JALどこかにマイル　1７回目は念願の石垣島へ　　2日目竹富島編

2021/03/06 - 2021/03/07

コロナ禍の影響で昨年の11月JALのどこかにマイルで出かけた帯広の旅を最後に、飛行機に乗る機会がなくなってから4ヶ月。
無性に飛行機に乗って旅に出たい・・・・
そんな思いが募り、気分だけでも旅に出たい・・・・
そんな思いで2月の末に何気に見ていたどこかにマイルで沖縄・石垣・宮古・札幌の組み合わせが。
沖縄方面が3つ入った組み合わせはいまだかつて見たことがなく、思わずポチっとしてしまいました。
沖縄方面の確立が７５％
決まった先は、石垣島でした。
この時点での長期天気予報は晴れ時々曇り
その後はめまぐるしく天気予報が変わり、出発の前日には連日曇り時々雨の予報に
実は私、昔からの雨男で、特に沖縄方面での相性がめちゃめちゃ悪く、10回近く行っていますが、1日中晴天だった天気に遭遇したことが一度もないんです。
今回も1日目はどんよりとした曇り空で、夕方から土砂降りの雨
2日目は予定では小浜島へ渡る予定でしたが、何もない島なので雨が降ると何もやることがないので、予定を変更して15分で行ける竹富島の散策に変更しました。
2日目も夕方まで降ったりやんだりで、結局青空を見ることができたのは夕方5時ころでした。
いつになったら雨男を卒業できるのやら。

エリア 竹富島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日の夕方から降り出した雨は、まだやむ気配がなく降り続いています。
朝風呂ですっきりした後、6時半の朝食開始を待って腹ごしらえを。
沖縄料理も何種類か入っている朝食ブッフェ、美味しかったです。
2日目は小浜島に渡る予定でしたが、予報だと終日雨。
何もない島なので雨だとやることがないので、急遽予定変更で竹冨島に行くことに。

ルートイングランティア石垣 宿・ホテル

時間がまだ早いので石垣島の街の中心部を車で一回り。
ユーグレナモールの入口そばに730と石に刻まれた碑がありました。
これ、沖縄返還後に、車の左側通行に変更された1978年7月30日を記念した碑。
返還後6年、この日が沖縄の人々にとって、この出来事が完全に日本になった記念日なんでしょうね。

７３０交差点 名所・史跡

石垣島から隣の島の竹冨島へは高速船で15分
料金は往復1200円
ＪTAの機内でもらった小冊誌を見せると5％割引になりました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンとして13回もの連続防衛をした伝説のプロボクサー具志堅用高。
今ではすっかり天然ボケのバラエティタレントになっていますが、石垣島出身ということで具志堅用高記念館もあり、等身大と思われるモニュメントが離島ターミナルの桟橋の前にあり、記念写真の人気スポットになっていました。

具志堅用高モニュメント 名所・史跡

船内ではコロナ対策が万全行われていて、竹富島へ向かう15分の間に、マスク着用のチェックに3回も船員さんが回っていました。

船の出航直前まで降っていた雨は竹富港に着いた頃にはあがっていました。

小さな島なので2時間もあれば1周できそうですが、まずは情報収集のため、港の目の前にあったビジターセンターへ

竹富島ビジターセンターゆがふ館 美術館・博物館

島の散策マップが欲しかったのですが、有料だったので館内をさっと見ただけで退出。

道の両側には
デイゴの花が咲いていました。

竹冨島といえば水牛ですね。
道端に放牧されていました。

ヤギもいますね。

今は上がっているものの雨が降りそうなので島の移動はレンタサイクルをやめて歩いて回ることに。

武富島の街並みは沖縄独特の赤瓦の屋根の平屋が多く、屋根の上には魔除けのシーサー乗っています。

竹冨島の集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、集落内に新しく建物を造る際には、細かなルールが決まられていて、地域の景観に馴染んだ建物でないといけないそうです。
そのため、島の唯一の金融機関である郵便局も、シーサーののった琉球赤瓦の屋根の平屋建てで入口には赤丸ポストの建つ、周りの家並みに馴染んだものになっていました。
ここで手紙を出す時に係の人に伝えると、赤瓦屋根とミンサー織の帯、星砂がデザインされた風景印を押してくれるそうです

竹富郵便局 名所・史跡

サンゴの白砂がまかれた未舗装の道をゆっくりと水牛が歩いている。
そんなのどかな光景を見ると癒されます。

竹冨島の代表的な観光のひとつが水牛車観光です。
赤瓦の屋根にシーサーののった沖縄の原風景的な街並みを、水牛の引く牛車ののって、ガジュマルやデイゴなど四季折々の花々を眺めながら、ガイドさんが三線をひきながら歌う沖縄民謡の安里屋ユンタを聞きながらノンビリ巡ります。
竹富港で船を降りると乗り場までの送迎者が港で待っていて予約してのることができます。

水牛車観光 乗り物

竹富島の西集落にあるなごみの塔は竹富島のシンボルタワーになっていて、赤瓦屋根の街並みの眺望できる物見台として人気の観光スポットになっています。
12年前に来た時は上に上ることができましたが、老朽化が進んで数年前に化粧直しをしたものの、強度に問題があるためか狭い階段を上って塔の上に上ることができなくなっていました。

なごみの塔 名所・史跡

現在は党の足元からの眺望になるので以前よりもかなり低い位置で街並みを見下ろす形になります。

沖縄の原風景がそのまま残っている竹冨島の街並み

赤瓦屋根の家々、サンゴの石垣、白砂の道、屋根の上のシーサー

庭に咲いているのはブーゲンビリアやハイビスカスなどの南国の花

そんなのどかな風景を見るにはやっぱり自分の足で歩くのが一番

島を1周してもわずか8キロほどの小さな島なので半日もあれば、のんびり歩いても1周できそうですね。

ほんとのどかな景色ですね

竹富島にある西桟橋は、昭和13年に造られた、竹富島で最初の近代的な桟橋で国の有形文化財に登録されています。

もともとこの桟橋の利用目的は農耕地の少なかった竹富島から水田のある西表島に向かう船の船着き場だったようで、その後は漁に出る漁船の船着き場になり、最近はもっぱら観光客の、きれいな夕陽の見れるビュースポットとして人気になっているようです。

西桟橋 自然・景勝地

澄み切った海に突き出る桟橋から遠くに西表島が見えます。

西桟橋から少し南に歩くとコンドイビーチがあります。
さらさらとしたサンゴの白い砂浜とエメラルドグリーン海が魅力の天然ビーチです。
遠くに小浜島や西表島を眺めることができ、八重山諸島の数あるビーチの中でも、一二を争う透明度を誇り、竹富島で唯一の泳げるビーチになります。
天気が良ければ素晴らしい景色になるのでしょうが、小雨交じりのどんよりした曇り空なので、写真ではビーチの美しさを伝えることが難しいですね。

コンドイビーチ ビーチ

波打ち際に白鷺がいます。

近づいて行ったらさっと飛び去りました。

砂浜を抜けるとまた珊瑚礁の浜に変わります。
また雨が降ってきました。

海岸の木に手作りのブランコが

カイジ浜、別名星砂の浜と呼ばれているビーチです。

このビーチでは星の形をした砂を見つけることができます。
ちなみにこの星の砂は有孔虫の殻なんだとか。
見つけるのは結構大変なので小瓶に詰まった星の砂が300円で売っていますので、お土産には最適ですね。

カイジ浜(竹富島) ビーチ

珊瑚礁の海なので海水浴には向きませんが、水の透明度が高くて、海にはサンゴや熱帯魚が豊富に生息しているためシュノーケリングには最適のビーチです。

カイジ浜の入口に蔵元跡という説明板が建っています。
もともと蔵元というのは年貢を収納する倉のことで、それが転じて役所の意味に変わり、琉球王朝時代には、久米島・宮古・八重山の役所は蔵元と呼ばれていたそうです。
現在は建物などはなくて石垣が残るのみとなっていました。
また雨が強く降ってきました。

竹富島蔵元跡 名所・史跡

石垣島への次の船は10時50分
これを逃すとその次は3時間後の1時50分のため、次の船で帰ることに。

海岸沿いを島の南側まで歩いてきたので港までは歩くと3，40分かかりそうです。

船の時間を気にしながら早歩き
雨は上がったものの天気は相変わらずどんより

船の発車5分前に竹富港へ到着しました。

竹富港 乗り物

島を去る頃に青空が見えてきました。

石垣島離島ターミナルから八重山の離島への定期船運航をしている会社は2社ありますがその一社の安永観光。
石垣島から竹富島・西表島・小浜島・波照間島・黒島・鳩間島の定期便のほかいろんなツアーを企画催行しています。

安栄観光 乗り物

沖縄県最古の木造建造物である桃林寺は、琉球王朝の今から約400年ほど前に、琉球に侵入してきた薩摩藩が、八重山に社寺がなかったため、尚寧王に進言して創建されたとされる、臨済宗のお寺。

桃林寺 寺・神社・教会

入口の山門に配されているのは、沖縄最古の木彫像の仁王像

桃林寺仁王像 寺・神社・教会

沖縄のお寺は本土のお寺とずいぶん雰囲気が違って、どちらかというと琉球王朝の首里城のイメージがありますね。

達筆な御朱印もいただくことができました。
石垣島で御朱印がもらえるお寺はここだけだそうですよ。

隣に立っているのは桃林寺と同時期に建立された権現堂

権現堂 名所・史跡

権現堂の拝殿は首里城の唐波風を模して造られています。

御祭神は和歌山県の熊野大権現で神殿には「いざなみのみこと」、「はやたまおのみこと」、「ことさかおのみこと」の三柱が祭られています。

絶滅危惧種に分類され、100羽しか生息が確認されていないという、八重山諸島だけに生息する特別天然記念物、カンムリワシに遭遇しました。
見つけたのはバンナ公園から石垣島天文台に向かう山の中。
天文台へ行く道は途中崖崩れで閉鎖されていてガッカリ。
仕方なく山道を下る途中、目の前を大きな羽を広げて飛ぶ鳥を発見。
車を停めて、枝にとまったところを至近距離からうまく写真が撮れました。
この後、別なカンムリワシにも遭遇しました。
偶然見かけた石垣島バードウォッチングは、大成功でした。

石垣の市街地近いバンナ岳の自然の地形を活かした東京ドーム60個分ある広大な自然豊かな公園。

バンナ公園 公園・植物園

広い園内には展望台が何か所もあって、海に広がる絶景が楽しめます。

広い園内には整備された広場や森林散策路,等がつり橋などがあって、亜熱帯の植物を身近に観察でき、バードウオッチングなども楽しめます。

カンムリワシ展望台からは先ほどの釣り橋が見ています。

ランチを食べそびれてしまい2時過ぎに、ほとんどのお店がランチタイムが終わっていましたが、こちらは3時まで営業していてここで食事をすることができました。
お寿司屋さん、島料理のお店の看板でしたがいろんなものがあり、とりあえず無難そうなバラちらしを頼みましたが、地元でとれたカラフルな魚の刺身ものっていておいしかったです。
料理の写真を消してしまいお店の写真だけですが、離島から戻ってきて中途半端な時間になってしまった時お勧めのお店です。

サバニ船 グルメ・レストラン

ユーグレナモール 市場・商店街

旧宮良殿内」は石垣の地頭職であった「宮良」氏の屋敷で、今から約200年前の琉球王国の上級士族の屋敷。
琉球様式の赤瓦屋根と、石垣の造りにも特徴があり国指定重要文化財となっています。

宮良殿内 名所・史跡

庭も立派で、同時期に造られた石垣氏庭園同楊、城間親雲上の作とされています。
ここは有料見学施設で200円となっていますが、私が見学に行った際に小銭の持ち合わせがなく、高額紙幣でのおつりがないとのことで見学できませんでしたので、外回りの写真のみです。

沖縄最古の木造寺院の桃林寺のすぐそばにある石垣氏庭園は、国の名勝に指定されている琉球式の琉球石灰岩による石組が特徴的な枯山水庭園。

石垣氏庭園 公園・植物園

今から約200年ほど前の江戸時代の後期に八重山で上級階級だった石垣氏により造られた庭園で、作庭は宮良殿内と同し首里の庭師・城間親雲上（ぐすくまぺーちんと読むそうです）だそうです。

残念ながら門が閉ざされていて中に入ることができず背伸びして覗き込んだだけでした。向かいの家の表札を見ると石垣さんだったので末裔の方ですかね。

桃林寺の道を隔てた目の前にあるのは仲本氏庭園。
琉球王朝の要職を務めていた高級士族の仲本氏の屋敷に作られた庭園です。
これで石垣島の主だった観光スポットは回りつくしました。

帰りの飛行機は19時25分
まだ3時間ほど時間がありますが、あちこち寄り道しながら空港へ向かうことに。

全日空ホテルのある真栄里ビーチの手前にある海岸へ
海岸に小さな祠が
これも御岳なんですかね。

帰る間際になってようやく青空が見えました。

空港へ向かう途中見つけた大浜海岸の看板のある駐車場
ビーチに出るとこんな光景でした。

大浜海岸 (石垣島) ビーチ

石垣島で最も大きな川が宮良川。

宮良川のヒルギ林 自然・景勝地

河口には干潟になっていてたくさんのマングローブが生えています。

実は私マングローブは木の名前だとばかり思っていました。

海水と淡水が混ざり合う川の汽水地帯に生える植物を総じて「マングローブ」と呼んでいるそうで、石垣島ではヒルギと呼ばれています。

干潮時にはたこ足のようなマングローブの根っこが露出してカニやハゼの仲間を見つけることができます。

石垣島空港の飲食店はフードコートになっていて、食事処は石垣牛専門店と八重山そば専門店とこちらの海鮮料理専門店の海鮮・島料理　源の3店舗とスタバとアイスクリーム屋さんがはいっています。

源 空港店 グルメ・レストラン

羽田の到着は22時。
夕食にはちょっと早い時間ですが島料理　源でマグロの刺身のついたそば定食を食べました。

最後に保安検査場を抜けて搭乗口の横にあったＪALのコーラルウェイで琉球ほうじ茶とわらび餅のブルーシールのアイスクリームを。
17回目のJALのどこかにマイルの旅、天気には恵まれなかったものの、石垣島を満喫できました。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港