

■東秩父村
人口は約2600人、埼玉県内唯一の村。隣接する小川町と共に「細川紙」の産地で知られています。

まもなく和紙の里に着きます。
東秩父村路線にも導入したハブ＆スポーク方式、中心拠点となる「和紙の里」は立派な木造のターミナルで、待合室の内装の一部に村特産の和紙を用いています。

東秩父村 和紙の里 名所・史跡

13:35　和紙の里に着きました。（小川町駅から17分）
復路で視察をします。先へ進みます。

和紙の里を発車すると貸切となりました。

■落合地区
まもなくバスは左折します。（直進すると寄居駅方面）
良いですね～山間の風景、この先はどんな景色を眺めることができるのか楽しみです。

13:46　皆谷に着きました。（小川町駅から28分）
昨年発生した台風19号の影響で、皆谷～白石車庫間は運休となっています。その関係でバスの折返しが１時間あるので周辺を散策しながら時間を潰します。

それにしても立派な転回場です。（東武バスの遺構）
東武バス（後に川越観光自動車）が運行していた頃は、１日に11便（平日）が当バス停で折返しをしていたそうです。

■皆谷地区
人口：474人、標高：220m（小川町は91m）です。
残念ながら飲食店は無く、商店が３店舗あるだけです。

■埼玉県道11号 熊谷小川秩父線
この先、通行止めになっているため交通量は殆どありません。

昨年の台風19号の影響で、ヤマメの里親水公園へ向かう歩道（黄矢印）は崩落しています。（2021年３月末まで利用禁止）

まだまだ時間があるので、皆谷地区を一望できる高台へ向かいます。道路を挟んで岩肌と竹林の組み合わせが何とも言えません。坂道を歩いた甲斐があります。

お～ぉ、良い眺めではありませんか、右下にはイーグルバスが見えます。

更に高台へ進みます。
こちらも良い眺めですね。（小川町駅方向）
そろそろ、本日２度目のスイーツタイムをします。

皆谷で滞在時間が１時間ほどあるので、事前に小川町駅前で購入しておきました。

■三代目　清水屋（創業は1921年、老舗の豆腐屋）
　・ホームページ
　　https://www.okara-donuts.com/
　・食べログ
　　https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11024552/

おから特有のパサパサ感が無く、モッチリしていて、チェーン店のドーナツより美味しいです。（買って正解でした）

一休みしたところで、埼玉県道11号 熊谷小川秩父線（秩父方向）を歩いてみます。皆谷バス停から約600m、新田バス停付近に通行止の告知板が設置されています。

新田バス停には、時刻表の上に運休のお知らせが貼ってあります。あれから約10か月経過するも開通の見込みが無いということは、被害が甚大だったことが窺い知れます。

※参考画像［東秩父村HP］
2019年10月12日、台風19号により「埼玉県道11号 熊谷小川秩父線（八重原バス停付近）」で道路が崩落し、皆谷～白石車庫間が運休。

2020年10月16日に東秩父村側が復旧、23日より皆谷～白石車庫間が１年ぶりに運行再開しました。

※参考画像［Googleマップ］

＜行ったつもり～＞
運休のため行けなかった白石（しろいし）車庫、名称に「車庫」が付いているので建物（営業所）があるのかと思いきや単なる転回場です。右側の道路（埼玉県道11号 熊谷小川秩父線）を進むと定峰峠に向かいます。

■白石地区
人口：127名、標高353m（小川町駅91m）です。
転回場前には、おばあちゃんの手打ち蕎麦・うどんが食べられる「やまびこ」が、定峰峠へ向う途中（バス停から600m）には、手打ちうどん「定峰峠の鬼うどん」があります。いつか食べたいですね。

・やまびこ［食べログ］
　https://tabelog.com/saitama/A1107/A110704/11026271/
・定峰峠の鬼うどん［食べログ］
　https://tabelog.com/saitama/A1107/A110704/11003938/

そろそろ時間なのでバスに乗り込みます。

復路は、【W01系統】小川町駅行に乗り、東秩父村路線のハブ＆スポークの中心拠点「和紙の里」で【W03系統】寄居駅行に乗換えます。時刻表には赤枠で寄居駅行の接続が示してあります。

14:45　皆谷バス停を発車しました。（画像は柴地区）

14:54　和紙の里に着きました。（皆谷から９分）
13分の待ち合わせで寄居駅行に乗換えます。

■東秩父村路線の運賃
ときがわ町路線同様に「ゾーン制」となっており、ゾーン内のバス停で乗り降りした時の運賃は「230円」、ゾーンをひとつ越えるごとに「140円」の加算、最大で650円（和紙の里で乗換えた時）です。

■のりつぎ券
皆谷から寄居駅へ行く直通バスが無いため、和紙の里で乗換える必要があります。運賃は、和紙の里で降りる際、皆谷からの「230円」を支払い、運転士に寄居駅行に乗換える旨を伝えると「のりつぎ券」が貰えます。この「のりつぎ券（和紙の里で乗換時のみ発行）」を使うと、寄居駅で降りる際は、皆谷～寄居駅の通し運賃「370円」が適用され、既に支払った「230円」を差し引いた「140円」を支払えばOK牧場です。（笑）

■ハブ＆スポーク方式 ＋ 小さな拠点
ときがわ町（比企郡）同様に全住民へのアンケートを実施、バスにGPSや出入口にセンサーを設置しデータの取得。2016年10月にハブ＆スポーク方式を導入、ダイヤ改正も同時に実施しました。

ときがわ町と違うのは、既存の体験型観光施設「和紙の里」に道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」を建設、 JA東秩父農産物直売所・特産品直売所・フードコート・宿泊施設・バスセンター（ハブ＆スポーク方式導入）などを併設することで、和紙の里を東秩父村の「小さな拠点」とし、人口減の歯止めや雇用の創出、観光客誘致の狙いがあります。

■ハブ＆スポーク導入の成果
利用者は微減したものの、運行車両を１台減らす（４台→３台）ことができたため、バス運転手１人あたりの輸送人員は増加、バス１台あたりの運送収入が増え、運行経費を削減することができました。（和紙の里の入場者数は170％増）

■和紙の里
約1300年の伝統を有する手漉き和紙の見学と紙漉体験ができます。和紙製品も販売しています。

・和紙の里
＜ホームページ＞
　http://www.washinosato.co.jp/
＜東秩父村公式観光サイト＞
　http://www.higashichichibu.jp/hosokawashi/washinosato

■JA埼玉中央東秩父農産物直売所
今回は時間の関係で店内を見学できませんでしたが、野菜・果樹・特産品・林産物・農産加工品（おやき・みそ・まんじゅう・漬物・こんにゃく・手打ちうどん・おでん・ジャムなど）を販売しています。（住民用に日用品もあります）

ターミナルは、帰宅する小学生たちで賑やかです。

この木の温もりが良いですね～待合室の一部には東秩父村の和紙（細川紙）が使われています。乗り場は３箇所、降車用は１箇所となっています。

【W03系統】寄駅行が入線しました。
ときがわ町路線と同じミニバスです。

15:07　和紙の里を発車しました。
車内は、小学生たちで満席でしたが意外に車内は静かでした。各バス停には親が迎えに来ていました。

和紙の里を発車して10分（かやの湯前バス停付近）、寄居町（大里郡）に入った途端、道幅が急に狭くなりました。

JR八高線の踏切を渡ります。

正喜橋（長さ145.9m）から荒川の上流を眺めます。
※この橋は心霊スポットようです。興味のある方は検索してみてください。

15:30　寄居駅に着きました。（和紙の里から23分）
東武東上線に乗ります。乗換え時間は『４分』です。急げ～

寄居駅 駅

■寄居駅
東武東上線（始発駅）・秩父鉄道・JR八高線が発着、券売機は会社別に設置してあります。３社の券売機が並ぶのは珍しいかも…。（秩父鉄道の管理駅）

切符を買ったのですが、この時点では買い間違えに気づいていませんでした。

■東武東上線のホーム
日中は30分間隔の運行（寄居駅～小川町駅間）なので乗り遅れると大変です。（発車間近なので車内から撮影しています）

手前が秩父鉄道、奥がJR八高線のホームです。

■寄居駅の歴史
1901年（明治34）上武鉄道（現：秩父鉄道）の駅として開業。
1925年（大正14）東武東上線の駅が開業。
1933年（昭和８） 鉄道省八高北線（現：JR八高線）の駅が開業。

※参考画像［2015.8.7撮影］

■寄居駅構内（八高線から撮影）
右から東武東上線（１・２番線）、秩父鉄道（３・４番線）、JR八高線（５・６番線）となっています。各社間の接続は考慮されていないようです。ダイヤによっては東武東上線からJR八高線への『八高ダッシュ』、逆にJR八高線から東武東上線への『東上ダッシュ』があるかもしれません。

車内で切符を撮影していたら、何となく切符代が高いな～と思い、行程表を確認したら誤購入していたことが判明。原因は急いでいたため（４分乗換え）運賃表を見間違ったようです。【正】東松山まで420円。

下車駅で「差額60円」の払戻しができないので諦めて東武鉄道さんへ寄付します。（こんなときは交通系ICカードが確実ですね）

15:34　寄居駅を発車しました。

■玉淀駅～鉢形駅間
今、渡っている荒川橋梁は、1925年（大正14）竣工で、上路式のトラス橋としては埼玉県では最古の橋です。（長さ162.4m）

15:49　小川町駅に着きました。（寄居駅から15分）
寄居駅から池袋駅方面への直通運転が無いため当駅で乗換えます。接続は３分ですが、同じホームで乗換ができるのでダッシュする必要はありません。

小川町駅 駅

15:52　小川町駅を発車しました。
私が降りる東松山駅までは各駅に停車します。

16:08　東松山駅に着きました。（小川町駅から16分）　　　
温泉とご当地グルメを楽しみます。

東松山駅 駅

今朝ほどの坂戸駅と言い、東武東上線はお洒落で立派な駅舎が多いですね。（建設費用は相当なことでしょう）

駅舎は、東松山市が姉妹都市提携を結んでいるオランダ（ヘルダーラント州・ナイメーヘン市）をイメージしたレンガ造りとなっています。

東口は、駅舎を挟み路線バスやタクシー専用の南側ロータリーと、一般車用の北側ロータリーに分かれています。

これから「【HM21系統】パークタウン五領行（川越観光自動車）」に乗り、日帰り温泉施設へ向かいます。

16:27　東松山駅を発車しました。
車内は学生や買い物帰り客で混雑しています。

16:45　パークタウン五領に着きました。（東松山駅から18分）
パークタウン五領バス停は、ロードサイド店舗が立ち並ぶエリア（国道407号線）にあり、元々は、東武バスの車庫（出張所）だったようです。

雨も止み、草木や土の匂いが漂う中を歩きます。田舎者の私にとってはストレスが解消されます。

パークタウン五領バス停から歩くこと10分、「野天風呂 蔵の湯 東松山店」に着きました。高級旅館のような趣です。

■野天風呂 蔵の湯 東松山店
　http://www.kuranoyu.net/higashimatuyama/

※イメージ画像［野天風呂 蔵の湯HP］
平日にも関わらず混んでいます。
露天風呂には大きな液晶テレビが設置してあるので、ニュースを観ながらノンびり湯につかりました。（密を避けるためサウナは控えました）

１時間ほどノンびりしたでしょうか、旅の疲れを癒し東松山駅へ戻ります。天気が回復してきたような…明日は良い天気になることを願うばかりです。

＜バス：川越観光自動車＞
パークタウン五領　18:10発　→　東松山駅　18:26着（180円）

18:30　さぁ～お待ちかねの宴です。
お邪魔するのは、「やきとり ひびき 東松山駅前本店」です。

■やきとり ひびき
　＜ホームページ＞
　　https://www.hibiki-food.jp/
　＜食べログ＞
　　https://tabelog.com/saitama/A1105/A110502/11005020/

※19:40撮影
本店だけあって40名ほどは入れるでしょうか、コロナの影響で駅前にある人気店でも客の入りは悪いようです。

ビールで一人乾杯です。
風呂上がりなので吸い込みが良いですね。
お通しは、大豆とワカメの煮物です。

食べログのクーポンで、ひびき秘伝「特製みそだれ（500円相当）」を一瓶いただきました。（ありがとうございます）

後日、地元の焼き鳥屋で常連客に特製みそダレを付けて食べてもらいましたが大絶賛でした。

■メニュー①
直ぐに出てくるものをチョイスします。
話しは逸れますが、メニューを見ていて目を引いたのは、「みそ焼きおにぎり（370円）」です。店員さんに聞くと、「特製みそだれ」を使った焼きおにぎりで、テイクアウトも可能とのこと。後にテイクアウトすることに決まりました。

■枝豆（240円）
ビールのお供の定番と言えば枝豆、塩分を補給します。

■ポテトサラダ（300円）
添えてあるマヨネーズをポテサラに付けると更に旨味が増します。（笑）

■メニュー②
東松山名物「みそだれやきとり」を注文します。
焼き鳥は鶏肉が一般的ですが、東松山では「豚」を使っています。

■みそだれやきとり（豚）のルーツ
やきとりに「豚」が使われるようになったのは戦後間もなくで、当時は食糧難でしたが地元に大きな食肉センターがあったため、新鮮で安くカシラ肉（豚）を入手できたのが始まりです。

味噌ダレは、大松屋の主人（韓国出身）が独自開発したもので、白味噌をベースににんにく、唐辛子、みりん、ごま油、果物などをブレンドして作ったものです。次第に他店も味噌ダレを作る様になり、「みそだれやきとり」が広まっていったと言われています。

■東松山焼鳥組合
1962年（昭和37）に設立された全国唯一の焼鳥組合です。全国には室蘭、今治、美唄、函館、久留米など名だたる焼き鳥の街がありますが、組合があるのは東松山だけです。当時は7店のみでスタートしましたが、現在は30店ほどが加盟しています。

特撰かしら串が来ました～
味噌ダレを壺から皿へ取り出します。

い・た・だ・き・ま～す！

豚のカシラ肉は弾力があり、噛むことで肉の旨味を楽しめます。そして味噌ダレは、最初は甘みが来て、ジワジワと辛みが口の中で広がります。この辛さはクセになります。ウマすぎで、アルコールが進みます。

■ホッピー黒（セット400円・中210円）
やはり…やきとりにはホッピーでしょう。相性が良いんですよね。

■うずら串（300円）
キャベツがたっぷりと盛られているではありませんか～もちろん、味噌ダレを付けていただきます。

ん～ん、キャベツの甘みと味噌ダレの辛さが合いますね。イメージ通りでした。またまたアルコールが進みます。

せっかく来たんですから、他のやきとりも注文しました。

左から
・特上やきとん串（260円）…やきとん串に比べ肉が柔らかい。　　　　
・黒豚バラ串（240円）…私のお気に入り。
・豚タン串（160円）…食感と絶妙な塩加減が良い。
・特撰もも串（160円）…醤油ベースのタレで焼いてあります。

特に美味しかったは、「黒豚バラ串」です。
バラ肉の間には、「玉ネギ」がサンドしてあり、肉（脂身）の旨味と玉ネギの甘みが絶妙な塩コショウとの相性が何とも言えませんでんでした。

時刻は20時前、お開きの時間となりました。（会計5150円）　　　　　
朝食用に「みそ焼きおにぎり」をテイクアウトします。
ご馳走さまでした。

■東松山駅東口
自宅最寄り駅まで乗換無しで２時間ほどで帰れるのですが、明日の行程を考え都内で宿泊します。

３分後に電車が来ます。

綺麗な夜景です。
駅前なのに賑やかさが全くありません。

20:05　東松山駅を発車しました。
少し酔っていますが、先ほどのような買い間違えはありませんでした。（笑）

車内はガラガラです。

20:26　川越市駅に着きました。（東松山駅から21分）
乗換えのため当駅で下車します。

川越市駅 駅

下り列車（池袋発）が着いていないせいもありますが静かな駅前です。

乗換えのため500mほど歩きます。
結構、良さげな飲食店があります。寄り道したいのですが、ココは我慢して駅へ向かいます。

６分ほどで西武新宿線・本川越駅に着きました。

本川越駅 駅

40000系［2019年製造］を一枚。

初めて乗る西武新宿線、全区間が複線かと思っていましたが、本川越駅から0.9km区間（脇田信号場）は単線区間だったことを旅行記作成時に知りました。（汗）

■西武新宿線
西武新宿駅を起点とし、所沢駅を経由し本川越を結ぶ路線です。［29駅・47.5km］

■本川越駅
埼玉県川越市の中心にある3駅「川越駅（JR川越線・埼京線・東武東上線）・川越市駅（東武東上線）・本川越駅（西武新宿線）」の中で、本川越駅が最も古く、1895年（明治28）に開業しています。

20:44　本川越駅を発車しました。
東武東上線同様に車内は空いています。

21:13　久米川駅に着きました。（本川越駅から29分）

久米川駅 駅

恒例儀式、乗って来た電車を見送ります。

■久米川駅北口
都内（東村山市）に入りました。本日の旅は当駅で終了となります。
コンビニに寄ってから宿へ向かいます。

今夜の宿は、駅から徒歩３分にある「ロイヤルイン菊水」です。

■ロイヤルイン菊水
　https://royalinn-hotels.jp/kikusui/

ビジネスホテル　ロイヤルイン菊水 宿・ホテル

宿泊料金は、素泊まりで5150円です。

■本日の移動距離
　・鉄　道… 141.7km
　・バ　ス……85.0km
　　合　計… 226.7km

明日は都内のバスを乗り継ぎます。
寝酒をいただき、明日に備えます。
おやすみなさ～い！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （6）

• yamayuri2001さん 2020/12/08 13:32:21

  BTSさん、こんにちは。

  みそだれ、美味しそうです！
  何にかけても美味しそう！
  それと、ドーナッツもヘルシーで
  美味しそうです！
  
  とても長閑な村の風景に癒されました。
  それから、路線バスで通学するような児童も
  居るのですね。
  そして、静かにバスに乗っている・・・
  こんな子たちが、日本の未来を支えてくれるんだろうなと感じました。
  一方、繁華街の近くで寂しさにたむろってしまう児童も
  数多くいるのが現状ですね。
  ＢＴＳさんの旅行記が終盤に近付くにつれて
  何か、だんだん現実に戻ってしまう気がして
  寂しく感じました。
  
  でも、旅ってそういうものですよね！
  ずっと旅してて、それが日常になったら、
  旅自体の面白さが損なわれますものね！
  
  yamayur2001

  BTSさん からの返信 2020/12/09 07:15:31

  RE: BTSさん、こんにちは。

  
  yamayur2001さまへ
  
  おはようございます。
  いつもご覧いただきありがとうございます。
  
  東松山名物「みそだれやきとり」の味噌ダレは万能で
  キャベツに付けて食べても美味しいですね。マヨを少し
  足しても良いかもしれません。
  辛さがジワジワと来るのは飲兵衛にはクセになります。（笑）
  
  埼玉県唯一の村「東秩父村」、長閑さに癒されました。
  和紙の里でバスを待つ小学生たち、ターミナルでは賑やか
  でしたが、車内では静かに乗っていました。降りるときは
  バス運転士に「ありがとうございました」と、きちんと
  挨拶をしていました。都内では見れない光景ですね。
  この子たちが、純粋のまま成長してくれたらと思います。
  
  旅行最終日は、どうしても現実に戻ってしまう寂しさが
  ありますね。私の場合は、少しでも現実に近づかないように
  旅の〆に飲んで帰ります。（言い訳です）
  
  旅行があるので、普段の仕事が頑張れますね。
  来週は、GO TOを使って旅をしてきます。
  
  BTS

• Tagucyanさん 2020/11/28 00:05:56

  なかなか凝った行動しましたね

  BTSさま
  こんばんは
  
  東秩父村の和紙の里は、もう記憶にないぐらい昔ですが行ったことがあります。バスで行った記憶はあるので、多分同じような乗り継ぎをしたのだと思います。間違いなく、イーグルバスになる前だったと思いますが。
  白石車庫は私もどんなところか前から気になっていたところです。道路事情の関係で今は運休しているんですね。
  
  寄居駅の管理は秩父鉄道だと思うのですがそれぞれに券売機がありますね。パスネットがあった時代は、東武だけ自動改札がありました。バスを降りたところの目の前にあった建物はかつて「ライフ」が入っていましたが、撤退して駅前もすっかり寂れてしまいましたね。
  
  東松山のみそだれやきとり、関越道の高坂SAで食べたことがあります。想像しただけでも美味そうですよね。BTSさんもさぞかしお酒が進んだことでしょう（笑）
  
  東武の川越市駅から、西武の本川越駅への乗換は、本川越駅周辺が区画整理されて便利になりました。昔は駅の周りをぐるっと半周して、今の倍は時間がかかったと思います。当時からこの間を乗りつぐ人は多かったですが。
  本川越を出発して、ちょっとだけ単線なんですよねえ。多分、東上線とＪＲ線をくぐるところの幅が複線分ないのでしょう。名鉄岐阜駅の手前と同じですね。
  
  で、久米川駅で泊まりですか･･･　また、マニアックなところをついてきますね。
  この駅前から立川駅行きのバスが本数多く出ていて、何度か利用したことがあります。
  翌日ここからどちら方面に行くのか楽しみですね。
  
  ---
  Tagucyan

  BTSさん からの返信 2020/11/30 09:57:18

  RE: なかなか凝った行動しましたね

  
  Tagucyanさまへ
  
  おはようございます。
  いつもご覧いただきありがとうございます。
  
  Tagucyanさまは和紙の里行ったことがあるんですね。
  「昔」と書いてあるので、川越観光自動車か東武バスの時代でしょうか。
  今回、乗換えの時間を利用しての取材だったので撮影するだけで終わってしまいました。白石車庫へ行けなかったのでリベンジを兼ねて和紙の里も寄りたいと思っています。
  
  寄居駅のライフが撤退してしまったので駅前は寂れていますね。最近、地方都市では良く見る光景ですね。東武東上線の自動改札機は、他社の切符の誤投入が多いため撤去したらしいです。
  
  以前から気になっていた東松山の「みそだれやきとり」、肉は弾力があり、噛めば噛むほど肉の旨味を味わえます。また、みそだれはジワジワと時間差攻撃で辛さが来ます。これはクセになりますね。また食べたいです。
  
  以前は川越市駅で東武東上線から西武新宿線へ乗換えるのに遠回りしなければならなかったんですね。あの通りには、ついつい寄りたくなるような飲食店がありましたが何とか本川越駅に着きました。暗かったせいもあり、本川越駅を発車すると単線だったのは分かりませんでした。下り電車に乗っていたらポイントの通過音や揺れで分かったかも知れません。
  
  宿は久米川駅近くでしたかが、次回の旅行記を見ていただければ納得していただけるかと思います。
  
  今年も残すところ、１ヶ月となりました。１年が早いですね〜
  来月中旬には、「BTSツアーズ」で伊豆下田へ１泊で行ってきます。もちろん「南伊豆フリー乗車券」です。今年の旅は下田で〆ます。Tagucyanさんは、来月は予定があるのでしょうか。
  
  コロナの感染者が増大し、一部の市ではGO TO トラベルが中止になっています。今後、各都道府県へ広がって行くのではないでしょうか。
  
  BTS[

• Akrさん 2020/11/27 18:15:16

  面白いルートですね

  BTSさま
  
  こんばんは。Akrでございます。
  
  今回の旅行記で「ハブ＆スポーク式」のしくみが良く理解できました。過疎エリアでの公共の足として素晴らしい取り組みだと思います。ただ自治体の補助などは無いのでしょうか。採算性でかなり厳しそうですね。バスターミナルなどのインフラは非常に良い物が使われていますのであとはしっかり根付いて行ってもらいたい所です。
  
  最後のBTSさまのお家芸、「入る」と「飲む」が出て来ました。
  焼き鳥をみそだれで食べるのは珍しいですね。でもこれは絶対に美味いヤツです。
  ホッピーもベストチョイスですね。あとはハイボールあたりも良さそう。
  
  さて、今回のコース、なかなかの迷走っぷりですねえ。
  東松山で「入る」「飲む」で締めかと思いましたらまさかの西武新宿線で久米川へ。これはちょっと読めませんでした。私も30年以上前に西武沿線に住んでいましたので川越の末端区間が単線だったのを知って驚きました(笑)
  
  追伸
  正喜橋。検索しちゃったじゃないですか～(笑)
  生首が浮かんでるとか・・・
  超ビビりなのに怖いもの見たさでつい(笑)
  
  -Akr-

  BTSさん からの返信 2020/11/30 09:05:50

  RE: 面白いルートですね

  
  Akrさまへ
  
  おはようございます。
  いつもご覧いただきありがとうございます。
  
  地自体の補助金についてですが
  埼玉県のHPを見ると国や県から補助金が出ています。
  ・東秩父村路線：「生活交通路線維持費補助金」と「地域乗合バス路線確保対策費補助金」
  ・ときがわ町路線：「市町村廃止代替貸切バス路線確保対策費補助金」
  
  和紙の里のターミナルは立派な建物です。東秩父村の拠点として発展してもらいたいです。いつか、リベンジを兼ねて日帰りで行きたいと思っています。
  
  東松山の「みそだれやきとり」は、以前から気になっていました。やっと食べることができました、この味噌は、後からジワジワと辛さが増してきます。この時間差攻撃にはヤラレましたね。Akrさんも行く機会があれば寄ってみてください。テイクアウトもできます。
  
  今回は久米川で泊まりましたが、これには理由がありまして、詳細については次回の旅行記で公開いたします。
  
  今年も残すところ１ヶ月となりました。１年過ぎるのがが早いですね〜
  Akrさんは12月に取材があるのでしょうか、私は中旬に「BTSツアーズ」があります。伊豆下田で飲んだくれてきます。仮にGO TO トラベルが中止になっても決行します。昨日、横浜駅で「南伊豆フリー乗車券」と「普通列車用グリーン券」を３名分購入しました。
  
  P.S
  まさか、「正喜橋」を検索するとは…ここでは詳細は割愛させていただきますが、Akrさんも好きですね。（笑）
  
  BTS