JALどこかにマイル　26回目は熊本へ　初日は念願の通潤橋放水と高千穂峡のパワースポット・滝めぐり

2022/04/02 - 2022/04/03

週末の2日間でＪALのどこかにマイルを使った旅をするのが、ここ3、4年ですっかり定着した私の旅のスタイルになり、今回で26回目のどこかにマイルは熊本に決定。
いつも2日間の限られた時間を有効に使い旅をするため、朝一番早い時間帯の出発で帰りの便が一番遅い時間の組み合わせを選択しているのですが、今回は何故か帰りの便が17時25分発
そうなると2日目は移動時間の短いエリアでの観光となってしまい行先に制約が・・・
いつものようにホテルとレンタカーだけ予約してのノープラン。
初日は前回見ることの出来なかった通潤橋の放水と、お隣の宮崎県の高千穂峡の真名井の滝とパワースポット巡りをメインに予定を組みました。

エリア 熊本

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつものように羽田空港のパワーラウンジサウスで旅立ちの儀式
カプチーノとトマトジュースを飲んでから搭乗します。

1時間30分ほどのフライトでただいま瀬戸内海上空を飛んでます。

空港でレンタカーを受け取り,まずは最初の目的地通潤橋に向かう途中「白糸の滝」の案内表示を見つけ早速寄り道します。
駐車場に車を停めて滝に向かう階段の横でウラシマソウを発見。

白糸の滝っていろんなところにありますが、共通しているのは幅のある白い糸が流れ落ちるような姿が多いのですが、こちらの滝は２０mほどの落差のある１本の滝です。

白糸の滝 自然・景勝地

ここはパワースポットとしても人気があるようで、今私が立って写真を撮っている岩に乗って両手を広げて大きく深呼吸を３回すると、滝からパワーを授かることができるとか。
もちろん、このあとやってみて、しっかりパワーをいただきました。

阿蘇ミルクファームという看板を見つけ再び寄り道
どちらかといえば小さな子供のいるファミリー向けの施設で、入園料もかかるため入口の牛の写真を撮っただけでスルーしました。

阿蘇ミルクファーム グルメ・レストラン

今回の２日間の足として活躍したのが、こちらのホンダフィット
２日間で３２０キロほど走りましたが、リッター当たり燃費は１８キロ強走りました。

峠道の途中でみつけた菜の花と白い花のコラボ

ようやく通潤橋に到着しました。
前回来たときは豪雨災害の修復工事をやっていてブルーシートで覆われて、放水も見ることができませんでしたが、今回は事前に１３時から放水が行われることを知って、途中寄り道して到着時間を調整してきましたが、まだ放水まで１時間ほどあります。

通潤橋 名所・史跡

通潤橋の裏側に五老ヶ滝という滝があるのを知って行ってみました。
歩くと１５分ほどかかるようなので車で移動。
５分ほどで滝の駐車場に到着。
５分ほど坂道と階段を下っていると滝が見えてきました。
５０mほど落差のあるなかなか迫力ある滝です。

五老ヶ滝 自然・景勝地

この吊り橋を渡って６５０mほど進むと先ほどの通潤橋の裏側に出ることができます。

橋の中央が真正面に五老ヶ滝を見るビュースポットになります。
50ｍの落差のある滝なので迫力ありますね。

こちらが通潤橋の裏側になります。

今から170ほど前の江戸時代の末期の嘉永年間に、四方を河川に囲まれた白糸大地に農業用水を送るため建設された石造りのアーチ水路橋が通潤橋です。

放水時間３０分前になったので正面の位置へと戻りました。

放水口からちょろちょろと水が流れ落ちています。
間もなく放水が始まりそうですね。

１３時を少し過ぎたときに放水が始まりました。
最初は正面だけ
少し時間下がってこの後裏側からも水が噴き出してきます。

橋の下に近づくとかなりの飛沫
長くいたらびしょ濡れになりそうなので早めに退散

角度を変えて少し引いた位置からの放水の様子。

橋の上に人の姿が見えますが、駐車場のある道の駅で５００円の通行券を買えば橋の上を歩くことができます。

最後はサクラとのツーショット
通潤橋の放水は１日にわずか１５分だけ
しかも、毎日放水しているわけではありません。
だいたい週末や祝日は行われていますが、確実に見たい場合は事前にチェックしてから時間を合わせてくることをお勧めします。

通潤橋から車で５，６分の所にある円形分水
円形分水というのは、農業用水を一定割合で分配するために使われる水利設備です。
農地面積の比率によって７：３の割合で２方向に分派されていて、このうち７割が通潤橋に水を運んでいます。

通潤用水の円形分水 名所・史跡

通潤用水の円形分水から1時間ほどで高千穂峡に到着しました。
駐車場に車を停めて真名井の滝へと向かいます。
後ろを見ると一つの渓谷に3本のアーチ橋が架かるのは全国的にも珍しい光景を見ることができます。
昭和時代の「神橋」、昭和時代の「高千穂大橋」（鋼橋）、そして平成時代の「神都高千穂大橋」（コンクリート橋）と三代の橋が架かっていてここから3つの橋を同時に見ることができます。

高千穂大橋 名所・史跡

阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった高千穂峡
たかさが５０mから100ｍもある柱状節理でできた断崖「仙人の屏風岩」

駐車場から真名井の滝へ通じる遊歩道にある高千穂の伝説に残る鬼八が投げたという鬼八の力石

こちらが高千穂峡のシンボル「真名井の滝」

真名井の滝 自然・景勝地

日本の滝百選にも選ばれている名瀑
約17ｍの高さから落ちるこの滝は、高千穂を紹介する様は旅番組やガイドブックには必ず登場しますね。

日本神話では天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命が水種を移した「天真名井」から湧き出る水が水源の滝と伝えられています。

こちらは上流の水の流れによって削られてできた甌穴

高千穂には、日本神話ゆかりの神々を祀る神社が数多く存在していますが、高千穂地方の神社八十八社の総社でおよそ1900年前に創建された古社が高千穂神社。

２本の杉の幹がつながった「夫婦杉」と呼ばれる御神木。
この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで３回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄の３つの願いがかなうと言われているそうです。

高千穂神社 寺・神社・教会

境内摂社の荒立神社
社の中には需要文化財に指定された男神坐像、女神坐像があるそうですがのぞいてみましたが見えませんでした。

本殿の横にある、御祭神のミケヌノミコトが、荒ぶる神である「鬼八」を退治したという伝説をもとにつくられた脇障子。

こちらは本殿右側にある鎮め石
この石に触れ、祈ると悩みや世の乱れが鎮められるというパワーストーンです。

本殿右側にある神楽殿。

ここで毎晩神楽の中から代表的な4番を選び、1時間ほどの夜神楽が行われています。
見てみたいですね。

車で15分ほど移動して天岩戸神社へ到着しました。
ここは日本神話に出てくる天照大御神が隠れてしまった天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体としている天岩戸神話の舞台となった場所。

天岩戸神社 寺・神社・教会

こちらのは一殿の奥は神域になっていて本殿の川を挟んで裏側の御神体の天岩戸の洞窟があります。

天岩戸を見る場合は30分ごとに神職が案内してくれるツアーがあります。
前回来た時は見れなかったので次の回に間に合いうように先に境内を散策します。

こちらの神楽殿では春と秋の大祭の際には神楽が行われるそうです。
ちなみに拝観料はHPによると30000円だそうです。
高い！！

天岩戸神社から岩戸川沿いに歩いて10分ほどのところに天安河原があります。

ここが、天照大神が天岩戸に隠れてしま、天地暗黒となってしまい八百万の神々がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。別名「仰慕ヶ窟（ぎょうぼがいわや）」とも呼ばれています。以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになりました。現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。

天安河原 自然・景勝地

ミステリアスで幻想的な雰囲気のこの場所別名「仰慕ヶ窟」とも呼ばれているそうです。

以前は社のみがあり信仰の対象となっていたそうですが、いつの日か祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになったそうです。

今ではあちこちに積まれた石が、より神秘的で幻想的な雰囲気を醸し出しています。

3時半からの天岩戸の案内に間に合い参加できました。
こちらから先は神域のため撮影禁止になっていたので写真はありません。

本殿の真裏の天岩戸の遥拝所があって岩戸川を挟んだ正面に締め縄の張られた洞窟が見えます。
それが天岩戸でした。

遥拝所で参拝時間も含めて20分ほどの説明でしたが楽しめました。

今から175年前の弘化年間に古くから交通の要衝であった緑川本流最大の難所・船津峡に架けられた石橋。

霊台橋 名所・史跡

全長90mもある巨大な橋は単一アーチ橋としては日本最大のもの。
国の重要文化財に指定されている歴史的建造物です。

2日目に人吉に行こうと思い、今夜の宿は途中の八代のスーパーホテル熊本八代を予約していました。

スーパーホテル熊本 八代 宿・ホテル

スーパーホテルに泊まるのは7，8年ぶりですが、以前と比べると格段に快適なホテルになっています。
部屋はきれいでゆったりサイズ

なんと言っても天然温泉の大浴場があるのがいいですね。
人吉に行くつもりでここを予約しましましたが、明日は帰りの便が5時25分。
人吉に行くと熊本城の散策が厳しくなりそうなので、予定を変更して、明日は世界遺産の天草の三角西港と熊本城散策の予定です。