みたび九州、今度は横断☆温泉の旅☆【2】由布院散策＆山荘わらび野（2020）

2020/12/07 - 2020/12/12

【交通手段】ANA＆亀の井バス＆九州横断バス＆JR豊肥本線
【宿泊先】
●AMANE RESORT GAHAMA／ガハマタワー最上階 特別室（1泊）
●山荘 わらび野／メゾネットラグジュアリースイート（1泊）
●山みず木別邸 深山山荘／特別室C【洋間＋寝室＋内風呂+露天風呂】（2泊）
●地獄温泉 青風荘／離れ（1泊）

【行程】
12月7日（月）伊丹空港→別府空港→観光港→AMANE RESORT GAHAMA＜ガハマテラス＞
12月8日（火）AMANE RESORT GAHAMA＜ガハマテラス＞→別府→由布院→山荘 わらび野
12月9日（水）山荘 わらび野→由布院→黒川温泉→山みず木別邸 深山山荘
12月10日（木）山みず木別邸 深山山荘
12月11日（金）山みず木別邸 深山山荘→黒川温泉→阿蘇→立野→地獄温泉 青風荘
12月12日（土）地獄温泉 青風荘→立野→熊本空港→伊丹空港

九州縦断の旅が２回続いたので、３回目はとうとう九州横断の旅をするしかない！！と、先日の旅からすぐに、また旅立ちました(^^)。
もともとの予定は、熊本空港発着でのシンプルなプランだったのですが、コロナ禍で交通アクセスがとても悪く、いっそのこと、別府から入って九州横断するのはどうかとOTTOからの提案。う～ん、その方が現実的かも！と進めてみたところ、別府空港から由布院の直通バスも運休。え～～～っ( ；∀；)。そこで、やむなく別府で前泊となり、今年一番の長旅となりました。

ここ数年、何度か旅の計画に入ってくるものの、外国人観光客が多く、なかなかOTTOからOKが出なかった由布院。
今回、ようやくOTTOから、「由布院に行ってみようか。」と。
「由布院に行く時には、このお宿！」と決めていた『山荘 わらび野』に泊まることにしました(^^♪。

エリア 湯布院・由布院温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【12月8日（火）2日目】
別府駅から、路線バスに乗って、由布院へ向かいます。
お天気は、どんより曇り空。

別府公園 公園・植物園

どんどん坂道を上っていきます。
バスに乗っていても、硫黄の香りが漂い、湯けむりも見えました。

亀の井バス (湯布院 - 大分空港) 乗り物

山間に入り、城島高原を通り、

眼下には、由布院の街が見えてきました！
定刻どおり、由布院に到着。

由布院散策の時間があまり取れなかったことと、人が多そうだったので、「ゆふりん号」に乗ります。
観光辻馬車とすれ違いました(^^）。

観光辻馬車 乗り物

１つ目のバス停「岳本」で下車。
別府からの移動は、路線バスより、乗り心地のよい「ゆふりん号」がおススメです。

金鱗湖。
思ったより人が少なく、歩きやすかったです。

金鱗湖 自然・景勝地

修学旅行生たちが、アヒルに先導してもらっていました(#^.^#)。

湖の中には、鯉がたくさん泳いでいて、華やか。

今回、天祖神社へは参拝しないので、遠くから手を合わせました。

天祖神社 寺・神社・教会

金鱗湖の説明や歴史が書かれていました。
初めてゆっくり読んだかも(*^^*)。

金鱗湖を、の～んびり散策できました。

亀の井別荘のカフェで、休憩します。
まだ紅葉が残っていて、とってもキレイ！

金鱗湖から大分川へ流れる小川を渡り、

紅葉に誘われて、テラスへ上がりました。

こんなに見事な紅葉が見られるとは、思っていませんでした(^^♪。
そして、どこからか、グレゴリオ聖歌が聴こえてきました。
美しい紅葉と、厳かな音楽に癒されます♪

「茶房 天井桟敷」は、あいにく満席。
順番待ちをしている間に、周辺を散策します。

「鍵屋」で、お土産を買ったり、

有名な亀の井別荘の手前まで、行ってみました。
お宿は、この奥みたいです。
いつか、こちらのお宿にお世話になる日が来るといいなぁ(*^^*)。

亀の井別荘 宿・ホテル

スタッフが階下まで迎えに来てくれました。
店内が30席しかないので、すぐに満席になってしまうそうです。

店内は、すごくゆったりした空間になっていて、白い壁に、梁がステキ！

2階にある隠れ部屋のようなお席に、案内していただきました(^^）。

2階は2席しかなく、テーブル間もすごく離れているので、プライベート感たっぷり。
これは、長居したくなります♪

窓からの景色は見れないけれど、まさに「天井桟敷」です(*^^*)。

地域共通クーポン1000円セットに魅かれて、来店したのですが、残念ながら終了しているとのこと。
私は、有名なモン・ユフを、OTTOはヨーグルトケーキ。

外で流れていたグレゴリオ聖歌は、実は店内から流れているのだと、気づきました。
スタッフの方に伺うと、
『由布院は、その昔、“キリシタンの桃源郷”と言われていて、信者の墓地や、今もステンドグラスの美術館もあるんですよ。グレゴリオ聖歌が流れるスピーカーは、1階の大テーブルと、2階にしかないので、こちらのお席はよく聴こえるので、愉しんでいってくださいね。』
と教えていただきました。
写真のひょうたんがスピーカー♪

下の「鍵屋」で、トラピストクッキー＜大分トラピスト修道院＞が販売されていたので、どうしてなのかと不思議だったのですが、由布院はキリスト教に所縁のある地だったのですね。

極上のひとときを過ごすことができました。
またいつの日か、再訪したいお店です。

この日は風もなく、暖かい日でした。
こういう日なら、人力車で観光もいいかも(^^)。
ちなみに、この壁の向こうには、「もくあみの杜」というモールが出来ていました。覗いてみたかったけど、人が多かったので、素通り。

小川沿いの道を、ゆっくり散策。

住宅街を抜けて、スヌーピー茶屋から、湯の坪街道へ出てみました。

うん、これくらい人通りなら、歩けそうです(^^)。

湯の坪街道 名所・史跡

お店の軒先に並んでいた置物に、吸い寄せられました。

もう、どれも可愛すぎる～～～(*≧∀≦*)。
ひとりひとり少しずつ表情が違って、OTTOとどの子がいいか、熟慮を重ね、気に入った子たちに、我が家に来てもらいました（^^）。

その横には、こんな大きな子もいて、お賽銭を入れて、ご挨拶。
「おともだちを連れて帰るけど、大切にするね！」と伝えました(^^)。

由布院駅に戻ってきた頃には、ずっと雲に隠れていた由布岳が、きれいに見えました（^^）。

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地

こちらから、お宿の送迎車に乗せてもらいます。

由布院駅 駅

レセプション棟前で下車。
チェックイン手続きをすませ、早速お部屋へ。

由布院温泉 山荘 わらび野 宿・ホテル

「山荘 わらび野」は、全13室のお宿。
基本1棟2室ですが、このお部屋だけ、1棟貸し。

お部屋の名前は、「椿」。

大きな扉を開けると、玄関もお部屋も日田の石貼。
この床は、床暖房になっていて、ずっと素足で過ごしました。

広～いリビングルーム。

テーブルの上には、ウェルカムスイーツのカヌレ。

リビングルームの奥から見たところ。
正面右側に、水廻り。

廊下の右手に、ミニキッチン。

グラス類は、ガラスで統一。
冷蔵庫の中は、全て無料。

廊下の左側には、トイレ。

廊下の正面に、ダブルシンク。

タオルウォーマーに、アメニティ類。

リネンも、ひとり各種2枚ずつ、用意されていました。

奥に内風呂。

洗い場も広く、そのままお庭に出入りできそう。

内湯。
十分な広さです。

内湯ですが、網戸がついているので、外気を感じながら、湯浴みできます。

そのままお庭に出てみたら、正面に由布岳！

もう一度、お部屋に戻り、左手のドアの向こうへ。

こちらは、寝室。

枕元のパネルに、照明の調整やコンセント＆USBがまとまっていて、使いやすかったです。

クローゼット。
こちらは使用しませんでした。

ソファの後ろに、階段があります。

階段下のドアを開けると、

こちらもクローゼット。
１泊だったので、こちらのクローゼットを使いました。

ひとり分ずつ、バスローブ、パジャマ、部屋着、羽織ものがセットされています。
女性は、ワンピース。シンプルなのに、可愛いデザインで、気に入りました(^^♪。

では、階段を上がります。

3～4人で宿泊する際には、ここが寝室になるみたいです。

こちらも、全面窓！
いい眺めです。

2階は、露天風呂。
内湯より、ちょっと熱めのお湯。
お風呂の真上は屋根があるのですが、

お風呂横のスペース分は、屋根がないので、綺麗な青空が見えました。

テラスに出てみると、意外と広～い。

う～ん、特等席ですね(^^♪。

反対から見たところ。

お部屋の探検が終わったので、次は敷地内を見てみようと思います♪

お部屋のレイアウト。
※公式HPより

私たちのお隣の棟。
こちらは、メゾネットタイプですね。

そして、反対側の棟は、1階タイプのお部屋。

チェックインしたレセプション棟の横を通り、まずはお宿の入口へ行ってみます。

お宿のエントランスは、こんな感じだったのですね！

大きな紅葉が、と～っても美しいです。

木立の中に、溶け込んでいるレセプション棟。
コンクリートなのに、遠目から見ると、木々に馴染んでいるように見えて不思議です。

レセプション棟に再び、入ります。

フロント横に、小部屋があり、ショップになっています。
小さな美術館のショップのような空間で、いいなぁ～と思いました。

敷地のMAP。
赤い丸は、泊まったお部屋。

湯浴みをして、湯上りに2階のテラスへ。

湯上りには、ちょうどいい気温で、由布院を眺めながら、夕暮れのひとときを過ごします。

目の前の木の枝に、鳩が止まってました。
この鳩、私がテラスで過ごしている間中、ず～っとここに佇んでいました。
きっと鳩も、この眺めが気に入ったのかな(^^）。

日が暮れたら、お庭がライトアップされました。
夜も、いい雰囲気です♪

夕食は、レストラン棟へ。

このレストラン棟は、夜になると、一気に華やぎます。

入口に入ったところには、大きな窓ガラスのスペース。

私たちは、個室に案内していただきました。
そして、以前気に入ったカベルネの赤グレープジュースがあり、もちろんオーダーしました(^^♪。

食前酒と焼き茄子のお浸し。

【上段】豆乳チーズと蟹味噌の柚釜、カリフラワーの豆乳スープ、お刺身
【中段】巨砲ソルベ、クエとキノコの包み焼き、大分和牛ステーキ
【下段】わらび野自家米、止め碗、デザート
どのお料理も、繊細なお味で、器や彩りも美しく、一品一品味わっていただいていたら、2時間も経過していました（^^;）。

お部屋までの数分、まるで森の中を歩いているような気分になりました。

温泉のお湯の音だけが響く、静寂。
露天風呂から、夜空の星を見上げて、なんと贅沢な湯浴み(*^^*)。

【12月9日（水）3日目】
5時半に起床。
由布岳を、さまざまな色の雲たちで取り囲んでいるみたい。

レストラン棟の前に、椅子が２脚。
座ってみたかったな～。

前日と同じお部屋。

たっぷりのサラダに、いろいろな種類が少しずつ盛られた朝ご飯。
ゆっくりといただきたいところでしたが、由布院からのバスの時刻の関係で、急いでいただき、8時40分には、お宿の送迎車で由布院駅まで送っていただきました。

『みたび九州、今度は横断☆温泉の旅☆【3】黒川温泉街＆山みず木別邸 深山山荘（2020）』に続きます。

☆☆☆☆☆
「山荘わらび野」は、2016年の熊本・大分地震で、3年間休業していたお宿。
2019年にリニューアルオープンした時から、ずっと行きたい！と思っていました。実際に訪れてみると、お部屋に入った瞬間から、すべてが心地よく、連泊にしなかったことを後悔しました。
お部屋、温泉、お食事、そしてスタッフのサービスと、どれをとっても満足のいくお宿でした。今回は、滞在時間が短かったので、新緑の頃に、連泊で再訪したいなぁと思います。

【温泉情報】（温泉分析書より）
●わらび野温泉　由布の湯
◆泉質　　アルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性高温泉）
◆泉温　　60.3度
◆Pｈ　　 9.0

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• 暴れナメクジさん 2021/02/06 17:33:51

  すっきりしました。

  arc-en-cielさま、こんにちは。
  
  初めて書き込みさせて頂きます。
  
  やっぱり「わらび野」は良い宿ですね～
  なるほど、「メゾネットラグジュアリースイート」
  だけが1棟貸しだったんですね。
  
  今まで「メゾネットスタイリッシュスイート」との
  違いが分からず、一時期GW旅行用に予約を入れて
  いた時も（どうみても同じ部屋だし、この金額差は
  何なんだろう？）とずっとモヤモヤしていました。
  
  でもおかげ様ですっきりです。有難うございます！
  
  
  
  それはそうと、ずっと前から気になっていましたが…
  
  『す　ん　ご　い』旅行頻度ですね！！
  
  しかも全部良い宿！
  
  しかも全部平日（驚）
  
  しがないサラリーマンの自分には到底真似できません（涙）
  
  
  中でも「侘桜」「雲仙九州ホテル」「うめひびき」そして
  「わらび野」の4つは、自分が一昨年ぐらいから泊まりたいと
  思い続けている宿で、それをわずか2か月足らずで達成とは…
  
  これからもうらやましがらせて頂きます（笑）
  
  暴れナメクジ

  arc-en-cielさん からの返信 2021/02/06 19:52:59

  Re: すっきりしました。

  暴れナメクジさま
  
  初めまして！
  以前より、暴れナメクジさんの旅行記を拝見し、スタイリッシュな旅のスタイルに、とても憧れていました。
  今回、メッセージ＆フォローしてくださり、ありがとうございます（^^）。
  
  >やっぱり「わらび野」は良い宿ですね～
  >なるほど、「メゾネットラグジュアリースイート」
  >だけが1棟貸しだったんですね。
  
  お部屋の違いって、難しいですよね。
  私も、事前にいろいろ情報収集していくものの、実際に泊まってみて、初めてわかることが多いです。
  「山荘 わらび野」の「メゾネットラグジュアリースイート」は、一棟貸しということ、そして由布岳が正面に見えるということで、少々お値段が高く設定されているみたいです。
  私たちの宿泊した「椿」のお隣の「柊」だと、眺めはあまり変わらないと思いますが、恐らくお部屋指定は難しいかもしれませんね。。。
  機会があれば、ぜひ泊まってみてください♪
  
  >『す　ん　ご　い』旅行頻度ですね！！
  >しかも全部平日（驚）
  
  ・・・やっぱりそう思われますよね～（^^;）。
  OTTOは、以前は東京でサラリーマン生活を送っていたのですが、現在は地元の関西で自由業をしております。ありがたいことに、ふたりとも、ネット環境さえあれば、仕事に支障がないのです。
  昨年の４月以降、数件予約していた海外旅行がすべてキャンセルとなり、その予算を使って、以前から国内で泊まりたいと思っていたお宿に、宿泊することにしました。
  その後、GOTOトラベルが始まったので、我が家の家計にとっては大助かりです！
  とはいうものの、助かった分も、次の旅行につぎ込んでしまっているので、本当のところは助かっていません（^^;）。
  
  まぁそういうこともあり、人も少なく、お宿の予約もとりやすい平日に、テレワークをしながら旅を続けてきました。いわゆるワ―ケーションというものでしょうか。最近は、宿ホッピングが加速しており、昨年の11月＆12月は、もう我が家は旅行バブルに陥っていました(*^^*)。
  
  11月に訪れた「Miru奄美」は、暴れナメクジさんの旅行記を、大変参考にさせていただきました。
  「Miru奄美」も実際に訪れてみると、思っていた宿泊設備とは少々違うことがあり、部屋を途中で変更したりと、やはり実際に体感してみないとわからないのが、旅の醍醐味ですね。
  この「Miru奄美」での滞在で、OTTTOと私はすっかり自然溢れる奄美大島に魅了されてしまい、今年も再訪したいと考えています。
  
  暴れナメクジさんが候補とされている４つのお宿は、全て自然が豊富で、癒されるお宿だと思いますので、ぜひお時間があれば、訪問してみてください（^^）。
  
  このような不自由な環境が早く終息し、以前のように、自由に旅行（特に海外旅行）ができるような状況になってほしいものですね。
  まずは、お身体にくれぐれも気をつけて、お過ごしください。
  
  引き続き、暴れナメクジさんの旅行記を楽しみにしています♪
  
  arc-en-ciel