2019/07/01 - 2019/07/03
21位(同エリア150件中)
ポポポさん
この旅行記スケジュールを元に
3日目は早朝サンモリッツ駅から氷河特急に乗り、クールで下車しました。
クールからはツアーバスでアンデルマットまで行きそこで昼食。その後フルカ峠を越えてサースフェーへ。
サースフェーでミシャベルアルプスを見て、その後バスでテーシュへ。ここでシャトル鉄道に乗り換えツェルマット行くという長丁場の一日、今回はそのうちの氷河特急の旅行記です。
7月3日の旅程
サンモリッツ ー クール ー アンデルマット ー フルカ峠 ー サースフェー ― テーシュ ー ツェルマット(泊)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
7月3日、旅行3日目です。
本日は朝7時2分発の氷河特急に乗車するため朝食は5時30分からでした。
そのため早めに起きてレストランに行く前にまだ写真を撮っていないところを写真に収めておきました。
ここはホテルのフロントです。天井のシャンデリアが素敵でした。ホテル レーヌ ビクトリア サンモリッツ ホテル
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フロントの隣にある待合談話室。シックな色調がホテルの風格を表しているかのようでした。
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では朝食会場のレストランへ。
昨日は食事の写真を写していなかったので、今日はその写真を撮っておきましょう。
ここは各種ジャム。 -
刻みミックスフルーツ。スイカもあります。
ここだけ見ればアジアのホテルみたいです。欧州のホテルにしては珍しくこのホテルでは果物と野菜が豊富でした。ホテル レーヌ ビクトリア サンモリッツ ホテル
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新鮮な野菜のテンコ盛りです。このホテルは少なくなるとすぐに補充されるので気持ちが良かったです。
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果物はこれ。昨日もこのくらいだっつたかな。
果物はいつもバナナ、短時間でたべられるからです。ホテル レーヌ ビクトリア サンモリッツ ホテル
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これ何だったかな。私は食べていないので分りません。
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ハムにチーズ類。種類は結構多かったと思います。
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パンですが、これはほんの一部。丸い硬いパンや食パンもありましたよ。
飲み物は写していませんがジュースがオレンジ、マルチビタミン、グレープフルーツ、ミックスジュース。牛乳とミネラルウォーター、珈琲に紅茶、ハーブティーでした。
私の食事の写真はありません。昨日とほとんど一緒ですから。
食事の後はサンモリッツ駅までバスで移動しました。
今朝のサンモリッツは鈍よりとした曇り空、今日は天気が悪そうです。 -
サンモリッツ駅地下の中央通路の両側には鉄道敷設時の様子がモザイクタイルで描かれていました。
サン モリッツ駅 駅
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鉄道技師や鉄道工夫たち。
サン モリッツ駅 駅
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ランドヴァッサー橋もありました。
さて、添乗員から発表された今日の天気予報は、晴れ、曇、雨、雷雨です。これ昨日と同じだ。
今日も天気がどうなるか分からないと言うことかな・・・。 -
我々が乗る氷河特急の車両です。出発は7時2分、そのため6時35分にはホームに上がりました。
昨日のベルニナ急行は席は自由でしたが今日はクジ引きだそうです。各々くじを引いていきますが私はクジ運が悪いので嫌な予感がしました。
我々が乗る車両は2等車です。我々と同じく名古屋セントレア空港から出発した阪急トラピックスの別のツアー客も一緒で車両は満席でした。
そのため我々の車両は日本人観光客専用車になってました。
私は氷河鉄道の写真を撮って車両に乗ることにして、まずは車両の後ろの方に。
写真方向が先頭車両側。氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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こちらは車両の後方です。
氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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氷河特急はこの車両を撮らないと。
これで氷河特急の記念写真は終わり。ただし人物無し。氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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車両は景色が見れるように天井の一部もガラス窓になっていて、パノラマ車両と呼ばれています。
我々の車両は2等車、クジで指定された席は進行方向右側、窓側乍ら進行方向とは逆の座席のため外の景色が見にくい席でした。
本当にクジ運の悪い男ですね。大人になってクジ運が良かったことは一度もない。
ただ、運を使い切るよりはいいかと自分を納得させます。
しかし、この列車に限っては座る座席が景色の良し悪しを決定してしまうので、氷河特急への魅力も期待も無くなりました。
サンモリッツ発の氷河特急は進行方向左が絶対に良い席です。ランドヴァッサー橋は左座席でないと見れませんし。え
我々はサンモリッツからクール間の乗車でしたが、左座席の方が圧倒的にいい景色が見れます。左車窓は切り立った断崖や深い谷、冠雪の山々などドラマチックな景色の連続です。片や右座席は大部分が森林の木々、製材所や採石場、工場など山岳風景はほとんど見れませんでした。さらにランドヴァッサー橋も見れません。
サンモリッツ初の氷河特急は絶対に左座席に座ってください。(ただしサンモリッツ~クール間)
さらに氷河特急の悪い点を2点ほど・・。
①座席の真ん中に備え付けのテーブルがあるため、自由に左右の席を移動することができません。
②窓ガラスは固定式で開けることだできません。そのため写真を撮るとガラスにデつの景色が映り込んでまともな写真がとれません。
景色の映り込みを防ぐ写し方はカメラのレンズを押し付けて撮るほかはありませんが実際は写し難いです。
そのため、列車への興味は失せてしまい、写した写真は少ないのです。氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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7時2分定刻に列車はサンモリッツ駅を発車しました。
空は鈍よりとした曇り空。曇りの天気予報がまずは当たり。
これは左車窓の景色を右座席から写した写真。車中の明かりが映り込んでいます。
鈍よりした天気のため外の景色は映り込みません。
右車窓の景色は森林ばかりで無味乾燥な連続です。なお椅子の脇にイヤホンをセットすると日本語による説明を聞くことができました。 -
氷河特急は世界一遅い特急列車と呼ばれています。
サンモリッツからツェルマットまで291の橋と91本トンネルを抜けて行きます。列車は人里離れた山間を縫い、険しい岸壁や牧歌的な山村の側を通り抜けて行きます。
今回は通りませんが、クールからアンデルマットに行く途中には線路の最高峰オーバーアルプ峠があるそうです。 -
7時40分を越えたあたりから天候が回復し晴れてきました。今日も天気予報は当たり(笑)。
写真は列車が右にカーブするときに写した山の景色。 -
山間部の景色。光の指し方や写す方向によって、反対側の景色が窓ガラスに映り込まない時もありました。
この写真はそんな時に写したもの。まずまずの出来の写真だと思います。 -
上記と連続で写した山村と山の風景。
うまい具合に光が入らずに写真が写せましたが、右座席から写した左車窓の景色はほとんど光や景色が映り込んでいました。 -
ベルギュンにある「アルブラ鉄道博物館」です。建物は鉄道線路の側にあったため、大きく写ってしまいました。
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左車窓の山の風景。左車窓では素敵な風景が連続で現れましたが、右車窓に座り、かつ進行方向と逆の座席に座っていては景色の確認が遅れてしまうため、シャッターチャンスを逃してしまいます。
そのため写真はほとんど写せませんでした。 -
たまに写した左車窓の景色。
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添乗員から「皆さん、もう少ししたら左側にランドヴァッサー橋が見えてきます。」との案内がありました。
私は隣に座っていた添乗員に移動してもらって通路に立ちました。右座席ではランドヴァッサー橋は見えず、写真も撮れないからです。
通路に立つとすぐに左車窓側の人々から「あそこに見えた。ランドヴァッサー橋。」と言う声を聞き、すぐにシャッターを切ったのがこの写真。
これ、ランドヴァッサー橋ではありません。よく似ていますがこの石橋がランドヴァッサー橋が現れる前兆なんですって。
この後列車はトンネルに入り、トンネルを抜けたらすぐにランドヴァッサー橋が左に見えるそうです。 -
左車窓の空間にレンズを構えて待つこと僅か、短いトンネルを抜けると、すぐにグレーの石橋が車窓に飛び込んできました。
ここで事前準備に失敗。スピードに対応できるようにシャッタースピードを挙げてシャッター速度優先にしておくべきでした。
橋は左に大きくカーブしているため左に傾きさらに小刻みに振動するので通路では踏ん張れません。
そのため左座席の背に体を預けてシャッターを切ったものの、写真はブレていました。
この写真、失敗のピンボケ写真です。ランドヴァッサー橋 建造物
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さらにもう1枚写しましたが、これは何とか見れる写真でした。
しかし写した時はランドヴァッサー橋の中間点をすでに過ていたので、写した橋脚が短く迫力に欠ける写真となってしまいました。
すぐに後ろを振り返り列車の後部と橋に向けてシャッターを切りましたが、窓ガラスに光と他の風景が写り込んでしまい不本意な写真になってしまいました。
さて、氷河特急がランドヴァッサー橋を渡る時間はほんのわずかです。橋を見逃さないようにしましょう。ランドヴァッサー橋 建造物
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ランドヴァッサー橋を過ぎればさしたる風景もないだろうと思っていましたが、左車窓では素敵な景色が見れました。
写真に写したものの、やはり他の景色が写り込んでいました。 -
こちらは右車窓の景色。右車窓でもたまにはこのような景色に出会えました。
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同じ景色を広角で。
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この車両は我々が乗車した氷河特急の先頭車両部分大きく左にカーズした時に写した写真です。
ピンボケ写真でした。今日はピンボケが多いな、頭もピンボケになっているのかな。グレッシャー・エクスプレス(氷河特急) 山・渓谷
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右車窓の景色が続きます。
天候が回復したので車窓の景色が奇麗でした。スイスらしい景色というとやはり左車窓の方が良かったです。 -
途中こんな町も通過しました。ここはどこかな?分からない。
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所々雲が厚い場所もありましたが・・・。
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しばらく進むと雲が切れて、こんな素敵な景色にも出会えました。
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そして9時10分にクールに到着。我々はここで列車を降りました。
氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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クール駅構内の様子。
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クール駅です。駐車場で待っているツアーバスに今から乗車します。
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クールからアンデルマットに向けて出発しました。クールからアンデルマットへは氷河特急でも行けるのに、なぜクールで下車したのでしょうか。
サンモリッツ発の氷河特急はクールまで来ると、そこから折り返してツェルマット行きになります。この列車にそのまま乗っていればアンデルマットまで行けるのですが、バスの方がアンデルマットに早く到着するのです。
バスがアンデルマットに到着したのが11時10分、氷河特急がアンデルマットに到着するのは11時52分でした。これでバスに乗り換えた理由が分かりました。 -
こうしてバスはアンデルマットに向けて出発しました。
クールからアンデルマットまでの景色は雪を頂く山岳風景もあれば牧歌的な草原の景色もあり、平行して走る列車や峠から見下ろす町の景色などが見れました。
道路の両側には美しい景色が広がっていました。次回はこのようなバスの旅をお送りいたします。
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