ＪＡＬどこかにマイル　20回目は大阪へ　　2日目　雨の天橋立・伊根の舟屋・舞鶴を散策

2021/08/12 - 2021/08/14

ここ数年すっかりはまっているJALのどこかにマイル。
コロナ禍の中で先月末19回目のどこかにマイルで出雲に出かけたばかりですが、緊急事態宣言エリア拡大の中お盆休みを迎え、不要不急の外出は自粛しなければいけないのはわかっていながらも20回目チャレンジしてしまいました。
決まった先は、今までで一番近い大阪
コロナ対策のため人の多い中心部は避けて、初日は万博記念公園の太陽の塔と、世界遺産になった百舌鳥・古市古墳群、大阪の3つの一宮神社めぐり、2日目は京都へ移動し日本海側の天橋立と伊根の舟屋、3日目は姫路城と神戸
ざっとこんな感じの計画を立て、京都の二条にホテルをとって連泊しました。
でも今年の盆休みは例年になく雨続きで、3日間通して天気は雨
しかも旅のメインに考えていた天橋立と伊根の舟屋は大雨
雨男の私ですが旅先でずっと雨だったのはコロナ禍での旅を強行した罰が当たったのですかね。
こちらでは2日目の雨の天橋立・伊根の舟屋・舞鶴の赤レンガ倉庫の散策を紹介します。

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目朝起きると雨は上がっています。
でも予報は雨、朝食開始時間までの１時間を散歩します。
ホテルから歩いて５分ほどの二条城の周りを１周します。

元離宮二条城 名所・史跡

二条城から歩いて5分もかからないホテルに2泊しながら、開館時間内にホテルに戻らなかったため、結局今回は城内に入ることがありませんでした。

二条城には過去2度来ていますが、記憶もすっかり薄れているので機会があればまた見てみたいですね。

『二条城』と御池通を挟んで隣接している池泉回遊式庭園の神泉苑。

神泉苑 寺・神社・教会

古平安京が造営された際に桓武天皇によって大内裏に隣接する形で設けられた宮中附属の神苑で国指定の史跡になっています。

神泉苑 寺・神社・教会

広い二条城、1周しただけでホテルに戻って40分ほどの散歩でした。

ザ エディスターホテル京都二条 Comic & Books 宿・ホテル

エディスターホテルの朝食はおばんざいのお弁当
7時から食べれるのですが、これから天橋立に向かうのでフライングして10分前に食べさせてもらいました。

いつものどこかにマイルの旅では空港からレンタカーを借りるのですが、今回は安いプランがなかったので烏丸御池の日産レンタカーで今日一日だけ予約しました。
歩いて15分ほどで着きましたがまだ開店15分前
隣にあったホリーズカフェで時間調整

ホリーズカフェ 四条河原町店 グルメ・レストラン

私は基本旅先では高速道路に乗らない人
今回も天橋立まで一般道をひたすら走ってようやく舞鶴港にある道の駅に到着しました。
8時に烏丸御池を出発して2時間半
ここでトイレ休憩です

道の駅 舞鶴港とれとれセンター 道の駅

日本海の舞鶴港なので新鮮な魚がウリ
海鮮市場を併設しています。

生ガキ美味しそうですが1個600円から700円
観光地価格ですね

先に天橋立を観光する予定でしたが、土砂降りの雨で白く霧のようにもやっていて何も見えないのでスルー
伊根の舟屋へ先に向かいます。
まずはこちらで遊覧船に乗って海から舟屋めぐりを

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

船のダイヤは毎時00分と30分出航ですが、タイミングよく10分後に次の船が出ます。
クルージングは正味25分
料金は1000円でした。
後で知ったことですが天橋立の傘松公園のケーブルカーも同じ会社で運行指定しているようでセット料金で1500円とお得な切符もありました。
知っていればそちらを買ったのですが残念！

船が出港して5分ほどは小雨でしたが途中から強い雨に変わりました。

船のデッキから出ないと写真が撮れないのでデッキに行きましたもうびしょ濡れです。

映画のロケでもいろいろ使われているそうで、この船のあたりの舟屋では釣りバカ日誌の撮影のロケ地になったそうです。

昭和57年の寅さんの29作目のあじさいの恋の舞台にもなってって、マドンナ役のいしだあゆみを寅さんが伊根に訪ねてくる・・・そんなストーリーの撮影もされたそうです。

この3棟切妻の屋根のつながる建物は、順番に江戸・明治・大正時代の舟屋だそうです。

船に乗って乗り場に戻る頃には、雨も小降りになってきました。

海から舟屋を眺めるならやっぱり天気は晴れてほしかったですね。

丹後半島の伊根湾でしか見ることのできない1階が船のガレージ、2階が住居のスタイルの舟屋。
海から見えいるとどんな造りになっているのか中を見てみたい・・・
そう思う人は私だけではないかと思います。

伊根の舟屋は基本的に個人の住宅なので、舟屋内部には許可がないと入れません。

舟屋見学 幸洋丸 名所・史跡

街並みを歩いていて見つけたのですが1軒だけ内部見学ができる舟屋がありました。
それがこちらの幸洋丸です。
公開しているのは1階だけですが、中には昔使っていた漁具や、写真・地図なども展示され、伊根浦の生活を詳しく知ることができます。

200円で見学できますよ。
車で行く際には舟屋の街並みは狭くて車が停められないので手前の駐車場に停めてから歩いていくようです。

海に面して横から見るとこんな感じになっていました。

伊根の舟屋 名所・史跡

こちらは伊根祭で使われる船を格納している舟屋

お昼は先ほど乗った伊根湾めぐりの遊覧船の船長から紹介されたこちらのイネカフェでランチします。

伊根湾を取り囲むようにして建つ1階が船のガレージ、2階が住まい。
そんな伊根の舟屋をイメージして、舟屋の街並みの一角に4年前にオープンした複合施設「舟屋日和」には寿司割烹の海皇とこちらのイネカフェが入っています。

INE CAFE グルメ・レストラン

目の前の伊根湾の海の水面を眺めながら、地元で上がった魚を使ったハワイアンアヒポキ風の海鮮丼。

ハワイアンの味付けの漬け丼で美味しかった！

INE CAFE グルメ・レストラン

窓の外はテラスになっていて船も横付けできるようになっていました。

お店の横の海の中を見ると、岩に張り付いた黒いものは・・・
ウニです。
ウニ取り放題じゃないですか・・・

雨が上がったもののどんより曇り空で海がこんなにきれいなので、晴れていたらさぞかし絶景に違いないですよね

舟屋の街並みは道が狭くて車のすれ違いはぎりぎり
車で行く場合は、2か所ある有料駐車場に停めて歩いて散策するようです。

舟屋の町並み 名所・史跡

船に乗らないと海側の舟屋の写真は撮れないと思い込んで、遊覧船に乗りましたがこうしてみると陸からでも、普通に写真撮れますね。

白い下見板張りの古そうな建物
地方に行くとこんな外観は診療所が多いのですがこれは何だろう？

その少し先にあるのが舟屋の酒蔵「向井酒造」
270年近い歴史ある酒蔵で、令和元年のG20大阪サミットでここで造られている『伊根満開』という赤米を使ったロゼワインのような赤いお酒が、おもてなしで採用されたそうです。
ちなみにここの杜氏は酒蔵の娘さんで、京都で初めての女性杜氏だそうです。

向井酒造 専門店

先ほど見た舟屋の海はきれいでしたが、この辺は緑色に濁ってますね。

今朝天橋立を通った時は土砂降りの雨でしたが、どんよりしてはいるものの今はあがっています。

こちらのビーチは海水浴場になっているようです。
さすがにこんな天気なのでビーチには誰もいません。

予定では天橋立をレンタサイクルで反対側から神社まで走る予定でしたが、それはまた来るときのために楽しみを残しておきましょう。

天橋立 自然・景勝地

結局雨の傘松公園にも上らず股のぞきもなく、天橋立の雰囲気を全く味わうことができませんでした。

こちらは遊覧船の乗り場
先程伊根で乗ったのでこちらはパス

天橋立遊覧船 自然・景勝地

天橋立の渡った先のケーブルカー乗り場の入口にあるこちらの神社は、元伊勢籠神社と呼ばれる丹後の国の一宮

元伊勢籠神社 寺・神社・教会

元伊勢？？？
伊勢神宮に奉られている天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社。

元伊勢籠神社 寺・神社・教会

伊勢神宮のふるさとなんですね。

この門から先の境内は撮影禁止になっていました。

伊根に向かう途中見つけた気になっていたワイナリー
帰りに寄ってみました。
天橋立で江戸の中期から続く老舗旅館直営のワイナリーだそうです。

隣接の葡萄畑は4ヘクタールあって毎年6～7万本も生産しているそうで、本格的なワイナリーなんですね。

ワイン大好きな私
試飲したいところですが今日は車
残念！

店内ではガラス張りの醸造室や地下のワインセラーも見学できます。
2階は地元食材を使ったブッフェレストランになっていました。

港湾都市として栄えた舞鶴の町には、明治から昭和の初期にかけて、
海軍の官舎や倉庫などの施設を中心にさまざまな赤れんが建造物がつくられました。

舞鶴市政記念館 美術館・博物館

舞鶴市役所の隣にある舞鶴赤レンガパークは、重要文化財に指定されている7棟の赤れんがの倉庫群を改装してイベントスペースや展示施設、カフェなどの複合施設として整備されています。

内部は耐震補強されてアートスペースやイベントスペースとして使われています。

2号館は明治35年に旧海軍兵器廠の倉庫として建設されたれんが造の倉庫で、終戦までは砲銃庫として、戦後は市役所の第二庁舎として使われました。

この2階が舞鶴市政記念館として軍港舞鶴の海軍関連の資料が展示公開されていました。

赤レンガ倉庫群の先にある舞鶴港

この赤煉瓦倉庫の間のスペースではガーデンウエディングも挙げられるそうです。

蔦の絡まる赤レンガ倉庫には赤丸ポストよく似合います。
ここは映画のロケ地としてもよくつかわれているそうです。

四条烏丸でレンタカーを戻してホテルの戻る途中路地裏で見つけた京都らしい町屋

今日は結構ハードでした。
さすがに疲れて遠くまで食事に行く気にならず、ホテルの数軒先にあったなか卯で塩だれ豚角煮丼と京風うどんのセットで夕食は簡単に。

今夜もオリンピックを見ながらサービスのいいちこハイボールとチューハイ2杯部屋飲みして就寝しました。
最終日の明日は早めにホテルをチェックアウトして姫路城へと向かいます。
天気予報は雨
結局お盆休みのどこかにマイルの旅は3日間とも雨で終わりそうです。

ザ エディスターホテル京都二条 Comic & Books 宿・ホテル