秋麗の由布温泉旅☆《2》由布の彩 YADOYA おおはし

2021/11/09 - 2021/11/12

【交通手段】JAL＆JR九州「ゆふいんの森」
【宿泊先】お宿 五輪花／露天風呂付・別館客室
　　　　　由布の彩 YADOYA おおはし／特別室「利休鼠」

【行程】
11月 9日（火）伊丹空港→福岡空港→由布院→お宿 五輪花
11月10日（水）お宿 五輪花→由布院→由布の彩 YADOYA おおはし
11月11日（木）由布の彩 YADOYA おおはし
11月12日（金）由布の彩 YADOYA おおはし→由布院→福岡空港→伊丹空港

もともと旅行をするにあたっては、ほとんど私がお宿選びを担当していたのですが、コロナ以降の国内旅行においては、お宿選びにも積極的に関与するOTTO(*^^*)。
今回の由布院は、いずれもOTTOセレクトのお宿です。

2日目から2泊するのは、離れのお宿。
どんなお宿か、楽しみです。

エリア 湯布院・由布院温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【11月10日（水）2日目】
由布院駅で、お宿の送迎車にピックアップしていただき、10分ほどで到着。

由布院温泉 由布の彩YADOYAおおはし 宿・ホテル

屋根のついた廊下を進み、

右手を眺めると、HP等で見ていた景色。
残念ながら、由布岳は雲に覆われていて・・・（>_<）。

まずは、母屋「雲母」で、チェックイン手続きをします。
この母屋の中に、お食事処もあります。

「由布の彩 YADOYA おおはし」は、全14棟が全て離れ＆露天風呂内湯付き。大浴場はありません。
そして、大人２名専用なので、静かにおこもりするには、ぴったりのお宿です。

今回滞在するのは、赤丸のお部屋。

滞在中、朝・夕の食事の際に、この赤い橋を渡りました。

その赤い橋から見た眺め。

私たちの離れは、右手です。

少し階段を下って、

到着！
うわぁ、立派な門構えで、「離れ」というより、もう「一軒家」です(^^♪。

玄関へと、石畳のアプローチが続きます。

今回、お世話になる「利休鼠」。

玄関。
正面が窓ガラスで、明る～い。

下駄箱の上に、一輪挿し。
こういう心遣いが、旅館だなぁ～と感じます。

玄関の右手へ進み、

まず、洗面所とトイレ。

さらに進むと、

お部屋が広がっていました。

手前の左手に、キッチン！？
スタッフの方に伺うと、以前、お部屋食を提供されていたことがあり、その時に使われていたとか。な～るほど（^^）。

冷蔵庫は、ペットボトルのお水が無料。
ビール・コーラ・ウーロン茶は、有料です。

キッチンのお隣にある和室。

こちらの座椅子は、回転式。
高さもあり、書き物や作業がしやすく、和室は私の専用ルームに。

お茶菓子（上段）。
お茶は、ドリップ珈琲と緑茶が、各4袋。
たっぷり飲ませていただきました（^^）。

和室の奥に、リビングルーム。
お部屋の入口右手に、

クローゼット。
館内着、浴衣に、羽織。
籠の中には、アメニティ。
女性用には、ドクターシーラボの基礎化粧品セット＆パックが、男性用には、洗顔料・化粧水・養毛料が入っていました。

大きなソファ。
座り心地がよかったらしく、こちらはOTTO占有。

ソファの後ろには、ドレッサー。
私は、お庭も見えるこの一角が、結構好きでした。

窓際から見たお部屋。

最後に、寝室。
少し段差があり、他のお部屋より、高くなっています。

大容量＆静音タイプの加湿器。

もちろん私は、加湿器のある左側のベッドを選択。
お肌が乾燥することはありませんでした(*^^*)。

この日は、生憎の曇り空でしたが、ベッド上から由布岳が望めます。
寝室だけ高くなっている理由は、これだったのですね～。

窓を開けると、広いデッキ。

お庭に出られるみたい。
小雨が降っていたので、のちほど出てみることにします。

寝室からの眺め。

こちらの離れ、と～～～～っても天井が高いのです。
夜、冷えるのでは・・・と心配しましたが、全く問題ありませんでした。

リビング側には、素敵な高窓も。

では、最後にお風呂。
和室から、外に出ます。

そして、こんなところにも、くつろげるスペース(+_+)。

外気に触れますが、屋根もついているので、雨でも平気です。

引き戸を開けると、脱衣所。

脱衣所には、ヒーターも置かれていました。
日中に使うことはありませんでしたが、夜は冷え込んだので、助かりました。

内風呂と洗い場。

内湯も、温泉。
こちらの内湯も、何度か利用しました。

そして、ドアを開けると、大きな露天風呂。

このスペースが広くて、休憩用のベンチもありました。

前日泊まった「五輪花」の岩風呂より、ふた回りほど大きく、大浴場の露天風呂といってもいいほど。
屋根もついています。

お部屋のレイアウト。
（※自作ですので、あくまでもイメージ図としてご覧ください。）

ひと息ついて、早速湯浴みタイム。

お部屋のマッサージチェアは、結構使い込まれていて、私には少々痛すぎましたが、OTTOは大喜び。
露天風呂→マッサージ→ソファで休憩→露天風呂→マッサージ→ソファ・・・・と、滞在中、ず～っと数えきれないほど、このループを繰り返していました（^^;）。

夕食の18時には、すっかり暗くなっていて、

お庭や母屋の照明が、とってもキレイ。

こちらのお宿のオーナーは、別府の精肉店を経営されています。
毎晩、その日に使われるお肉の産地と個体番号が、食事処の前に表示され、この日は、大分の黒毛和牛でした。
楽しみ～～～♪

お食事は、掘りごたつの個室。

【上段】八寸、美山サーモンの昆布締め、OTTOのビール
【中段】飛龍頭、茶碗蒸し、大分産黒毛和牛
【下段】「蘭王」卵、「蘭王」を使ったプリン

1日目は、すき焼きをいただきました。
スタッフの女性が、すき焼きを作りながら、お肉にまつわる説明をしてくださいました。
・数年前から、豊後牛の4等級以上を『おおいた牛』と呼ぶことになったこと
・また、豊後牛の繁栄には、「糸福」という雄牛が貢献してくれたこと

OTTOと勉強になる～!と話していたのに、美味しいお肉に夢中になり、食べ終わった頃には、ふたりとも「糸福」の名前をすっかり忘れて、もう一度教えていただきました（^^;）。

そしてデザートのプリンは、「当店自慢です！」と説明されましたが、本当にその通り。コクがあって、とっても美味しかったです。

美味しい食事を楽しんで、お部屋に戻る頃には、綺麗なお月さまが昇っていました。
明日は、お天気かな。

夕食後、露天風呂に入っていたOTTOが、「ちょっと来て～～～～！」と叫んでいるので、行ってみると、

なんと、カエルが湯浴み(@_@)！！
なんでも、OTTOが露天風呂に入っていたら、横から「僕も～！」と、進入してきたそうです。

写真ではわかりませんが、とってもちっちゃくて、全長2センチほど。カエルが苦手な私でも、「可愛い～～～！」と思えるほどのミニガエル。
その後、露天風呂は、ミニガエルさんの貸切にしました（^^）。

【11月11日（木）3日目】
思ったとおり、朝からお天気でした。
＜ベッドからの眺め＞

お庭に出てみようとしたら、デッキが濡れています。
どうやら、明け方まで、雨が結構降ったみたい。

お庭から見た「利休鼠」。

由布岳の雲は、常に動いているのですが、なかなか山頂が晴れることはなく、、、仕方がないので、朝ごはんを食べに行きます。

少しずつ、いろいろ食べられるのが、嬉しいです。
土鍋に入っているのは、「だご汁」。
この「だご汁」がとっても美味しくて、2人で完食しました。

朝食後は、敷地内を探検。

母屋の反対側にも、離れがあります。

可愛らしい色合いの離れ。
この奥に、自販機＆喫煙コーナーがありました。

母屋に戻って、フロント前のロビー。

ロビーからも、由布岳が見えます。

そして、フロント前通路に、お土産コーナー。

先ほど、卵かけごはんをした「蘭王」。
近所なら、お土産に買いたかったな。

赤い橋の右側には、

鯉の餌が置いてあります。
朝食前には、エサが置いてあったのに、なくなっていました（涙）。
あ～、残念！と思って、よく見てみると、「鯉がダイエットのため」と書かれていて、何となく鯉に親近感が湧きました(^_-)-☆。

緑のネットの中には、鯉の赤ちゃんがいっぱいいました。
この池で生まれた赤ちゃんたちですが、上空から鳥が狙って来るらしく、ネットの中に入れて、守っているそうです。
早く大きく育ってね♪

滞在中、他の宿泊客とも、ほとんど顔を合わせることはなく、お散歩ものんびりできました。

朝食後も、由布岳は、雲がわずかにかかっていて、全貌を見ることができず。。

午前中、のんびり湯浴みをしていたOTTO。
またまた、私を呼ぶ声が、、、(-_-;)。
昨日のミニガエルがいるのかと思って、覗いてみると、

「ミニガエルがいなくなったので、どこにいるのかと探していたら、こんなところにカエルの置き物が！！」
と、興奮気味のOTTO。
まさか、昨夜のミニガエルとこのカエルの置物には、何か関係が、、、と勘繰るOTTO(^^;)。

2泊目の夕食は、鹿児島産牛肉のしゃぶしゃぶです。

先付に、お造り、蕪蒸しに、里芋饅頭。
里芋饅頭、美味しかった～。

昨日と同じスタッフの女性が説明をしてくださったのですが、実はこの方、女将さんでした。どうりで、豊富な知識をお持ちなのですね（^^）。

この日も、おおいた牛と鹿児島牛の違いや、「かぼす」について、いろいろ教えていただきました。

最後に、お鍋を雑炊にしていただき、身体も心も温まりました。

【11月12日（金）4日目】
最終日も、良いお天気ながら、由布岳には笠雲がかかり、なかなか山頂は顔を出してくれません。

高窓から、青空がキレイに見えます。

2日間、お世話になった個室。

この日の土鍋は、湯豆腐。

こちらのお宿のお食事は、ボリュームがちょうどよく、毎回完食。
美味しいお食事、ごちそうさまでした。

お宿の送迎車で、由布院駅まで送っていただきました。
ちょうどその時、由布岳の山頂を望むことができました(^^♪。

由布岳の山頂は、この数日の冷え込みで、雪が増えています。最終日に、この雄大な由布岳にご挨拶ができて、よかったです。

列車の時刻までの時間を使って、、昨夜女将さんから勧められた旬の「かぼす」をたくさん買いました。
帰りの福岡空港でも販売されていましたが、なんと5倍ほどのお値段(◎_◎;)！。
由布院で買っておいてよかった～♪

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地

少し早めに、由布院駅のホームに入りました。
ホームに足湯があることを、今回初めて知りました(+_+)。

由布院駅 駅

この日は、晴れてはいましたが、雪が降ってもおかしくないほど寒く、足湯をする気分ではありませんでした。
季節の良い時なら、の～んびり足湯もいいかも。

由布院駅足湯 温泉

復路も、往路と同じく、最後車両の一番後ろの座席を指定。
今回は、進行方向を向いて座りましたが、隣席の方々は、列車マニアっぽく、後方向きでした(^_-)-☆。

ゆふいんの森 乗り物

☆☆☆☆☆
「由布の彩 YADOYA おおはし」は、のんびりと、おこもりするには最適なお宿でした。
お食事は、九州各地の美味しいお肉を厳選し、さらに地産地消の食材をふんだんに使っており、とても美味しく、ボリュームも適量で、大変満足のいくものでした。
温泉は、昼夜、適温に調整されており、いつでも入ることができたのは、嬉しかったです。湯浴みの数を重ねるにつれ、じわーっと温泉の成分が身体に浸透していく感じで、とても優しいお湯でした。
スタッフの方々も、少人数ですがテキパキと動かれ、ホスピタリティもあり、心地よいお宿でした。
美味しいお肉を食べたくなったら、行きたいお宿です。

【温泉情報】（温泉分析書より）
●源泉名　おおはし温泉
◆泉質　　単純温泉（弱アルカリ性低張性温泉）
◆泉温　　40.3度
◆Pｈ　　 8.2

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

大分空港 空港

この旅行記へのコメント （1）

• salsaladyさん 2021/12/18 10:08:39

  由布岳もすでに雪に覆われ～

  ☆今年の初冠雪ニュースが比較的早めに報じられ、「大分って南国だったのに¿」と感慨深いというか、不安が。。。
  
  ☆その昔、中学生の冬休みに「雪中登山」なるものが有り、由布岳の頂上を目指した経験が有りますが、か弱い❓JKにとっては厳しい冬山、大嫌いな体育の暴力先生が腕をとって一緒に歩いてくれたことに複雑な気持ちが有りました。（好きな先生だったら嬉しいけれど）。。。
  
  ☆湯布院の宿はすっかり高級志向に傾いて、庶民の宿はなかなか普及しませんね。一生に一度くらいなら泊まってみたいけど、近くに住んでいると遠い存在～