新緑かがやく山を望む温泉の旅☆〔３〕草屋根の宿　龍のひげ／別邸ゆむた（2021）

2021/05/21 - 2021/05/24

【交通手段】JAL
【宿泊先】旅館 みな和／あそ望タイプ「やまぶき」
　　　　　草屋根の宿 龍のひげ／「くぬぎ」

【行程】
5月21日（金）伊丹空港→熊本空港→旅館 みな和
5月22日（土）旅館 みな和
5月23日（日）旅館 みな和→阿蘇→由布院→草屋根の宿 龍のひげ
5月24日（月）草屋根の宿 龍のひげ→福岡空港→伊丹空港

前回、九州横断の旅をした際、「新緑も綺麗だよね。」とOTTOと話していました。
今回は、阿蘇で見つけた離れのお宿と、数年前からずっと気になっていた由布院のお宿に泊まることにしました。

今回の由布院のお宿は、山の中にある一軒宿。
このお宿は1泊限定なので、限りある時間を、存分に満喫したいと思います！

エリア 湯布院・由布院温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【5月23日（日）3日目】
送迎車で、由布院駅前から移動し、お宿の駐車場に到着。

この右側の小径を通っていくようです。
どんなところか、ワクワクします(^○^)。

緑に囲まれていて、建屋が全く見えません。

草屋根の宿　龍のひげ／別邸　ゆむた 宿・ホテル

フロント棟。
フロントの奥に、お食事処があります。

チェックイン手続きを済ませ、お部屋に案内していただきます。
この細い小径を進みます。

『草屋根の宿　龍のひげ／別邸ゆむた』の全体図。
「龍のひげ」は、全5室の離れ。
「別邸ゆむた」は、ヴィラタイプの全5室。
フロントから、それぞれのお宿へアクセスが異なるので、同じ敷地内にはありますが、全く別のお宿のよう。
共通なのは、フロントとお食事処（個室）だけです。

赤丸が、今回泊まった離れ。

今夜、宿泊する離れに到着。

「くぬぎ」のお部屋。

ドアを開けると、華やかな玄関。

そして、玄関の引き戸を開けると、正面にステンドグラスをイメージしたような扉。
まず、右手のお部屋へ。

リビングルーム。
ソファの後ろに、

少し高さのある琉球畳のスペース。

そのテーブルの上に、お菓子が置かれていました。

畳スペースから見たところ。

[上段]空気清浄機とウォーターサーバー、クローゼット
[下段]お茶コーナー（ドリップ珈琲＆お茶）、浴衣＆作務衣＆足袋

では、廊下の左手のお部屋へ。
このステンドグラス風の扉の向こうは、後ほど（^^）。

寝室。
壁一面に、小窓があり、緑が見えます。

間接照明も、十分明るくて、夜も快適でした。

そして、ベッドの足元側に、2つ目のリビングルーム。
寝室から、2段ほど階段で下がるので、ベッドからも大画面のテレビを楽しめます(^^♪。

こちらは、デイベッド。
滞在中、一番よく座った場所（^^）。

こちらのお部屋も窓が多く、お部屋にいながらも緑を感じられて、本当にステキでした。
こちらにもウォーターサーバーがあり、いつでもお水が飲めて、快適♪

ウォーターサーバーの右手、2～3段の階段を昇ると、

正面には、お風呂。

左手の棚には、内湯用のリネンがセット。

この扉を開けると、

洗い場があり、

大きな内湯（温泉）。

ふたたび、室内に戻り、リネン棚の奥には、

ダブルシンクの洗面所。
華やかな色合いの中央には、すりガラス越しの緑(^^♪。

ダイソンのドライヤーが置いてあり、嬉しい！
我が家は、いつもアメニティは使わないのですが、今回、男性キットも用意されていて、OTTOが喜んで使っていました。
そして、この可愛らしい椅子、座り心地もよくて、私のお気に入り♪

奥には、露天風呂用のリネン＆バスローブがセットされています。
う～ん、完璧(^○^)！

そして、このドアを開けると、

デッキに出られます。
露天風呂（温泉）の横には、休憩用のチェアも。

そして、露天風呂の正面には、由布岳。
なんと絶景(^_-)-☆。

内湯の窓ガラスは、フルオープンにできます。
そして、デッキの奥には、

ソファ席も！

ソファ席からの眺め。
やっぱりこのお部屋は、ゆっくり連泊した～い(≧∀≦)！！

ソファの横から、最初のリビングルームにアクセスできます。

最後に、先ほどのステンドグラス風のドアを開けると、

正面に洗面台。
左手には、

トイレ。
壁紙と間接照明がとても美しくて、眩かったです（^^）。

お部屋のレイアウト。
（※今回も自作ですので、あくまでもイメージ図としてご覧ください。）

では、さっそくお風呂へ。
お天気もよいので、内湯の窓を全開にして、半露天風呂。
柱も、木立に溶け込んで、まるで森の中にいるみたい(*^^*)。

ひとりで入るには、十分すぎる大きさです。

続いて、露天風呂。
こちらも、十分な広さ。
内湯より、若干ぬるめのお湯。

露天風呂と内湯を交互に入ることができ、この眺めをどちらのお風呂からも見られて、本当に最高！！

目の前の山と同じ目線の高さ。
この季節、濃緑に、深緑、薄緑、若葉色、、、数えきれないほどの緑が山を彩っています。

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地

お風呂の後、少し敷地内を散歩。
この苔は、お宿の方々が、少しずつ集めてこられたものだそうです。

離れの入口に咲いていたお花。

お花の縁だけ、うっすらピンクのやまぼうし。

エゴノキの花。
とっても可愛らしい♪
このエゴノキは、将棋の駒にも使われることを、初めて知りました。

今夜からお天気が下り坂なので、この緑をしっかり眼に焼き付けて。。。

夕方、この小径を通って、お食事処へ向かいます。

夕食は、個室。
大きな窓から、木々が見えます。

そして、デッキにも出られます。

OTTOはビール、私は「由布院サイダー」をいただきました。
これは、湯上りにも飲みたい！
お部屋で調べたら、ルームサービスでも、飲めるようです。

【上段】お造り、燻製サラダ仕立て、豊後牛リブロース＆豊後鶏・焼き野菜一式
【中段】地蛸おごのりまき、山女魚柚香焼き、しらすおこわ
【下段】海老の黄金煮＆丸茄子のステーキ、椎茸とたらの芽天ぷら、ご飯と汁物

圧巻だったのは、豊後牛リブロース＆豊後鶏のボリューム！
美味しいけど、他のお食事が食べられなくなっちゃう、、、と思っていたら、スタッフさんが「翌朝のお料理にできますよ。」と言ってくださり、お願いしました(^^♪。

その焼肉の匂いに魅かれたのか、どこからともなく現れたこの子。
最初は、「ブルドッグ(*_*)？？」かと思いましたが、

よ～く見ると、猫でした（^^;）。
スタッフさんに聞くと、この猫は、野良猫の『ゴン太』。
「滅多に出てこないんですよ～。」とひとこと。

近づくと、逃げちゃうので、遠くからそ～っとご挨拶。

すると、そこに、また新たな猫が登場！
まだ子猫のようで、とっても可愛らしい！

白い子猫は、『チビ太』と呼ばれているようで、どうやら『ゴン太』の子どもみたい。
この子は、「ゴン太より、出現率が低いので、とっても珍しい！！」と。

昔は『ゴン太』も、この『チビ太』そっくりだったと知り、あまりの衝撃に、
「ええええ～～～っ(≧∀≦)！」と叫んでしまいました。
その私を、横目で見ながら、「歳月は、残酷だからな。」とつぶやくOTTO（^^;）。

デザートになった頃、スタッフさんが「ゴン太は、お客さまにご飯をもらってるんです。」と。
2回目の「ええええ～～～～～っ(≧∀≦)！」
てっきり野良猫にエサをやってはいけないものだと、、、。

「ゴン太、ごめんね。もう何もあげられるものがないの。」
と話す私たちに、三つ指をついて、深々とエサを懇願するゴン太。
あぁ～、本当にゴメン（>_<）。

夕食後は、ふたたび湯浴み。
虫が入るといけないと思って、内湯の窓は閉めました。

これだけ木々が多いので、夜の露天風呂は、ある程度、虫を覚悟したのですが、全く気になりませんでした（^^）。

【5月24日（月）4日目】
天気予報どおり、夜半から雨に。
前日と一転して、朝から山霞が見える夢幻的な景色。

木々の青葉に、叩きつけるような大粒の雨。

その雨音を聴きながら、露天風呂でまったり。
身体も、心も、ゆ～っくり目覚めていく感じがします。

朝食も、前夜と同じお部屋。

流石にこの雨の中、ゴン太はいませんでした。
OTTOと、「今日はゴン太と逢えないから、エサをあげられないね、、、」と（><）。

朝ごはんは、いろいろなものを少しずつ食べることができます。
この写真以外にも、前夜の鶏の煮物もあり、お腹いっぱい(^^♪。

食後に、ヨーグルトと、珈琲。
ごちそうさまでした♪

フロント前から、「別邸ゆむた」に降りていく階段を覗いてみました。
こちらのお部屋は、結構な段数がありそうです（^^;）。

お部屋に戻ると、雲がかかって、すっかり山が見えません。

由布岳も見えず。。。
最後の湯浴みを済ませ、

チェックアウトまで、このデイベッドで過ごしました。
Bluetoothで、好きな音楽を大音量で聴けて、本当に快適～～！

チェックアウト後は、由布院駅前まで、お宿の送迎車で送っていただき、由布院を散策。

そして、由布院駅から、「ゆふ4号」に乗って、博多へ向かいました。

由布院駅 駅

博多で、またまた初めてみる列車を発見！

「特急ハウステンボス」でした（^^）。
列車がオレンジなのは、オランダに因んでいるのですね！
この時は、回送でしたが、いつか乗ってみたい列車。

特急ハウステンボス 乗り物

福岡空港では、徐々に晴れ間も見えてきて、

福岡空港 空港

機内の窓からは、美しい空。
こうして、今回も無事に終えることができました。

☆☆☆☆☆
「草屋根の宿 龍のひげ／別邸ゆむた」は、評判どおり、本当にステキなお宿でした。
お宿の方針で、1泊しかできないのが、とても名残惜しく、ぜひとも連泊したい離れのお部屋です。
私たちは、猫の『ゴン太』＆『チビ太』と出逢いましたが、スタッフのお話だと、時々鹿も出てくるほど、緑多い山の中のお宿。
温泉は、滞在時は無色透明でしたが、時には、濁り湯になることもあり、大地の息吹を感じられる源泉かけ流しです。由布院へ行く際に、ぜひとも泊まりたいお宿です。

【温泉情報】（温泉分析書より）
◆泉質　　単純温泉　中性低張性高温泉
◆泉温　　51度
◆Pｈ　　 7.8
◆その他　源泉かけ流し（加水・加温なし）

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。